JJazz.Net Blog Title

My First Jazz Vol.46-駒野逸美:My First Jazz

Title : 『Thinking About You』
Artist : Frank Rosolino

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「ジャズを勉強して間もない頃に見つけたこのアルバム。
初めてのFrank Rosolino、しかも2枚組。どんなCDか思い切って買ってみたところ当時の私に革命といいますか、トロンボーンカルテットでこんなジャズがあったんだ...!と衝撃だった事を覚えています。

ギタートリオ+トロンボーンの4人によって紡ぎ出されるサウンドが、まるで宇宙を浮遊している様で、静かに着実に内なるパッションを重なり合わせていく、そのインタープレイを聴いて私は一瞬でこのCDの虜になっていました。

まだジャズの事を何も知らない大学生になりたての私が聴いて好きになったので、音楽そのものが私の心に直に響いたのかなと思います。今も原点に帰りたい時に聴き直しますが、何度聞いても新鮮で、私が今までで最も影響を受けたアルバム。そして、これからも一生かけて憧れ続けるアルバムでしょう。」

駒野逸美

My First Jazz

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Title : 『Thinking About You』
Artist : Frank Rosolino
LABEL : Sackville Recordings
発売年 : 1984年



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【SONG LIST】
01.Sweet And Lovely
02.Who Can I Turn To
03.Round Midnight
04.I Thought About You





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駒野逸美 こまのいつみ(trombone)

1988年1月23日生まれ。 千葉県白井市出身。小学校ではCornetを吹き、中学校入学と共にTromboneを始める。尚美学園大学Jazz&Popsコースにて西山健治氏に師事。在学中にもライブやセッションに参加する。 2010年3月 尚美学園大学 芸術情報学部 音楽表現学科 J&Pコースを卒業。

今までに、Aaron Choulai Quintet、Mike Price Big Band、大山日出男セクステット、中路英明2Trombone、菊地成孔ダブセプテット、小杉敏カルテット、木村由紀夫スタンダードクインテット、原田イサムカルテット、Simon Cosgrove TokyoJazz7、内堀勝ビッグバンド、寺屋ナオグループ、村田中クインテット、三木俊雄フロントページオーケストラ、南青山6丁目楽団、などのグループで、都内を中心とするライブに参加。 2010年10月Aaron Choulai Quintetでオーストラリアのツアーに参加。2012年5月には香港でのSummer Jazz Festivalに参加。 2011年12月浅草JAZZコンテストでは駒野逸美Quartetでグランプリを受賞。2014年11月には、上杉優との2TbユニットThe BonBonesにて1stアルバムをリリース。 2016年10月スイスの2トロンボーン グループTwobonesに、上杉優と駒野逸美の2人でスイスツアーに参加。スイス各地9箇所でコンサートを行う。 翌年2017年7月TheBonBonesにて2ndアルバム"Celebration"をリリース。 2019年10月Allen Hermann(tb)氏との2トロンボーンで日本ツアーを行う。2020年2月ツアー中に録音したCD"A Beautiful Thing"をリリース。 2019年11月スイスのTwobonesのPaul Haag(tb)、Danilo Moccia(tb)2人をお呼びし今度は日本でツアーを行う。2020年7月"The Bon Bones meets Twobones"をリリース。

現在自己のカルテットにて都内を中心に活動中。
昭和音楽大学、ルーツ音楽院、山野楽器にてJazzTromboneの講師を務める。

駒野逸美 Official





Latest Album

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Title : 『Nearest and Dearest』
Artist : 駒野逸美カルテット
LABEL : SOMETHIN' COOL
NO : SCOL1060
RELEASE : 2021.12.15



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【SONG LIST】
01.Kayu Raja
02.Lemon Balm
03.Duke Ellington's Sound of Love
04.Le Buisson Ardent
05.Dear Sumi
06.In the Mind
07.Chikuzenni Dilemma
08.I Hear a Rhapsody
09.Pauly
10.はなのおか

守屋純子オーケストラ2022年定期公演/Future and Hope:ライブ情報 / LIVE INFO

ジャズの分野で最も権威のあるセロニアス・モンク・コンペティション作曲部門で優勝するなど、
輝かしい実績を持つピアニスト/作・編曲家の守屋純子。

毎年恒例となっている「守屋純子オーケストラ」の定期公演が今年も渋谷さくらホールにて行われます。

今回のテーマは「Future and Hope」。
希望に満ちたコロナ後の未来へ向けて、新たなジャズ組曲を作曲・発表します。

日本を代表する素晴らしいミュージシャンが揃うこのオーケストラの演奏を、
音響効果の素晴らしい会場で是非堪能して下さい。


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■守屋純子オーケストラ2022年定期公演-Future and Hope-■

【コンサートに向けてのメッセージ】
「この2年間、コロナ禍は当初思っていたよりずっと長引き、私たちも思うように演奏できない日々が続きました。とはいえ、ジャズの灯を消したくないという一心で、2020年・21年のさくらホール公演は予定通り行いましたが。
 やっと、少しずつ収束の気配が見えてきたこの頃、希望に満ちたコロナ後の未来へ向けて、今回は<Future and Hope>と題した新たなジャズ組曲を作曲・発表します。もちろん、その他のオリジナル、スタンダードも入れて、とびきり楽しいコンサートにしたいと思います。この日、この場所でしか聴けない音にぜひご期待ください。」 
守屋純子


【日時】
2022年2月18日(金曜日)18:30開場、19:00開演


【出演】
リズム:守屋純子(P, Arr)、納浩一(B)、加納樹麻(Drs)、岡部洋一(perc) 
サックス:近藤和彦(AS, SS)、緑川英徳(AS)、岡崎正典(TS)、吉本章紘(TS)、Andy Wulf(BS)
トランペット:佐久間勲、木幡光邦、奥村晶、岡崎好朗
トロンボーン:佐野聡、佐藤春樹、東條あづさ、山城純子(B- TB)


【場所】
渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
(東京都渋谷区桜丘町23-21 渋谷駅より徒歩5分)


【チケット】
一般:4500円(税込)学生:3000円(税込)
(守屋純子HP販売の方が、良いお席を指定できます)


→e+(イープラス)
https://eplus.jp/sf/detail/0178580001-P0030017P021001?P1=1221
→チケットぴあ
0570-02-9999 Pコード : 206-546
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2130423&rlsCd=001&lotRlsCd=
→ローソンチケット
Lコード : 73845
https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=611931


【HP販売について】
チケットはチケットぴあ等でもお求めになれますが、最も良いお席は、守屋純子HPにて座席指定で御求めいただけます。学生券に関しては、このHPでのみ500円引きの2500円で承ります。
チケット購入(守屋純子HP)


【配信チケットのご購入先はこちら】
配信チケット:2500円(税込)
e+(イープラス)


【問合せ】
サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12-15時)



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【守屋純子】(ピアニスト/作・編曲家)
早稲田大学"ハイソサエティーオーケストラ"でジャズを始め、ニューヨークのマンハッタン音楽院修士課程修了。アメリカ・ヨーロッパ各地で演奏活動を行う。
2000年より、"守屋純子オーケストラ"が芸術文化振興基金の助成対象事業となり、毎年定期公演を行っている。2004年、自己のカルテットでインド公演。

2005年に CD"Points Of Departure"が、第18回ミュージック・ペンクラブ賞を受賞する。同年9月、ジャズでは最も権威のあるセロニアス・モンク・コンペティション作曲部門で、東洋人としてまた女性として初優勝の栄誉に輝き、ワシントンのケネディーセンターでの授賞式に招聘されて受賞曲を演奏し、日米で話題を呼ぶ。
2008年 9月、米"モンタレージャズフェスティバル"に自己のカルテットで出演、その後、サンフランシスコ・ロサンゼルスでも公演を行う。2008・09年フランス・ツアー。2014-16年、毎年オーストラリア・パースにてビッグバンド指導。2014年より2019年まで、7回にわたり、ロシア・サンクトペテルブルク、ウラジオストクで公演。

これまでに9枚のリーダーCD(内6枚はビッグバンド作品)を発表。2018年7月、安土桃山時代の画伯<長谷川等伯>を題材としたジャズ組曲を収録した最新ビッグバンド作<Art In Motion>を発表する。

教育活動にも熱心で、 "山野ビッグバンドコンテスト""浅草ジャズコンテスト""ヤマハエレクトーンコンクール"等の審査員や、全国の小中高生のためのビッグバンドの指導、講演なども行なっている。2013年以降は、米国・モンタレー、オーストラリア・パースなど、海外でも学生を指導している。昭和音楽大学・尚美学園大学非常勤講師。早稲田大学エクステンションセンター講師。


守屋純子オフィシャル・サイト

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Title : 『The Tony Bennett Bill Evans Album』
Artist : Tony Bennett / Bill Evans



みなさんこんにちは、トランペットとピアノの曽根麻央です。本日はデュオアルバムの最高峰とも言える『The Tony Bennett Bill Evans Album』をご紹介します。デュオはアンサンブルの形態としては最小なので、個の及ぼす影響力が大きいです。そのため集中力と高い音楽性、そして技術力が表現者に求められます。ジャズを志す人がアンサンブルを習得するのに最も適した形態であるとも言えます。数ある名作の中からこのアルバムをピックアップしたのは、アンサンブルの完璧とも言えるクオリティーの高さと、個々が持つ影響力が大きさゆえです。


本題に入る前に宣伝です。来月9日発売、曽根麻央のセカンドアルバム『Brightness of the Lives』がAmazon等で予約開始となりました。バークリー音楽時代からの仲間、井上銘 (guitar)、山本連 (bass)、木村紘 (drums)と作り上げて来たバンドサウンドが見事に収録されています。またキューバのパーカッションコンペでも優勝を果たしたNYで活動するパーカッショニスト二階堂貴文もゲスト参加しています。是非お手にとって聴いていただけると嬉しいです。


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Title : 『Brightness of the Lives』
Artist : 曽根麻央
LABEL : リボーンウッド
NUMBER : RBW-0022
RELEASE : 2022.2.9

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【SONG LIST】

01. Prelude
02. Luminous
03. Drum Hero
04. Home
05. Quiet Cinema
06. Air
07. Lives
08. You Are Not Alone
09. Gathering At Park Drive
10. Always And Forever





【デュオアルバムの最高峰】


さて、スタンダード曲9曲を収録した『The Tony Bennett/Bill Evans Album』は1975年の2人の偉大なアーティストのコラボ・アルバムです。アメリカの音楽史で最も偉大な歌手の一人であるTony Bennettと、ジャズピアノの常識を根底から変えたアーティストBill Evansの共演を楽しむことができます。この作品の2年後に発売された『Together Again』でこの二人は再度共にアルバムを制作しています。

Tony Bennettは特徴的な声質と豊かな声量を持ち、表現力も豊かなシンガーです。ささやくような声から、オペラのような響きを自由自在に使い分けられる達人です。音程ももちろん正確で各曲の持つメロディーや歌詞の美しさを最大限に表現しています。各テイクのダイナミックスを明確に示し、聴く人の耳と心を自然とキャッチします。

一方、Bill Evansは各曲へ自身のハーモニーの解釈を取り入れ、スタンダード曲をより洗練されたものへと進化させています。ピアノのタッチも美しいだけでなく、ピアノの鍵盤の端から端までを使いこなし、サステイン・ペダル(踏むことによって弦を解放し全ての音が伸びるようにするペダル)やソフト・ペダル(音を柔らかく、小さくするペダル)も効果的に使用することで、ピアノという楽器をまさに完璧に操っています。リズムも正確です。伴奏でありながら音楽全体の雰囲気や方向性を支配しています。

アンサンブル、特にデュオにおいてフォロー&リードの能力が大切です。リードするとは音楽やアンサンブルの主導権を握ることで、それに対してフォローはそのサポートや追随に回ることを指します。デュオではフォロー&リードの役割が結構な頻度で入れ替わり立ち替わってゆきます。どちらかがリードに徹すると、もう一人がフォローに回ります。またこの逆もしかりです。一見、歌とピアノでは歌が主導権を握りピアノが伴奏に徹すると思われがちですが、このEvansとBennettのデュオはそんなことありません。



Tony Bennett - vocal
Bill Evans - piano






01. Young and Foolish
僕らが今も若くて愚かだったらどんなに良かったことかという寂しげな曲。曲の出だしからピアノと歌のサウンドが素晴らしく、一瞬にして耳を鷲掴みにされてしまいます。Bennettの歌う完璧なメロディーラインとそれに対応するかのように変化を繰り返すEvansのヴォイシング。伴奏というよりかはもう一つのメロディーのようです。Evansの前半のソロは静かに何か秘めているような演奏ですが、徐々に後半に向けて情熱的になり曲をクライマックスへと導きます。


02. Touch Of Your Lips
今度はなんとも甘いタイトルのスタンダード曲。Chet Bakerの演奏でも有名ですね。この曲では少しアップテンポで演奏され、歌やハーモニーの間を縫うようにEvansの左手が低く小刻みにビートを心地よく奏でます。彼のソロピアニストとしての並外れたすごさがわかる音源でもあります。


03. Some Other Time
レナード・バーンスタインが音楽を作曲したミュージカル『On The Town(踊る大紐育)』の挿入歌。時間の過ぎ去るのはとても早く、やりたいことの半分もできていない、伝えたい言葉が多すぎる、だからまたいつかね、というラブソング。Evansは自身の楽曲「Peace Peace」やMiles Davisの「Flamenco Sketches」に使用したのと全く同じリフ(パターン)をイントロや伴奏に使用していて、基本このパターンの上でまるで時が流れるように曲が展開していきます。


04. When In Rome
Peggy Leeによるバージョンがオリジナルの曲。楽器の人が今となってはあまり取り扱わない楽曲なので、このアルバム以外で私は知りませんでした。少しブルージーなイントロから始まるこのバージョン。軽快な中庸なスウィングで演奏されています。


05. We'll Be Together Again
別れはサヨナラじゃない、いつかまた、一緒になれる、という悲しいラブソング。曲と歌詞がとても美しく、僕自身演奏するのも聴くのも大好きな曲です。ハーモニーの構成も見事で途中で暗い短調に転調するところなど見事です。  
 Bennettの枯れた声と、Evansの悲しいサウンドが曲をより一層、その悲しい物語の世界へと近づけています。イントロもEvansの訥々としたアルペジオがこの曲のストーリーを語ってくれています。


06. My Foolish Heart
Evansといえばこの曲を思い浮かべる方も多いでしょう。一番有名なのはScott LaFaroとPaul Motianとライブレコーディングしたアルバム『Waltz For Debby』の中に収録されているバージョンでしょう。
このバージョンではバース(メインメロディーの前に歌われる部分。ジャズでは省略されることが多いが、曲のストーリーを語る上で重要なパート。ミュージカルの曲に多くあります)も歌われ、我々がよく知るバージョンとはかなり異なります。この曲は他の曲に比べると淡々と歌われ弾かれている気がします。それが夜に騙されて踊らされてしまう「愚かな心」を表しているのかもしれませんね。









07. Waltz For Debby
Evans が姪に贈ったジャズ史を代表する名曲。今は幼くおとぎ話やぬいぐるみと共に暮らしている可愛らしい彼女が、いつかは大きくなって愛する人を見つけて家を出て行ってしまうことを私が一番悲しむだろう、という歌。原曲より全音低く演奏されていますが、まるでBennettの為に書かれたかのように彼の声にぴったりはまっていますね。Evansのソロやトリオバージョンより、さらにストーリーが見えてくると思います。曲が進むにつれてより段々とハーモニーが複雑になるのも彼女の成長を表しているのでしょうか?


08. But Beautiful
愛は悲しくも楽しく、また良しも悪しもあるが、それでも美しい、という名曲。ルバートで最初のテーマは演奏されますがお互いのリードとフォローが見事で、フレーズとフレーズの間が完璧ですね。またダイナミクスのつけ方も素晴らしく、愛というテーマに対してぴったりな壮大なバージョンに仕上がっています。


09. The Days Of Wine And Roses
誰もが知る名曲「酒とバラの日々」。Evansの通常の演奏ではスウィングで演奏されることが多いですが、このデュオでは1コーラスピアノソロ、次のコーラスでデュオのトータル2コーラスをルバートでメロディーを美しく演奏しています。よく知っている曲だからこそ、Evansの流れるようなハーモニーの構築力、タッチなどをよく聴き他のプレイヤーとの違いに気づくことができますし、Bennettの圧倒的歌唱力と豊かな表現にも驚かされます。是非聴いてみてください。


それではまた次回。


文:曽根麻央 Mao Soné





【曽根麻央LIVE INFO】

1/23 (Sun)
Open 15:00 | Start 16:00
MAO SONÉ Solo @ Cabin 本厚木
<出演>
​曽根麻央 - trumpet & piano
​<ご予約・お問い合わせ>
TEL: 046-221-0785


1/30 (SUN)
Start 16:30
MAO SONÉ Trio @ Velera 赤坂
<出演>
​曽根麻央 - trumpet & piano
伊藤勇司 - bass
木村紘 - drums
<ご予約・お問い合わせ>
TEL: 03-6277-8772


2/4 (Fri)
Open 18:30 | Start 19:30
MAO SONÉ & DAVID BRYANT @ Body & Soul 渋谷
<出演>
​曽根麻央 - trumpet
David Bryant - piano
<ご予約・お問い合わせ>
TEL: 03-6455-0088


2/12 (Sat)
20:00 ~ 21:00
映画「トランペット」上映, トーク & トランペット演奏
@ キネマ旬報シアター (柏高島屋ステーションモール S館隣り)
劇場公式サイト
<「ブライトネス・オブ・ザ・ライヴス」発売記念 曽根麻央トーク&演奏付き短編映画上映>
場所 : スクリーン③
料金 : 一般 1500円 / シニア 1100円 / 大学 1000円 / 高校生以下 500円
20 : 00 ~ 20 : 17 頃 映画『トランペット』上映
20 : 17 ~ 21 : 00 頃 曽根麻央の舞台挨拶・トランペット演奏
終了後、CD 購入者にサイン会予定


2/13 (Sun)
20:00 ~ 21:00
映画「トランペット」上映, トーク & トランペット演奏
@ キネマ旬報シアター (柏高島屋ステーションモール S館隣り)
劇場公式サイト
<「ブライトネス・オブ・ザ・ライヴス」発売記念 曽根麻央トーク&演奏付き短編映画上映>
場所 : スクリーン③
料金 : 一般 1500円 / シニア 1100円 / 大学 1000円 / 高校生以下 500円
20 : 00 ~ 20 : 17 頃 映画『トランペット』上映
20 : 17 ~ 21 : 00 頃 曽根麻央の舞台挨拶・トランペット演奏
終了後、CD 購入者にサイン会予定


2/15 (Tue)
20:00 ~ 21:00
映画「トランペット」上映, トーク & トランペット演奏
@ キネマ旬報シアター (柏高島屋ステーションモール S館隣り)
劇場公式サイト
<「ブライトネス・オブ・ザ・ライヴス」発売記念 曽根麻央トーク&演奏付き短編映画上映>
場所 : スクリーン③
料金 : 一般 1500円 / シニア 1100円 / 大学 1000円 / 高校生以下 500円
20 : 00 ~ 20 : 17 頃 映画『トランペット』上映
20 : 17 ~ 21 : 00 頃 曽根麻央の舞台挨拶・トランペット演奏
終了後、CD 購入者にサイン会予定


曽根麻央のその他情報はウェブサイトへ



Recommend Disc

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Title : 『The Tony Bennett Bill Evans Album』
Artist : Tony Bennett / Bill Evans
LABEL : Fantasy
発売年 : 1975年



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【SONG LIST】

01. Young And Foolish
02. The Touch Of Your Lips
03. Some Other Time
04. When In Rome
05. We'll Be Together Again
06. My Foolish Heart
07. Waltz For Debby
08. But Beautiful
09. Days Of Wine And Roses




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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央

2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil / タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』




Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

My First Jazz Vol.45-市野元彦:My First Jazz

Title : 『Eden』
Artist : Everything But The Girl

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「ジャズのアルバムではないのですが、初めて"ジャズ"テイストの音楽に触れた一枚です。Everything But The Girlのファーストアルバム。

姉がレンタル屋だか友達だかにLPを借りて来てカセットテープにダビングしたものを聴かせてくれて、ジャジーなインスト曲でアルバムが始まるのが洒落ているなーと繰り返し聴いていました。マイナーセブンス・フラットファイブ(というコード)を初めて耳にしたアルバムかも知れない。その後ジャズに興味を持って色々と聴き始めたのでした。

ちなみにその10年後ぐらいにCD盤を入手して初めて分かったのですが、実はジャジーなインスト曲で始まるのはLPのB面で、私が聴いていたテープには何故だかA面B面が逆にダビングしてあったのでした。つまりインストはアルバムの中盤だった、ということでイメージがガラッと変わってしまいました。昭和エピソード、、、。」

市野元彦


市野元彦 Official



My First Jazz

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Title : 『Eden』
Artist : Everything But The Girl
LABEL : Blanco Y Negro
発売年 : 1984年



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【SONG LIST】
01.Each And Every One
02.Bittersweet
03.Tender Blue
04.Another Bridge
05.The Spice Of Life
06.The Dustbowl
07.Crabwalk
08.Even So
09.Frost And Fire
10.Fascination
11.I Must Confess
12.Soft Touch



夜ジャズミーティング2021:スタッフの声 / FROM STAFF

その年を振り返りつつベストディスクを発表するという年末恒例企画「夜ジャズミーティング」。
今年も恒例のお二人。ジャズDJの松浦俊夫さん、沖野修也さんと一緒にZOOMで収録しました。

2021年も良作多し。BADBADNOTGOODやSTR4TA、Floating Points & Pharoah Sandersのようなマストアイテムも!

詳しくは番組でお楽しみ頂くとしまして、ここでは恒例、皆さんの年間ベスト3作品をご紹介。


■夜ジャズ.Net#159 - 夜ジャズミーティング2021
https://www.jjazz.net/programs/yorujazz/
配信期間:2021年12月15日(17:00)~2022年1月19日(17:00)


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是非購入のご参考にして頂ければと思います。


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【2021 年間BEST3アルバム】


selected by 沖野修也

2021年も2020年に引き続き、アルバム単位で音楽を楽しむ事の多い1年でした。
DJもやる作曲家を公言しているので、常に大量の曲はチェックしてますが、去年の音楽体験からアルバムを通して聴ける作品のハードルが更に上がっているので、満足出来る作品に遭う確率が減ったような(苦笑)。それでも!素晴らしい作品は少なくなく、制作意欲が刺激されましたね。中でも、よく聴いた3枚をご紹介したいと思います。
 
まずは、Pharoah Sanders & Floating Points。若き才人と生けるレジェンドの邂逅。僕もPharoah SandersとSleep Walkerのコラボのプロデュースをした事がありますが、全く違うアプローチに驚かされました。下の世代のダンス・ミュージック・クリエーターの最新モードと上の世代のアンビエント感覚が見事にブレンドされ、自分が何をやるべきなのかを改めて考えさせられました。

Gilles PetersonとBlueyのSTR4TAにも驚かされましたね。重鎮の共作がこんなに若々しいサウンドになるとは!GillesのセンスとBlueyの作曲能力が合体すれば悪い訳がない!!でも、僕の想像を遥かに超えて来ましたよ。ちなみに、Blueyに憧れていた少年が大人になって共演を果たし、完成に至るプロセスで息子さんに何度も感想を求めたそうです。素晴らしいストーリー・ライン。だから懐古的でないのかもってのもありますね。息子のLuke君はDeep Houseを回すDJですからね。

最後は、新人の初アルバム!ビート系と認識していたEmma-Jean Thackray。アルバムは生音で、中々アップ・リフティングな内容に。ゴスペルやスピリチュアル・ジャズとの相性も良く。一体彼女に何があったのか・・・と興味も掻き立てられました。Sun Ra〜Alice Coltrane〜 Helmet Pascolなんかのぶっ飛び感を漂わせつつ、ポップに仕上げるセンス。この先恐ろしい成長を遂げるんじゃないかと超期待しています。






Years Best-沖野修也-

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Title : 『Promises』
Artist : Floating Points & Pharoah Sanders Feat. London Symphony Orchestra
LABEL : P-VINE
NO : PCD94026
RELEASE : 2021.3.26

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Title : 『Aspects』
Artist : STR4TA
LABEL : Brownswood
NO : BRC663
RELEASE : 2021.3.26

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Title : 『Yellow』
Artist : Emma-Jean Thackray
LABEL : Movementt
NO : BRC676
RELEASE : 2021.7.2

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【沖野修也 プロフィール】

選曲家/作曲家/作詞家/執筆家/ラジオDJ。

KYOTO JAZZ MASSIVE名義でリリースした「ECLIPSE」は、英国国営放送BBCラジオZUBBチャートで3週連続No.1の座を日本人として初めて射止めた。これまでDJ/アーティストとして世界40ヶ国140都市に招聘されただけでなく、CNNやBILLBOARD等でも取り上げられた本当の意味で世界標準をクリアできる数少ない日本人音楽家の一人。音楽で空間の価値を変える"サウンド・ブランディング"の第一人者として、映画館、ホテル、銀行、空港、レストラン、インテリア・ショップ等の音楽プロデュースも手掛けている。

2009年にはインテンショナリーズが設計したユナイテッド・シネマ豊洲の音楽監修でGOOD DESIGN賞を受賞。2015年、ジャズ・プロジェクトKYOTO JAZZ SEXTETを始動。ファースト・アルバムをブルー・ノートよりリリース。2016年1月にPop Up専門の書店、Jazzy Booksを設立。2017年6月、KYOTO JAZZ SEXETのセカンド・アルバム『UNITY』を発表。同年フジ・ロック・フェスティバル~Field Of Hevenステージにも出演。2018年7月にはDJとして名門モントルー・ジャズ・フェスティバルにも出演を果たした。2019年には店内音楽の選曲を担当した代々木上原のレストランSioが、ミシュランの一つ星を獲得している。著書に『DJ 選曲術』や『クラブ・ジャズ入門』、自伝『職業、DJ、25年』等がある。

現在、有線放送内I-12チャンネルにて"沖野修也 presents Music in The Room"を監修中。World Wide FM~WWKyoto(毎月第二月曜放送)レギュラー。GQ Japanオフィシャル・ブロガー。
2020年12月23日に渋谷ストリーム1FにオープンしたThe Room COFFEE & BARのクリエイティヴ・ディレクターでもある。

http://www.kyotojazzmassive.com
https://ameblo.jp/shuya-okino


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selected by 松浦俊夫

ステイホームで1日中、365日音楽を聴き続け「次」がなんとなく見えてきた2021年。
他にもSecret Night Gang、Cande y Paulo、Kurt Elling、Emma-Jean Thackray、Mndsgn、Nala Sinephro、佐瀬悠輔などベテランから新鋭までたくさんの音楽家が素晴らしい音を奏でてくれました。その中でも特に印象に残った3作品を紹介します。


Pino Palladino And Blake Mills
Notes With Attachments
ジェフ・ベック、エリック・クラプトンといった大ベテランからディアンジェロ、エリカ・バドゥ、RHファクターらの90年代ネオソウル・アーティスト、そしてジャズ・ヴォーカリスト、ホセ・ジェイムズまで幅広いフィールドでその才能を発揮してきたイギリス・カーディフ出身のベーシスト、ソングライター、プロデューサーピノ・パラーディーノ、キャリア初のアルバム。敏腕プロデューサー、ギタリストのブレイク・ミルズとの共同プロデュースでクリス・デイブ、ラリー・ゴールディングス、サム・ゲンデルらを迎えて作り上げたセッション・アルバム。"いぶし銀"とはこの作品のためにあるような言葉だと思う。

Floating Points & Pharoah Sanders Feat. London Symphony Orchestra
Promises
スピリチュアル・ジャズ・マスター、ファラオ・サンダース尊師と博士号を持つイギリスのエレクトロニック・ミュージックの腕利き、フローティング・ポインツことサミュエル・シェパードによる奇跡的なコラボレイション。ワールド・ミュージック、ジャズ、ロック、ソウルなどユニークかつクリエイティビティ溢れる作品を30年以上に渡りリリースし続けるデヴィッド・バーンが設立したレーベル、Luaka Bopが米英そして新旧の才能を結び付けた架け橋となって始動したプロジェクトはジャズ、アンビエント、クラシックの要素が混じり合い2021年を代表するアルバムとして結実した。ちなみに同レーベルは90年代に私が所属していたU.F.O.に誰よりも早くレコード・ディールを持ちかけてくれた。


BADBADNOTGOOD
Talk Memory
カナダ・トロントの同じ大学に通う仲間だった3人によって結成されたBadBadNotGoodの5作目のオリジナル・アルバム。当初、ジャズの音楽性とヒップホップのプロダクションの視点を兼ね備えたどことなくインディーロック・バンド風な荒削りな印象が強かったが、前作『IV』で大学のブラジルやサイケデリックミュージックの影響が強く感じられるシネマティックなサウンドに舵を切り、本作でストリングスのアレンジメントにブラジルの至宝、アルトゥール・ヴェロカイを迎え、作品の五分でフィーチャーしシネマティック路線を拡大した形となった。メンバー全員が30代に入ったばかりとは思えない奥行きを感じるサウンドにハッとさせられること間違いなし。






Years Best-松浦俊夫-

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Title : 『Notes With Attachments 』
Artist : Pino Palladino & Blake Mills
LABEL : Caroline International
NO : 3553604
RELEASE : 2021.3.12

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Title : 『Promises』
Artist : Floating Points & Pharoah Sanders Feat. London Symphony Orchestra
LABEL : P-VINE
NO : PCD94026
RELEASE : 2021.3.26

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Title : 『Talk Memory』
Artist : BADBADNOTGOOD
LABEL : BEAT RECORDS / XL Recordings
NO : XL1176CDJP
RELEASE : 2021.10.8

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【松浦俊夫 プロフィール】

1990年、United Future Organization (U.F.O.)を結成。
5作のフルアルバムを世界32ヶ国で発表し高い評価を得る。
2002年のソロ転向後も国内外のクラブやフェスティバルでDJとして活躍。
またイベントのプロデュースやホテル、インターナショナル・ブランド、
星付き飲食店など、高感度なライフスタイル・スポットの音楽監修を手掛ける。
2013年、現在進行形のジャズを発信するプロジェクトHEXを始動させ、Blue Note
Recordsからアルバム『HEX』をリリース。
2018年、イギリスの若手ミュージシャンらをフィーチャーした新プロジェクト、
TOSHIO MATSUURA GROUPのアルバムをワールドワイド・リリース。
最新作は2021年夏にリリースしたTOSHIO MATSUURA GROUP「Pina」。
InterFM897と Worldwide FMでオンエア中の "TOKYO MOON"は22年に13年目を迎える。

http://www.toshiomatsuura.com  
https://www.mixcloud.com/toshiomatsuura  


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selected by 須永辰緒

2021年はクラブはおろかバーラウンジでのプレイさえ失われてしまいましたが、夏以降は各方面の尽力により、毎週金曜日には日本で初めて著作権をクリアし全ての権利を守る音楽配信番組「JAPAN DJ Net Online」(とはいえ邦楽原盤しかプレイできませんが配信音楽環境を取り巻くグレイゾーンをクリアできたという意味では快挙だと思っています)に救われました。但し↑上記のような決まり事もあるので買うレコードは和ジャズを中心とした邦楽が多く、しかしまたその反動で輸入盤も片っ端から買ってしまうという結果、トータル過去最大額のレコードを買った年にもなりました。現場主義がそのまま音楽生活にも反映してしまうベスト3枚がこちらになります。

STR4TAはDJには別格の一枚。日本人には今ひとつ馴染みの薄かったブリット・ファンクを洗練されたものとしてリロード。ディスコ・ファンク・ニューウェーブ・ジャズフュージョンをミックスしたそのブリット・ファンクはその当時からUKを中心として沸き起こったムーブメントとして後々の萌芽として大事なのですが、斬新なサウンドとしてあらためてそれを提示してくれた。僕のDJ個人史においてもLEVEL42やLIGHT OF THE WORLD、FREEZらは重要なのですが今ひとつ再評価に上がらず、でもその80'sの決して大きくないシーンを再浮上させ脚光を浴びせてくれたことが痛快でした。

デビュー作から地味に追いかけていたストックホルムの妖精、リサ・エクダールがついにアナログLPをリリース。ついでに旧作もアナログ化されるという盆と正月が一度に来た喜びに沸きました。最新作はカバーアルバムですが、この機会にぜひ日本のリスナーに彼女の存在を知って欲しい。ブロッサム・ディアリーを更に10倍甘くした歌声、北欧ジャズ然としたクールな演奏スタイルにはスウェーディッシュ・ジャズ・シーンの精鋭が集結しているところにも注目。A.1『WISH YOU WERE GAY』は言わずと知れたビリー・アイリッシュのヒット曲。

現代N.Y.のリアルジャズシーンのトップ・ボーカリスト、グレッチェン・パーラトの11年振りの新作もまた素晴らしかった。格となるバンドにはカマシ・ワシントンやミゲル・アトウッド・ファーガソンなどと共演している経験豊富なミュージシャンを配置。そして彼らはブラジル音楽の下地を持っているので、L.A.の最新ジャズ〜ボサノバ(サンバ)という一連の流れが綺麗に調和して完璧に僕好みの音楽となっていた。アニタ・ベイカーの名曲「スイート・ラブ」は5拍子ながら不思議と違和感を感じさせず、これが「風格」なんだなぁと思いました。詩の世界観を完全に自分のものとしている。本来ボーカリストとしてはこうあるべきなんですよね。

番組でも触れましたが2021年はジョニ・ミッチェルの名盤『BLUE』がリリースされてから50年を迎えました。年末にはEP盤で「All I Want」をリリースしましたが、本格的にレコーディングに着手、2022年の冬までには『BLUE』丸ごとカバーしたアルバム『RE:BLUE』をリリースします。ボーカルにはジョニ・ミッチェルを愛してやまないイスラエルのボーカリスト、J-ラモッタすずめをメンバーに加え「STE with J-Lamotta すずめ」これはSunaga t experienceとして7枚目のアルバムとなります。2022年のYear's Bestとして堂々と選出できるように全力を尽くします。









Years Best-須永辰緒-

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Title : 『Aspects』
Artist : STR4TA
LABEL : Brownswood
NO : BRC663
RELEASE : 2021.3.26

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Title : 『Grand Songs』
Artist : Lisa Ekdahl
LABEL : Masterworks
NO : 19439920662
RELEASE : 2021.10.8

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Title : 『Flor』
Artist : Gretchen Parlato
LABEL : コアポート
NO : RPOZ-10064
RELEASE : 2021.3.3

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【須永辰緒 プロフィール】

Sunaga t experience =須永辰緒によるソロ・ユニット含むDJ/プロデューサー。 DJプレイでは国内47都道府県を全て踏破。また北欧=日本の音楽交流に尽力、世界各国での海外公演多数。

MIX CDシリーズ『World Standard』は12作を数え、ライフ・ワークとも言うべきジャズ・コンピレーションアルバム 『須永辰緒の夜ジャズ』は20作以上を継続中。国内や海外レーベルのコンパイルCDも多数制作。国内外の多数のリミックスワークに加え自身のソロ・ユニット"Sunaga t experience"としてアルバムは5作を発表。アナログ啓発活動としてヴァイナルのみのリリース•シングルなども続く。最新作は 『VEE JAYの夜ジャズ』(ビクター)『Sunaga t experience DIGS CHIEKO KINBARA~Jazz Remixies~』(CAPOTE)『BETHLEHEMの夜ジャズ』(ULTRA VIVE)『クレイジーケンバンドのィ夜ジャズ』(UNIVERSAL SIGMA)『Sunaga t experiencec/STE』(BLUE NOTE)等。多種コンピレーションの 監修やプロデュース・ワークス、海外リミックス作品含め関連する作品は延べ200作を超えた。加えて企業ブランディングや商品開発、音楽や料理などの著作も多数手がける。

http://sunaga-t.com  


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