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20th Anniversary JJazz.Net ARCHIVE#2

2020.5.27update
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PROGRAM CONCEPT

2000年に開局したJJazz.Net。
会員制から完全無料へと形を変えながらもインターネットラジオ黎明期からジャズをキーワードに数々の番組をお送りしてきました。

2020年は開局20周年のアニバサーリーイヤー!ということで特別企画「JJazz.Net ARCHIVE」として番組アーカイブを解放!過去20年間の中から厳選した番組を毎月紹介していきます。

みなさんにとって印象的だった番組、そしてJJazz.Netの思い出なども是非お寄せください。
メッセージはこちら

DETAILS

今回お送りするのは2008年7月に永眠されたジャズシンガー、越智順子さんのライブ音源。
「Jazz Today」で紹介したこのライブは2007年10月28日、
吉祥寺の老舗ジャズライブハウス「サムタイム」での越智順子トリオの演奏です。

亡くなる数ヶ月前の貴重なライブ音源としてファンの方から多くの声が集まり、
後日この音源はCD 化されました。

温かく深い越智順子さんの歌声、ユキアリマサさんの瑞々しいピアノ、
佐藤"ハチ"恭彦さんのベースとサックスを、美しいスタンダード曲たちでお楽しみ下さい。

越智順子トリオLIVE

@SOMETIME、2007.10.28


演奏曲

I want you
It might as well be spring
L-O-V-E
Sabor a mi
Bye bye blackbird
Flamingo
You've got a friend
Side by side
I can't give you anything but love
I wish you love
The way we were
Fever
Goody-Goody


メンバー

越智順子(vo)
ユキアリマサ(p)
佐藤"ハチ"恭彦(b,sax)

『LIVE at SOMETIME / 越智順子』
レーベル:VEGA Music Entertainment
リリース:2009年3月6日
製品番号:VGDLWF0007


dミュージック(ダウンロードサイト)

数々の特別な瞬間を共有してきた佐藤"ハチ"恭彦さんとユキアリマサさんのお二人が語る越智順子さん。

「オチジュンと僕は、友達でした。本人はどう思ってるか知らんけど。そして、音楽という共通点で結ばれていました。昨日より今日の自分、今日より明日の自分のほうが良い音楽をできるようになるためにどうしたらよいか、もがきました。一緒に。まあ、酒飲んで、大笑いしている記憶の方が多いんですけどね。オチジュンと話すと、Happyになるのですよ。今でもね、思い出すと悲しいけど、元気になります。うん。このCDは、オチジュンと僕たちの最後の演奏を記録した物です。残念ながら時間はここで止まってしまいました。 聴いてみてください。最高のオチジュンと僕たちなのです。」
佐藤ハチ恭彦
「人の目に見えるもの、触れるもの、また頭で考えることは「人」というものの表面にあるほんの一部にしかすぎません。人には全員、自分でさえ気がつかないほどdeepでcoreな部分があります。性格や物の考え方とは全く違う次元で誰かと誰かが引かれ合うという経験のある方は多いと思います。ミュージシャンは常にそういうcoreな部分で音楽を感じ、また共演するミュージシャンとつながります。オチジュンはそういうつながりのできたミュージシャンでした。 coreで感じている音楽は決して陰ることなく、常に新鮮でパワーがあります。 オチジュンのそんなパワーをこのCDで感じていただけたら我々3人これほど嬉しいことはありません!」
ユキ・アリマサ