feed markRSS
JJazz.Net Blog Title

#56 安田寿之

TOSHIYUKI_YASUDA_320.jpg



安田寿之

AUTUMN SESSION... / PECOMBO + TOSHIYUKI YASUDA
レーベル:MEGADOLLY
リリース:2008年09月06日
製品番号:MD0805

ARTIST : 安田寿之
TITLE : 所詮音楽、という純粋性


JJazz.Net"SOMEBODY"では毎回、色々な方に「大切な人」について語って頂きます。
今回は、2008年9月6日にPECOMBO + TOSHIYUKI YASUDAとしてアルバム『AUTUMN SESSION... 』をリリースされた、安田寿之さんに伺いました。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


今春発売のSeñor Coconut「Around The World」にロボ声と共同アレンジで参加した。Atom Heart氏には、音楽自体のみならず、音楽に対する姿勢や精神も多大な影響を受けていて、まさに師匠である。
世界中の名曲をラテンという出来上がったスタイルでカバーする理由は、音楽のピュアな部分を引き出したいからだろうと思う。例えば、100年後、名曲のオリジナルとラテンカバーヴァージョンを聞いた時、どちらがオリジナルでどちらが先か、なんて言うことは関係なく、ただ「いい曲だ」というだけですよね?そういうコンセプトが、Señor Coconutだと思う。
音楽をしっかり客観視する影響から、僕はロボットというビューポイントで人間を描写する「ROBO*BRAZILEIRA」を始めたので、それがAtom氏の耳に届き彼のアルバムに参加招待してもらったことは、自然なことかもしれない。
モテるために音楽をやっている、等という薄い利己とは正反対の地点にある「所詮音楽」というユーモアのある視点を、だからこそ純粋に感じさせてくれたAtom氏に今後もフィードバックできるような活動をしていきたい。



[[[ 安田寿之 PROFILE ]]]


電子音楽をベースに様々なジャンルを制作する音楽家、作編曲家、プロデューサー。ロボット「ROBO*BRAZILEIRA」としてブラジル音楽を歌う。MEGADOLLY レーベル代表。元Fantastic Plastic Machine。
Towa Teiとの共作、須永辰緒のMix CDへの参加、Señor Coconut/Isabelle Antena/東京プリン/佐藤竹善の制作などの内外・ジャンルを問わないボーダーレスな制作を行うとともに、CM/中野裕之監督映画/篠山紀信写真映像作品/桑原茂一コメディ作品/維新派や升田学のパフォーマンスなどへの音楽制作も多数。
Les Siestes Électroniques(フランス)、Sonarsound Tokyo、Apple Storeなどでライブを行う。
最新作は「Pecombo + TOSHIYUKI YASUDA: AUTUMN SESSION...」。



安田寿之



[[[ LIVE INFO ]]]


【2008.10.26 (sun) 16:00-】
[Earth Garden]
live at 代々木公園

【2008.11.1 (sat) 19:00-21:00】
[AUTUMN SESSION... OFFICIAL RELEASE LIVE]
live at Tower Cafe(恵比寿)

【2008.11.9 (sun)】
live at Terminal Lounge(高輪)

【2008.11.24 (mon)】
live at Apple Store, Shibuya


この記事のトップへ↑

アーカイブ