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ARTIST : 一噌幸弘 (能楽師 / 能管)
TITLE : あっと驚く様な音楽を
JJazz.Net"VOICES"では毎回、様々なアーティストからの最新メッセージをお届けしています。今回は、2007年2月18日にアルバム『カカリ乱幻』をリリースされた能楽師/能管奏者、一噌幸弘さんにお話を伺いました。JJazz.Netの番組では、#413"THE BRIDGE"にて「13.5拍子の舞」、#415"THE PICK UP"にて「I SEE I SEE OK OK」をご紹介しています。能管をはじめとする様々な笛を操り、今までにない音楽を生み出す方です。
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私は能楽師一噌流笛方の一噌幸弘と申します。
普段は能楽の舞台で能管という笛を吹いていますが、自分独自の音楽を作ってみたい、また日本の笛の可能性を広げ、日本人にもっと自分の国の音楽のよさを知ってもらいたいという思いから、さまざまなジャンルの方々といろいろな活動をしております。
そのような活動の中からこのたび、笛+ヴァイオリン+ギター+タブラ+太鼓の5人編成による高速アコースティックグループ「しらせ」と、笛+ギター+タブラの最新型ジャパニーズ・トラディショナル「一噌幸弘トリオ」、それぞれのCDを出しました。是非、聞いてみてください！きっと笛という楽器の無限の可能性に驚かれることと思います。
今年はこの二つのグループの活動を軸に、お能の可能性を広げるために野村萬斎さん(狂言)、亀井広忠さん(大鼓)と結成した「幸弘☆萬斎☆広忠☆能楽現在形」の公演、また私の会である「ヲヒヤリ」では私に一番初めに笛の楽しさ・面白さを教えてくれた父の追悼会をひらく予定です。他にもゲストをお招きして日本の笛でバッハやヴィヴァルディ等を演奏する「コンチェルト・プロジェクト」など、これからもあっと驚く様な音楽をつくってお届けしますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます！
一噌幸弘
[[[ 一噌幸弘 PROFILE ]]]
能楽の一噌流笛方、一噌幸政の長男として9歳の時に初舞台を踏み、以後、一噌流笛方として、数々の大曲を披く。一方で、1991年よりは能の古典、自身のオリジナル曲、そしてクラシックの古典まで、様々な楽曲をレパートリーに、彼自身の新しい解釈を加えた自主コンサート『ヲヒヤリ』を主宰する。
さらに、即興演奏家としては内外の様々なジャンルのミュージシャン、あるいはアーティストとの共演をおこなうなど、彼の研ぎ澄まされた一音が切り開く音楽世界は、限りない可能性に満ちたものとして期待されている。
能管以外にも、篠笛そして自ら考案した田楽笛、さらにはリコーダー、ゲムス・ホルン(つの笛)などの和洋各種の笛を演奏し、1981年度朝日新聞社主催の全日本リコーダー・コンクールにおいては、最優秀賞を受賞している。
東京芸術大学非常勤講師、日本能楽会会員(重要無形文化財総合指定)。
→一噌幸弘 HP
[[[ WORKS ]]]
2007年2月18日
TOHYOHYO002
tohyohyo music
[[[ LIVE INFORMATION ]]]
□□□一噌幸弘グループ[しらせ]□□□
【3月23日(金)】
開場：18:30 / 開演19：00
場所：アサヒ・アートスクエア(浅草)
東京都墨田区吾妻橋1-23-1 アサヒスーパードライホール4Ｆ
問合せ：03-3353-6866 (P3 art and environment)
【5月23日(水)】
開場：19:30 / 開演20：00
場所：PIT INN(新宿)
東京都新宿区新宿2-12-4 B1
問合せ：03-3354-2024(PIT INN)
※メンバーの高木潤一さん帰国復帰第一弾、
久しぶりのフルメンバーでのliveとなります
□□□[一噌トリオ]□□□
【3月25日(日)】
開場：19:00 / 開演：20:00
場所：STORMY MONDAY(関内)
神奈川県横浜市中区翁町1-3-1 第3ヤチビル2Ｆ
問合せ：045-664-2085(STORMY MONDAY)
【6月18日(月)】
開場19:30 / 開演：20:00
場所：PIT INN(新宿)
東京都新宿区新宿2-12-4 B1
問合せ：03-3354-2024(PIT INN)
その他能楽関連を含めた演奏活動、CDの詳細情報は
・一噌幸弘公式HP→ http://www.rinsen.co.jp/html/schedule/sch_iso.html
・Tohyohyo music→ http://www.tohyohyo.com/まで
