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TOUCH OF JAZZの最近のブログ記事

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"TOUCH OF JAZZ"アルバム - 片倉真由子 セレクト:TOUCH OF JAZZ

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」を紹介いただいています。


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今回のゲストは、日本を代表するジャズピアニストの一人、片倉真由子さん。

同じくジャズピアニストのお母様のコレクションの中でも
一番のお気に入りであり、ジャズにのめりこんでいくきっかけとなった1枚。

ハンプトン・ホーズからフィニアス・ニューボーンをオススメしてくれたというエピソードは
ジャズ一家ならではですね。


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『THE TRIO VOL.1 / Hampton Hawes』


「実家に母親のハンプトン・ホーズのコレクションがあり、毎日聴くのが日課のようになっていましたが、中でも聴いたのがこの1枚です。恐らく、ジャズピアニストを志す直接のきっかけになった1枚だと思います。

「どうしてこの音楽は聴いているとこんなに気持ちがいいんだろう」と思った記憶があります。その頃はもちろんジャズのアーティキュレーションやフレージングなど何も知りませんでしたから、本当に私の本能に働きかけてくれた音楽です。この人のタッチやニュアンスが高校生だった私に強烈な印象を与えてくれたおかげで、今でも私のジャズに対する美学はこのCDにあります。様々なジャズを聴いていますが、やっぱり私はこの音楽に戻って来ます。

余談ですが、母親に「お母さん、私はハンプトン・ホーズというピアニストがとても好き」と言ったらとても嬉しそうな顔をして「あら!そうなの。じゃあきっとこの人も好きになるね」と言って懐からフィニアス・ニューボーンのCDを出されたのを憶えています。こうしてますますジャズにのめり込んでいきました。」

片倉真由子


■タイトル:『THE TRIO VOL.1』
■アーティスト:Hampton Hawes
■オリジナル発売年:1955年

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【Hampton Hawes - Blues the Most】




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New Album

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Title : 『The Echoes Of Three』
Artist : 片倉真由子
LABEL : 55 Records
RELEASE : 2015.9.16

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【MEMBER】
片倉真由子(p)
中村恭士(b)
カーマン・イントーレ(ds)

Recorded in March, 2015 at Samurai Hotel Recording Studio, New York
エンジニア:内藤克彦

【SONG LIST】
1. Echo
2. Into Somewhere
3. A Dancer's Melancholy
4. At The Studio (Reunion)              
5. Directions
6. Serene (Eric Dolphy)
7. Pinocchio (Wayne Shorter)
8. You Know I Care ( Duke Pearson)
9. A Barfly's Hope

All songs except 6,7&8 composed by Mayuko Katakura






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【片倉真由子】

1980年、宮城県仙台市出身。幼少よりクラシックピアノを始める。洗足学園短期大学入学と同時にジャズピアノに転向、ピアノを今泉正明氏に師事。同大学を首席で卒業後、2002年、バークリー音楽大学より奨学金を受け、入学する。在学中より、ボストン市内のライブハウスで、クリス1チャンスコット, デイヴサントロらと演奏を重ねる。2004年、piano achievement awardを受理し、卒業する。卒業後は、ディックオーツ, ジェリーバーガンジーらと演奏を重ね、また、2004年8月に行われたLitchfield Jazz Festivalに、デイヴサントロのピアニストとして出演する。2005年9月、ジュリアード音楽院入学。ピアノをケニーバロンに、アンサンブルをカールアレン, ベンウォルフに師事。在学中より、ハンクジョーンズ, ドナルドハリソン, カールアレン, ベンウォルフ, エディーヘンダーソン, ビクターゴーインズ ,ドミニクファリナッチらと共演する。2006年、Mary Lou Williams Women In Jazz Piano Competitionで優勝し、翌年5月に、同ジャズフェスティバルに自己のトリオを率いて出演する。また、2006年9月に開催されたThelonious Monk International Jazz Piano Competitionのセミファイナリストに選ばれる。現在は自己のトリオをはじめ、山口真文カルテット、大坂昌彦グループ、伊藤君子グループ、竹内直カルテット、the MOSTなどのメンバーとして活動中。2009年9月には、リーダーアルバム「インスピレーション」をリリース。第43回スイングジャーナル社主催の「ジャズディスク大賞」において、ニュースター賞を受賞。2010年9月、セカンドアルバム「フェイス」をリリース。

片倉真由子 OFFICIAL SITE



"TOUCH OF JAZZ"アルバム - 石若駿 セレクト:TOUCH OF JAZZ

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」を紹介いただいています。


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今回のゲストは、注目の若手ドラマー、石若駿さん。

番組でもうかがい知ることができますが、幼少の頃からジャズ偏差値が高い!
同世代よりも10~20歳ぐらい年上の人と音楽的な話は合うそうです。

ジャズに触れた1枚として選んでくれたのは小中学生の頃のクリスマスプレゼント!
ティーンエイジだったドラマー、トニー・ウィリアムスの演奏を聴きながら
自分の位置を感じていたのかもしれませんね。


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『E.S.P / Miles Davis』


「小6か中1の頃のクリスマスプレゼントでした。初めてのマイルススタジオ盤との出会いがこの『E.S.P』。自分的に凄く新しく聴こえたジャズでした。一時期、毎日の目覚ましミュージックにもしていたほど。

メンバー一人一人の演奏を細かく聴く楽しみを覚えたのもこのアルバム。ドラマーのトニー・ウィリアムスは当時は18歳くらいでしょうか。12、13歳の僕は、18歳になったらこのトニーくらい叩けるようになりたいなぁと目標にもしていました。いつのまにかどんどん僕も歳を重ねて、現在年下のトニーにまた色んなことを教えてもらっている今日この頃です。

録り音も凄く好きで、奏者みんなが気持ち良く演奏してる気がします。
ちなみに、クリスマスプレゼントは同時に『キリマンジャロの娘』というアルバムも入っていました。マイルスを好きになったきっかけでもあるアルバム達です。」

石若駿


■タイトル:『E.S.P.』
■アーティスト:Miles Davis
■発売年:1965年

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【Miles Davis - E.S.P】




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New Album

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Title : 『CLEANUP』
Artist : 石若駿
LABEL : SOMETHIN'COOL
RELEASE : 2015.12.16

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【MEMBER】
石若駿 Shun Ishiwaka (ds)
吉本章紘 Akihiro Yoshimoto (ts, ss)
中島朱葉 Akiha Nakashima (as)
井上銘 May Inoue (g)
アーロン・チューライ Aaron Choulai (p)
高橋佑成 Yusei Takahashi (p)
須川崇志 Takashi Sugawa (b)
金澤英明 Hideaki Kanazawa (b)

【SONG LIST】
01. The Way To Nikolaschka
02. Dejavu #1
03. Darkness Burger
04. A View From Dan Dan
05. Cleanup
06. Professor F
07. Ano Ba 
08. Dejavu #2
09. Into The Sea Urchin
10. Big Saaac.
11. Siren
12. Wake Mo Wakarazu Aruku Toki
13. Tanabata #1






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【石若駿】
1992年生まれ、札幌出身。10歳のときに来日中のハービー・ハンコックに見出され、その後15歳にして日野皓正(tp)バンドに抜擢。東京藝術大学付属高校を経て同大学打楽器科へ進学。在学中よりファーストコール・ドラマーとして数々のバンドのレコーディング、ライブに参加。またアニメ「坂道のアポロン」では主人公・千太郎のドラムモーションと演奏を担当。2015年東京ジャズにおいては、沖野修也率いるKyoto Jazz Sextetにて出演し、リチャード・スペイヴン(ds)と披露したツイン・ドラム・ソロがテレビでもOAされ話題となっている。ジャズ演奏の傍ら今年藝大打楽器科を首席で卒業。ジャズ界、クラシック打楽器界、そしてポップス界、誰しもがその後の動向に注目する中、初のフル・リーダー作発表となる。

石若駿

"TOUCH OF JAZZ"アルバム - ミシェル・ミチナ セレクト:TOUCH OF JAZZ

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」を紹介いただいています。


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今回のゲストは、フランス在住のシンガーソングライター、ミシェル・ミチナさん。

耳元で甘くささやくようなチェットの歌声、心の琴線に触れますよね。
まさにTOUCH OF JAZZに相応しい1枚です。


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『The Best Of Chet Baker Sings / Chet Baker』


「ジャズを聴くようになった最初の頃は、エラ・フィッジェラルドをはじめ女性シンガーばかり聴いていました。随分後になってから出会った一枚がこれ。

ピアノジャズを始めて弾き語りでスタンダードを勉強していた頃、色々なアーティストを聞く中、Chet Bakerのバージョンに一番心を打たれました。とても切ない彼の歌声は着飾る事がなく一見シンプルに聞こえるんですが、真似できないスウィングがあって、まっすぐ心に届く深い力があるように思います。一瞬で好きになりました。

どこか悲しそうで、壊れそうな歌い方をするんですが、そんな中にとても温かい優しさと、耳元でささやかれているようなセンシュアリティーを感じます。彼のトランペットも歌もそうですが、余計なフレーズがなく、ひとつひとつの音に意味を感じます。重要なのはすごいテクニックを使って格好良く見せつけるのではなく、音楽とひとつになる事なんだなと改めて気づかせてくれた一枚です。

彼が歌う曲はどれも素敵なので是非聞いていただきたいです。」

Michelle Michina


■タイトル:『The Best Of Chet Baker Sings』
■アーティスト:Chet Baker
■発売年:1991年

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【But Not For Me - The Best Of Chet Baker Sings】




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■タイトル:『息吹 Le Souffle』
■アーティスト:Michelle Michina
■発売日:2015年11月25日
■レーベル:JABUP records
■製品番号:JUR-3

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[収録曲]

01.君の場所
02.ミスター フィッシュ
03.もうひとりの自分
04.連れて行って
05.盗まれたキス
06.祈り
07.シスタ
08.とり憑かれた心
09.操
10.私
11.君の息吹
12.モナムール
13.Mr.Fish - Live in Paris -
14.祈り Remix


[アルバム参加ミュージシャン&スタッフ]
プロデュース & キーボード:Stéphane Pit Le Navelan(ステファン・ピット・ルナヴラン)
ドラム & パーカッション:Lawrence Clais(ローレンス・クレ)
ベース:Gary Volet(ガリー・ヴォレ)
ギター:Didier Combrouze(ディディエ・コンブルーズ)
トランペット: Gilles Garin(ジル・ガラン)
サックス:Yann Jankielewicz(ヤン・ジョンキエレヴィックス)
プログラミング(3,7, 11曲):Aurélien Genest(オレリアン・ジュネスト)
エンジニア:Christophe Marais(クリストフ・マレ)




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【Michelle Michina】
千葉県で日本人の父とフランス人の母のもとに生まれる。中学校まで東京で過ごし、13歳のときにパリへ。19歳でBlack Music SchoolにてLaurence Apithyに師事し、ピアノと歌を学ぶ。そして、2007年にギタリスト前田智洋と出会い、Michina&Tomo(ミチナ・エ・トモ)を結成。2010年2月にファーストマキシアルバム「Premier Souffle(プルミエ・スーフル)」を発売。その後、一ヶ月にわたる2度の日本ツアーを行ない、MJTVをはじめテレビ、ラジオ、新聞、雑誌等、数々のメディアにて紹介される。2011年よりソロ活動をスタートさせ、2013年にマイヤ・バルーのバンドにバックヴォーカリストとして参加。2014年に12曲収録のソロアルバム「Le Souffle(ル・スーフル)」が完成。2015年3月28日にCD発売に先駆けて、ソロアルバム「Le Souffle(ル・スーフル)」がiTunesで音楽配信された。2015年8月2日にJabup Records(日本)より、フランス盤「Le Souffle」を全国発売。2015年10月1日に都内で行われた、トヨタ新型クラウンの報道発表会にシンガー・ソングライターとして出席。2015年11月にフランスの自動車メーカー、プジョーの新CMに歌手として起用される。2015年11月19日から約2週間にわたり、日本盤発売に合わせて来日し、インストアライブを中心にラジオ出演等の全国プロモーションツアー2015を行った。2015年11月25日にJabup Records(日本)より、日本盤「息吹 Le Souffle」を全国発売。2016年3月4日から全国8会場(京都、神戸、高松、広島、熊本、大分、福岡、東京)を回る、ミシェル・ミチナ・トリオ ツアー2016「息吹」開催決定。

Michelle Michina(JABUP)

"TOUCH OF JAZZ"アルバム - MAYA セレクト:TOUCH OF JAZZ

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
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今回のゲストは、ジャズヴォーカリストのMAYAさん。

ブロッサム・ディアリーやこのビヴァリー・ケニーのヴォーカルスタイルは繊細でいて物憂げ。
ジャズへのアプローチは様々、その人の好みにあったジャズというのがありますね。
それこそがまさにTOUCH OF JAZZ。


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『BORN TO BE BLUE / BEVERLY KENNY』


「私が人前で歌を歌い始めた時期にこのアルバムに出会い、彼女のことを知りました。

誰よりも魅力的な声、どことなく漂う哀愁感、翳り、女性の繊細さ、そしてストレートなフレージングなのに聞き手に迫ってくる彼女の唱法に衝撃を受けました。

それまで、私はジャズシンガーというのは、エラ・フィッジェラルドやサラ・ヴォーンのようにスキャットバンバン、野太い声で歌うものだと思っていました。そうでなければジャズシンガーでないと思い、私にとってジャズはある意味近寄り難い世界でした。そんな時にこのアルバムに出会い、いわばその対極にあるともいえる彼女が、誰にも真似出来ない世界観のある歌を歌っていたのです。

特に彼女の、どこか遠くを見つめながら語りかけているような切ないバラードにはすごく感銘を受けました。歌に彼女の人生観が反映・投影されている。だから彼女にまつわる、恋愛関係のもつれで精神を病んでしまったこと、30歳前に若くして亡くなったこと、そういった人生の全てが、歌を通して彼女の一部として感じ取れてしまうのです。

独学でJAZZを歌うようになった私にとって、当時衝撃的な出会いであり、今の私のJazz魂を作ってくれたシンガーでもあります。」

MAYA


■タイトル:『BORN TO BE BLUE』
■アーティスト:BEVERLY KENNY
■オリジナル発売年:1958年

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【Beverly Kenney - Born to Be Blue】




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■タイトル:『jazz a go go』
■アーティスト:MAYA
■発売日:2015年12月2日
■レーベル:THINK! RECORDS
■製品番号:THCD-370

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[収録曲]

01. さよならを教えて
02. シャンゼリゼ
03. 恋心
04. 可愛い花(小さな花)
05. ジャズ・ア・ゴーゴー
06. 枯葉
07. ビューティフル・タンゴ
08. 哀しみのダンス
09. 甘い囁き
10. シェルブールの雨傘
11. バラ色の人生


[メンバー]
MAYA(vo)
松尾明(ds)
遠藤征志(p)
熊坂路得子(acc)
新岡誠(b)
関根彰良(g)
扇谷研人(p,key)
嶌田憲二(b)
高橋康廣(ts、fl)

■プロデュース:松尾明、塙耕記

私は歌の中でドラマを演じる。 いつも自由で気紛れでいたいの。そう、だからジャズソン。 ジャズとシャンソンが今の気分。 -MAYA-




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【MAYA】
JAZZ&LATIN ボーカリスト。 JAZZを基本にジャンル、スタイルにとらわれず9ヶ国語(英語・スペイン語・ポルトガル語・仏語・露語・クレオール語・日本語・イタリア語・中国語)で歌い分けるMAYA独自のオリジナリティ溢れる世界観で、現在までベスト盤含め14作品のCDがリリースされている。2000年"Why Try To Change Me Now?"、2002年"She's Something"とインディーズ レーベルより2枚のアルバムをリリース。コロムビアミュージックエンタテイメントより2004年、アルバム"MAYA"でメジャーデビュー。同作にてSwing Journal選定「ゴールドディスク」受賞。翌2005年にはベスト盤を含めた5thアルバム"Love Potion No.9"にて、第39回Swing Journal選定「ジャズディスク大賞・ボーカル賞(国内部門)」受賞。2006年6thアルバム"Kiss Of Fire"リリース。同年上海ジャズフェスティバルにて初の海外公演をつとめる。2008年Disk Unionに移籍し"MAYA+JAZZ"をリリース。再びSwing Journal選定「ゴールドディスク」受賞。間を置かず、自身初となるX'masアルバム"Have Yourself A Merry Little Christmas"をリリース。2009年ラテンを特集したセルフプロデュース作"マルチニークの女~FANM MATINIK DOU~"をリリース。続いて同年横浜の老舗ライヴハウスBarBarBarのプロデュースによる"Once Upon A Time"がリリースされた。2010年には再びラテンアルバム"You Belong To Me"をリリース。2011年、1st&2ndアルバム復刻発売。2012年最新作はブルースをテーマにした高音質アルバム"Bluesy MAYA in Hi-Fi"をリリース。2014年、夏にDisk Unionからリリースした7枚のアルバムから選りすぐったベスト盤『MAYA Style』をリリース。LIVEではエキゾティックな雰囲気、インパクトのある存在感と歌声が聴衆を魅了する。進化を続けるMAYAは期待、注目を集めるアーティストである。

MAYA Official Site

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。


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今回のゲストは、fox capture planで大活躍中、メルテンこと岸本 亮さん。

fox capture planのアイデアの源はE.S.T.!枠にこだわらないという意味では納得です。岸本さんがおっしゃる通り、ポストロック、エレクトロニカ好きならE.S.T.サウンド絶対はまると思います。まさにTOUCH OF JAZZですね。


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『Seven Days of Falling / Esbjorn Svensson Trio』


「ピアノトリオと言えばキース・ジャレット、ビル・エバンス、ハンク・ジョーンズのようにスタンダード曲を中心に演奏するトリオを元々は好んで聴いていたのですが、このEsbjorn Svensson Trio (以下:EST)を初めて聴いた時はかなりの衝撃を受けました。

いつか自分がリーダーのピアノトリオをやるときは、ESTのようなピアノトリオをやりたいと思ってたのですが、それがfox capture planの結成や音楽性をを決めるきっかけになったと思います。

他の媒体でのオススメ盤を紹介するときにも実はESTの作品を挙げることが多いのですが、いつも2006年作品の『Tuesday Wonderlnd』を紹介してるので、今回は同じくらい好きなこの2003年作品の『Seven Days of Falling』にしました。
先進的なアプローチ、多彩な曲調、緊張感溢れる3人のインタープレイと非のつけようのない内容で、しかも全ての曲がメロディックで1曲1曲の個性が際立った均整の取れたアルバムです。まさに傑作。

ピアニストのエスビョルン・スベンソンは残念ながら既に他界してしまったのですが、ジャズやESTの音楽をこれから聴いてみたい人から、既にジャズは聴いているけど次に何を聴こうか探してる人、ポストロック、エレクトロニカ、ドラムンベース、近年のECM作品等が好きな人には絶対おすすめです。」

岸本 亮


■タイトル:『Seven Days of Falling』
■アーティスト:Esbjorn Svensson Trio
■オリジナル発売年:2003年

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【Esbjörn Svensson Trio (Seven Days Of Falling/Elevation of Love)】




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■タイトル:『BUTTERFLY』
■アーティスト:fox capture plan
■発売日:2015年11月4日
■レーベル:PLAYWRIGHT
■製品番号:PWT-18

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[収録曲]

01. the beginning of ....
02. the last story of the myth
03. Butterfly Effect
04. 混沌と創造の幾何学
05. ..with wind
06. inchoate
07. Plug In Baby
08. Kaleidoscope
09. In the darkness
10. Christmas comes to our place
10. Supersonic


[メンバー]
岸本 亮(Piano・JABBERLOOP)
カワイヒデヒロ(Bass・Immigrant's Bossa Band)
井上 司(Drums・nhhmbase)

進化し続ける現代版ジャズ・ロック!fox capture planが迎えた2015年3部作の最終章。押しも押されぬ最高傑作がここに誕生!!!2015年4月リリース『UNDERGROUND』、7月リリース『COVERMIND』に続き、オリジナル曲中心に構成された待望の4thフル・アルバム『BUTTERFLY』は以前にも増して洗練された楽曲と演奏クオリティの違いを感じさせるだけでなく、彼らの進化が作品とりわけ楽曲単位で如実に表れていることに気付かされる。ノスタルジックな音像が心地よく、そのループが奏でる深淵に耳を傾ければ万華鏡をのぞきこんでいるような音世界に聴く者を誘う...そんな中毒性の高いトラックは健在どころかパワーアップすらしているように感じられる。日本ジャズ史に残る大ヒット作『WALL』収録の「疾走する閃光」の流れを汲むロック・チューン「Supersonic」、ストリングスを大胆にフィーチャリングした本作のリード曲「Butterfly Effect」、本作よりスタートする(?) 2000年代ロックカヴァーシリーズの幕開けとしてMUSEの「Plug In Baby」カヴァー、そしてTBS系ドラマ「ヤメゴク~ヤクザやめてもらいます」の劇中音楽として制作・使用された「In the Darkness」の再アレンジ・録音に加え、菊地成孔氏がソプラノ・サックスで参加した「混沌と創造の幾何学」、これはメンバーたっての希望が実現したfox capture plan史上、歴史的なトラックとなった。さらに過去2作にわたって収録された「the beginning of the myth」の完成型〈the last story of the myth〉やドラムス井上司の初作曲「inchoate」、クリスマスソング「Christmas comes to our place」もファンには胸熱な一曲!




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【岸本 亮】
鍵盤奏者。JABBERLOOP、POLYPLUSのメンバー。fox capture planではリーダーを努める。


【fox capture plan】
現代版ジャズロックをコンセプトに、それぞれ違う個性を持つバンドで活動する3人が集まり2011年結成。ジャズピアノトリオの編成を軸にポストロック、ドラムンベース、ダブステップなどの要素を取り込んだ新感覚な楽曲が特徴。2012年10月、タワーレコード限定ミニアルバム「FLEXIBLE」でデビュー。2013年12月にリリースした2ndアルバム『BRIDGE』が、JAZZ JAPAN AWARD2013アルバムオブザイヤーニュースター部門、CDショップ大賞2014部門賞ジャズ賞の2冠を獲得。 2014年7月、3rdアルバム『WALL』をリリース。iTunesMusicStoreのジャズ部門でソングチャートとアルバムチャート同時に1位を獲得。タワーレコードの年間ジャズチャートで2位を獲得。2015年、アルバム3枚のリリースと年末に恵比寿リキッドルームでのワンマンライブを宣言し、ASICSのCMソングやTBS系ドラマ『ヤメゴク〜ヤクザやめていただきます〜』の劇中音楽を担当するなど勢力的に活動中。2015年4月、ミニアルバムとライブDVDの2枚組『UNDERGROUND』をリリース。2015年7月、全曲90年代洋楽カバーの『COVERMIND』をリリース。2015年11月、2015年三部作完結編にして4thアルバム『BUTTERFLY』をリリース。

fox capture plan Official Site
http://foxcaptureplan.tumblr.com/

"TOUCH OF JAZZ"アルバム - 市川愛 セレクト:TOUCH OF JAZZ

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。


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今回のゲストは、ジャズシンガーの市川愛さん。

鎌倉のジャズクラブ、DAPHNEでジャズに出会い、そこからジャズの扉をあけていった愛さん。
自分にフィットするものを探す、というのはジャズに限らず大切なことですよね。


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『Trio Sud / Sylvain Luc』


「鎌倉にあるJAZZ CLUB DAPHNEが、JAZZという音楽との出会い。でも、アルバムとなるとフランス人のギタリストSylvain Lucの『Trio Sud』かなと思う。大学でJAZZ研に入って、鎌倉ダフネ以外に、自分の生活圏でJAZZライブハウスはないものかと想い、モーションブルー横浜に初めてライブを観に行ったんです。その時に休憩時間に流れていたのがこのアルバムだったんですよね。 この時は彼のギターの音色と、グルーブ感と、楽曲に心を鷲掴みされた感があって、すぐに調べて買いました。

JazzもだけどBrazilっぽさも感じるアルバムで、飽きない。

今考えると、私のアルバムのプロデュースを1枚目のデビューの時から3枚目までギタリスト平岡遊一郎さんにお願いしていることにも繋がるのかもしれない。新プロジェクトitelluもギターカルテットだし。(笑)JAZZシンガーとしてデビューする前からやっているポップスバンドDa Luaもギター、ベース、ボーカルのトリオ!今気づきました。

とはいえ、やりたいことが多過ぎて、これから私の活動がどんな風に広がって行くかは未知数ですが、今のところ私の声は、ギターと混ざるようにできている気がするんです。

それはもしかしたら初期にSylvain Lucに出会ったからかもしれない(言い過ぎ)。」

市川愛






■タイトル:『Trio Sud』
■アーティスト:Sylvain Luc
■オリジナル発売年:2002年

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【Sylvain Luc - Jordu】




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■タイトル:『PLANETS』
■アーティスト:itellu
■発売日:2015年8月5日
■レーベル:APOLLO SOUNDS
■製品番号:APLS-1509

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[収録曲]

01. Jet
02. 惑星
03. コルクの中で
04. Altogether Alone
05. Undo
06. Homecoming
07. Shielded by the Winter
08. When the Moon is Square
09. サブマリン
10. Among


[メンバー]
市川愛 (vo)
金澤悠人 (g)
片野吾郎 (b)
桃井裕範 (ds)
大林武司 (p)

人気シンガー市川愛が同世代のジャズミュージシャン達と新バンドを結成!バンド名はitellu(イテル)。全曲オリジナルのポップスアルバムをリリース!市川愛がバークリー音楽大学へ留学した際に同期だったギタリスト金澤悠人が、同じ頃にNYのシティカレッジへ留学していたドラマー桃井裕範を紹介。金澤が日本に一時帰国して演奏活動をする際に一緒にライブを行う。ベーシストにはDa luaというバンドでも市川と活動を共にする片野吾郎が参加。その時のライブの手応えが良くこの4人によるバンド結成へと至る。桃井の楽曲を中心に各メンバーがオリジナル曲を持ち寄りリハーサルを重ね、2015年の1月にレコーディングが行われる。レコーディングにはNew Century Jazz Quintetや黒田卓也のバンドでも活躍する若手ピアニスト大林武司が参加。普段はジャズのフィールドで活躍するメンバー達が、オリジナルのポップスを演奏する事により、耳心地のよいメロディと高度な演奏が融合する独特のサウンドが生まれた。アメリカでの経験と日本での活動を経た若手ミュージシャン達の瑞々しさ溢れる新しい音楽。itelluの記念すべきファーストアルバムを是非お聴きください!




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【市川愛(ICHIKAWA AI)】
神奈川県藤沢生まれ、5歳よりピアノ、バイオリン、声楽を始める。慶応義塾大学在学中、鎌倉Jazz Club Daphneと出会いジャズに惹かれ、2009年秋Berklee College of Musicに奨学金を得て留学。 NY、ボストンのジャズバーで歌う。2010年の秋には、姉妹校であるギリシャにあるNakas Music Conservatoryにてオペラ歌手のレッスンを受け、トロンボーン奏者Antonis Andreouのバンドにボーカル参加。2012年5月に卒業、日本に帰国し活動を開始。小野リサ、伊藤君子らとの活動で幅広く知られるギタリスト平岡遊一郎をプロデューサーに迎え、10月に1st Solo Album "The standards I've met"を全国発売。発売と同時にタワーレコードの「いまどきのいい女」に掲載される。ポップなオリジナルバンド"Da Lua"の2nd Albumであり初のFull Albumとなる"Full Moon"が2012年12月14日に全国発売。そして待望のsolo 2nd Album "Haven't we met"が 2013年10月2日に発売される。菊地成孔/大谷能生によるジャズドミュニスターズへの参加、平戸祐介ソロツアーに参加等、活動の幅は多岐に渡る。
時に切なく、時に元気に、ジャンルに捕われず人の心に純粋に響く唄を歌う。

市川愛 Official Site
http://ai-ichikawa.com/

"TOUCH OF JAZZ"アルバム - 宮川純 セレクト:TOUCH OF JAZZ

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。


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今回のゲストは次世代ミュージシャンとして話題のピアニスト、宮川純さん。

エレクトーンから鍵盤を始め、ジャズの後にJ-POPに興味を持ちだしたという点もユニークです。
父親の影響で耳にしたのがジャズへの入り口。
そういうこともあり、まだ20代ですが渋い作品を沢山聴いてこられたようです。

選んでくれた1枚はこの名盤!


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『Moanin' / ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS』


「小学生の頃聴いたアートブレイキーの「Blues March」が頭から離れなくなって。なのでこの曲をずっとエレクトーンで弾いてコピーしてました。もちろん「mornin'」もそうですが楽曲の親しみやすさ、そして何よりバンドとしてのサウンドというのに強く惹かれました。

ピアノソロやピアノトリオ作品よりは圧倒的に管が入ったバンドのサウンドが好きだったんです。それはやはりエレクトーンをやっていたというバックボーンが一番大きいと思います。」

宮川純






■タイトル:『Moanin'』
■アーティスト:ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS
■オリジナル発売年:1958年

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【Art Blakey & the Jazz Messengers - Blues March】




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■タイトル:『THE WAY』
■アーティスト:宮川純
■発売日:2015年7月17日
■レーベル:T5Jazz Records
■製品番号:T5J-1010

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[収録曲]

1. Introduction
2. The Way
3. JB's Poem
4. Pulse
5. The Water Is Wide
6. Automata
7. Glossy
8. The Gold Bug
9. Just A Moment


[メンバー]
宮川純 - piano, Rhodes, Wurlitzer
荻原亮 - guitar
坂崎拓也 - bass
石若駿 - drums
黒田卓也 - trumpet (#1, #2 & more)

■2014年録音

新進気鋭の若手ピアニスト/キーボーディスト、宮川純の3rdアルバムがT5Jazz Recordsから登場!3年ぶりのニュー・アルバムは自身のオリジナル曲を中心に、NHK朝の連続ドラマ「マッサン」でお馴染みのスコットランド民謡のフォーキーなカバーも収録。更に日本人初のUS BLUE NOTE契約アーティスト、黒田卓也もゲスト参加!ジャズをベースに今の若者らしい感性で様々な音楽的要素を吸収した新しいジャズがここに完成した!最新のUltra HQ-CD仕様!




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【宮川純(MIYAKAWA JUN)】
1987年生まれ、愛知県出身。5歳でエレクトーンを始めてからジャズ、フュージョン、ロックなどに傾倒。高校卒業後本格的に音楽家を志し、甲陽音楽学院名古屋校に進学。ジャズ・ピアノを水野修平、竹下清志に師事。在学中より小濱安浩バンドなどでのライヴ活動、nobody knows+のレコーディング参加など、名古屋のシーンで徐々に頭角を現す。2009年デビュー・アルバム「Some Day My Prince Will Come」をリリース。その後活動の拠点を東京に移し、2012年2ndアルバム「I Think So」をリリース。自己グループの他、TOKU、荻原亮、市原ひかり、多田誠司などのサポートメンバーとしても国内ジャズ・シーンの第一線で活躍を続けている。また、その作編曲能力も高く評価されており、大坂昌彦、小林陽一、グレース・マーヤ、マヤ・ハッチなどのアルバムに自己の楽曲及びアレンジを提供している。近年では佐藤竹善、土岐麻子、Zeebraなどの作品にも参加、多様な鍵盤楽器を同等に扱える柔軟な音楽センスと確かなテクニックで今後の活動にもますます注目を集める新鋭ピアニスト/キーボーディストである。 花とミツバチ』を発表。その自然体のヴォーカルとサウンドは日本でデビュー以来人気が高く、来日公演は9回にも及ぶ。

宮川純 Official Site http://www.jun-miyakawa.com/

"TOUCH OF JAZZ"アルバム - SARA GAZAREK & JOSH NELSON セレクト:TOUCH OF JAZZ

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。


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今回のゲストは6月に新作『DUO』をリリースしたサラ・ガザレクとジョシュ・ネルソン。

お二人のルーツを知ることのできる1枚。
趣は違えど、どちらもジャズの醍醐味を味わう事のできる作品ですね。


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『Ella And Basie / Ella Fitzgerald/Count Basie』


「最初に聴いたのは15歳の時。1年くらい聴きこんで本当に全部覚えちゃったの。リリックの一つ一つからフレージングから息づかいから。ボーカルにしてもそうだけどスキャットから全部。私にとってそんな大切な1枚です。」

SARA GAZAREK(サラ・ガザレク)




『THE PRISONER /HERBIE HANCOCK』


「沢山あるけれど(笑)、一つだけ選ぶとすれば1969年のこのアルバムかな。ピアノの演奏も素晴らしいしアレンジも素晴らしいんだけども、彼のオリジナル曲に関して言えば60年代の市民権運動の社会背景をすごく反映していて、そういう意味でも非常に興味深い作品だと思う。

ジョー・ヘンダーソンやジョニー・コールズなど、参加しているミュージシャンも素晴らしい。少人数の編成なんだけどビッグバンドでやっているような、本当に音のふくらみが素晴らしい作品。

何かあると必ずここに戻ってくる、そんなアルバムです。僕にとっては。」

JOSH NELSON(ジョシュ・ネルソン)




■タイトル:『Ella And Basie』
■アーティスト:Ella Fitzgerald/Count Basie
■オリジナル発売年:1963年

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■タイトル:『THE PRISONER』
■アーティスト:HERBIE HANCOCK
■オリジナル発売年:1969年

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【Ella Fitzgerald - On the Sunny Side of the Street】




【HERBIE HANCOCK, I Have A Dream】




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■タイトル:『DUO』
■アーティスト:SARA GAZAREK/JOSH NELSON
■発売日:2015年6月17日
■レーベル:コアポート
■製品番号:RPOZ-10011

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[収録曲]

01. オール・アゲイン
02. ブラックバード/バイ・バイ・ブラックバード
03. オ・パト
04. サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート
05. アイ・キャント・メイク・ユー・ラヴ・ミー
06. プチ・パピヨン
07. ムード・インディゴ
08. ノー・ムーン・アット・オール
09. アイ・ドント・ラヴ・ユー・エニモア
10. ファーザー・ファーザー
11. リヴァー/リヴァーマン
12. ビハインド・ミー 【日本盤ボーナス・トラック】


[メンバー]
SARA GAZAREK(vo)
JOSH NELSON(p)

■2015年1月録音作
■プロデュース:アル・シュミット
■録音:アル・シュミット (キャピトル・スタジオ、ハリウッド)
■マスタリング:G&J Audio
■編曲:ジョシュ・ネルソン、サラ・ガザレク

互いに寄り添い、完全に調和する声とピアノ。サラ・ガザレクの最新作は名コンビ、ジョシュ・ネルソンとのデュオ作。ニック・ドレイク、ローラ・マヴーラ他のカヴァー曲収録。サラ・ガザレクの全オリジナル作でピアノを弾き、サウンドを決定付けているジョシュ・ネルソンとのデュオ作。サラのナチュラルなヴォーカル・スタイルをさらに引き出す、温かみのあるピアノとの調和は極上もの。様々なジャンルからのカヴァー・センスが光りつつ、スタンダードのような品格を持つオリジナル曲が絶品。日本先行発売。日本盤ボーナス・トラック収録。




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【SARA GAZAREK(サラ・ガザレク)】(ジャズ・ヴォーカル)
シアトル生まれ。エラ・フィッツジェラルドやサラ・ヴォーンから大きな影響を受け、南カリフォルニア大学のソーントン音楽スクールに入学。同校でジョン・クレイトンの指導を受け、2003年には"Down Beat Student Music Award"のヴォーカリスト部門で最優秀大学生ジャズ・ヴォーカリカト賞を受賞。その後もコンコード・ジャズ・フェスティバル他に出演後、2005年にジョン・クレイトンのプロデュースによる『ユアーズ(Yours)』でデビューして大ヒット、iTunesトップ・ジャズ・アルバム・チャートで1位を獲得する。日本でも当時の"ポスト・ノラ・ジョーンズ"の筆頭に躍り出る。2007年の第2作では再びジョン・クレイトンをプロデューサーに迎え、シーマス・ブレイク(ts)やアンブローズ・アキンムシーレ(tp)他も参加した『リターン・トゥ・ユー(Return To You)』を発表、2010年にはトリオセンスとのコラボレイト作『ホエア・タイム・スタンズ・スティル』を発表。2011年には4年ぶりのオリジナル作でブロッサム・ディアリーに捧げた『花とミツバチ』を発表。その自然体のヴォーカルとサウンドは日本でデビュー以来人気が高く、来日公演は9回にも及ぶ。

SARA GAZAREK Official Site http://saragazarek.com/


【JOSH NELSON(ジョシュ・ネルソン)】(ピアノ)
南カリフォルニア生まれ。サラ・ガザレクと同じく、南カリフォルニア大学のソーントン音楽スクール出身。サラ・ガザレクの全オリジナル・アルバムにピアニストとして参加し、またミュージカル・ディレクター的存在でもある。自身のアルバムも『First Stories』(1998)、『Anticipation』 (2004)、『Let it Go』 (2007)、『I Hear a Rhapsody』(2009)、『Discoveries 』(2011)、『Exploring Mars』(2015) とリリース。サイドマンとしてモナタリー・コール、ピーター・アースキン他とも共演している。サラと共に来日公演を重ね、日本でも多くのファンを獲得している。

JOSH NELSON Official Site http://joshnelsonmusic.com/

"TOUCH OF JAZZ"アルバム - 矢野沙織 セレクト:TOUCH OF JAZZ

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。


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今回のゲストはアルト・サックス奏者の矢野沙織さん。

お父さんの影響で聴いたジャコ・パストリアス。
ここからチャーリー・パーカー~BE BOPとジャズの源流をたどる旅へ。
そういう意味ではまさに"TOUCH OF JAZZ"といえます。

ジャズ(音楽)の面白さはこういうところでもありますね。


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『ジャコ・パストリアスの肖像 / Jaco Pastorius』


「当時、家に娯楽がなくて暇だったので(笑)、父がコレクションするCDをよく聴いていたんです。父のコレクションは大半がファンクやロックで、フュージョンやジャズは少しだけだったのですが、このアルバムは、"何の音なんだろ?"っていう感じでベースの音にすごく興味を持ったんです。それまではブーツィー・コリンズみたいなベース・ラインがすごいと思っていたんですが。


特に好きだったのは1曲目に収録されている「Donna Lee」。調べてみたら元曲を演奏しているのはチャーリー・パーカーという人で、私と同じアルト・サックスを吹いている人だということが分かったんです。彼のサックスは、私が当時よく聴いていたメイシオ・パーカーやキャンディー・ダルファーの音色とは(どっちが良いとか悪いとかではなく)全然違うものだなと思って。


またチャーリー・パーカーが活躍していた1940年代の時代背景も含めて興味を持ったんです、こんな時代にアメリカってこんなことやってたんだって。ジャズもそうですが、快楽ってここまでいくとストイックというか、"喜び"っていうのと"真剣"だということが紙一重どころか一緒なんだなということを知ることになりました。」

矢野沙織


■タイトル:『Jaco Pastorius(ジャコ・パストリアスの肖像)』
■アーティスト:Jaco Pastorius
■オリジナル発売年:1976年

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【Jaco Pastorius- Donna Lee】




【Charlie Parker-Donna Lee】




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■タイトル:『Bubble Bubble Bebop』
■アーティスト:矢野沙織
■発売日:2015年4月22日
■レーベル : 日本コロムビア
■製品番号:COCB-54166

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[収録曲]

01. Blowin' The Blues Away
02. Bluebird
03. Puerto Rico~砂とスカート
04. Betty Et Zorg(Betty Blue)
05. Mercy, Mercy, Mercy
06. Bayou
07. Avalon
08. Bye Bye Babylon
09. Confirmation


[メンバー]
矢野沙織 (as)
中島徹 (p)
中村健吾 (b)
小松伸之 (ds)
元晴 (tp)
タブゾンビ(tp)
大儀見元 (perc)
中路英明 (tb)
ほかサルサスインゴサのメンバーが参加

2年半の沈黙を破って登場する、矢野沙織の新たなるステージ!ビ・バップからファンキー・ジャズ、そしてキューバンラテンまで、矢野沙織の真剣な歌心と遊び心が交錯する。基軸は"Bebop"に据えながらも、今の矢野沙織の音を最大限に活かしたファンキー・ジャズのいいところ、キューバンラテン要素の美味しいところを盛り込んだ、バブルの如く湧き出るサックス、スパークリングなパッション・ジャズを聴かせます。レコーディング・メンバーは、突出したテクニックを持ち合わせジャズ~ラテンまで幅広いジャンルで活躍し、これまでの矢野沙織を支えてきたピアニスト、中島徹、同じくこれまでの矢野沙織のリズムをサポートしてきたドラマー、小松伸之、ニューヨークに拠点を持ちながらも日本のジャズ・シーンの中核を担うベーシスト、中村健吾に加え、ジャズの枠を超え人気を博している"Soil & Pimp Sessions"のメンバー、元晴(ts)、タブゾンビ(tp)、さらに日本のキューバンラテンの重鎮バンド、サルサスインゴサのリーダーでありパーカッショニストの第一人者の大儀見元、そしてサルサスインゴサのメンバーも参加! 新たなパッションとグルーヴが矢野沙織を強力にバックアップします。




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【矢野沙織】(アルト・サックス奏者)
1986年生まれ 東京出身。9歳のときブラスバンドでアルト・サックスを始める。チャーリー・パーカーに衝撃を受けジャズに傾倒、14歳でビリー・ホリデイの自叙伝に感銘し、自らジャズクラブに出演交渉を行ってライブ活動をスタート。ジャズの名門SAVOYレーベル日本人アーティスト第2弾として2003年9月、16歳でセンセーショナルなデビューを飾る。モダン・ジャズの起源である"ビ・バップ"に真摯に取り組み、日本にとどまらずニューヨークでもライブを重ねる一方、テレビ朝日系「報道ステーション」テーマ曲に起用され、世に新世代ジャズの到来を知らしめた。マイルス・デイビスとの活動で知られるジミー・コブが、3rdアルバム『SAKURA STAMP』発売記念ブルーノート・ツアーで共演した際には、「日本のキャノンボール・アダレイ」と絶賛。ニューヨーク2日間公演でも本場オーディエンスを圧倒し、初のライブ盤として発売。5thアルバム『Groovin' High』では、2度のグラミー・ウイナーに輝いたアレンジの神様スライド・ハンプトンや、ジェームズ・ムーディなど巨匠ディジー・ガレスピーのオールスターズと共演を果たす。以降、ムーディ氏との親交は厚く、カリフォルニアの自宅に招かれての2週間にわたる個人レッスンを受けている。2007年春、花王"ASIENCE"の新たなアジアンビューティとしてCMに登場。同CMで使用されたオリジナル曲「I & I」を収録した、20歳にして初のベストアルバムは、第22回日本ゴールドディスク大賞 ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。ジャズの枠を超えて広く注目を集めた。同年11月、現代最高のオルガニスト、ドクター・ロニ--・スミス・トリオを率いて、通算7枚目となるアルバム『Little Tiny』をリリース。2008年12月には、アレンジに斎藤ネコ氏を迎え、敬愛するビリー・ホリデイの得意としたレパートリーに取り組んだ『GLOOMY SUNDAY』を発売。そして、矢野沙織の原点とも言える、50年代のジャズ黄金期の楽曲を、ニューヨークで活躍する気鋭のミュージシャンたちを従え、ストレートアヘッドに聴かせる『BEBOP AT THE SAVOY』を2010年に発売。2012年、10周年イヤーに贈る、原点に帰るファン・リクエストアルバム『Answer』。ゲストに世界的トランペッター日野皓正氏を迎えリリース。2015年、SOIL&"PIMP"SESSIONSのメンバーである元晴(ts)とタブゾンビ(tp)、パーカッショニストの第一人者である大儀見元氏 率いる日本のキューバンラテンの重鎮バンド"サルサスインゴサ"をゲストに迎え、機軸は"Bebop"にすえながらも、ファンキー・ジャズ、キューバンラテンを盛り込んだアルバム、『Bubble Bubble Bebop』をリリース。



矢野沙織 オフィシャルサイト
http://www.yanosaori.com/

"TOUCH OF JAZZ"アルバム - ウィリアムス浩子 セレクト:TOUCH OF JAZZ

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。


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今回のゲストはジャズ・ヴォーカリストのウィリアムス浩子さん。

浩子さんをジャズの世界へ導いたアニタ・オデイの「A Nightingale Sang In Berkeley Square」。
この曲を巡る不思議なつながり。
ジャズに触れるだけではなく、運命を感じさせる1曲です。


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『This Is Anita / Anita O'Day』


「このアルバムに収録されている「バークリー・スクウェアのナイチンゲール」を聴いた時、世の中にこんな美しい曲があるんだっていうことに感動したんです。当時アマチュアバンドを組んではいたけれど、ジャズの事は知らなくて。だからこの曲でジャズを知ったんです。それからは"アニタ・オデイ"と見つけると買い集めるようになって。そしたらその先にオスカー・ピーターソンとかポール・チェンバース、そしてバド・パウエルとかビル・エヴァンスとかジャズの巨匠たちが出てくる。アニタは、そんなジャズの世界へのきっかけをくれた存在。


中でも「バークリー・スクウェアのナイチンゲール」があまりにも好きで(笑)、いつか自分のアルバムを作ることがあるのなら必ず1曲目に入れようと思って、2008年の最初のアルバムに入れました。そして私のレーベル名も「Berkeley Square Music」に(笑)。
1946年のそんなに有名でもない曲なのに、この歌が気になっていたという海外の人から連絡をもらったり、この曲によって人とのつながりができたりと、本当に運命を感じる1曲です。


そういえばこんな事があったんです。私がこの「バークリー・スクウェアのナイチンゲール」を歌った時に目の前の女性が泣きはじめて。後で話を聞いたら彼女がサンフランシスコに住んでいた時に、自分の娘がこの曲を口ずさんでいたそう。「どうして(私の好きな)この曲を知ってるの?」と尋ねたら、隣のおじいちゃんがいつもサックスでこの曲を演奏していたそうなんです。そしてそのおじいちゃんというのは、戦時中にバークリー・スクエアの近くの爆撃によって恋人を亡くしていたんです。それをひきずって、彼女の事を忘れないようにいつもこの曲を練習していたそうなんです。その話を聞いた娘が感動し、それをお母さんに伝え、お母さんはそれが重なって私の歌を聴いて感動して、とまさに時空を超えて人を結びつけるようなチカラを持つ、不思議な曲です。」

ウィリアムス浩子


■タイトル:『This Is Anita』
■アーティスト:Anita O'Day

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【A Nightingale Sang In Berkeley Square / Anita O'Day】




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■タイトル:『MY ROOM side2』
■アーティスト:ウィリアムス浩子
■発売日:2015年4月15日
■レーベル : Berkeley Square Music
■製品番号:BSM-7

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[収録曲]

1. If
2. Someone To Watch Over Me
3. Danny Boy
4. I'll Weave A Lei Of Stars For You
5. You Must Believe In Spring


(メンバー)
ウィリアムス浩子(v)
馬場孝喜(g)

あくなきクオリティの追求を続ける「MY ROOM」プロジェクトの第2弾。 その音楽的内容と高品位なサウンドが高く評価され、前作「MY ROOM side1」は、ジャズ批評誌「ジャズオーディオ・ディスク大賞2014」ヴォーカル部門で『銀賞』を獲得。 これは、世界のトップシンガーたちと肩を並べての受賞であり、日本人ヴォーカリスト初の快挙として話題となった。 長く共演を続けてきたギターの名手・馬場孝喜とのデュオによる息の合ったパフォーマンスは、「If」「Danny Boy」といった名曲に新たな息吹を吹き込む。 オーディオルームでの一発録りは、「互いの音のかぶり」の問題など録音面では困難をともなうが、エンジニア・新島誠氏の手にかかれば、ここまでハイクオリティなサウンドも 可能であることを実証するオーディオ作品でもある。絶妙にチューニングされたオーディオルームならでの響きまでブレンドされたその『生音(なまおと)』は、リアルなヴォーカル &ギターとともに空気感、部屋感までも心地よく味わえる。温かみあるサウンド、人間くさいこの生の音は、今の時代だからこそ切望されるのだろう。




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【ウィリアムス浩子】(ヴォーカリスト)
都内を拠点に全国のライブシーンで活躍するシンガー。アルバムが4作連続ジャズチャート1位を記録。最新作「My Room side2」は発売1週間でオリコン9位を記録し、いまなお好調なセールスを続ける。作編曲家・服部克久氏に「最高のエンジンを積んだロールスロイスが時速 100kmで優雅に走るよう」と言わしめるほどのその歌声は、ジャズの枠を越えて多方面から熱い注目を集める。また、各作品の優れた音づくりは、オーディオ界からも高く評価され、専門誌にたびたび取り上げられ、オーディオ評論家のリファレンス・ディスク(試聴盤)としても使われている。「ジャズ批評」の『ジャズオーディオ・ディスク大賞』では、激戦のヴォーカル部門にて、アルバム「a time for Ballads」(2012年)が第 10位、「A Wish」(2013年)が"銅賞"、そして「MY ROOM side1」(2014 年)が日本人初となる"銀賞"に輝くなど、世界のトップシンガーと並び称されるまでに躍進を遂げる。さらに、イタリアはじめ欧州・アジアのオーディオショップでもアルバムが販売されるなど、その活動は世界へと広がりを見せている。MRO ラジオ北陸放送「ウィリアムス浩子のご一緒にジャズはいかが?」パーソナリティ。 日テレプラス「Mint Jazz」にて、昨年のライブの模様がリピート放映中。


ウィリアムス浩子 オフィシャルサイト
http://www.hirokowilliams.com/J/Hiroko_Williams.html

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