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わたしとOMA SOUNDの最近のブログ記事

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【わたしとOMA SOUND】Vol.8 加藤一平:わたしとOMA SOUND

【わたしとOMA SOUND】
Vol.8 加藤一平(g)


日本のジャズレジェンド、オマさんこと鈴木勲さんが才能ある若手を発掘、輩出してきた異色のバンド、"OMA SOUND"。ゆかりあるメンバーに「わたしとOMA SOUND」というテーマでコメントを寄せていただきました。


OMASOUND加藤一平.jpg


「7年前の自分が26歳の時にヴォーカリストのTOKUさんが鈴木勲さんに紹介してくれてライブ飛び入りして「とりあえず合格」って言って貰えて、次の週に鈴木勲さんと2人でスタジオ練習してたらヒョンな事から大ゲンカの怒鳴り合い罵り合いになって絶交!...したと思ったらその4年後くらいに鈴木勲さんから「ギター探してんだけどやる気あるか?」って電話くれて、そのまま現在までOMASOUNDで演奏させて頂いております。

最初の頃は1曲やるたんびに説教されて「ホイホイ言う事なんか聞かねぇぞ!」って心の中で無駄な意地張りながら食いしばって3年経った今では毎回超ハッピーにヤらせて頂いております。

でも今でも鈴木勲さんの音はスーパーヘビー級ボクサーみたいに重くて速いし、徒手空拳なのに音が謎のモジュレートしてたり色々不可解だったりして、音で身体が吹っ飛ばされそうになります。

早く鈴木勲さんよりカッコイイ音出したい。」

加藤一平


JJazz.NetのSHOPページでは特別番組「鈴木勲 OMA SOUND を語る」の貴重なインタビューをパッケージし、販売しています。番組では紹介できなかったエピソードが収録されている他、OMA SOUND年表もセットになっています。

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【加藤一平】(g)
ギタリスト。1982年東京生まれ。埼玉県飯能市 私立自由の森学園中学校・高等学校 卒。専門学校 ESPミュージカルアカデミー・ギタークラフト科 卒。好きなもの : 睡眠、ラーメン、肉、チョコ、アイス、ピック収集。20歳のときにギターを始める。独学。都内各所のセッションで腕を磨く。23歳の時、NYに半年滞在。ジャムセッション、ライブにて腕を磨く。帰国後、鈴木勲(b)、日野皓正(tp)、Han Bennink(ds)、中牟礼貞則(g)、不破大輔(b、ダンドリスト)、坂田明(as)、梅津和時(as、cl)、dj honda(DJ)、coba(accordion)、KILLER-BONG (DJ、rap、MPC)等と共演。 現在の参加バンドは、『 鈴木勲 OMA SOUND 』『 日野皓正バンド』『 渋さ知らズ 』『 Fuwa works (from 渋さ知らズ) 』『 谷保典 Tabletop Guitars 』などボーダーレスに多数。


【今後の予定】

10月21日(水)
愛知県名古屋 クアトロ『渋さ知らズ』

10月22日(木)
大阪府梅田 クアトロ『渋さ知らズ』

10月23日(金)
京都府 KBSホール BOROFESTA 2015『渋さ知らズ』

10月24日(土)
香川県善通寺市 第54回四国学院大学祭 『渋さ知らズ』

10月25日(日)
第10回 渋谷音楽祭 2015』 『鈴木勲 OMA SOUND』
鈴木勲(b)、松井宏樹(as)、加藤一平(g)、板垣光弘(p)、吉良創太(ds) 


LIVE情報


加藤一平 Official Blog

【わたしとOMA SOUND】Vol.7 石田衛:わたしとOMA SOUND

【わたしとOMA SOUND】
Vol.7 石田衛(p)


日本のジャズレジェンド、オマさんこと鈴木勲さんが才能ある若手を発掘、輩出してきた異色のバンド、"OMA SOUND"。ゆかりあるメンバーに「わたしとOMA SOUND」というテーマでコメントを寄せていただきました。


OMASOUND_石田衛.jpg


「私が今まで出会った沢山のミュージシャンの中でも真の意味で創造的であると言える数少ない方の一人に鈴木勲さん(オマさん)がいます。あそこまで個性豊かな人間というのは、そんなに多くはいないでしょう。

オマさんの個性はその作曲、演奏、あの際立った音色、絶妙なバンドコントロール、衣装、などによく表れています。

「THE THING」というオマさんの曲を聴いてみて下さい。あのスピード感を持った印象的な謎のメロディーを。オマさんのベースラインに耳を傾けてみて下さい。 ハーモニーを根幹を支えるというベースの役割を果たしつつ(時にはそこを飛び越えて)、果敢にソリストのメロディーにカウンターを入れたり鼓舞するラインを。オマさんのあの際立った音色を聴いてみて下さい。人の心に直接訴えかけるバラードを。 オマサウンドのライブを見てみて下さい。何が起こるか分からない緊張感だらけのパフォーマンスを。あの衣装はどうでしょう。 「コレ俺が縫ったんだぞぉー!」というカラフルなスカートと色違いのタイツを穿いていながら、奇をてらっているようには写らない出で立ち。唯一無二という言葉が具現化したのが鈴木勲という人なのでしょう。

私がオマさんに最初に会ったのは青山にあったオージャスという毎週水曜日にジャムをやっていた店で多分1998年頃だったと思います。その店の入り口には大きい水槽があって巨大なアロワナが泳いでいたのですが、オマさんはそのアロワナにライターの火を見せて驚かして遊んでいました!そしてジャムセッションが始まると、オマさんのあまりにも強力なベースサウンドに完全にノックアウトされてしまったのを覚えています。

次にオマさんに会ったのは吉祥寺のサムタイムで2005年、その時はオマサウンドで初めて演奏しました。テナーの森田修史が紹介してくれて、スガダイローさんのトラをしたという訳です。この日はフレットレスベースの織原良次がオマサウンドに加入して初のライブでもありました。このライブの為にリハーサルをしましたが、その進め方が興味深いものでした。通常ジャズのリハーサルは(バンドによって多少の違いがあれど)、譜面を使ってメロディーやハーモニー、リズムやキックを確認していきますが、オマサウンドでは譜面はほとんど使わず耳で曲を把握して覚える事を要求されたのです。

そして2011年からオマサウンドのピアニストとして4年ほど演奏してきましたが、その間色々な事が起こりました。

一つ印象深いエピソードを。
鰺ヶ沢という青森県の日本海側の小さな町でオマさんと駅前のスーパーマーケットに行った時の事です。買い物するオマさんを見つけた地元の女子高生たちが何とサインを貰いに来たのです。

鰺ヶ沢の高校生がジャズを聴くのか!という訳では無く、彼女たちはオマさんを全く知らずにサインを貰いに来たのでした。何か良く分からないけど、凄い人がいるぞと。

4年間オマサウンドで演奏していますが、オマさんの音楽的な進化と尽きる事のない好奇心に毎回驚かされています。勉強した既に知っている事を演奏するのでは無く、その時自らの中から聴こえた音を演奏しようとする姿勢にも感銘を受けます。ああ、それは私自身に最も必要な事なんだ。

あれは何年前の事だったか、ツアー中の車でオスカー・ピーターソンのCDをかけてそれとユニゾンで口笛を吹いていたら、オマさんが一言「もう覚えてしまった音楽をまた聴いても面白くないだろう」と言いました。何ともオマさんをよく表した言葉だと思います。」

石田衛


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【わたしとOMA SOUND】アーカイブ
vol.1 織原良次 ・vol.2 小沼ようすけ ・vol.3 斉藤良 ・vol.4 力武誠 ・vol.5 石崎忍 ・vol.6 纐纈雅代


 
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【石田衛】(p)
1978年5月1日生まれ。幼少の頃より父親の影響でジャズに親しみ、トランペットを手にする。 当時のアイドルはサッチモことルイ・アームストロング。中学生の頃にオスカー・ピーターソンを聴きピアノに転向。高校時ジャムセッションで和泉聡志(g)、高橋信之介(ds),堀秀彰(pf)らに出会い刺激を受ける。大学入学と同時に他大のジャズ研に入り、セッションを重ね、演奏活動を開始する。2001年には横浜ジャズプロムナードコンペに西本康朗(as)バンドで出場しグランプリを受賞。その後、演奏活動を本格的に行うようになり、現在、太田朱美(fl)、原朋直(tp)、等のグループに参加する傍ら、自己のトリオでも活動している。。


【今後の予定】

10/8(木)
浅草 SMILE
石田 衛(pf) 池田 篤(as)
start 20:00 MC ¥2500

10/9(金)
御茶ノ水 NARU
大野 えり(vo) 石田 衛(pf) 佐藤 ハチ 恭彦(b)

高田馬場 COTTON CLUB
花金 ミッドナイトジャム
深夜24:00-翌朝4:30
中島あきは(as)石田衛(p)楠井五月(b)

10/11(日)
関内 ADLIB
海野 俊輔(ds) 西口 明宏(ts) 石田 衛(pf) 中林 薫平(b)

10/12(月)
水戸 CORTEZ
加納 奈実(as,ss) 石田 衛(pf) 杉本 智和(b) 則武 諒(ds)

10/13(火)
銀座 CYGNUS
SAI(vo) 石田 衛(pf) 増原 巌(b)

10/15(木)
新宿 PEARL BAR
斉田 佳子(vo) 石田 衛(pf)

10/17(土)
御茶ノ水 NARU
坂崎 拓也(b) 石田 衛(pf) 山田 玲(ds)

10/18(日)
新宿 PIT INN
本田 珠也(ds) 守谷 美由貴(as) 石田 衛(pf) 須川 崇志(b)

10/20(火)
入谷 なってるハウス
ON THE MOUNTAIN
芳垣 安洋(ds) 石田 衛(pf) 岩見 継吾(b)

10/22(木)
小岩 FULL HOUSE
田中 千賀(vo) 石田 衛(pf) 吉峯 勇二郎(b) 柵木雄斗(ds)

10/23(金)
吉祥寺 SOMETIME
Raymond McMorrin(ts) 羽毛田 耕士(tp) 石田 衛(pf) 小澤 基良(b) 井上 功一(ds)

10/24(土)
柏 NARDIS
加納 奈美(as) 石田 衛(pf)

10/25(日)
渋谷音楽祭 道玄坂 路上
鈴木 勲(b) 石川 広行(tp) 松井 宏樹(as) 石田 衛(key) 吉良 創太(ds)

10/30(金)
町田 NICA'S
植松 孝夫(ts) 石田 衛(pf) 田中 洋平(b) 坪井 洋(ds)

10/31(土)
高山 CAFE quruli
石田 衛(pf) solo
open 19:00 start 19:30 MC ¥2500(当日 ¥3000)


LIVE情報


石田衛 Official Site

【わたしとOMA SOUND】Vol.6 纐纈雅代:わたしとOMA SOUND

【わたしとOMA SOUND】Vol.6
纐纈雅代(sax)


日本のジャズレジェンド、オマさんこと鈴木勲さんが才能ある若手を発掘、輩出してきた異色のバンド、"OMA SOUND"。ゆかりあるメンバーに「わたしとOMA SOUND」というテーマでコメントを寄せていただきました。


OMASOUND_纐纈雅代.jpg


「オマサウンドでの3年間は、骨となり血となり肉となって、今の自分がいると思います。さかのぼると、2008年にSONY MUSICから発売された、鈴木勲「SOLITUDE feat,纐纈雅代」が、わたしのデビューであり、この世界への扉でもありました。オマサンが、無名かつ芸歴間もない私に、期待してくださったことは、今でも感謝してます。

これから一生をかけて、自分がどこまで羽ばたけるか~?どんな境地に到達することができるのか~?オマサンがよく話してくださったように、「誰も登ったことのない山、自分だけの山、誰もあとから登ってこられない山」の頂点を目指して、日々向上することで、オマサンに恩返ししたいと思っています。

オマサンが生きているこの時代に生まれて、一緒に演奏できること、感謝しています。今なお進化し続けるオマさんのこと心から尊敬していますし、愛しています!」

纐纈雅代


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【わたしとOMA SOUND】アーカイブ
vol.1 織原良次 ・vol.2 小沼ようすけ ・vol.3 斉藤良 ・vol.4 力武誠 ・vol.5 石崎忍


 
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【纐纈雅代】(sax)
1977年9月19日生まれ 岐阜県出身。1歳より2人の姉の影響でピアノを弾き始める。高校時代にソプラノサックス、アルトサックスを手にする。2008年9月SONY MUSICより『鈴木勲 SOLITUDE FEAT.纐纈雅代』でデビュー。そのオリジナリティーは唯一無二としょうされる。3年間の鈴木勲『oma sound』で活動後、2011年に自身のオリジナル曲によるリーダーバンド『Band of Eden』結成。新宿PIT INNをホームグラウンドに活動中。2015年suisui record発足。同年8月8日、1stアルバム『Band of Eden』をRelease。秘宝感、渋さ知らズオーケストラ、板橋文夫オーケストラ、他、様々なバンドやセッションで活動中。秋葉原 HOT MUSIC SCHOOLにてサックス科の講師を務める。


【今後の予定】
2015年9月19日(土)
JAZZ ART せんがわ2015

【Band of Eden 1st ALBUM発売記念、秋の東海ツアー】
2015年9月23日(水)BIRD&DIZ
2015年9月24日(木)JAZZ IN LOVELY
2015年9月25日(金)JAZZ CLUB INTELSAT
2015年9月26日(土)JAZZ ROOM KEYBOAD

2015年9月27日(日)
かんな秋のアート祭り
藤﨑摠兵衛商店敷地内特設会場
纐纈雅代(A.SAX) 伊藤啓太(BASS) 外山明(DRUMS)

2015年9月29日(火)桜木町 DOLPHY
板橋文夫 FIT!+3

2015年9月30日(水)江古田 BUDDY
板橋文夫オーケストラ

2015年10月1日(木)新宿 PIT INN
渋さ知らズオーケストラ

LIVE情報


纐纈雅代 Official Site
http://masayokoketsu.com/

【わたしとOMA SOUND】Vol.5 石崎忍:わたしとOMA SOUND

【わたしとOMA SOUND】Vol.5
石崎忍(as)


日本のジャズレジェンド、オマさんこと鈴木勲さんが才能ある若手を発掘、輩出してきた異色のバンド、"OMA SOUND"。ゆかりあるメンバーに「わたしとOMA SOUND」というテーマでコメントを寄せていただきました。


OMASOUND_石崎忍.jpg


「鈴木勲という日本のジャズ界に関わらず、世界のジャズシーンにとって大切な存在と関われた事は、私にとっても本当に大切な経験となっています。

2008年のマレーシアでのミリジャズフェスティバル、2009年のインドネシアでのジャワジャズフェスティバル、そしてまたその時期には国内でも様々な形で私自身はOMA SOUNDに参加させてもらいました。

私は、OMA SOUNDというバンドはOMA SOUNDというバンドの存在それ自体が、鈴木勲という芸術家の巨大な一作品の様に思っています。
このOMA SOUNDという巨大な作品の中で、またこの作品自体の創作過程を通じて、オマさん独特の感性とユーモア、厳しさ、そして何よりも深い愛情を持って教えていただいた様々な事が私にとって本当に大切な一生の宝となっています。

オマさん、ありがとうございます。今後とも何卒よろしくお願いします。


追伸: オマさん、また一緒に飛行機に乗ってでどこか演奏旅行に行きたいですね。
僕は相変わらず離陸3分ぐらいで熟睡してしまいますので、機内で眠れないオマさんとフライト中はあまりお話出来ませんが、もしそれでも差し支えがなければ是非(笑) 」

石崎忍


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【わたしとOMA SOUND】アーカイブ
vol.1織原良次 ・vol.2小沼ようすけ ・vol.3斉藤良 ・vol.4力武誠


 
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【石崎忍】(as)
渡辺貞夫に憧れ、アルトサックスを始める。早稲田高校に入学し、現在活躍中のジャズ演奏家 西尾健一、塩田哲嗣、井川晃、井上功一等と出会い、浅草ジャズコンテストで金賞を受賞。1992年、早稲田高校卒業後バークリー音楽院に入学。1997年帰国後、大野雄二の"ルパン三世"のアルバムレコーディング、世良譲のアルバム、コンサートに出演。1999年より、BIG APPLE in NONOICHIに参加。井上智、バリー・ハリス、秋吉敏子、ジョン・ファデス、ジェームス・ムーディー、ジュニア・マンス、ロン・カーター等と共演。鈴木勲、渋谷毅、古澤良治郎 等との活動の他、自身のユニットや同世代のakiko、TOKU、SOIL&"PIMP"SESSIONSとの交流も持つ。現在はニューヨークで活動中。

石崎忍 facebook

【わたしとOMA SOUND】Vol.4 力武誠:わたしとOMA SOUND

【わたしとOMA SOUND】Vol.4
力武誠(dr)


日本のジャズレジェンド、オマさんこと鈴木勲さんが才能ある若手を発掘、輩出してきた異色のバンド、"OMA SOUND"。ゆかりあるメンバーに「わたしとOMA SOUND」というテーマでコメントを寄せていただきました。


OMASOUND_力武誠.jpg


「僕は日野元彦さんというドラマーの弟子だったのですが、その日野さんを鍛えあげ、あの人は天才だと言わしめた人が鈴木勲さんでした。

オマさんのバンドでの5年以上の経験は言葉では表せない衝撃、感じた事のない現実だらけで翻弄されっぱなしでした。あんな経験が出来る場所はOMA SOUNDしかありません。メンバー全員が翻弄されつつ追い詰められて何かを引き出されていくサウンドが今でもあります。

そしていつまでも若いオマさん とても同じ人間とは思えない存在です。未来から来た進化系か、過去の偉大な人物の生まれ代わりか?あんな風に力強く思いやり溢れた生き方を僕もしたいと思ってます。」

力武誠


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【わたしとOMA SOUND】アーカイブ
vol.1織原良次 ・vol.2小沼ようすけ ・vol.3斉藤良


 
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【力武誠】(dr)
1973年10月24日生 神奈川県横須賀市出身8〜15歳まで町内の祭太鼓に参加 15歳からドラムを始める。高校卒業後プロを目指し上京、music college MASER HAUS に入学、日本を代表する名ドラマー故・日野元彦氏と出会いJAZZに目覚める。 日野氏の付き人として20歳からの5年間吸収に尽力する。師匠が闘病生活を始めた25歳の時、代役として日野皓正(tp) . CLUB TOKO.のバンドのドラマーに抜擢される 以降川嶋哲郎(Ts)QUARTET、綾戸智絵(Vo、Pf)バンドに参加 アフリカ・ロシア・中央アジア他海外ツアーに参加、チャリティーでのNY BlueNoteに出演この日の演奏がCD化される。 自ら作曲もし、リーダーアルバム2枚リリース。 CDレコーディングも多数参加。


【今後の予定】
9/19(sat)、20(sun) 金沢ジャズストリート
藤村麻紀(vo) 堀秀彰(pf) 高瀬裕(b)

9/30(wed) 浅草Hub
Mitch(tp) 黄啓傑(tp) 富永寛之(g) 工藤精(b)

力武誠 9月LIVE情報


力武誠 Official Blog
http://s.ameblo.jp/makoto-rikitake/

【わたしとOMA SOUND】Vol.3 斉藤良:わたしとOMA SOUND

【わたしとOMA SOUND】Vol.3
斉藤良(dr)

日本のジャズレジェンド、オマさんこと鈴木勲さんが才能ある若手を発掘、輩出してきた異色のバンド、"OMA SOUND"。ゆかりあるメンバーに「わたしとOMA SOUND」というテーマでコメントを寄せていただきました。

OMASOUND_斉藤良.jpg

「ベーシストとして唯一無二の独自な奏法と音楽解釈、超が付くほど奇抜なファッションセンス、そして悪魔的にセクシーな魅力を放つ人柄。どれをとっても、これほどまでに異彩を放つ天才はそういないだろう。 鈴木勲。愛称はオマさん。

その研ぎ澄まされた直感と音楽的経験からもたらされる光速的音楽解釈、そしてジャズとはなんたるかをプレイで、生き様でジャズ界に布教し続けてきたジャズ界の大恩人でもある。

そして自分にとっては19歳で上京して最初に加入したグループのバンドリーダーであった。なんと恐ろしい。

年表にある様に、様々なメンバーチェンジを繰り返しながら2年半ほど参加させて頂いたが、当時を振り返ると、音楽的に幼かった自分の中では全くオマさんの伝えようとしていた事を消化出来なかった様に思う。というか理解が追いつかず、ただ苦しみ続け、もがき続けた日々であった。しかし、グループ脱退直後、本田竹広さんのグループに参加した時に全てが一変した。オマさんの伝えようとしていたジャズの瞬間性や、個性を発揮する為に在るべき音楽家の姿が、本田さんの言葉とリンクして爆発した。

その瞬間の事は忘れられない。オマさんが愛をもって、命を燃やして若人に伝えようとしていた事の尊さに一人泣いた。そしてオマさんや本田さんをはじめ、日本のジャズを引っ張ってきた多くの偉大な先輩方に感謝した。

地方の高校生ドラマーだった自分に「お前、イキがいいな!上京して俺のバンドのドラマーになれよ!」と言って下さったオマさん。そのご恩は自分が音楽家としてどう生きていくかで返すしかないので、それを実現するまで、100歳を越え長生きして頂きたいです。

次回のオマさんとの共演は今年の10/11(日)に馬車道のエアジンにて開催される「横浜なんでも音楽祭」へのOMASOUNDでの出演が決まっております。生きた伝説を是非、多くの方に体験して頂きたいです。」

斉藤良

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【わたしとOMA SOUND】アーカイブ

vol.1織原良次 ・vol.2小沼ようすけ


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【斉藤良】(dr)
1978年、広島市出身。 7歳~12歳まで和太鼓をやり、12歳でジャズドラムに転向。 16歳で市内のジャズクラブでデビュー。19歳で上京後、ジャズを中心に様々な音楽を演奏している。 「現在参加中の主なバンド」 秘宝感(リーダー)、saigenji、orange pekoe、高橋知己4、松下美千代3、SNR他多数。

【今後の予定】
10/10(sat) 横浜ジャズプロムナード
高橋知己カルテット 高橋知己(ts)生田さちこ(p) 工藤精(b)斉藤良(ds)

10/11(sun)横浜なんでも音楽祭 @横浜エアジン
OMASOUND

10/14(wed)代官山 月ミル君想フ
saigenji ワンマンライブ saigenji(vo,gt) 小泉"P"克人(b) 斉藤良(ds)


斉藤良 Official Blog
http://ameblo.jp/ryo-saito-drums/

【わたしとOMA SOUND】Vol.2 小沼ようすけ:わたしとOMA SOUND

【わたしとOMA SOUND】
Vol.2 小沼ようすけ(g)



日本のジャズレジェンド、オマさんこと鈴木勲さんが才能ある若手を発掘、輩出してきた異色のバンド、"OMA SOUND"。ゆかりあるメンバーに「わたしとOMA SOUND」というテーマでコメントを寄せていただきました。


OMASOUND_小沼ようすけ.jpg


「僕がオマさんのバンドに入ったのは24歳のとき。
"常に誰とも違うこと、新しいことをやりなさい"と教えてくれた。

脳に浮かんだインスピレーションを即座にプレイに反映すること、考えてしまった時点でリアルタイムではなくなる=フレーズが腐ってしまうこと、オマさんが中心にいるだけで油断してしまったらロスト、もしくは振り落とされそうなハイパワーなグルーヴになりその中に放りこまれ鍛えられる。少しでも音に作為的なものなど嘘があれば見破られ、サングラスの上からでもわかる鋭い眼光がそれを指摘する。

バンドの集中が極地に達し得るあの一秒、一秒クリアに感じられる時間の流れ、何をやってもいい自由な楽園のような世界、あれは何だったんだろうと夢のような終わったあとの余韻、オマさんのバンドに入った若手ミュージシャンが必ず経験する初めての快感。

未熟だった僕はだいたい10回に1回あればいい方だった、そんな経験をさせてもらい後は修行のような日々。オマさんバンドにいた一年間の経験は僕にとって宝物であり、ほんとの自分を見つけるためのスタートになった。

あの渦巻くベースのグルーヴ感、メロディの歌い方、教えてもらった沢山のことが今だに脳裏に焼き付いているのは、それだけ僕らのことを大事に思い本気で教えてくれたからなんだと思う。

オマさんには本当に本当に感謝しています。」

小沼ようすけ


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【わたしとOMA SOUND】アーカイブ

vol.1織原良次 



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【小沼ようすけ】(g)
秋田県出身。14才でギターを始める。1995年、ヘリテージジャズギターコンペ世界三位を皮切りに注目を集め、1999年ギブソン・ジャズ・ギター・コンテストで優勝。プロ活動を開始。2001年、「nu jazz」でSony Musicよりデビュー。Rock、Soul、R&Bから影響を受けたグルーヴ感溢れるジャズを展開。初のNY録音となる4作目「The Three Primary Colors」でリチャード・ボナ(bass)と共演し、彼から奏でられたあたたかい音色、広大さ、美しさに感銘を受けこれまで使用していたピックを捨てフィンガー・ピッカーに転向。2006年より東京から湘南に拠点を移し、海の側でのライフスタイルを表現することに傾倒したアルバム「Beautiful Day」,カリブのリズム"グウォッカ"をフィーチャーしたアルバム「Jam Ka」で自然要素を含んだ独自の世界感を表現。2014年、ベスト盤を含んだ9作目となる「GNJ」をT5Jazz Recordsからリリース。ジャンルの壁を越えて活動、常に進化する奏法、常に進行形である音楽性、まさに唯一無二なギタリストである。




【今後の予定】
9/24(Wed) 鈴木勲 スペシャル
神奈川 横浜JAZZ SPOT 「DOLPHY」
18:30open 19:30start
鈴木勲(b) 井上銘(g) 本田珠也(ds) 小沼ようすけ(g)

小沼ようすけLIVE情報


小沼ようすけ Official Site
http://www.yosukeonuma.com/


【わたしとOMA SOUND】Vol.1 織原良次:わたしとOMA SOUND

【わたしとOMA SOUND】Vol.1
フレットレスベース奏者・織原良次



日本のジャズレジェンド、オマさんこと鈴木勲さんが才能ある若手を発掘、輩出してきた異色のバンド、"OMA SOUND"。ゆかりあるメンバーに「わたしとOMA SOUND」というテーマでコメントを寄せていただきました。


OMASOUND_織原良次.jpg


「鈴木勲という日本ジャズ界が世界に誇るアーティストがやってきたことの重大さをお知らせしたいと思います。オマさんのバンドの出身者はジャンルや世代を超え音楽業界の端々にまで及びます。オマさんと深く関わりあったミュージシャンの一部(あまりにも多い共演者、共同作業者のため、一部、ということにしておきます。)は後にアーティストとして強烈な個性を発していくのです。

オマさんとの共演は自分のスタイルや能力と直面する、ある種逃げ場のない修行の場、ドラゴンボールで言うところの「精神と時の部屋」にいるようなものです。オマさんとの共演によって個性を発酵させられ、後に自分という名のオーブンで焼き上げなくてはなりません。そしてこの'発酵'こそが現在の音楽シーンに欠かすことのできない、そして鈴木勲にしかできない、愛情溢れる荒療治なのです。

私は2005年から約2年間OMASOUNDに在籍しました。この頃OMASOUNDは30日級のツアーを連発していました。短いようで長いこの2年間、オマさんは常に何が自分らしさで何がジャズであるか、25歳だった自分に強烈に訴えかけてきました。そしてこれは年表にある98'のOMASOUND開始から始まったわけではなく、オマさんの誰よりも濃く長いキャリアの中での一環したテーマなのではないか、と思っています。

この'オマさんによる発酵'を自覚しているミュージシャンは少なくないはずです。自分はこれから織原良次を焼き上げなくてはいけません。
オマさん本当に感謝しています。」

フレットレスベース奏者
織原良次


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【織原良次】(フレットレスベース)
2003年に山田里香(vo)、小池龍平(gt,vo a.k.a.bonito、Hands of Creation)とブラジル音楽を独自の解釈で演奏する『Bophana』を結成、2007年メジャーデビュー。同時期ジャズベーシスト鈴木勲『OMAsound』への参加でジャズシーンに頭角を現す。国際交流基金主催事業にて2009年南米(ボリビア、ペルー、ベネズエラ、パラグアイ)ツアー、2010年米モンタレー・ジャズ・フェスティバル、ペルーで演奏。現在、けもの、畠山美由紀、アン・サリー、植田章敬BAND(from岡山)、橋爪亮督Group、林正樹/間を奏でる、太田朱美/Riskfactor、野本晴美トリオ、小松伸之/gravity、松尾由堂/ボナンザ、坪口昌恭/東京ザヴィヌルバッハ人力Special、菊地成孔SingsSlOw、竹内直&ワガンなどに参加、共演。


【今後の予定】
9/3(木)miD
@下北沢apollo
織原良次(fretless bass)
滝野聡(gt)
市野元彦(gt)
本田珠也(ds)

10/7(水)miD
@新宿ピットイン昼の部
織原良次(fretless bass)
滝野聡(gt)
市野元彦(gt)
本田珠也(ds)

年末に関西方面でのベースソロツアーを計画。

織原良次LIVE情報


織原良次 Official Blog
http://orioriori.exblog.jp/

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