feed markRSS
JJazz.Net Blog Title

JAZZ ODYSSEY vol.1 feat 石若駿 @ JZ Brat

ジャズにおける新しい冒険、チャレンジ、旅="JAZZ ODYSSEY"を掲げお送りする
新しいライブシリーズが始動します。

第一回目は日本ジャズの若き至宝、ドラマーの石若駿をフィーチャー。
(石若駿さんについて詳しくはJJazz.Netインタビュー記事にて)

即興セッションを行うのはビート/ポップシーンで引っ張りだこの人気キーボーディスト/
トラックメイカー/プロデューサー、Kan Sano。
そして、ラッパーとして音楽家としてクリエイティブな活動を続ける環ROY。
お二人とも石若駿とはこの日がファーストセッションとなります。

また、当日は石若駿がセルフ・プロデュースした最新作『songbook』を、
石若駿"songbook"プロジェクトバンドとして演奏。

ジャズの即興性、アイデア、スキルを駆使したセッション。
JZ Bratがまさしく16周年を迎える記念日に相応しい、新しいジャズイベント。
貴重な一夜となること間違いありません。


Jazzodyssey600.jpg


【JAZZ ODYSSEY vol.1 feat 石若駿
 -JZ Brat 16th Anniversary Special-】

ジャズにおける新しい冒険、チャレンジ、旅="JAZZ ODYSSEY"を掲げお送りするライブシリーズ。気鋭のジャズミュージシャンに焦点を当て、様々なスタイルでセッション&コラボレーション。JZ Bratのアニバーサリー当日に迎える、記念すべき第1回目は、各方面から絶大な支持を受けるドラマー石若駿をフィーチャー。


【タイトル】
JAZZ ODYSSEY vol.1 feat 石若駿-JZ Brat 16th Anniversary Special-


【日時】
2017年5月24日(水)
Open 17:30
1st Start 19:30
2nd Start 21:00


【メンバー】
<1st Show>
石若駿(dr)
Kan Sano(key)
環ROY(rap)

<2nd Show>
石若駿"songbook"プロジェクトバンド
石若駿(dr,p)
角銅真実(vo,per)
西田修大(g)
オチ・ザ・ファンク(b)
高橋アフィ(dr)


【会場】
JZ Brat SOUND OF TOKYO
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2階
URL: http://www.jzbrat.com/access/
JR:渋谷駅 南改札西口より徒歩3分。


【料金】
入替なし 予約¥4,800 当日¥5,300

※未就学児童の入場はご遠慮頂いておりますので、予めご了承くださいませ。
※チャージに飲食代は含まれておりません。
※お一人様一品以上のご注文をお願い致します。


【予約】
ご予約はこちら(JZ Brat)

電話でのご予約(受付時間は平日15:00~21:00)
TEL:03-5728-0168


【主催】
MUSIC ODYSSEY


【公演詳細】(JZ Brat)


【JAZZ ODYSSEY facebookページ】


「朝から夜/太陽から月/潮汐/拍動/呼吸/瞬き/月経/セックス、リズムはさまざまです。
音楽という時間の中で、規則的に繰り返される音。という意味以外のリズムでも遊べたら素晴らしいなと思います!」
環ROY


「僕が駿に出会ったのは、彼が11才の時、彼の地元の札幌に行った時だった。その頃からすでにミュージシャンとしての才能を発揮していて、高校で上京してきた彼と頻繁に共演し始めてからの彼の成長ぶりには目を見張るものがあり、とにかく一緒にプレイするのは常に刺激的で楽しかった。
エリートでありながら動物的な感覚もバランス良く合わせ持ち、音楽を幅広く知っているトータルなミュージシャンとしての彼の存在は、いろんなタイプの音楽をやる僕にはとても重要。何せ彼のようなミュージシャンは日本には少な過ぎるので貴重でもある。今回のイベントも非常に楽しみ。常にその場の音楽を高みに持って行くことの出来る駿のプレイが光るライヴとなるでしょう。」
TOKU


「母親のお腹の中にいる胎児はどんな風に世界を感じているのだろう?
『SONGBOOK』に収められた石若駿と角銅真美とのコラボレーションでは、僕らのほとんどが忘れてしまった「この世界がはじまる手触り」をちょっとだけ思い出させてくれる。
いくつもの切り口で語ることの出来る石若駿のサウンドだが、その根底にあるのは僕らが日常生活で重ね着しているバリアを一瞬ですり抜け、不意に心の深部に触れてくる赤ん坊の手のような柔らかさと鋭さではないだろうか。そんな彼の側面を日本語で表現するためにベストマッチだった角銅真美とのSONGBOOKプロジェクトバンドは、今回の「JAZZ ODYSSEY vol.1 feat 石若駿」公演が初のステージとなる。
次々に溢れ出てくる新しいアイデアをどんどん実現していく力を持つ彼のことだから、この組み合わせがまた見れるとも限らない。そう思って彼らの音楽を聞きに出かけたら、思いがけず懐かしい自分に会えるかも知れない。」
角田隆太(ものんくる)


「『2.0.1.1.』というアルバムを聴いたときに「あれ、これは僕が好きな音がほぼ入ってるかも。」と思ったのは今でも覚えている。
それ以来、僕は生演奏とプログラミングを、ジャズやヒップホップやハウスやJポップを自在に横断してしまうKan Sanoの音楽の大ファンになっしまい、彼が僕が好きなジャズミュージシャンと共演してくれたらいいなとずっと思っていたところで、それが石若駿で実現してしまうことに思ず興奮してしまった。更にそこに環ROYが加わるなんて本当に夢のような企画としか言いようがない。
タイプの全く違う「ライブミュージシャン」たちが見せてくれる予想のつかないセッションが今から本当に楽しみです。」
柳樂光隆(音楽ライター)


「僕がJJazz.Netで石若駿にインタビューをしてから1年経つか経たないかの頃、あるライブの打ち上げで彼は突然切り出した。「よし、今日で『Cleanup』は終わり!次の事しよう!」。その数ヶ月後にリリースされたのが『songbook』だった。
僕の中で石若駿は、どんどん新しい事を思いついては進路を変えて色んな人を巻き込んでいく「台風の目」。この日のセッションも石若駿の名前が無かったら全然想像できない組み合わせでしょ?超絶ドラマーとしての彼と、ソングライターとしての彼、両方を一夜で観られるこの日が今から楽しみです。」
花木ヒカル(音楽ライター)



Shun Ishiwaka『Songbook』



Kan Sano Live ! 宍戸留美×津田大介 Oil in Life Vol.96より



鎮座DOPENESS×環ROY×U-zhaan / サマージャム'95



shun ishiwaka450.jpg

石若駿 http://www.shun-ishiwaka.com/

1992年 北海道清里町生まれ。札幌市出身。幼少からクラシックに親しみ、13歳よりクラシックパーカッションを始める。
2002~2006年まで札幌ジュニアジャズスクールに在籍し本格的にドラムを演奏し始め、その間、Herbie Hancock(p)氏、日野皓正(tp)氏、タイガー大越(tp)氏に出会い多大な影響を受ける。
2004年、日野皓正quintet Live(六本木アルフィ) にゲスト出演。
2006年8月、日豪交流派遣事業によりシドニー「オペラハウス」にて演奏。12月、日野皓正special quintetのメンバーとして札幌にてライヴを行う。2007年金澤英明(b)氏、石井彰(p)氏とトリオを結成し、ツアーを行う。三笠宮寛仁親王主催の「愛のコンサート」に 出演し日野皓正(tp)氏、渡辺香津美(g)氏、山下洋輔(p)氏らと共演。
2008年3月、ボストンバークリー音楽院タイアップの「グルーヴ・キャンプ 」を受講し「バークリーアワード」を受賞。
2009年 夏、奨学生としてバークリー音楽院に留学。10月、横浜ジャズプロムナードコンペティションにて、Takeshi Ohbayashi Trioとして数々の賞を受賞。
2011年5月、「BLUE NOTE TOKYO Special Session supported by 大黒摩季」に出演。
2012年4~7月、フジテレビ 放送 アニメ『坂道のアポロン』 の川渕千太郎役ドラム演奏、モーションを担当。11月、吉松隆作曲「サイバーバード協奏曲」を準ソリストとして東京ニューシティー管弦楽団と共演。
2013年4月、ミニアルバム『石若駿Trio The Boomers ~Live At The Body & Soul~』をタワーレコード限定でリリース。リズム&ドラムマガジン 6月号 "次世代"Jazz Drummer特集に取り上げられる。8月、小澤征爾 総監督による、サイトウキネンフェスティバル 大西順子講師による「サイトウ・キネン・ジャズ勉強会」にサポートミュージシャンとして参加。
2014年2月東京藝術大学打楽器専攻生による有志演奏会のインスペクターを務めIannis Xenakis「Persephassa」を演奏。5月、日野皓正special quintetの北海道ツアーに参加。
9月初頭、森山威男(ds)氏を東京藝術大学に46年ぶりに招き、藝祭にてDrum duoを実現させる。
9月下旬、テイラー・マクファーリン(DJ,vo,key,beatbox)の単独来日公演のドラマーに抜擢され好評を博した。
11月、東京藝術大学モーニングコンサートにて日本人初演ソリストとして、打楽器協奏曲「Frozen in Time」を藝大フィルハーモニアと共演。
2015年3月、J-WAVE V.I.Pにゲスト出演。
2015年9月、東京ジャズ2015においては、沖野修也率いるKyoto Jazz Sextetにて出演し、リチャード・スペイヴン(ds)と披露したツイン・ドラム・ソロがテレビでもOAされ話題となる。
2015年12月、初のフル・リーダー作『Cleanup』を発表。
国内の2大ジャズ誌「JAZZ JAPAN」「Jazz life」より、「JAZZ JAPAN AWARD 2015≪アルバム・オブ・ザ・イヤー≫ニュー・スター賞」「Jazz Life DISC GRAND PRIX ~ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー2015 New Stars賞」をそれぞれ受賞。さらに国内唯一のクリティクス・ポール「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」第28回にてブライテスト・ホープ賞を受賞。 「新人賞トリプル受賞」という快挙を成し遂げた。
2016年6月、ブルーノート東京にて自己のトリオでカート・ローゼンウィンケル(g)と出演。
同年9月、15周年を迎えた「東京JAZZ」にリーダーとしてPROJECT 67名義で出演。

これまでにクラシックパーカッションを大垣内英伸,杉山智恵子,藤本隆文の各氏に師事。
クラシック、現代音楽、新曲初演も行っている。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校 打楽器専攻を経て、同大学音楽学部器楽科打楽器専攻を卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞受賞。


kan sano450.jpg

Kan Sano http://kansano.com/

キーボーディスト/トラックメイカー/プロデューサー。
バークリー音楽大学ピアノ専攻ジャズ作曲科卒業。在学中には自らのバンドでMonterey Jazz Festivalなどに出演。キーボーディスト、プロデューサーとしてChara、UA、大橋トリオ、RHYMESTER、Madlib、Shing02、いであやか、青葉市子、藤原さくら、Seiho、韻シスト、Nao Yoshioka、Ovall、mabanua、須永辰緒、七尾旅人、Monday Michiru、羊毛とおはな、佐藤竹善、片平里菜、Hanah Spring、COMA-CHI、Twigy、アンミカ、Monica、ゲントウキ、Eric Lauなどのライブやレコーディングに参加。

また新世代のビートメイカー、プロデューサーとして国内外のコンピレーションに多数参加する他、LION、カルピス、CASIO、NTT、ジョンソン、日本管理センターのCMやJ-WAVEのジングル、AnyTokyo 2015の会場音楽など各所に楽曲を提供。
さらにSoundCloud上でコンスタントに発表しているリミックス作品やオリジナル楽曲がネット上で大きな話題を生み、累計40万再生を記録。

また、トラックメイカーとしてビートミュージックシーンを牽引する存在である一方、ピアノ一本での即興演奏でもジャズとクラシックを融合したような独自のスタイルで全国のホールやクラブ、ライブハウスで活動中。


tamakiroy500.jpg

環ROY | Tamaki Roy http://www.tamakiroy.com

1981年宮城県生まれ。これまでに最新作『ラッキー』を含む4枚のCDアルバムを発表し、国内外の様々な音楽祭へ出演する。近年の活動に、パフォーマンス作品『ありか』愛知県芸術劇場(2016)、インスタレーション作品『Types』寺田倉庫 T-Art Gallery(2015)、映画『アズミ・ハルコは行方不明』劇伴音楽の制作(2016)、日清食品『SAMURAI NOODLES』広告音楽の制作(2016)、NHK教育『デザインあ』コーナー音楽の制作(2016)などがある。

アーカイブ