JJazz.Net Blog Title

曽根麻央 Monthly Disc Review2020.9:Monthly Disc Review

mdr1.jpg


Title : 『Chet Baker Sings』
Artist : Chet Baker

chetbakersings500.jpg


 みなさんこんにちは、曽根麻央です。僕が影響を受けたアルバムを、ミュージシャンの視点で紹介して解説していくこの連載も、早いもので第6回目となりました。半年が過ぎようとしているのですね。


 今回はChet Bakerの『Sings』というアルバムを解説・紹介していきます。RCAの44のマイクに向かって歌うChetの姿が特徴的なカッコいいジャケットですね。このアルバムは管楽器奏者ならば一度はトランスクライブ(耳コピ)して練習するべきだと考えています。僕は生徒によくこのアルバムのトランスクライブをするか、『The Last Great Concert』の「Look For The Silver Lining」という曲をトランスクライブするように宿題を出します。その理由として、これらの演奏からは完璧な美しいライン、揺るがない8分音符、安定したトランペットのサウンドを聴くことができ、そこからジャズ演奏に必要な技術をたくさん学べるからです。





 また、『Chet Baker Sings』はインストのミュージシャン(楽器を演奏する人)が歌詞を覚えるのに最適なアレンジと選曲となっています。歌い方もシンプルなのでとても聴きやすい。なので、これらのスタンダード曲の真意に迫ることができます。多くのインスト奏者は、曲をリード・シートや楽譜から学んでしまうため、曲の持つ本来の雰囲気や意味合いを理解していないことがあります。曲本来のストーリーから解離した演奏になりがちです。曲の本来の意味を知り、心から曲を好きになることで、より深い演奏ができるようになります。このアルバムは、そこに到達する手助けになるでしょう。


 また、全体を通して曲のアレンジも素晴らしいので注目していただきたいです。イントロ、アウトロが演奏曲本編に勝るほど美しく完璧です。コード進行もとても考えられていて、美しい。単にスタンダード演奏を聴かされるのではなく、Chet Bakerとこのアルバムメンバーの世界観を魅せてくれています。


 ピアニストの伴奏もチェットの歌やトランペットを決して邪魔することなく堅実なサポートに徹しています。その上でピアニストは自分のスペースを見つけ、美しいカウンターポイントやソロを展開しているで、そちらも注目です。

ではクレジットを見ていきましょう。


Chet Baker Sings
録音・1954&56年
Chet Baker - vocals, trumpet
Russ Freeman - piano, celesta
Carson Smith - double bass
Joe Mondragon - double bass
Bob Neel - drums
Jimmy Bond - double bass
Larance Marable - drums
Peter Littman - drums





 先ほど少し述べたようにRuss Freemanのピアノは、トランペットと歌を一切邪魔することなく完璧なサポートを聴かせてくれています。しかし存在感がない訳では一切なく、それどころか耳はピアノに持っていかれるという不思議な演奏です。


Russ Freemanのアレンジが多いこのアルアムは、ある意味彼の世界観の上にChet Bakerが乗っかっていると言っても過言ではないかもしれません。「チェット・ベイカー その生涯と音楽」の第4章「天才の響き チェットとラス・フリーマン」では、Russ Freemanが当時を振り返るインタビュー形式で書かれていて読む事ができます。それによるとRuss Freemanは当時のChetカルテットの音楽監修兼ツアーマネージャーだったそうで、移動の手配、ホテルの手配、経理も任されていたそうです。またこの本には、このアルバムの最初のレコーディングが、Chetが初めて歌った瞬間だった事や、歌うことになった理由が歯の問題によりトランペットの演奏が困難だったため、など興味深い事が書かれています。Chetは薬物関連のトラブルで歯を折られるという、トランペッターとして本来は再起不能の事件に巻き込まれています。









1. That Old Feeling

 このアルバムを代表する構成の曲。美しいイントロ、シンプルな歌い回し、完璧なピアノとトランペット・ソロ、そして、短いショート・エンディング。

 トランペット・カルテットで演奏される16小節の美しいイントロは完全にこのアルバムの為にアレンジされたもの。しかしあまり突飛ではなく、あくまで曲の一部として存在できるようにうまく書かれています。それに続くChet Bakerの歌によるテーマ部分。何度も言っていますが、このアルバムは一緒に歌えるようになるととてもとても楽しいので是非トライしてみてください。それに続くRuss FreemanとChet Bakerのソロは曲のストーリーを壊すことなく、まるで書かれたメロディーのように美しい。このアルバムをさらに楽しむならChetのソロを覚えてスキャットでユニゾンしてみるのも面白い。トランペットも歌のようにソロを吹いているので、実際一緒にスキャットをしやすい。なので、楽器を演奏する人は歌えることがどう演奏に影響を与えるのか体験でき、とても勉強になります。


2. It's Always You
 Chet の歌い方が本当に美しい一曲。Russ Freemanによる美しいイントロと、歌とトランペット・ソロの間の緊張感ある短い間奏が肝のアレンジ。ハーモニーの流れもよく編曲されています。注目しながら聴いてください。


3. Like Someone In Love
 テーマへの導入の仕方がお洒落ですね。Russ Freemanのイントロの特徴は、あまりにも自然に流れているので、気づいたらテーマに入っているという事が起こります。シンプルに、トランペット・ソロなしで歌だけのテイク。


4. My Ideal
 チェレスタとアルコ(弓)でのベースの伴奏で歌われるバース部分があります。バースとはテーマではないのですがイントロでもないセクションです。バースはきちんと歌詞があり、メイン・テーマの世界観を前もって説明して、聴き手により深い理解をさせてくれる大事なパートです。バースは楽器だけのジャズで演奏されることは稀ですが、こうして歌とともに聴けるのはとても嬉しいですね。


5. I've Never Been In Love Before
 Chetが最初1人で歌い出し、ベースとピアノのユニゾンのカウンターポイントが聴こえてきます。ピアノは徐々にハーモニーへと移行して曲にさらにカラーを足していきます。見事なアレンジです。カウンターポイントについては以前の「Birth Of Cool」の紹介記事でも書きましたが、主旋律に対して演奏される副旋律の事です。この曲はChetを描いた映画「Born To Be Blue」でも重要な場面で演奏されていましたね!あの映画はあくまでフィクションですが、個人的にはChetの人となりが見る事ができて良い映画だと思っています。


6. My Buddy
 Chetのハーマン・ミュートの演奏が聴けます。ハーマンといえば、マイルス・デイヴィスやクラーク・テリー、ディジー・ガレスピーといった人たちの音色が有名ですが、Chetの音色も独特で良いですね。1コーラス目のミュート演奏と歌の間に8小節の間奏がアレンジされていて、転調しているのも雰囲気がガラッと変わってよいですね。


7. But Not For Me
 24小節の見事なイントロがトランペットによって奏でられた後に、有名なメロディーが歌われます。マイルス・デイヴィスの演奏が有名でそちらのコード進行で演奏されることが多いですが、こちらの方がガーシュウィンのオリジナルに近い進行になっています。歌に続くChetのソロもまるで書いたかのような綺麗なソロです。このソロは名演なので覚えておくと良いでしょう!


8. Time After Time
こちらもシンプルに2コーラスだけの構成。1コーラス歌からの半分だけのトランペット・そして、その後の歌で終わります。

9. I Get Along Without You Very Well
 名曲ですね!是非覚えておいていただきたい曲です。Russ Freemanのチェレスタが再び登場して、Chetが歌います。こちらの曲も映画「Born To Be Blue」で重要な役を果たしましたね。この曲はChetの「The Last Great Concert」でも「Live In Tokyo」ではChetの晩年の歌も聴く事ができます。Chetにとって重要なレパートリーだった事がわかります。こちらもシンプルに歌1コーラスだけという構成です。


10. My Funny Valentine
 歌で1コーラスだけシンプルな構成。是非Chetの歌い回しでこの曲は覚えていただきたい。


11. There Will Never Be Another You
 いきなりトランペットだけのイントロから、バンドが入り1コーラスソロをとります。その後8小節の間奏で歌のキーに転調するこちらも見事なアレンジ!歌の後のソロはChetとRuss Freemanが同時にするというサプライズがあります。Chetのキャリアの初期はジェリー・マリガンとの、ピアノなしの2菅編成カルテットでした。トランペットとバリトン・サックスのソロを同時にとり、ピアノがいなくてもハーモニーを感じさせるサウンドを作り上げ、ウエスト・コースト・ジャズのブランディングに成功しました。この曲のソロはChetのバックグラウンドを思い出させてくれますね。


12. The Thrill Is Gone
 なんとも寂しい曲。Chetの歌とトランペットの多重録音が聴けます。Chetが自分の歌に伴奏をしている様子は、トランペットの歌の伴奏はこうするべきだ!というお手本のようでとても参考になります。


13. I Fall In Love To Easily
 イントロは無いが、エンディングはちゃんとアレンジされていますね。やはりこのアルバムを通してジャズ・ミュージシャンが学ぶべきが、シンプルでいいので、スタンダードを演奏するときはきちんと自分のアレンジを持つべきという事。聴き手へ与えるインパクトが違います。そして良いエンディングがあれば途中何があっても全体がまとまって聴こえます。僕は自分のアレンジを持つ事で、曲に対して、まるで自分の曲のような愛情をもって接する事ができています。


14. Look For A Silver Lining
 こちらもChetの十八番ですね。曲の最後に一瞬だけ多重録音しているのがお洒落ですね。この曲に関しては、関にも述べましたが是非「The Last Great Concert」のバージョンも合わせて聴いてみてください!Chetというアーティストがいかに音楽への、美しいものへの情熱にあふれていたか感じる事ができるでしょう。トランペッターは「The Last Great Concert」のLook For A Silver Liningのソロは要トランスクライブです!







いかがでしたでしたか? 
また次のDisc Reviewでお会いするのを楽しみにしております。

文:曽根麻央 Mao Soné




Recommend Disc

chetbakersings200.jpg
Title : 『Chet Baker Sings』
Artist : Chet Baker
LABEL : Pacific Jazz
NO : PJ-1222
発売年 : 1956年



アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】

01.That Old Feeling
02.It's Always You
03.Like Someone In Love
04.My Ideal
05.I've Never Been In Love Before
06.My Buddy
07.But Not For Me
08.Time After Time
09.I Get Along Without You Very Well
10.My Funny Valentine
11.There Wil Never Be Another You
12.The Thrill Is Gone
13.I Fall In Love Too Easily
14.Look For The Silver Lining




□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□






Reviewer information

maosone500.jpg

曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

ジャズライブ配信「NYからのラブレター」:ニュース / NEWS

NYから日本へ、10人のジャズピアニストがジャズライブを配信する「NYからのラブレター」。


NY_loveletter500.jpg


【NYからのラブレター】
祝ニューヨーク東京60周年企画〜NYからのラヴレター〜 
2020年夏、伝説のイタリア製ピアノFAZIORIを配したニューヨークの「クラヴィアホール」からジャズピアニストの井川弥生が案内役となり10人の精鋭ジャズピアニストの世界初演のコンサートをオンラインで配信。


出演はルイス•ペルドモ、エリオ•ビジャフランカ、フランク•キンブロー、サイラス•チェスナット、エドセル•ゴメス、海野雅威、ア•ブゥ、アルトゥーロ•オファリル、ジョージ•ケーブルス、井川弥生、クリフトン•アンダーソン他。80年代のニューヨークのピアノバーの全盛期、90年代東京での100ゴールデンフィンガーコンサートの興奮の流れを受け継いだニューヨークジャズの今を最高のサウンドと映像でご自宅にいながらお楽しみいただける絶好のチャンスです。


配信は7月19日から9月27日の毎週日曜日の朝10時から。
水曜日 夜20:00から再放送しています。

チケットご購入とご視聴には配信プラットフォームのMUSERへの会員登録が必要となります。
MUSERではプリペイドカードをイメージしたYELLを使用します。各コンサートは2500円です。





コロナ禍、配信ライブの需要が高まっています。
一番はもちろん生のライブパフォーマンスですが、
配信ライブは国も場所も問わず、気軽に視聴できるので、その点は新たなライブの楽しみといえます。

NY在住の気鋭のピアニストが出演する今回の「NYからのラブレター」はまさにそう。
ライブチケットも日本の配信プラットフォーム、MUSERなので、日本語で購入できるのも安心です。

そしてこの企画の案内役をつとめるジャズピアニスト、井川弥生さんのコメントが届いています。
今月9月の番組「PICK UP」内でお聴きいただけます。
今のNYの状況、そしてこの企画が生まれたいきさつなど、興味深い内容です。
是非お聴きください。


pickup2009.jpg

番組:JJazz.Net「PICK UP」(毎月第一水曜日更新)
概要:ジャンル問わずニューリリース作品の数々を、たっぷりご紹介するプログラム。
期間:2020年9月2日(水)17:00~2019年10月7日(水)17:00
https://www.jjazz.net/programs/pick-up/




【「NYからのラブレター」日程】

日本時間日曜日 朝10:00
※再放送 日本時間水曜日 夜20:00

9月6日 ア・ブゥ (A Bu)
9月13日 アルトゥーロ・オファレル (Arturo Ofarril)
9月20日 ジェイソン・マーシャル (Jason Marshall)DUO
9月27日 井川弥生


【料金】
1公演につき¥2,500(税別)


【チケット購入】
MUSERのウェブサイトよりご確認/ご購入ください。(ご視聴にあたり MUSER への会員登録が必要)
https://muser.link


■9月6日 ア・ブゥ (A Bu)
日本時間9月6日(日)朝10:00
日本時間9月9日(水)夜8:00

■9月13日 アルトゥーロ・オファレル (Arturo Ofarril)
日本時間9月13日(日)朝10:00
日本時間9月16日(水)夜8:00

■9月20日 ジェイソン・マーシャル (Jason Marshall)DUO
日本時間9月20日(日)朝10:00
日本時間9月23日(水)夜8:00

■9月27日 井川弥生
日本時間9月27日(日)朝10:00
日本時間9月30日(水)夜8:00


【詳細】(クラビエホール特設サイト)
https://www.klavierhall.com/



▶プロデューサー
ジム•ルース
キャラモアジャズフェスティバル(ニューヨーク州カトナ)の創立者
ART>Brookfield(NY/LA) の相談役として長年に渡り最高峰のジャズミュージシャンの演奏をプロデュース NY のジャズラジオ局 WBGO とアメリカ NPR(公共ラジオ)の数々の番組でパーソナリティーを務める 2001 年 NPR 番組「ジャズプロファイル~マイルス•デイビス~」でピーバディー賞受賞。
https://www.lucegroup.net/podcasts


▶案内人
井川弥生(ピアニスト、作曲家)
「弥生は稀に見る逸材です。 知性、幅広い感情表現、そして独自なサウンド...彼女は考えたり感じたりすることは何でも表現できる -ギル・ゴールドスタイン(アレンジャー/ピアニス ト)

3歳から12歳までクラシックピアノを学ぶ。15歳の夏に滞在したオレゴン州でジャズを初めて聴き魅了される。国際基督教大学に入学しアメリカ研究を専攻する傍ら大学ビッグバンドサー クルMMSでジャズを学び、1997年山野ビッグバンドジャズコンテストで優秀ソリスト賞を受賞する。卒業後渡米し、ニューヨーク市のニュースクール大学で学び奨学金を受けて卒業する。リーアン・リジャーウッド、ジェリ・アレンに師事。ジョン・コルトレーンなどと共演したベーシスト、レジー・ワークマンのアンサンブルに参加するなど演奏活動をする一方で、 ヨーロッパのサマージャズキャンプで2年連続で講師として参加するなど教育者としての経験も積む。ニュージャージー州の教会でゴスペルを弾くようにり、2年間音楽監督を勤める。

2004年クラウンレコードよりドラマー、カール・アレンのプロデュースで初のトリオアルバ ム「スリーエンジェルズ」をリリース。2005年自己プロデュースしたアルバム「カラーオブ ドリームス」を発表しアメリカ、イタリア、日本、コスタリカでツアーをした後、ニューヨー ク大学でジャズと映画音楽を専攻し修士号を取得する。

近年はジャズドラマー、マイケル・カーヴィントリオのピアニスト、ハイチ出身のヴォーカリスト、エミリン・ミッシェルのピアニストとしてレコーディングやツアーに参し、ニューヨーク市で様々なミュージシャンと演奏活動を続けている。共演者はハワード・ジョンソン、ロニー・プラキシコ、マイケル・ユー ベニアックなど。また、ビジュアルアーティストのキャリー・マエ・ウィームスやダンサーの ビル・ティー・ジョーンズのプロジェクトに参加するなど枠を超えた音楽活動を目指している。
https://www.facebook.com/yayoiikawamusic


▶クラヴィエホール/ クラヴィエハウス
イタリアピアノの至宝 FAZIOLI のコンサートピアノを導入した、ジャズピアノの新たな聖地 ジム•ルースとクラビエハウスのスジェトリ•レザンジェの長年の構想の結晶 クラヴィエハウスは 1993 年ガーボル&スジェトリ•レザンジェ兄弟によってニューヨークに開かれて以来、楽器製造の技術と献身さで世界中の芸術家と音楽家に愛されてきました。
https://klavierhaus.com


▶録音エンジニア
デューク•マルコス クラビアホール技術責任者
2010 年 グラミー賞 ® を(ジャズ大編成アンサンブル・アルバム部門)を受賞 ミンガスビッグバンド•ライブ@ジャズ•スタンダードの録音エンジニア マリアン・マクパートランドの伝説的番組「ピアノジャズ 」のテクニカルディレクター。


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

My First Jazz Vol.29-Jacob Koller:My First Jazz

Title : 『At the Blue Note: The Complete Recordings』
Artist : Keith Jarrett

keith_complete500.jpg


「ジャズで影響を受けたのはキース・ジャレットですね。彼を知ったのは映像が先で『Standard volume1』というビデオ。最初何をやっているか良くわからなかったけれど、その演奏がとても情熱的ですごく感動したんです。まるで極楽みたいだなって(笑)。僕もこういう風にピアノを弾きたいと思ったんです。それで誕生日に『At the Blue Note』という6枚セットのアルバムを買ってもらって、夏休みに毎日毎日ずっとこればかり聴いていた、完全におたくです(笑)。

すごいのはアドリブ。彼の演奏は新しい発明のよう。新しい音を次から次へと生み出すようで、その想像力がすごいなと思いました。特に好きな曲は「Now's the time」。アドリブ/ソロ がすごい。一つのフレーズが次のフレーズに自然に発展していくそのオーガニックなソロは聴く度に感動します。彼の影響はとても大きくて、耳コピも良くしたし、ノートに譜面を書き写したりして、とてもいい勉強になりました。」

Jacob Koller

Jacob Koller Official



My First Jazz

keith_complete200.jpg

Title : 『At the Blue Note: The Complete Recordings』
Artist : keith jarrett
LABEL : ECM Records ‎
発売年 : 1995年



スタンダード・トリオによる、`94年のN.Y.ブルーノートでのライヴを収録した6枚組ボックス・セット。


アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】
CD 1 - FRIDAY JUNE 3RD, 1994-1ST SET
01. In Your Own Sweet Way
02. How Long Has This Been Going On
03. While We're Young
04. Partners
05. No Lonely Nights
06. Now's The Time
07. Lament

CD 2 - FRIDAY JUNE 3RD, 1994-2ND SET
01. I'm Old Fashioned
02. Everything Happens To Me
03. If I Were A Bell
04. In The Wee Small Hours Of The Morning
05. Oleo
06. Alone Together
07. Skylark
08. Things Ain't What They Used To Be

CD 3 - SATURDAY JUNE 4TH, 1994-1ST SET
01. Autumn Leaves
02. Days Of Wine And Roses
03. Bop-Be
04. You Don't Know What Love Is / Muezzin
05. When I Fall In Love

CD 4 - SATURDAY JUNE 4TH, 1994-2ND SET
01. How Deep Is The Ocean
02. Close Your Eyes
03. Imagination
04. I'll Close My Eyes
05. I Fall In Love Too Easily / Fire Within, The
06. Things Ain't What They Used To Be

CD 5 - SUNDAY JUNE 5TH, 1994-1ST SET
01. On Green Dolphin Street
02. My Romance
03. Don't Ever Leave Me
04. You'd Be So Nice To Come Home To
05. La Valse Bleue
06. No Lonely Nights
07. Straight, No Chaser

CD 6 - SUNDAY JUNE 5TH, 1994-2ND SET
01. Time After Time
02. For Heaven's Sake
03. Partners
04. Desert Sun
05. How About You?

曽根麻央 Monthly Disc Review2020.8:Monthly Disc Review

mdr1.jpg


Title : 『Birth Of The Cool』
Artist : Miles Davis

birthofthecool500.jpg


みなさんこんにちは、曽根麻央です。暑い日が続きます。みなさん熱中症対策など大丈夫でしょうか? 僕は先日食あたりを起こして3日間寝込みました...笑。 皆様もくれぐれもお気をつけください。

そんな中、僕が主演と音楽を担当した映画『トランペット』がオスカー公認の映画祭、ロード・アイランド国際フィルム・フェスティバルで、「ベスト・コメディー・ショート・フィルム・アワード」と「アンバサダー・アワード(文化への理解を深め、コミュニケーションの力を与える映画に贈られる賞)」の2部門で受賞ししました! 
このニュースを受け、ベッドの上で腹痛に苦しみながら喜びました(笑)。


maosone_movie.jpg


さて今月はマイルス・デイヴィスの『Birth Of Cool = クールの誕生』についてお話ししたいと思います。おそらく6管編成(トランペット、アルト・サックス、バリトン・サックス、フレンチホルン、トロンボーン、チューバ)のジャズ・アルバムの最高峰で、ジャズの作曲・アレンジを勉強する人は絶対に聞かないといけないアルバムです。


Alto Saxophone - Lee Konitz
Baritone Saxophone - Gerry Mulligan
Bass - Al McKibbon (tracks: A3, A6, B3), Joe Schulman* (tracks: A1, A2, A5, B1), Nelson Boyd (tracks: A4, B2, B4, B5)
Drums - Kenny Clarke (tracks: A4, B2, B4, B5), Max Roach (tracks: A1 to A3, A5 to B3)
French Horn - Junior Collins* (tracks: A1, A2, A5, B1), Gunther Schuller (tracks: A3, A6, B3), Sandy Siegelstein (tracks: A4, B2, B4, B5)
Piano - Al Haig (tracks: A1, A2, A5, B1), John Lewis (2) (tracks: A4, B2, B4, B5)
Trombone - J.J. Johnson (tracks: A3, A4, A6, B2, B5), Kai Winding (tracks: A1, A2, A5, B1)
Trumpet - Miles Davis
Tuba - John Barber




アレンジは基本、バリトン・サックスのジェリー・マリガン、ピアニストのジョン・ルイス、そして、世界最高のアレンジャー、ギル・エヴァンスの3人によってなされています。楽器の構成も、中低音の楽器が多いことに注目したいですね。

このようなバランスにすることで温かみのあるサウンドを得ることができます。これ以前の音楽のスタイルでもあるBebop的な、マッチョでハイノートの世界観から抜け出したいマイルス・デイヴィスの強い意志をここに感じます。こういった優れたアレンジを聞く際、実際に聞こえる音の重なりやハーモニーも大事なのですが、主旋律の裏で聞こえてくる裏の旋律=「カウンターポイント」=対位法が存在することを覚えておくと情報が整理しやすくなります。





1. Move
 ピアニストジョン・ルイスのアレンジで、リズム・チェンジの曲です。リズム・チェンジとはジョージ・ガーシュウィンの「I Got Rhythm」のコード進行の上で書かれた 曲のことを言います。





リズム・チェンジの代表曲にはS. ロリンズの「Oleo」、T. モンクの「Rhythm A Ning」、C. パーカーの「Anthropology」などがあります。





 「Move」は印象的なイントロから始まります。トランペットやトロンボーンなどの金管楽器が音を伸ばしている上で、アルト&バリトン・サックスの木管楽器が激しく動きます。そしてメロディーに入ると最初、主旋律はトランペットとアルトで、ロングトーン的なカウンターポイントがホルンとトロンボーンの中音金管楽器で、短めのフレーズのカウンターポイントがバリトンとチューバの低音楽器で奏でられる3カウンターポイントで成り立っています。2つのカウンターポイントは5小節目から合流して同じリズムを奏でています。一つのメロディーだけでなく裏のメロディーが存在することで音楽は立体的な厚みを得ることができます。





カウンターポイントはクラシックではバッハをはじめ様々な作曲家が習得しなければならない技術です。ジャズではスタン・ケントン・ビッグバンドの「Contemporary Concepts」のBill Holmanのアレンジを聞くとより明確に理解できると思います。

ソロはマイルスと、残念ながら今年の4月に亡くなったリー・コニッツを聞くことができます。ちなみに1:30ぐらいからのセクションはアレンジャー・コーラス、またはシャウト・コーラスと呼ばれて、アレンジャーが独自のメロディーを曲の上で書き、自由にアレンジして良いジャズ・ビッグバンドなどで用いられる独自のセクションです。


2. Jeru
 ジェリー・マリガン作曲・アレンジの曲。こちらの曲はあまりカウンターポイントの技法は出てこないで、純粋にSoli(同じリズムパターンで違う音を演奏することでハーモニーを表現する手法)での管楽器のハーモナイズのセンスの良さが光るアレンジ。

ソロの後ろで聞こえてくるバックグラウンドのサウンドにも注目したい。2:12ごろからのシャウト・コーラス、そこからのコーダへの流れがとても美しいので注目です。


3. Moon Dream
  巨匠ギル・エヴァンスの名アレンジ。これを聞けばギル・アヴァンスがいかに他のアレンジャーの追随を許さなかったか分かるでしょう。常にカウンターポイントが予想外のところから出現し、Soliのセクションもメロディーが上行していたらハーモニーは下降するなど、非常に細やかなアレンジ・テクニックが使用されています。特にチューバの使い方が特徴的ですね。

ぜひ上の音(トランペット)と下の音(チューバ)の流れを同時に追ってみてください。1:32から1:40にかけてウニャウニャしているパートが徐々に下の音域に移動していくのなどとても面白いですね! 2:03でトランペットがリーチする最高音F#を吹き伸ばしている間に、バリトンとアルトが駆け上がっていくように追いついて、そこからの壮大なハーモニーの繰り広げ方はギル・エヴァンスにしか書けない発想だと思います。


4. Venus De Milo
 ジェリー・マリガン作曲・アレンジの曲。6小節のイントロの後に、メロディーがトランペット、またはトランペットとアルトのユニゾンによって吹かれます。このユニゾンと他の管楽器のカウンターポイントの関係にも注目していただきたい。とても綺麗なアレンジです。2:17からはイントロのモチーフを元にした、シャウト・コーラスがあります。


5.Budo
 ジョン・ルイスのアレンジで軽快なこちらもインパクトのあるイントロから始まり、イントロで終わるストーリーのある曲。ホーン隊のホルン奏者以外の全員のソロを聞くことができるトラック。1:43ほどからがシャウト・コーラスです。


6.Deception
 ジェリー・マリガンのアレンジ。基本的にはトランペットとアルトがメロディーをユニゾンして、残りの管楽器がヒットに合わせてハーモニーを奏でるアレンジのスタイル。


7.Godchild
 ジェリー・マリガンのアレンジ。特徴的なチューバとバリトンのユニゾンから徐々に他の楽器が混ざり合い、ハーモニーを作るテーマ部分があります。1:26からのホーンセクションからのバリトンソロへの繋ぎ方がとてもユニーク。2:11からがアレンジャー・コーラス。


8.Boplicity
 ギル・エヴァンスのアレンジ。曲自体が大変美しいのでぜひ覚えていただきたいのはもちろんですが、チューバとトランペットの流れを意識しながら聞いていただきたい。

エヴァンスのアレンジは管楽器のライン一つ一つが流れるように動き、それでいてよどみがないのが本当に素晴らしい。先ほども言いましたが、トランペットが上行すればチューバは下降したり、トランペットが同じ音を演奏していたらチューバは動き続けたり、変化に富んでいます。これは徹底したカウンターポイントの練習がなければできない技です。


9.Rocker
 ジェリー・マリガン作曲・アレンジの曲。ジェリー・マリガンのアレンジのスタイルをここまで4曲聴いてきたが、この頃はやはりメロディーがあって(基本的にはトランペットもしくはトランペット+アルトのメロディー)、それに呼応するヒットを残りの管楽器がハーモニーとともに演奏するスタイルが多いようですね。でもただ単純ではなく、一つ一つの楽器の組み合わせが美しいので単調に聞こえないのがすごいところです。1:44からはアレンジャー・コーラスになっています。


10.Israel
 Johnny Carisiの作曲・アレンジ。のちのちピアニスト、ビル・エヴァンスもカバーするブルースの曲。タイトル通り中東を意識した作品でしょう。この人について、僕は正直Israelの作曲家としてしか知らなかったのですが、グレン・ミラーの軍隊時代のビッグバンドでトランペットを吹いていた人らしいです。後々にギル・エヴァンスとマイルスのアルバム『Miles Ahead』でもトランペットを吹いて、曲も提供しているようです。


11.Rouge
 ジョン・ルイスの作曲・アレンジ。ジョン・ルイス自身のピアノソロも聞けます。行進曲のような雰囲気のイントロから始まります。このアルバムを通して言えることだが、トランペットとアルトはかなりユニゾンパートが多い。これはやはりビバップからの音楽の流れとしては妥当だと思う。チャーリー・パーカーとディジー・ガレスピーのコンビを代表するようにこの当時の音楽はトランペットとアルトの2管で吹かれることが多いのです。ビバップからの逸脱という意味で、今までにないより複雑に書かれたハーモニーやカウンターラインが他の管楽器を使ってプラスされているイメージでよいと思います。

 ただ、ビバップのトランペットと違い、マイルスはリードを担当しているにも関わらず終始脱力しています。これは今までのジャズがとてもマッチョで、ハイノート至上主義でホットなトランペット奏者が求められていたことへの反発でしょう。マイルスはここでは徹底してクールに、そして理性を一回も失うことなく、淡々と、ソフトに脱力して吹いています。これは、当時のソロトランペット、または、ラージアンサンブルのあり方として、革命的だったに違いありません。

トランペットの相棒にあると奏者、リー・コニッツを起用したのも、ソフトに歌心のある人物だからでしょう。どんなにトランペットがソフトに吹いていようが、それはリード(主旋律を担当する声部のこと)なので、トランペットを超える音量でサックスが吹くとアンサンブルは崩壊します。じつはサックスがトランペットを飛び越えて吹いちゃっている人、結構多いです。バランスに気をつけましょう。そういう意味でもリー・コニッツは適役だったと思います。







 いかがでしたでしたか? 
ぜひマイルスの『Birth Of Cool』今一度聞き直してみてはいかがでしょうか?

 また次のDisc Reviewでお会いするのを楽しみにしております。

文:曽根麻央 Mao Soné




Recommend Disc

birthofthecool200.jpg
Title : 『Birth Of The Cool』
Artist : Miles Davis
LABEL : Capitol Records ‎
NO : T-762
発売年 : 1957年



アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】
01.Move
02.Jeru
03.Moon Dreams
04.Venus De Milo
05.Budo
06.Deception
07.Godchild
08.Boplicity
09.Rocker
10.Israel
11.Rouge



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□






Reviewer information

maosone500.jpg

曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

CP-100-J-400x400.jpg


チャーリー・パーカー生誕100周年を記念し、
ジョー・ロヴァーノがNYCからストリーミング配信を行います。

ジョー・ロヴァーノといえば、これまでポール・モチアン・グループやジョン・スコフィールドの
グループにも参加し、数々のリーダー作を発表してきた名サックス奏者。
昨年には初のECMリーダー作品をリリースするなど、ジャズファンにはおなじみのプレイヤーです。

そんなジョー・ロヴァーノ。
今年生誕100周年を迎えたチャーリー・パーカー追悼コンサートを、
マンハッタン、ミッドタウンに位置するニューヨーク最新のピアノホール、
クラヴィアホールよりストリーミング配信します。

ちなみにジョー・ロヴァーノは、2011年にチャーリー・パーカーの楽曲に取り組んだアルバム
『Bird Songs』をリリース。
自身が敬愛するバードの楽曲を、日本のリスナーにダイレクトに届けてくれます。

また配信は日本の専門プラットフォーム"MUSER"ということで、チケット購入も日本語で可能です。

2020年のコロナ禍に行われるこのスペシャルな配信企画、是非チェックしてください。


「チャーリー・パーカーは鳥のように無心に演奏するんだ。
クラビエホールは私がチャーリー・パーカー生誕100年を記念する録音をするにあたって最適な場所だった。ピアニストのレオ・ジェノベーゼが奏でるファツィオリのピアノは最高の経験さ」
ジョー・ロヴァーノ






【公演名】
チャーリー・パーカー生誕100周年追悼コンサート

【日程】
日本時間8月30日(日)朝10:00

※再放送日時 
日本時間9月2日(日)夜8:00


【出演】
ジョー・ロヴァーノ(テナーサックス、クラリネット、フルート奏者)
http://www.joelovano.com/

レオ・ジェノベーゼ(ピアニスト)


【料金】
1公演につき¥2,500(税別)


【チケット購入】
MUSERのウェブサイトよりご確認/ご購入ください。(ご視聴にあたり MUSER への会員登録が必要)

日本時間8月30日(日)朝10:00

日本時間9月2日(日)夜8:00

https://muser.link


【公演詳細】(クラビエホール特設サイト)
https://www.klavierhall.com/


▶プロデューサー
ジム•ルース
キャラモアジャズフェスティバル(ニューヨーク州カトナ)の創立者
ART>Brookfield(NY/LA) の相談役として長年に渡り最高峰のジャズミュージシャンの演奏をプロデュース NY のジャズラジオ局 WBGO とアメリカ NPR(公共ラジオ)の数々の番組でパーソナリティーを務める 2001 年 NPR 番組「ジャズプロファイル~マイルス•デイビス~」でピーバディー賞受賞。
https://www.lucegroup.net/podcasts


▶クラヴィエホール/ クラヴィエハウス
イタリアピアノの至宝 FAZIOLI のコンサートピアノを導入した、ジャズピアノの新たな聖地 ジム•ルースとクラビエハウスのスジェトリ•レザンジェの長年の構想の結晶 クラヴィエハウスは 1993 年ガーボル&スジェトリ•レザンジェ兄弟によってニューヨークに開かれて以来、楽器製造の技術と献身さで世界中の芸術家と音楽家に愛されてきました。
https://klavierhaus.com


▶録音エンジニア
デューク•マルコス クラビアホール技術責任者
2010 年 グラミー賞 ® を(ジャズ大編成アンサンブル・アルバム部門)を受賞 ミンガスビッグバンド•ライブ@ジャズ•スタンダードの録音エンジニア マリアン・マクパートランドの伝説的番組「ピアノジャズ 」のテクニカルディレクター。


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


今回のストリーミング配信はジャズ・ピアニストの井川弥生が案内役となり7月からスタートした企画
「NYからのラブレター」の特別エディションとして行われます。

【NYからのラブレター】
祝ニューヨーク東京60周年企画〜NYからのラヴレター〜 
2020年夏、伝説のイタリア製ピアノFAZIORIを配したニューヨークの「クラヴィアホール」からジャズピアニストの井川弥生が案内役となり10人の精鋭ジャズピアニストの世界初演のコンサートをオンラインで配信します。

出演はルイス•ペルドモ、エリオ•ビジャフランカ、フランク•キンブロー、サイラス•チェスナット、エドセル•ゴメス、海野雅威、ア•ブゥ、アルトゥーロ•オファリル、ジョージ•ケーブルス、井川弥生、クリフトン•アンダーソン他。80年代のニューヨークのピアノバーの全盛期、90年代東京での100ゴールデンフィンガーコンサートの興奮の流れを受け継いだニューヨークジャズの今を最高のサウンドと映像でご自宅にいながらお楽しみいただける絶好のチャンスです。

配信は7月19日から9月27日の毎週日曜日の朝10時から。チケットご購入とご視聴には配信プラットフォームのMUSERへの会員登録が必要となります。MUSERではプリペイドカードをイメージしたYELLを使用します。各コンサートは2500円です。

詳細
クラビエホール特設サイト
https://www.klavierhall.com/

アーカイブ