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大友良英+山本精一 - 『ギター・デュオ』

大友+山本.jpg



大友良英+山本精一


大友良英+山本精一ギター・デュオ OTOMO YOSHIHIDE YAMAMOTO SEIICHI GUITAR DUO
リリース:2008年9月28日
製品番号:FMC-041

ARTIST : 大友良英+山本精一
TITLE : ギター・デュオ


JJazz.Net"VOICES"では毎回、様々なアーティストからの最新メッセージをお届けしています。今回は、日本のみならず世界でもっとも注目されているギタリスト2人、大友良英さんと山本精一さんに伺いました。


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わたしにとって山本精一となにかをやるというのはライフワークです。このアルバムはその第一弾に相応しい内容です。 <大友良英>


「フィード・バック」と「ドローン」の違いは何処か、あるいは本質的に同じなのだろうか、私自身は、このセッションに於いて、時間と音について考えていた。「ムービング」にあっては、音の中心、定点の絶えざる変様。住所不定のギターの勝手気ままな彷徨とそれに対する、演奏者の意志的働きかけを記録した断片である。 <山本精一>





[[[ 大友良英 PROFILE ]]]

1959年生まれ。ターンテーブル奏者 / ギタリスト / 作曲家として、日本はもとより世界各地でのコンサートやレコーディング等、常にインディペンデントなスタンスで活動し、多くのアーティストとコラボレーションを行っている。また、映画音楽家としても、中国 / 香港映画を中心に数多くのサウンドトラックを手がけ、ベルリンをはじめとした多くの映画祭で受賞、高い評価を得ている。近年はポスト・サンプリング指向を強め、「Ground-Zero」のプロジェクトに代表されるようなノイズやカット・アップ等を多用した大音量の作品から、音響の発生そのものに焦点をあてたスポンティニアスな作品へと、ドラスティックに作風を変化させている。Sachiko Mと結成した電子音響系プロジェクト「Filament」で徹底した脱メモリー音楽を指向する一方で、伝統楽器とエレクトロニクスによるアンサンブル「Cathode」や、60年代のジャズを今日的な視点でよみがえらせる「大友良英 New Jazz Quintet」等をスタート。他にも邦楽器の為の作品の作曲、多方面でのリミックス、プロデュース・ワーク等、多忙を極める。


大友良英 HP



[[[ 山本精一 PROFILE ]]]

音楽家。1958年、兵庫県尼崎市生まれ。
1980年代後半よりBoredomsにギタリストして参加。並行して自身のリーダーバンドである想い出波止場や羅針盤を結成。90年代に入ってからは、電動歯、赤武士、ザ・ハッピー・カウボーイズといったBoredomsのメンバーとの別プロジェクトや、Novo Tono、Rovo、Ya-To-I、Mostといったバンドに参加し、ギタリストとして、あるいはコンポーザーとして中心的な役割を担う。21世紀以降も、TEEM、Para、カオス・ジョッキーなどのプロジェクトを次々と始動。加えて、国内外のミュージシャンとのさまざまなコラボレーション、さらには映画音楽にいたるまで、ソロを含め、多彩な音楽フィールドでジャンル・バスターのごとく活動を展開する。
ミニコミやライナーノーツ、音楽誌、文芸誌への寄稿も多く、1999年にはギターマガジン誌に1994年から連載していたエッセイ「ギタバリョー」他を収めた単行本「ギンガ(リットーミュージック)」を上梓。また、自身のCDジャケットのデザイン、イラストも手がけている。


山本精一 HP



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