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Miya presents "Connecting People" #5

フルート奏者、Miyaさんが国内外問わず行く先々での出会いをつなぎ、音楽の輪を広げていく
「Miya presents "Connecting People"」。

6月中旬から7月中旬に出かけたヨーロッパでの模様を全五回にわたってお届けする最終回です。

今回のゲストは、最高に面白い!!
ベルリンのマルチ・アーティスト、Wolfgang Geargsdorfさんです。

ウォルフガングさんは、様々な分野で活動されています。
「音楽」、「パフォーマンス」、「演劇」、「文学」、「絵画」、「彫刻」、「映像」、そして「におい」。

これだけ多岐に渡る活動ながら、それぞれを連携させながら展開しているということや、
その話しぶりからもわかるように、とてもエネルギッシュでロジカルな方です。

活動のスケールが大きい!

例えば、大きな木琴を作って演奏するそうですが、その木琴の一番低い音を出す鍵盤の大きさは、
長さ12m~14mで、設置するのに150m2の広さが必要だそうです。
おもしろすぎる。

そして、彼の最近の活動で重要なものが「においの研究と展示」。
これは、耳に対してではなく、鼻に対しての楽器(オルガン)で、
音の代わりに無限の種類のにおいを演奏できるそうです。
めちゃくちゃ面白そうじゃないですか!?
オーディエンス、というか嗅ぐ人たちの反応を想像するだけでもワクワクします。
しかもこれまた、重さ400kg、長さ4mだそうです。

今回も様々な人との出会いを深めたMiyaさん。
インターネットで手軽に情報を得ることができるようになりましたが、
自らがそこに赴き、体験すると、やはり情報の「深度」が違うことを見せつけられたような気がします。

このプロジェクトのために、動画編集も一歩一歩学び始めたMiyaさん、お疲れ様でした!
また、次のアクションを楽しみにしています。

ウォルフガングさんが演奏されているのはヨーグルトのカップという
「キッチンミュージック」と題されたセッションもお楽しみください!

[Text:樋口亨]


Miya オフィシャルサイト


<参考リンク>
Wolfgang Georgsdorf
http://georgsdorf.com/


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