toshiba pc review dynabookは音にこだわる
dynabook REGZA PC D731

執筆者
樋口亨:

JJazz.Net チーフディレクター。音楽業界に携わり早10年。たくさんの レーベルやアーティストと接するうちに到達した「音楽の素晴らしさを伝えるために、 良い音は外せない」という考えのもと、独自に高音質収録するライブ番組など、こだわりの番組作りを牽引している。
星野透(スタジオ ステラ): フリーのレコーディング・エンジニア。サイデラ・マスタリングを経て、クラシックやジャズを中心としたアコースティック演奏のレコーディングを扱う。現在は自らの制作スタジオ「スタジオ ステラ」を 立ち上げ、生楽器の響きをそのまま捉えるハイサンプリング・レコーディングによって、多方面の演奏家から支持を得る。
JJazz.Netの番組『Jazz Today』のライブ収録では、高音質にこだわり、ハイサンプリングによる収録から最終ミックスまでを手がけている。

音楽や映画などのエンターテイメントを身近に楽しむために、もはや手放せない PC。
よりリアルな音質を、より美しい画質を、そしてインテリアにもなじむデザインを・・・
私たちのニーズはどんどんと高まっています。
今回検証する新商品「dynabook REGZA PC D732/V9HB」は、これまでJJazz.Netで取り上げてきたノートPCとは違い、液晶と一体になったいわゆる、液晶一体型PC。サイズもさることながら、搭載されているスピーカーや利用シーンにも変化がありそうです。
まずは、音質面を中心に、JJazz.Netの番組『toshiba dynabook presents “Jazz Today”』でライブ収録を担当しているプロ・レコーディング・エンジニアの星野透が検証しました。

簡単に楽しめる高音質
操作はカンタン、でも本格派・・・
ウェブサイトでお気に入りのアーティストの曲をチェックしたり、CDから取り込んだファイルを再生したり、今やPCは音楽好きには欠かせないツールです。
そんな折、PCとは思えない高音質を誇り、ハッピーなミュージックライフをサポートしてくれる「dynabook REGZA PC D732」をご紹介します。
まずは、そのこだわりのサウンド技術を見ていきましょう。

◆豊かな響きを生む「オンキヨー製ステレオスピーカー」
ハイファイオーディオメーカー オンキヨー製の高音質PC用スピーカーが搭載されています。オンキヨーの名前はオーディオがお好きな方なら世代を問わずご存知だと思います。
バランスの良い再生音を聴かせてくれるのですが、特別なセッティングをする必要がないところが便利です。

厚みのある重低音再生を実現する「サブウーファー」
スピーカーだけでは充分に再生できない超低音域を専門に受け持つサブウーファーも搭載されています。重低音再生が加わることによって、より厚みのあるサウンドが楽しめるようになっています。

◆ナチュラルに補正する「SRS Premium Sound 3D™」
原音から「音の位置」を瞬時に解析して、音の左右の広がり感、奥行き感、上下感を補強してくれます。補正の具合はいたってナチュラルで、スピーカーの性能を違和感なくスケールアップしてくれる感じです。
すごく簡単に、立体感のある3Dサウンドを楽しめます。



歪みのないナチュラルサウンド
暮らしが潤う、豊かな音空間・・・
さて、実際聴くとどうなのか?
「dynabook REGZA PC D732」でいくつかのCDを聴いてみました。

◆楽しくなる「迫力と鮮やかさ」
ライブ録音のビックバンドの演奏は、大所帯バンドらしい厚みを持った迫力が楽しめました。会場の空気感など柔らかい質感も伝わってくるところは正直驚きです。
女性ボーカルも鮮明に聞こえます。かといってうるさいということではなく、
ワクワクする音質です。

◆リラックスする「繊細さとぬくもり」
ピアノは、音の成分がとても複雑で繊細なため、とにかく扱いが難しいので、あまり期待はしなかったのですが、良い意味で予想を裏切ってくれました。とてもナチュラルで、暖かい音色がしっかりと鳴っています。
このスピーカーは、中音域をきれいに再生してくれます。

CDをいくつか聴いてみての印象は、PC内蔵のスピーカーでは滅多に体感できないナチュラルな音質を実現している製品だということです。また、スピーカーが前方下向きに設置されているので、例えば机の上にPCを置いていると、音が適度に机に反射して、横からでも背面からでもバランスの良いサウンドが楽しめようになっています。
その他のポイントとしては、低音はスピーカーから少し離れたほうがよく聞こえるという特徴があるので、ゆったりとソファなどに腰掛けて楽しむシチュエーションがおすすめできます。そんな時に便利なのがワイヤレスのキーボードとマウス、そしてリモコンです。特にリモコンは音楽や映画を楽しむ時にとても便利で、オーディオ機器に慣れ親しんだユーザーも違和感なく使いこなせると思いま した。
「dynabook REGZA PC D732」は、音楽好きにとって日常の中心的存在として、いつもの時間に潤いを与えてくれるような存在と言えるでしょう。
[星野透]

便利でハッピーなエンターテイメントライフ
さまざまな暮らしのシーンの中心に・・・
「音」のプロも太鼓判を押す高音質な「dynabook REGZA PC D732」。
他に、音楽好きにとって注目のポイントは、「東芝スリープアンドミュージック」*1という機能です。この機能を使うと、「dynabook REGZA PC D732」に「iPod」 などのデジタルオーディオプレイヤーをつなげば、PC本体の電源がOFFの状態 (スリープ/スタンバイ、休止を含む)でも音楽を聴けるんです。「dynabook REGZA PC D732」の高音質スピーカーを外付けとして使えるということですね。すごく便利です。

*1 デジタルオーディオプレイヤーと本体をつなぐケーブルは付属しておりませんので、ご使用の機器に対応したケーブルが別途必要となります。初期設定は「無効」になっておりますので、「有効」に設定変更してご利用ください。

◆AVをトータルに任せられる強い味方
JJazz.Netには、毎日たくさんのレーベルさんやアーティストさんが作品を持っていらっしゃいます。最近ではCDだけでなく、DVDなどでプロモーション・ムービーもいただきます。そんな時に活躍しているのが、「dynabook REGZA PC D732」 の1台4役。映像を大画面でチェックしながら、サウンドを高音質で聴く。同時にアーティストのウェブサイトにもアクセスする。その一連の流れが、1台のPCで済ませられるんです!とても重宝していますし、お客さんからも好評です。
サウンドだけでなく、映像に対するこだわり。サスガです。



*2 東芝PCにおける『1080P FULL HD』とは、「画素数 1,920×1,080 以上の液晶を持ち、かつ、1,920×1,080 のプログレッシブ(順次走査)表示方式の画像をそのまま表できる能力があること」を指します。なお、映像の表示品質は、元となる映像ソースの状態やPCの使用環境によって違いの出ることがあります。

◆JJazz.Netがおすすめする理由
なんといっても、「快適・便利」。
良い音質を求めると、設置が大変だったり操作が難しかったりとややこしくなりがちです。
でも、「dynabook REGZA PC D732」は特別なことをせずに素敵なサウンドを鳴らしてくれます。これは、仕事に遊びにと毎日が忙しい私たちにとっては最高のポイントですね。特に、情報収集にネットを頻繁に使う音楽好きにとっては、すべての作業が1台で完結するのでものすごく便利で、手放せないものになります。

そしてなにはともあれ、「高音質」。
JJazz.Netでは、聴いてくれる皆さんに最高の音を届けたいと、ネットラジオでは滅多にお目にかかれない128Kという高音質で音楽配信をしています。せっかくの表情豊かな高音質なのですから、ぜひその音を、ハイクオリティーに再生できる環境で楽しんでいただきたい、というのが願いなのです。

さらにもう一つ付け加えるならば、「デザイン」。
“PCが部屋のインテリアと馴染まない”とお悩みの方も多いはずです。「dynabook REGZA PC D732」は、東芝のテレビ「レグザ」から受け継いだスタイリッシュなシルエットと豊かな質感を備えているので、インテリアにすんなりとマッチします。そして、「リュクスホワイト」・「プレシャスブラック」・「シャイニーレッド」という3種類のカラーバリエーションがさらなるコーディネートの可能性を広げてくれるのです。

「dynabook REGZA PC D732」、PCを中心としたエンターテイメントライフのパートナーとして、強力におすすめです!


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もっと詳しく

- dynabook REGZA PC D732/V9HBで聴いた作品 -
『原信夫とシャープス・アンド・フラッツ / LAST FOREVER Tokyo Bunka Kaikan 2008.11.02』
『原信夫とシャープス・アンド・フラッツ / LAST FOREVER Tokyo Bunka Kaikan 2008.11.02』
ewe records
『	VAJRA(三上寛・灰野敬二・石塚俊明) / Live 2007』
『Angela Johnson / Woman's Touch +1』
VAA URBAN
『坪口昌恭 / Abyssinian』
『坪口昌恭 / Abyssinian』
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