JJazz.Net Blog Title

My First Jazz Vol.74-平倉初音:My First Jazz

Title : 『Night Train』
Artist : The Oscar Peterson Trio

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ジャズピアニストの平倉初音です。
私の初めてのジャズのアルバムは、Oscar Petersonの『Night Train』です。

ジャズベーシストだった父の影響で、Ray Brownや Paul Chambersの参加するアルバムが家にはもともと沢山あり、この『Night Train』もそのうちの一枚でした。

最初に聴いたのは確か小学生の頃で、半ば強制的に聴かされていたのですが、、、いつのまにか大好きなアルバムになりました。小さい頃は内容については何も分かりませんでしたが、オスカーのご機嫌なスイング感に魅了され、好きになりました。

アルバムの最後に入っている、彼が作曲した「自由への賛歌」を初めて聴いた時は、とても感動したのを覚えています。


3人の息の合ったスイングフィールがとても気持ちよく、ジャズってこんなにかっこいいんだ!と、他のアルバムも聴き始めるきっかけになりました。

ジャズの色々なアルバムを聴いてきましたが、いつもこの作品に戻ってくるとジャズの根幹にあるブルースを心の底から感じます。私の今の演奏スタイルにもつながっており、どんなコンテンポラリーな曲を演奏した時でもジャズをやっている以上はブルースの心を忘れずに弾くよう心がけています。

また共演者のベーシスト Ray Brownと、ドラマー Ed Thigpenとのやりとりも聴いていて楽しめるポイントだと思います。
ジャズの魅力がたくさん詰まった名アルバムなので、皆さんも是非聞いてみてください!


平倉初音






My First Jazz

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Title : 『Night Train』
Artist : The Oscar Peterson Trio
LABEL : Verve Records
発売年 : 1963年



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【SONG LIST】
01.Night Train
02.C Jam Blues
03.Georgia On My Mind
04.Bags' Groove
05.Moten Swing
06.Easy Does It
07.Honey Dripper
08.Things Ain't What They Used To Be
09.I Got It Bad And That Ain't Good
10.Band Call
11.Hymn To Freedom




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日本ジャズ界がいま最も注目する若手ピアニスト・平倉初音が全曲オリジナルの新譜をリリース!


群を抜くスイング感でジャズシーンを席巻する弱冠25歳の俊才ピアニスト!
平倉初音の真骨頂である群を抜くスイング感とドライヴ感に満ちたピアノトリオ作品で、
須川崇志(b)、山田玲(ds)というトッププレイヤーを迎えて全曲オリジナルで臨んだ意欲作です。
弱冠25歳ながら真正面からオーセンティックなジャズと向き合う真摯で情熱的な姿勢が、多くのジャズファンを魅了することでしょう。










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平倉初音
4歳よりピアノを始め、小学生よりバンドを組んで多くのイベントに出演。2013年には神戸ネクストジャズコンペティションにおいて最年少で決勝ライブに出場。同年よりピアニストの大西順子に師事。
2016年夏にberklee jazz workshopに参加し学費全額免除を獲得。
同奨学金でバークリー音楽大学へ進学。2019年4月にRalph Petersonとベルン国際ジャズフェスティバルに出演、同年5月にはサックス奏者Melissa Aldanaとボストン、コネチカット、フィラデルフィア、ニューヨークでの演奏を果たす。同大学でJoanne Brackeen、Billy Kilson、Ralph Petersonなどに師事。
2020年帰国し、活動拠点を東京に移す。
デビュー作『Tears』(2022)発表後、〈Days of Delight〉から『Wheel of Time』(2023)、『Moon and Venus』(2024)を連続してリリース。若手実力派ピアニストとして大きな注目を集めている。
https://www.hatsunehirakura.com/




Latest Album

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Title ︓『Moon and Venus』
Artist : 平倉初音
LABEL : Days of Delight
RELEASE : 2024.5.30



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【SONG LIST】
01.Moon and Venus
02.Glass Falls
03.Espelhar
04.Virgo's Sapphire
05.Ballad no.4
06.Sea Raccoon
07.The Trigger Point
08.そばの花
09.Days of Delight





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曽根麻央 Monthly Disc Review2024.04_Steve Lacy : Evidence with Don Cherry:Monthly Disc Review

みなさんこんにちは、曽根麻央です。
今日はソプラノサックス奏者としてとても有名な、Steve Lacyの1963年の作品
『Evidence with Don Cherry』を紹介します。

と、その前に今月新しいシングルをデジタル・リリースしました!
『Expressions on the Melody of Kokiriko』と言い、富山のこきりこ節をモチーフに展開した17分の作品です。
録音自体は8年前にボストンで行い、今年の3月にオーバーダブやミックスを都内のスタジオで行い完成させました。
LAを中心に活躍するピアニストIsaac Wilsonや、グラミー賞にノミネートされた素晴らしいヴァイオリニストLayth Sidiqをソリストに迎えました。
ミックスは私が行い、最後までこだわって作った作品になっています。
リンクからサブスクで視聴できますが、OTOTOYではハイレゾ版を購入できます。
https://ultravybe.lnk.to/eotmok
ぜひ聴いてください。



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Title : 『Evidence with Don Cherry』
Artist : Steve Lacy


さて、Steve Lacyは若い音楽家の中では教育者として有名なサックス奏者です。
晩年、ボストンにあるNew England Conservatoryで教えていたこともあり、ボストンで音楽を学んだ人は、Steveはこんなことを言っていた、これがSteveの考えた和音、なんて人づてに伝え聞いた話みたいなものを絶対にいくつか知っていると思います。またそんな話を統括すると、Steveよりもあとの世代の音楽家に尊敬されていた存在という事が見えてきます。
ダニーロ・ペレスやジョー・ロヴァーノはいつも授業で彼の話をしていました。

というように、私ですらもSteve Lacyは先生から伝え聞いただけの存在であまり聴いてこなかったので、そんな人も実際多いかと思います。ただ、やはり改めて素晴らしいミュージシャンであるだけでなく、他のアーティストに影響力のあった奏者ですので、ぜひこの機会に知ってもらえると嬉しいです。


Steve Lacyは1934年生まれ。音楽的にもう5-10年ほど後の人かと思っていましたが、実は世代としてはシダー・ウォルトンやシェリー・ホーン、日本の前田憲男と同い年だそうです。

キャリアの初めは、なんとレッド・アレンなどさらに世代が上のミュージシャンとデキシーランド・ジャズなどを演奏していたとか。その後、セシル・テイラーのアルバムに入るなどアバンギャルドなスタイルに傾倒しますが、Steveを有名にしたのはやはり彼の1958年のリーダー作『Reflections』でしょう。『Reflections』はセロニアス・モンクの曲集となっています。
今作の『Evidence』も同様にモンクの作品を中心に制作されたアルバムなので、この前進となった存在とも言えるでしょう。『Reflections』発売後には実際にモンクのバンドに入る機会もあったようです。


さて今作『Evidence』は、モンクとエリントンの作品をオーネット・コールマンのクァルテット編成で演奏した作品になっています。要するにサックスとトランペットの2ホーン、そしてベースとドラム。ピアノはいないのでコードはそれぞれのソリストとベースの音、またはホーンのアレンジによってのみ表現されます。
メンバーもコールマンのバンドを意識したものになっていて、今回見事なソロをアルバムを通して展開しているトランペットのDon Cherryは、本家コールマン・クァルテットのメンバーですし、またこのディスク・レビューでたびたび紹介している「名盤製造マシーン」ドラマーのBilly Higinsも同様です。
しかし、ベーシストのCarl Brownに関しては残念ながらそれほど多く知りませんでしたし、情報も集められませんでした。


選曲が実によく、モンクとエリントンの作品集ですが、前知識がなければどちらがどちらの作品かわからなくなります。
この二人は世代は違いますが作曲の方向性としては、メロディーの作り方や、大胆な不協和音の投入、ドミナント和音の使い方など、似ているところが多々ありますので親和性がありますね。
エリントン、チャールズ・ミンガス、セロニアス・モンクと50年代までのジャズシーンを牽引した3大作曲家とも言えるでしょう。


1 The Mystery Song
2 Evidence
3 Let's Cool One
4 San Francisco Holiday
5 Something To Live For
6 Who Knows


このうち1と5がエリントンの作品になっています。
「The Mystery Song」は1931年、「Something To Live For」が1933年の作品なので、モンクの上記の曲は15~20年近く前の作品ということになります。
現代ではさほど演奏されない2曲ですが、当時はミュージシャンの中ではスタンダードだったのでしょうか?
特に「The Mystery Song」は2ホーンのアレンジが素晴らしく、原曲よりもモンクが書いたような雰囲気が増している気がします。
1コーラス目と2コーラス目でソプラノはメロディーを取り続けるのですが、トランペットの音域が変わることで、和音をより一層明確にしています。



4の「San Francisco Holiday」ではモンクのピアノ・パートを忠実に2ホーンに置き換えただけですが、元々あった和音を多く削減して、この2音+ベースラインだけで表現する和音の世界がとてもユニークです。
ハーモニー楽器がないというのはミステリアスな雰囲気が増すのだと思います。金管奏者などのソロの時の自由度が増しますし、より幅広い音域を駆使して演奏することを求められるので、技術的にも挑戦が必要になります。



全体の録音としては左からソプラノ、右からトランペットとドラム、センターからベースと完全に隔離されたスタイルのステレオです。今では考えられないミックスですが、この時代の音源ではよくあります。
イヤフォンで聞くと違和感でしかないですが、スピーカーで聴いた時にその効果は発揮されます。

この録音もSteve Lacyのソプラノの音が息づかいまでリアルに収音されていて、彼のユニークな世界観とニュアンスを体感できます。
またDon Cherryのダークでそして明るい相反する性質を持った彼の音もよく取られていて、良いレコーディングだと思います。

パンが完全に分かれているからこそ、6「Who Knows」などでの同時インプロヴィゼーションでは聴いていてこちらの方がアツくなってしまう、そんな録音になっています。



是非、聴いてみてください。それではまた次回お会いしましょう。


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『Evidence with Don Cherry』
Artist : Steve Lacy
LABEL : Carrere
発売年 : 1962年





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【SONG LIST】

1. The Mystery Song
2. Evidence
3. Let's Cool One
4. San Francisco Holiday
5. Something To Live For
6. Who Knows



曽根麻央『Expressions on the Melody of Kokiriko』
富山のこきりこ節をモチーフに展開した17分の作品がデジタルリリース!

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2024.5.8 (Wed) Out
https://ultravybe.lnk.to/eotmok

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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』2023.6『Covers / James Blake』2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』2023.10『MAINS / J3PO』2023.11『Knower Forever / Knower』2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』2024.02『Rhapsody in Blue Reimagined / Lara Downes』2024.03『Djesse Vol. 4 / Jacob Collier』2024.04『Voyager / Moonchild』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

KIM OKI メールインタビュー:インタビュー / INTERVIEW

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3月に初となる日本ツアーを開催した、韓国ジャズシーンで活躍するサックス奏者「KIM OKI」
スピリチュアル・ジャズ、モダン・クラシカル、アンビエント、ヒップホップ、ソウルまでクロスオーバーした独特の音楽世界は、各地のリスナーの心の深淵にまで届きました。

今回のツアーはレギュラートリオ・KIM OKI SATURN BALLADのメンバーに加え、各地のゲストアクトとして角舘健悟、折坂悠太、角銅真実、maya ongaku、Shhhhh、が出演。
東京ほか、長野、金沢、京都、尾道という情緒あふれる都市を巡った日本ツアーを経たその感想を
メールでのインタビューでお答えいただきました!



【KIM OKI インタビュー】


■初めてのJAPAN TOURはいかがでしたか?⽇本の地⽅の印象など、率直に感想をお聞かせください。

【KIM OKI】
日本は東京と大阪と沖縄以外は行ったことがなかったので、とてもいい機会でした。
どこに行ってもお酒と食事が美味しくて幸せでした。ライブ会場も普段経験することができないような場所だったので、その場所の力を感じながらいいライブをすることができました。


■各地でゲストアクトを迎えてのライブとなりました。特に印象に残った共演者やシーンはありますか?

【KIM OKI】
いいミュージシャンの皆さんと心でライブを分かち合い、ライブ後にも打ち上げまでご一緒して、笑って話を交わせたのが良かったです。
次のアルバムでもコラボレーションができたら嬉しいです。特に、今回ツアーをしながら映画も撮影したのですが、角舘健悟さんがカメオで出演してくれたのも意味深かったです。


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■今回の来日は、KIM OKI SATURN BALLAD。チン・スヨン(Piano)、チョン・スミン(Bass)というドラムレスのトリオ編成。メンバーの演奏も本当に素敵でした︕
そんなお⼆⼈について、またSATURN BALLADの⾳楽性やコンセプト、を教えてください。


【KIM OKI】
チン・スヨンとチョン・スミンはそれぞれのソロでも活動している演奏者兼作曲家で、2017年頃にジャズクラブやジャズのイベントで出会いました。2人ともいい演奏家だと思い、すぐに一緒にバンドをやることになりました。





■SATURN BALLADの楽曲はどんな過程で制作していくのでしょうか?

【KIM OKI】
私がメロディーを作り、他のメンバーとコードや形を作っていくやり方と、私が作った曲全体に、チン・スヨンとチョン・スミンがアイデアを加えていくようなやり方ですね。


■東京公演では尾崎豊「I LOVE YOU」のカバーを演奏!この曲を選んだ理由を聞かせてください。

【KIM OKI】
「I LOVE YOU」は韓国でもPositionという歌手のカバー曲で有名です。
兵役に就いていた頃、たくさん聴いた記憶もあります。メロディーがとても良くて、やってみたいと思っていました。著作権さえ解決するなら、次のアルバムにも入れたいですね。


■ちなみに、OKIさんは座って演奏をするスタイル。その理由はあるのでしょうか?

【KIM OKI】
ゆっくりしたバラードを立って演奏するのがちょっとぎこちないのもありましたが、、
映画『ラウンド・ミッドナイト』でデクスター・ゴードンが酒に酔いながら椅子に座って演奏する場面がとてもカッコよく見えて、、(笑)
立って演奏するよりも楽だというのもあります。





■日本ツアーを記念し、日本独占編集のアルバム『Love Japan Edition』を配信とレコードで"BAYON PRODUCTION"よりリリースされました。
収録されている楽曲について教えてください。


【KIM OKI】
私のフル・アルバムの中から、LPで発売されていない曲をたくさん選んでみました。アルバムを企画したマナブさんが選曲してくれたんですが、良い選曲でとても満足しています。


■パンダのモチーフがよく出てきますよね?とても気になります。エピソードを教えていただけますか?

【KIM OKI】
幼い頃からパンダが好きで、よく動物園に観に行っていました。
インターネットの発達でパンダに気軽に触れることができるようになり、今でもパンダのグッズやぬいぐるみを集めています。結論から言うとすごく可愛いじゃないですか!笑
特にチーザイとホーファ、そして日本にいたタンタンが好きです。残念ながらタンタンは少し前に高齢で亡くなってしまいました。。


■よく聴いている音楽や気になるレーベル、シーンはありますか?

【KIM OKI】
最近は音楽を全然聴いていないですね。音楽の仕事をしていると、演奏している時と音楽を作っている時以外は休みたいと思っています。
気になるような音楽シーンも特にはなくて、韓国のレーベルにも関心がありません。海外のレーベルはBayonしか知らないです(笑)。
それより、最近は映画を見ることが多いですね。


■好きなジャズミュージシャンと好きな作品を教えてください。

【KIM OKI】
ファラオ・サンダース氏の全てのアルバムが好きです。
彼の音楽は愛そのもので、強烈でありながら柔らかく、メロディーに美しいメッセージがあります。


■HIP HOPをやっていたそうですが、どんな形で今の⾳楽に影響していますか︖

【KIM OKI】
その経験は大いに役立ったと思います。
特にリズム感やグルーヴの面で、そして演奏のエネルギーを生かすことに活かされていると思います。


■では最後に今後の予定、そして今後やってみたいことがあれば教えてください。

【KIM OKI】
日本ツアーにまた早く行きたいですね。日本のミュージシャンたちとアルバムも作りたいです!



ありがとうございました!



アルバム情報

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タイトル:『Love Japan Edition』
アーティスト:Kim Oki


-Digital-
Release:2024.03.01 (wed)
Label:Bayon Production
https://ssm.lnk.to/LoveJapanEdition


01. Shine Like a Sunlight
02. Bye [feat. LeeHi]
03. Moonlight
04. Story [feat. Samuel Seo]
05. Fades Again
06. Death Stare [feat. Hippy was Gipsy]
07. Universe [feat. Simun]
08. Dopamine
09. Trauma
10. See you again tomorrow
11. Cotard's Syndrome
12. Undecided Relationship
13. Bipolar Disorder


-12inch Vinyl-
Release:2024.05.15 (wed)
Format:2LP|33rpm
Catalog No:ROMAN-027
Label:Bayon Production
https://bayonstand.stores.jp

SIDE A
1. Shine Like a Sunlight
2. Bye [feat. LeeHi]
3. Moonlight

SIDE B
1. Story [feat. Samuel Seo]
2. Fades Again
3. Trauma

SIDE C
1. Universe [feat. Simun]
2. Dopamine
3. Death Stare [feat. Hippy was Gipsy]
4. See you again tomorrow

SIDE D
1. Cotard's Syndrome
2. Undecided Relationship



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【KIM OKI】
キム・オキはサックス奏者、作曲家、プロデューサーとして、デビュー作『Cherubim's Wrath (天使の怒り)』(2013)から最新作の 『Love Flower (ラヴフラワー)』(2022) に至るまで20枚を超えるアルバムやEPを発表しており、ジャズを基盤としつつもジャンルに捉われない幅広い活動で知られ、2020年には韓国大衆音楽賞で「今年の音楽人」に選出されている。
現在活動中のリーダーバンドにはキム・オキ・サターンバラードとキム・オキ・ファッキングマッドネスがあり、ペク・ヒョンジンのバンド、Bek Hyunjin Cのメンバーとしても活動している。
Say Sue Me、CHS、イ・ミンフィ、THAMA、Lowdown 30、NST & The Soul Source等、他アーティストの作品への客演も多数。


My First Jazz Vol.73-小川慶太:My First Jazz

Title : 『Four' & More - Recorded Live In Concert』
Artist : Miles Davis

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ドラマー、パーカッショニストの小川慶太です。
僕の初めてのジャズアルバムは、Miles Davisの『Four' & More - Recorded Live In Concert』。
ジャズをやり始めた頃によく聴いていたアルバムです。

私が専門学校へ行っていた頃に、当時アルバイトをしていたジャズクラブで出会いました。
今はなくなってしまったのですが、神戸の芦屋にあったLeft aloneという老舗のジャズクラブです。たくさんのレコードがあって色々なジャズのレコードを聴く経験ができました。

このレコードを初めて聴いたときに、ドラムのTony Williamsの演奏に度肝を抜かれました。
彼がこの演奏をしたのがまだ19歳くらいかと思いますが、僕がこのレコードと出会ったのも18,19歳。同い年とは思えないほどの自由度の高い演奏でビックリしました。

このアルバムの魅力は、ライブ録音というところ。スリリングな当時の演奏がそのままレコードで聴けることです。
すごく影響を受けたアルバムです!


小川慶太






My First Jazz

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Title : 『Four' & More - Recorded Live In Concert』
Artist : Miles Davis
LABEL : Columbia
発売年 : 1966年



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【SONG LIST】
01.So What
02.Walkin'
03.Joshua/Go-Go
04.Four
05.Seven Steps To Heaven
06.There Is No Greater Love/Go-Go




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スナーキー・パピーのメンバーから成る気鋭トリオが初上陸!


2024年4月、インパートメントの新サブレーベル「森の響(ひびき)」がスタート。
第1弾は、スナーキー・パピーから派生したトリオ、ブロック・ランゼッティ・オガワによるアルバム『ドローイング・ソングス』。
ロックダウン時にスナーキー・パピーのツアーが全てキャンセル、それをきっかけにメンバー3人が立ち上げたというユニット。
ヴァイオリン、ギター、パーカッションが心地よく鳴り響く佳曲がならぶ。










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小川慶太
82年生まれ長崎県佐世保市出身。
15歳のときにドラムをはじめる。
高校卒業後神戸にある甲陽音楽学院で2年間学ぶ。その後東京で2年活動した後2005年渡米。その年の秋にバークリー音楽学院に専攻をドラムセットからハンドパーカッションに変えて入学。バークリでは、ジェイミー・ハダッド、エギー・カストリオロ、ティト・デ・グラシア、デビッド・ロサード、マーク・ウォーカーなどに師事する。
そして2007年ブラジルのリオデジャネイロで3ヶ月、ブラジル音楽シーンにおいて重要なジョルジーニョ・ド・パンデーロ、セルシーニョ・シルバ、キコ・フレイタス、マルシオ・バイーアなどに師事する。
渡米後、ヨーヨーマをはじめ、アサド兄弟、チャーリー•ハンター、レ•ヌビアンズ、エリック・ハーランド、マリア・シュナイダージャズオーケストラ、ジャキス•モレレンバウム、ボストン・シンフォニーオーケストラなどジャンルを超えて現在の音楽シーンを代表する世界のトップアーティストたちと共演し続けている。
現在はスナーキーパピー、セシル•マクロレン•サルヴァント、バンダマグダ、ボカンテ、チャーリー•ハンタートリオ、カミラ•メーザ&ネクターオーケストラのメンバーで、
現在ニューヨークを拠点に、アメリカ国内、カナダ、ヨーロッパ、アジアなどで世界各国で活躍中。
https://keitaogawa.com/




Latest Album

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Title ︓『Drawing Songs』
Artist : Brock, Lanzetti, Ogawa
LABEL : 森の響/Inpartmaint
RELEASE : 2024.4.26



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【SONG LIST】
01.Drawing Song
02.Happy Song
03.Jando
04.Los Caballeros
05.Moro Morocco
06.Snow Claw






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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。
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2022年より日本でも音声コンテンツ/ポッドキャストの提供がスタート!


曽根麻央 Monthly Disc Review2024.04_Moonchild : Voyager:Monthly Disc Review

みなさんこんにちは、マルチインストゥルメンタリストの曽根麻央です。
今日は現代のジャズ/オルタナティヴ/R&Bの名盤 "Voyager"を紹介しようと思います。

このアルバムは聴くとまず音色のクオリティーの高さに驚かされます。音が本当にいい。
みなさんにも是非体感してほしいアルバムです。


その前に一つお知らせです。
4/27(土)は千葉県野田市にある生涯学習センター3F 欅のホールでソロ・コンサートがあります。
昨年9月に発売された『Plays Standards』のリリースコンサートで、アルバムから沢山お届けしようと思います。
なんとそれだけでなく、ライブ収録も兼ねています!ぜひこの機会をお見逃しなく!
東京駅からも約1時間の距離なので都内のオーディエンスの方もぜひ来てみてください。街並みも昔ながらの面影があり、前回仕込みに行った時に観光気分になってしまいました。

チケットはオンラインで購入できます
https://www.gettiis.jp/event/detail/101060/vugPXS5L



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Title : 『Voyager』
Artist : Moonchild


さてMoonchildは2012年ごろから活動を開始した3人組のバンドで、リードボーカルのAmber Navran含めて全員がキーボードやピアノ、シンセサイザー、そしてサックスやフリューゲルホルンなどの吹奏楽器を演奏することができます。まさに多重録音時代に特化したバンドと言えると思います。


例えばアルバムのイントロ 1. Voyager (Intro) をとっても、短いトラックながらも
彼らのこだわりが詰まっていると感じます。
左右に美しく揺れるトレモロがかかったローズピアノの音を中心に、パッドやリードシンセ、ちょっとだけギター、アルペジエーターやシンセベースなどあらゆる楽器が素晴らしいバランスで共存しています。



曲はそのまま 2. Cure に続くのですが、パッドが弾き延ばされている中にギターがリズムを刻み始めます。このギターのリフも細かくパンが振られていて、オーディオ空間の作り方が本当に巧妙です。そしてドラムとシンセベースが入ってくるとグルーヴが一体となり曲が始まります。愛が心の痛みを治すことを見せてあげるという歌で、ふわりと歌っている様に一見すると聞こえるのですが、リズムとイントネーションが素晴らしく、曲全体を歌がリードしています。歌が全体をリードするのは本来あるべき姿ではあるのですがとても難しいことでもあり、シンガー単体でもとても表現力がある事を思い知らされます。



3. 6am
この曲は3-3-2拍子でリズムが構築されてる特徴あるリフの曲です。エンディングにはフルートソロもあります。ソロといってそのままアドリブを乗せているだけではなく、おそらく大枠のソロを録音したのち、必要な部分のハーモニーをオーバーダブしてる様です。楽器の部分にもボーカルの作品作りの様な手が込んだ作風になっています。



4. Every Part (For Linda)
クリスプなドラムビートから始まる楽曲。ボーカルが入ってきた時に急にリバーブが少なくなり乾いた感じになるのがたまらなく素敵です。



5. Hideaway
低音からビート感が強いローズピアノとシンセベースのリフが気持ちよく、しかし歌は囁くようで対照的なMoochildらしい一曲。



6. The List
ローファイなピアノイントロから始まる楽曲。このアルバムの有名曲の一つかなと思います。
その後に続くローズピアノのキックが心地よく、その上でボーカルのハーモニーも見事にアレンジされています。
トランペットとフルートでのホーンセクションアレンジも際立っています。



7. Doors Closing
電車のアナウンスから始まる一曲。カウベルのビートが特徴的。今までローズピアノメインでしたがこちらはウーリッツァーピアノの音色。



そして楽曲は続けて 8. Run Way に突入します。こちらはキックドラムをパッドやシンセベースにコンプレッサーのサイドチェーンというもので繋げて、キックが鳴ると他の楽器の音量が抑えられます。そのダイナミックスと抑揚が作るグルーヴが特徴的です。
最後はマリオのゲームに世界のようなリフに突入して、レコードの回転数を落とすかのようにフィニッシュ。



そしてそこから回転数をあげたようにスタートするのが 9. Think Back。こういった曲同士の繋ぎもとっても上手なアルバムですね。
この曲はドラムのリズムがトップにいて、ピアノとベースが大分重たく後ろの方にいるネオソウル的グルーヴの曲です。



10. Now And Then
16分音符を刻みながら作る3拍子のグルーヴの曲。ドラムとシンセベース、そして手拍子が作る独自のグルーヴで、手拍子がやたら生っぽいミックスになっているのが逆に聴き手を集中させます。



楽曲はそのまま 11. Change Your Mind に突入します。こちらは一気にトーンダウンしてバラードの曲です。



12. Show The Way
コンガやタンバリン、シェイカーといった楽器が加わり、少しだけセッション感の強い作品になっています。そんな中でもAメロがポップで記憶に残りやすい作品かもしれません。



13. Let You Go
おそらく流れるような水の音やシンセの音が絡み合い神秘的な出だしから始まります。こちらも特徴的な、美しいメロディーラインを繰り返し繰り返し、しかしアレンジは変わりながら演奏されるます。それがLet You Goっていうタイトルですが、頭にはしっかりメロディラインが残ってこのアルバムが幕を閉じます。



それではまた次回。


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『Voyager』
Artist : Moonchild
LABEL : Tru Thoughts
発売年 : 2017年





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【SONG LIST】

01.Voyager (Intro)
02.Cure
03.6am
04.Every Part (for Linda)
05.Hideaway
06.The List
07.Doors Closing
08.Run Away
09.Think Back
10.Now and Then
11.Change Your Mind
12.Show The Way
13.Let You Go
14.Cure (instrumental)
15.The List (instrumental)



曽根麻央『プレイズ・スタンダード』

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トランペット/ピアノの"ジャズ二刀流"として話題の曽根麻央がソロピアノで紡ぐスタンダードソング集が全国発売決定!
往年のジャズの名曲をフレッシュな感性で解釈。
抒情性と気品に彩られた曽根のジャズ・ミュージシャン、ピアニストとしてのアティテュードが表現されている作品に仕上がった。


曽根麻央『プレイズ・スタンダード』


1.Reflections in D
2.Serenade
3.In Your Own Sweet Way
4.The Star-Crossed Lovers
5.Wave
6.Stella by Starlight
7.All The Things You Are
8.Luminous (Piano Solo Ver.)
9.I Loves You, Porgy
10.Lady Luck11.Danny Boy
12.Home (Piano Solo Ver.)
13.Some Other Time
14.Ask Me Now
15.The Days of Wine And Roses
16.What A Wonderful World

Mao Soné (piano, trumpet)


曽根麻央のその他情報はウェブサイトへ

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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』2023.6『Covers / James Blake』2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』2023.10『MAINS / J3PO』2023.11『Knower Forever / Knower』2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』2024.02『Rhapsody in Blue Reimagined / Lara Downes』2024.03『Djesse Vol. 4 / Jacob Collier』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

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