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Roberto Fonseca @モーション・ブルー・ヨコハマのライブレポート届きました!!

先日JJazz.Netでライブご招待しておりました、
ロベルト・フォンセカの公演がモーション・ブルー・ヨコハマで行われました。
当選者の方よりメッセージが届きましたのでご紹介させて頂きます。

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【Roberto Fonseca】
1.23(土)2nd stage @モーション・ブルー・ヨコハマ
出演:Roberto Fonseca(p,key),Javier Zalba(sax,fl,cl),Omar González(b),Ramsés Rodríguez(ds),Joel Hierrezuelo(per)

RobertFonseca.jpg


この度はありがとうございました。大満足のライブでした。
夜7時半頃に仕事が終わって直行してきた彼と倉庫内で食事を済ませ、いざ3階のモーション・ブルーへ。
会場入り口の長いトンネルが青いイルミネーションにより幻想的な雰囲気を放っていて、この時点でワクワク度相当高しです。

実は私この手のライブは初めてだったんです。なので勝手が分からず少し緊張もしていました。
トンネル先の会場入り口のレセプションにて名前を告げると係の方が丁寧にご案内してくれました。

そして「フォンセカ氏の鍵盤と手が良く見える席」というリクエストの結果、
結局色々悩みましたが会場入って左奥の4人掛けテーブル席窓側をチョイス。
席に着くと一人ワンドリンクかワンフードとの事なので私はワイン、彼はボトルビールを注文。
店内は清潔感あふれていて壁の「赤レンガ」も良い雰囲気。
奏者を待つステージ上の楽器達もまだスポットライトを浴びていないせいかリ ラックスした感じ。
「今晩のお客さんはどんな人かなぁ」なんて楽器同士で話しているんでしょうか。

5人の奏者が会場左端から入場し、場内は一斉に歓迎の拍手。
私達からの目線では真正面からの入場でやや左の中央ステージへ。一団の最後尾にフォンセカ氏がいます。
黒革のつばが一周あるつやつやした帽子を被っていて濃紺のサテン生地っぽいシャツに黒系のパンツ。

英語で二言三言簡単な挨拶をし、いざライブスタート。
演奏は「素晴らしい」の一言です。ベースの低音は床を地響きのように鳴らし、
ドラムは耳をつんざく様に鳴り、パーカッションは心地よいリズムを空気を伝って届けていました。
人間って凄いなぁ、楽器を使ってこんな風にリズムを作り出すことが出来るんだって改めて思いました。
5人の息がピッタリ。正確無比、とでも言いましょうか。
個々のソロは独立したメロディを奏でているのに要所はきっちり合わせて来るんですよねぇ。
ピアノの鍵盤を弾いているのにドラムの音が出てる!見たいな感じ。

フォンセカ氏のピアノもまた凄い。テンポの良い曲、裏方的な曲、鍵盤を綿で弾く時もあれば、
鍵盤を岩でたたく様に弾く時もある。これら全て同じ人間が弾いているとは思えない表現力は凄まじいものがありました。
体が大きくてがっちりしているから尚更そう感じたのかもしれません。
右手で他の奏者に指示を出すこともあれば体を振って曲中の入るタイミングを合わせている時もありました。
そして演奏中にペットボトルの水を飲んだり、左手で額の汗を拭ったり、マイクの位置を前後にずらしたり、
背中を丸めて弾いたり、背筋をピンと伸ばして弾いたり。鍵盤を連打する時は手の残像が上下に残っていました。
ライブならではの、機械的にCDを聴く事では絶対に分からない、人間的な部分を感じました。
コレですね、醍醐味は。一曲終わるごとに場内の拍手がどんどん大きくなっていくのを感じました。

そしてライブは大興奮のうちに終了し、惜しみない拍手のなか5人はまた1列に並んで退場。
しかし拍手がすぐにそのままアンコールのリズムの拍手に変わった途端、その間10秒位でしたでしょうか、
すぐに再入場してきてくれた時はその速さにちょっと笑ってしまいました。もっともったいぶって再入場するかと思っていたので(笑)
アンコールで1曲演奏してくれてライブは本当に終了。聴いて良し、見て良し、感じて良しのライブでした。

お会計の行列に並び、済ませてコートを羽織って倉庫を出ると左手には豪華客船 「飛鳥Ⅱ」が綺麗にライトアップされて停泊中。
倉庫の控えめなライトアップと相まって丁度良い感じ。そのまま空を見上げると冬の寒くて澄んだ空にキラキラと星が瞬いていました。
都心でもこんなに綺麗に見えるんだね、と話しつつ終電ギリギリだったのでやや急ぎ足で馬車道駅へと向かいました。

さて、今回は本当にありがとうございました。二人共大満足で感謝の気持ちでいっぱいです。
仕事中にJJazは私のパソコンで活躍してくれています。これからも引き続き良い番組を期待しております。

「もふもふ」さんより
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妻と二人で行ってまいりました。
妻は、生のJazz演奏が初めてで当然にJazzホールに来るのも初めてで大変喜んでおりました。
子供たちを、じいちゃんの家に預け、久しぶりに、夫婦水入らずで現実逃避できる時間を堪能させていただきました。

実は、「ロベルト・フォンセカ」さんの音を聞くのは初めてでしたが彼のピアノ演奏は圧巻でした。
あんなにもすばやく手が動くものなんだろうかと二人とも目を丸くしながら演奏に聞き入っておりました。
競演されていた、サックス奏者の方の演奏もとてもすばらしかったです。
生演奏のJazzは、やはりすばらしかった!!

すばらしい経験をさせていただきました。
本当にどうもありがとうございました。

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