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"TOUCH OF JAZZ"アルバム - SARA GAZAREK & JOSH NELSON セレクト

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。


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今回のゲストは6月に新作『DUO』をリリースしたサラ・ガザレクとジョシュ・ネルソン。

お二人のルーツを知ることのできる1枚。
趣は違えど、どちらもジャズの醍醐味を味わう事のできる作品ですね。


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『Ella And Basie / Ella Fitzgerald/Count Basie』


「最初に聴いたのは15歳の時。1年くらい聴きこんで本当に全部覚えちゃったの。リリックの一つ一つからフレージングから息づかいから。ボーカルにしてもそうだけどスキャットから全部。私にとってそんな大切な1枚です。」

SARA GAZAREK(サラ・ガザレク)




『THE PRISONER /HERBIE HANCOCK』


「沢山あるけれど(笑)、一つだけ選ぶとすれば1969年のこのアルバムかな。ピアノの演奏も素晴らしいしアレンジも素晴らしいんだけども、彼のオリジナル曲に関して言えば60年代の市民権運動の社会背景をすごく反映していて、そういう意味でも非常に興味深い作品だと思う。

ジョー・ヘンダーソンやジョニー・コールズなど、参加しているミュージシャンも素晴らしい。少人数の編成なんだけどビッグバンドでやっているような、本当に音のふくらみが素晴らしい作品。

何かあると必ずここに戻ってくる、そんなアルバムです。僕にとっては。」

JOSH NELSON(ジョシュ・ネルソン)




■タイトル:『Ella And Basie』
■アーティスト:Ella Fitzgerald/Count Basie
■オリジナル発売年:1963年

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■タイトル:『THE PRISONER』
■アーティスト:HERBIE HANCOCK
■オリジナル発売年:1969年

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【Ella Fitzgerald - On the Sunny Side of the Street】




【HERBIE HANCOCK, I Have A Dream】




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■タイトル:『DUO』
■アーティスト:SARA GAZAREK/JOSH NELSON
■発売日:2015年6月17日
■レーベル:コアポート
■製品番号:RPOZ-10011

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[収録曲]

01. オール・アゲイン
02. ブラックバード/バイ・バイ・ブラックバード
03. オ・パト
04. サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート
05. アイ・キャント・メイク・ユー・ラヴ・ミー
06. プチ・パピヨン
07. ムード・インディゴ
08. ノー・ムーン・アット・オール
09. アイ・ドント・ラヴ・ユー・エニモア
10. ファーザー・ファーザー
11. リヴァー/リヴァーマン
12. ビハインド・ミー 【日本盤ボーナス・トラック】


[メンバー]
SARA GAZAREK(vo)
JOSH NELSON(p)

■2015年1月録音作
■プロデュース:アル・シュミット
■録音:アル・シュミット (キャピトル・スタジオ、ハリウッド)
■マスタリング:G&J Audio
■編曲:ジョシュ・ネルソン、サラ・ガザレク

互いに寄り添い、完全に調和する声とピアノ。サラ・ガザレクの最新作は名コンビ、ジョシュ・ネルソンとのデュオ作。ニック・ドレイク、ローラ・マヴーラ他のカヴァー曲収録。サラ・ガザレクの全オリジナル作でピアノを弾き、サウンドを決定付けているジョシュ・ネルソンとのデュオ作。サラのナチュラルなヴォーカル・スタイルをさらに引き出す、温かみのあるピアノとの調和は極上もの。様々なジャンルからのカヴァー・センスが光りつつ、スタンダードのような品格を持つオリジナル曲が絶品。日本先行発売。日本盤ボーナス・トラック収録。




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【SARA GAZAREK(サラ・ガザレク)】(ジャズ・ヴォーカル)
シアトル生まれ。エラ・フィッツジェラルドやサラ・ヴォーンから大きな影響を受け、南カリフォルニア大学のソーントン音楽スクールに入学。同校でジョン・クレイトンの指導を受け、2003年には"Down Beat Student Music Award"のヴォーカリスト部門で最優秀大学生ジャズ・ヴォーカリカト賞を受賞。その後もコンコード・ジャズ・フェスティバル他に出演後、2005年にジョン・クレイトンのプロデュースによる『ユアーズ(Yours)』でデビューして大ヒット、iTunesトップ・ジャズ・アルバム・チャートで1位を獲得する。日本でも当時の"ポスト・ノラ・ジョーンズ"の筆頭に躍り出る。2007年の第2作では再びジョン・クレイトンをプロデューサーに迎え、シーマス・ブレイク(ts)やアンブローズ・アキンムシーレ(tp)他も参加した『リターン・トゥ・ユー(Return To You)』を発表、2010年にはトリオセンスとのコラボレイト作『ホエア・タイム・スタンズ・スティル』を発表。2011年には4年ぶりのオリジナル作でブロッサム・ディアリーに捧げた『花とミツバチ』を発表。その自然体のヴォーカルとサウンドは日本でデビュー以来人気が高く、来日公演は9回にも及ぶ。

SARA GAZAREK Official Site http://saragazarek.com/


【JOSH NELSON(ジョシュ・ネルソン)】(ピアノ)
南カリフォルニア生まれ。サラ・ガザレクと同じく、南カリフォルニア大学のソーントン音楽スクール出身。サラ・ガザレクの全オリジナル・アルバムにピアニストとして参加し、またミュージカル・ディレクター的存在でもある。自身のアルバムも『First Stories』(1998)、『Anticipation』 (2004)、『Let it Go』 (2007)、『I Hear a Rhapsody』(2009)、『Discoveries 』(2011)、『Exploring Mars』(2015) とリリース。サイドマンとしてモナタリー・コール、ピーター・アースキン他とも共演している。サラと共に来日公演を重ね、日本でも多くのファンを獲得している。

JOSH NELSON Official Site http://joshnelsonmusic.com/

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