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My First Jazzの最近のブログ記事

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My First Jazz Vol.71-井上陽介:My First Jazz

Title : 『Standards, Vol.1』
Artist : Keith Jarrett, Gary Peacock, Jack DeJohnette

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ジャズベーシストの井上陽介です。
僕の初めてのジャズ・アルバムは、Keith Jarrettの『Standards, Vol.1』という1983年録音のピアノトリオ・アルバムです。


この作品を初めて聴いたのは、大学一年生の時。
それまで、中学・高校時代はロックを演奏したり、フュージョン・ブームに巻き込まれたり(笑)していました。
ジャズは遠い存在ではなかったけれど、身近でもなく、、
たまにジャズを聴くとしたら、酒場の音楽や、夜景の見えるレストランのBGMというイメージでした。


このアルバムを初めて聴いたときに感じたものは、そういった類のものとは全く違い
もっと高尚で、クラシックに近いサウンドでありながらも伝統的なジャズの演奏スタイル。
衝撃的でした。


当時は、今のようにインターネットもない時代。
詳しいことは分からずに、ただ目の前で繰り出される音の世界にグッと惹きこまれました。
あっという間に最後まで聴き通して、それから何度も何度も繰り返し聴いた記憶があります。


それが、今の自分の演奏スタイルの根本になっている気もしています。
ジャズが苦手かな?っていう方にもおすすめですね。
最後の曲ではロックのような演奏も繰り広げられているので、Keith Jarrettの多面性というものも楽しめるアルバムだと思います。
是非、聴いてみてください!


井上陽介






My First Jazz

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Title : 『Standards, Vol.1』
Artist : Keith Jarrett, Gary Peacock, Jack DeJohnette
LABEL : ECM Records
発売年 : 1983年



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【SONG LIST】
01.Meaning Of The Blues
02.All The Things You Are
03.It Never Entered My Mind
04.The Masquerade Is Over
05.God Bless The Child




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日本を代表するジャズ・ベーシスト率いるトリオが発表した、初めてのライブ・アルバム。
縦横無尽のインタープレイと観客を笑顔にさせる楽しい雰囲気を凝縮した最強の一枚!



"日本を代表するジャズベーシストが、教鞭をとる国立音楽大学出身の若手実力派プレーヤーと練り上げ、ジャズの王道と革新を織り交ぜたサウンドは、いつも観客の心を鷲掴む。
トリオ結成以降、全国のライブハウスを回り、高い評判という足跡を残してきた。


ライブ録音をするにあたって選んだ場所は、1974年から著名アーティストによる数々の名演を繰り広げてきた東京の老舗ジャズクラブ、Body&Soul。
2021年に現在の渋谷に移転した新しい店内は、シックでおしゃれな空間として存在している。
ライブ・レコーディング中の大声援に包まれ、井上陽介トリオは、さらに一歩先へ向かう = ONE STEP BEYOND










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井上陽介
1964年7月16日、大阪生まれ。大阪音楽大学作曲科卒。91年よりニューヨークを拠点に活動。97年には初リーダーアルバム『スピークアップ』を発表。在米中、ドン・フリードマン、ハンク・ジョーンズなど数々のグループでレコーディングやライブ、ヨーロッパツアーなど国際的に活動する。2004年には活動の拠点を日本に移す。2009年、小曽根真、渡辺香津美などをゲストに迎え6枚目のリーダー作『LIFE』をリリース。2021年9月に武本和大(P)、濱田省吾(Ds)とレコーディングした10枚目のトリオ第二弾『Next Step』をリリース。2022年、Spirit of Chick Corea Bandのツアーでスティーブ・ガッドと共演。なおスイングジャーナル誌の人気投票では2007年度から3年連続1位となるなど常に上位にランクされる。現在、自己のグループを中心に、塩谷哲、大西順子、渡辺香津美のレギュラーメンバーとして活動。その他数々のセッションに参加し国内外で精力的に活動している。またジャズのみならず、佐藤竹善、JUJU、小野リサなどの様々なジャンルのサポートにも参加している。
https://yosukeinouejazz.sakura.ne.jp/




Latest Album

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Title ︓『ONE STEP BEYOND LIVE AT BODY & SOUL』
Artist : 井上陽介
LABEL : ポニーキャニオン
RELEASE : 2024.2.21



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【SONG LIST】
01.Stella By Starlight
02.Day Tripper
03.Colorful Wind
04.One Step Beyond
05.Black Bird
06.What Is This Thing Called Love
07.Dear Daddy
08.Fungii Mama





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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
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2022年より日本でも音声コンテンツ/ポッドキャストの提供がスタート!


My First Jazz Vol.70-中林薫平:My First Jazz

Title : 『Basie Big Band』
Artist : Count Basie Orchestra

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ジャズベーシストの中林薫平です。
私の初めてのジャズ・アルバムは、Count Basie Orchestraの『Basie Big Band』というアルバムです。


中学生当時ブラスアンサンブル部に入っていました。その部活はジャズのビッグバンドを演奏するという珍しい部活で、一つ上の学年には現在N.Y.で活躍されているトランぺッター・黒田卓也さんがいました。昔から黒田さんは面倒見がよくて、後輩である僕に色々と指南してくださったり、「これを聴いて」「こういうのもあるよ」などと沢山CDを貸してくださった記憶があります。
その中の一枚がこのアルバムです。


当時ビッグバンドを演奏していたこともあって、このアルバムに収録されている「The Heat's On」という曲を聴いた瞬間「これはすごいな、かっこいいな」と思いました。その時まではジャズも聴いたことなかったし、さらにはベースという楽器が何なのかもよく理解していない時にこのCDに出会って衝撃を受けたのを覚えています。


このアルバムは、Sammy Nesticoという人がアレンジをされていて、それがまた素晴らしくて。3分ないくらいの曲にもストーリー性のある素晴らしいアレンジがギュッと詰まっています。


最近、自分のバンド中林薫平オーケストラをやっています。そこで、そういったアレンジの精神や技法を取り入れ、大いに参考にさせていただいています。
ジャズを聴いたことがない方やビッグバンドをあまり知らない方、カウントベイシー聴いたことない方にも、お薦めできるアルバムです。
実は最近レコードにハマっているのですが、このアルバムをレコードで買い直して聴いてみたところやはりいいなぁと思いました!


中林薫平






My First Jazz

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Title : 『Basie Big Band』
Artist : Count Basie Orchestra
LABEL : Pablo
発売年 : 1975年



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【SONG LIST】
01.Front Burner
02.Freckle Face
03.Orange Sherbet
04.Soft As Velvet
05.The Heat's On
06.Midnight Freight
07.Give 'M Time
08.The Wind Machine
09.Tall Cotton




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日本のトッププレイヤーが集結するドリームチーム!!中林薫平オーケストラのライヴ盤!!


黒田卓也、広瀬未来、西口明宏、宮川純、、、シーンの先頭を走るトッププレイヤー10人で編成される"中林薫平オーケストラ"が、東京・丸の内の〈COTTON CLUB〉で行ったライヴの記録。
サルサ、ショーロ、チャカレラなど、ベーシックなリズムから発想・展開していく独特の音楽構成が生み出す個性的なサウンドが、生々しくパッケージ。
客席を大いに沸かせた腕利きミュージシャンたちのエキサイティングなプレイ楽しめる作品。










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中林薫平
1981年生まれ。高校入学と同時に甲南高校ブラスアンサンブル部に入部し、ウッドベースを始める。2005年に活動の拠点を東京に移す。山口真文バンド、佐山雅弘トリオ、鈴木勲「OMA SOUND」、市原ひかりGroup、古谷淳トリオ、清水絵理子トリオ、「Megapteras 」等でプレイする。
2008年に自己のカルテットを結成し、ミニアルバム「Graffiti」をリリース。2012年には全てオリジナル曲によるセカンドアルバム「The Times」をリリース。2012Jazz page人気投票においてベストインストアルバム部門で1位を獲得。同時に同サイト上で2012ジャズマンオブザイヤーを獲得する。
2022年10人編成の中林薫平オーケストラを立ち上げ、アルバム「circles」をリリース。2023年には中林薫平オーケストラ2ndアルバム「Live at COTTON CLUB」をリリース。
ジャズだけでなくポップスのサポート、海外からのミュージシャンのサポート、国内外の音楽イベントやジャズフェスティバルへの出演、劇団とのコラボレーションなど活動は多岐にわたる。




Latest Album

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Title ︓『Live at"COTTON CLUB』
Artist : 中林薫平オーケストラ
LABEL : Days of Delight
RELEASE : 2023.9.14



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【SONG LIST】
01.Circulo
02.Evenfall
03.Daddy Duty
04.Passing
05.Choro for Charlie
06.Partagas
07.R.B.






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My First Jazz Vol.69-西口明宏:My First Jazz

Title : 『Prime Time』
Artist : Count Basie And His Orchestra

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ジャズサックス奏者の西口明宏です。
僕の初めてのジャズ・アルバムは、Count Basie And His Orchestraの『Prime Time』というアルバムです。


1977年にリリースされたこのアルバムは、カウント・ベイシーの伝統的なスタイルとは少し異なるサウンドが特徴的です。
特に「Bundle O' Funk」という曲は、アコースティック・ベースではなく、エレキベースを使用した、当時のカウント・ベイシーには珍しいファンク・ナンバーです。
当時、グレン・ミラーをはじめとするスウィング・ジャズしか聴いたことのなかった自分には、とても衝撃的だったのを覚えています。


中学時代、ビッグバンドの魅力に惹きこまれたことが、僕がサックスを始めるきっかけとなったのですが、ビッグバンドといっても吹奏楽の一環としての演奏で、ジャズのアドリブという概念は全く知りませんでした。
でも、ある日学校の文化祭で、突然先輩がこの「Bundle O' Funk」という曲で、急に聴いたことのないソロをアドリブで吹き出したのです。
当時、コピーしたソロや譜面に書いてあるソロしか吹いたことのなかった自分には衝撃的で、その興奮は今でも鮮明に覚えています。
そのことがきっかけで、ジャズにはアドリブがあって、譜面通りでなくて良いこと、そして多彩なソロ・プレイヤーが存在することを知りました。


今でもこの『Prime Time』は僕のお気に入りのアルバムなのですが、そのシンプルで明快な曲構成、カウント・ベイシー楽団の洗練されたスウィングは、自分の音楽のルーツとなっていて、このアルバムは自分の大好きなジャズのかっこいいところが凝縮されたアルバムだと思います。
そして、サックス奏者としても多くのインスピレーションを得たアルバムです。


皆さんぜひ、聴いてみてください!


西口明宏






My First Jazz

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Title : 『Prime Time』
Artist : Count Basie And His Orchestra
LABEL : Pablo
発売年 : 1977年



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【SONG LIST】
01.Prime Time
02.Bundle O' Funk
03.Sweet Georgia Brown
04.Featherweight
05.Reachin' Out
06.Ja-Da
07.The Great Debate
08.Ya Gotta Try




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JAZZシーンの「今」を突き走る3人のテナー・サックスプレイヤーが結集したスーパーグループ
"Tenors In Chaos" 黒田卓也が立ち上げたaTak Recordから堂々デビュー!!!



自身のグループFOTOSとしての活動の傍ら、JAZZミュージシャンからの絶大な信頼を得ている西口明宏、バークリー音楽院を主席卒業し、MISIAや大西順子との共演から自身が作編曲するアンサンブルでの活動まで多岐にわたる活躍を見せる陸悠、アニメーション映画『BLUE GIANT』で主人公 "宮本大" の演奏を担当し、その名を轟かせた馬場智章、この多彩な3人のサックスプレイヤーが集まった正にカオスなグループだ。
2021年12月に神戸で行われたライブイベント「The BUNDLE」で結成され、その3人の美しく、ダイナミックな演奏が大きな評判を呼んだ。"Tenors In Chaos"の名付け親でもあるトランペッター黒田卓也の号令のもと、2023年1月にアーティスト写真を渋谷で撮影。そして、"Tenors In Chaos" のためにそれぞれが新たにつくった楽曲を持ち寄り、5月に都内スタジオにてレコーディングを行なった。カオスな3人のサックスプレイヤーを支えるのは、デヴィッド・ブライアント(p)、須川崇志(b)、小田桐和寛(ds)という気鋭のミュージシャンたち。そして遂に、そのデビューアルバム『Chaos』が、11月1日に黒田卓也が立ちあげたレーベルaTak Record(エイタック レコード)から発表されることが決定した。代表的なスタンダードからメンバー各々のオリジナル楽曲を、ジャズの代名詞でもあるテナーサックス3本が真正面からストレートに熱い音を届ける。










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西口明宏
兵庫県西宮市出身。中学入学と同時にビッグバンドジャズに出会い、テナーサックスを始める。
2006年にバークリー音楽院を卒業後、ニューヨークを活動の拠点として、自身のグループによるライブハウスでのレギュラー演奏や映像、ダンスなどの他ジャンルとの共演を行いながら、多数のミュージシャンとのセッションを重ねる。2010年の帰国後、ブルーノートの75周年記念ライブメンバーに選ばれ、日野皓正、山中千尋、Ron Carter、Gene Jacksonらと共にブルーノート東京での演奏を好評で終える。2017年、自身のサックストリオ(須川崇志、石若駿)でデトロイトジャズフェスティバルに参加。これまでアメリカ、台湾、ルクセンブルクなど多数の国内外ジャズフェスティバルに出演する。
現在は、自身のグループ「FOTOS」を中心に、黒田卓也(tp)、加藤真亜沙(pf.comp)、中林薫平(bass)、馬場智章(sax)、古谷淳(pf)、秩父英里(pf.comp)などのグループにも参加、自らのプロジェクトで丸の内コットンクラブで公演を行うなど、精力的に活動を展開している。
これまでに「Tre agrable」(2010年)、 「PINGO」(2013年)、 「FOTOS」(2020年)、そして「Something in Red」(2023年)と、計4枚のアルバムをリリース。




Latest Album

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Title ︓『Chaos』
Artist : Tenors In Chaos
LABEL : aTak Record
RELEASE : 2023.11.1


【SONG LIST】
01.Moment's Notice
02.Chaos
03.Midway
04.Bang a Gong
05.My Ideal
06.Giant Steps
07.Ringtone
08.BAKKI BAKI
09.Yes Or No
10.St. Thomas





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My First Jazz Vol.68-大林武司:My First Jazz

Title : 『Let's Get Lost』
Artist : Terence Blanchard

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ピアニストの大林武司です。
My First Jazz、私のおすすめの一枚を紹介します。
高校生の頃に、当時まだジャズは難しい音楽かなと思っていた頃、高校の先生が貸してくれた
Terence Blanchard の「Let's Get Lost」というアルバムです。

このアルバムはトランペット奏者のTerence Blanchard が
グレイトアメリカンブックに数多くの名作を残したJimmy McHughの作品をアレンジし
多くの女性ヴォーカリストをフィーチャーして作られたアルバムです。

最初から最後まで様々な曲調が楽しめますし
各楽曲の構成や、テーマ後のかっこいいソロなど
初心者の方でもジャズの楽しさを存分に味わえる、そんな一枚だと思います。

Terenceの編曲も素晴らしいですが、やはりトランペットソロのアイデア
独特の柔らかくあたたかい音色が本当にかっこいいなと当時から思っていました。懐かしいですね。

是非皆さんもこのアルバムを聴いていただけたら嬉しいです。
ではまたライブ会場でお会いしましょう。

それでは、大林武司でした。


大林武司






My First Jazz

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Title : 『Let's Get Lost』
Artist : Terence Blanchard
LABEL : Sony Classical
発売年 : 2001年



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【SONG LIST】
01.Let's Get Lost
02.Too Young To Go Steady
03.You're a Sweetheart
04.I Can't Believe That You're In Love With Me
05.I'm In the Mood For Love
06.Don't Blame Me
07.I Can't Give You Anything But Love
08.Exactly Like You
09.Can't Get Out Of This Mood
10.Lost In a Fog
11.Sunny Side Of the Street




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世界的活躍をみせるピアニスト大林武司が、Live at Alfieシリーズに登場!

六本木の老舗ジャズクラブ、アルフィーが舞台の人気ライヴ録音シリーズ最新作。第5弾は、世界を飛び回りジャンルを超えて活躍をみせるピアニスト大林武司が登場。今年6月にはベン・ウィリアムス(ベース)とネイト・スミス(ドラムス)と結成した「TBNトリオ」での初アルバム『THE BIG NEWS』(EIRD-8007)リリースと日本ツアーを敢行し、大成功を収めたばかりだ。今作では2つのバンドのライヴ演奏を収録。ひとつはバークリー入学と渡米のきっかけとなった「北海道グルーブキャンプ」からの仲間である粟谷巧&石若駿による"原点回帰"のトリオ・スタンダード。そして数々の研鑽を積みながら辿り着いたジャズの歴史と現在を紡ぐバンド、小川晋平&中村雄二郎とのトリオ・ルネッサンス。ジャズの楽しさ、面白さを継承する両トリオを、極上のライヴ空間でお楽しみいただきたい。







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大林武司
東京音楽大学作曲科在学中にジャズに傾倒し留学を決意、最高額の奨学金を受給してバークリー音楽院に入学し、グラミー賞受賞アーティストTerri Lyne Carringtonのバンドに加入しプロ活動を開始。卒業後はニューヨークに拠点を移し、自己のバンドを率いてBlue Note NYC, Jazz At Lincoln Center, Small'sなどの主要ジャズクラブに出演しながら、Takuya Kuroda, Jose James, Terri Lyne Carrington, Nate Smithなどの世界的ミュージシャンのバンドの中核を担い、これまでに世界30ヵ国以上のジャズクラブやフェスティバルに出演。2016年にはJacksonville Jazz Piano Competitionにおいて、日本人初優勝を飾る。日本においても東京JAZZ、フジロック、サマーソニックなどの主要フェスティバルに数多く出演しながら、テレビ朝日「報道ステーション」へJ-Squadの一員として楽曲提供、コロナ禍により一時帰国している2021年にはMISIAのバンドマスターを担うなどその活動は多岐にわたる。






Latest Album

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Title ︓『Foresight』
Artist : 大林武司トリオ
LABEL : LIVE at ALFIE
NO : AFCD6006
RELEASE : 2023.9.20



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【SONG LIST】
01.If Ever I Would Leave You
02.Stella by Star Light
03.V.S.
04.Four
05.Lonely Woman
06.Portrait of Bill *piano solo
07.Foresight





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My First Jazz Vol.67-ユッコ・ミラー:My First Jazz

Title : 『SELECTED』
Artist : 渡辺貞夫

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サックス奏者のユッコ・ミラーです。

私の初めてのジャズアルバムは渡辺貞夫さんの「SELECTED」です。
このアルバムは、私が高校1年生の時にジャズに興味を持つようになって、父からおすすめされて聴いたアルバムです。最初聴いた瞬間から虜になってしまいました。

幸せが溢れてくるような凄い生命力のサックスの音色と、キャッチーな音楽に聴き惚れて一発で渡辺貞夫さんのファンになりました。聴いていたらとても元気が出てきてハッピーになれて、毎日エンドレスで聴いていました。それから渡辺貞夫さんのコンサートにも行ったりして、ジャズの世界にどんどんのめり込んでいきました。

このアルバムは渡辺貞夫さんご自身が選曲されたベストアルバムだそうです。
この中でも大好きでよく聴いたのが「カリフォルニアシャワー」のライブバージョンや「Elis」で、私の原点になっています。聴いたらすぐに渡辺貞夫さんの音だと分かるサックスの音色、とてもハッピーで温かい音楽、本当に憧れです。

少し前にコンサートホールではなく小さなライブハウスで至近距離でライブを見させて頂けたのですが、音楽も人柄もとても温かく自然体で、それから私も自然体でいたいと思うようになりました。
音楽を綺麗にかっこよく飾ろうとしても、結局音楽に嘘は付けなくて、その人の全てが出る正直なものなんだ、つまり自然体で良いんだと教えて下さったような気がしました。

このアルバムにはそんな素敵な渡辺貞夫さんが詰まっています。
ぜひみなさんも聴いて楽しんでください。

それでは、ユッコ・ミラーでした。


ユッコ・ミラー






My First Jazz

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Title : 『SELECTED』
Artist : 渡辺貞夫
LABEL : ワーナーミュージック・ジャパン
発売年 : 1988年



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【SONG LIST】
01.My Dear Life
02.Say When
03.Rendezvous
04.Road Song
05.Tip Away
06.Desert Ride
07.Good Time For Love
08.I Love To Say Your Name
09.Round Trip
10.Pastoral
11.Salvador
12.Made In Coração
13.Elis
14.California Shower (Live Version)
15.Orange Express (Live Version)
16.My Dear Life (Instrumental Version)




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奇抜なルックスと、超実力派のサックスプレイのギャップが魅力!ユッコ・ミラー6作目のアルバム!

2016年にメジャー・デビュー後、「JAZZ JAPAN AWARD 2018 アルバム・オブ・ザ・イヤー(ニュー・スター部門賞)」、「楽器店大賞2021」のサックス部門で大賞を受賞。その確かなテクニックでジャズ愛好家や現役の吹奏楽部員などから支持を集める一方で、近年はYouTuberとしても活躍。
チャンネル登録者数は21万人を突破し、"サックスで吹いてみた"カバー曲シリーズは国内外で話題を呼び、海外フェスへの出演も果たすなど着実に活動の場を広げる。
今作はそんなユッコ・ミラーだからこそ実現できた、タイトル通りアンビバレントな(相反する)持ち味の楽曲を収録した作品。チャレンジングなカバー曲と、情熱的なプレイやあたたかいメロディで魅せるオリジナル曲を収録するほか、
前作に続き本人が歌唱にも挑戦。ユッコ・ミラーの幅広い魅力をぎゅっと詰め込んだ必聴アルバム!

 



ユッコ・ミラー「Ambivalent」発売記念ライブ


11/1(水) 静岡 Life Time
11/2(木) 三重 松阪Serai
11/6(月) 神戸 ChickenGeorge
11/7(火) 和歌山 Desafinado
11/11(土) 東京 CLUB MIXA
11/26(日) 栃木 岩下の新生姜ミュージアム
11/27(月) 福島 Mingus
11/28(火) 山形 Noisy Duck
11/29(水) 秋田 Cat Walk
11/30(木) 水戸 Girl Talk
2024
01/04(木) 札幌 D-Bop
01/05(金) 札幌 D-Bop
01/06(土) 帯広 BbM7
01/07(日) 釧路 サロン・カビーネ
01/09(火) 旭川 じゃずそば放哉
01/15(月) 岡山 MO:GLA
01/16(火) 広島 Juke
01/17(水) 福岡 border
01/18(木) 熊本 CIB
01/19(金) 大分 BRICK BLOCK







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ユッコ・ミラー
三重県伊勢市出身。
2016年9月キングレコードよりメジャーデビューし、テレビや雑誌を賑わす実力派のサックス奏者。
3歳よりピアノを始め、高校で吹奏楽部に所属しアルトサックスを始める。
在学中よりパリ・ウィーン等、海外演奏旅行、数々のコンテストにてグランプリ等受賞。
河田健氏、川嶋哲郎氏、エリック・マリエンサル氏に師事。
キャンディー・ダルファー本人から演奏を気に入られ、キャンディー・ダルファー来日公演に異例のスペシャルゲストとして出演。
グレン・ミラー・オーケストラのジャパンツアーにスペシャルゲストとして出演を果たすなど国内外で活躍するトップミュージシャンと多数共演。韓国やマレーシアなどの海外でのジャズフェスティバルにも出演するなど、世界的に高い評価を得ている。
2016年にリリースした1stアルバム「YUCCO MILLER」は、グラミー賞受賞アーティストのロニー・プラキシコがサウンドプロデュースを務め、ニューヨークにて録音。
2018年にリリースした2ndアルバム「SAXONIC」は、JAZZ JAPAN AWARD 2018 アルバム・オブ・ザ・イヤー(ニュースター部門賞)を受賞。ピコ太郎のプロデューサーとしてもお馴染みの古坂大魔王とのコラボ曲も収録。
2019年にリリースした3rdアルバム「Kind of Pink」は、グラミー賞を3度受賞したデビッド・マシューズがアレンジとピアノで参加。
2021年にリリースした4thアルバム「Colorful Drops」では、サックス以外に初のボーカルとしても参加している。
地上波人気テレビ番組への出演、テレビCMミュージックの作曲・演奏、アパレルブランドのPVに主演モデルとしても出演するなど多方面で活躍している。
2018年からはYouTuberとしての活動も展開し、現在ユッコ・ミラー公式YouTubeチャンネルのチャンネル登録者は20万人を超え、総再生回数は4000万再生回数を突破。(2022年11月時点)
自身のブログの一日の最高アクセス数が40万アクセスに達し、Ameba芸能人・有名人ブログの人気ランキングにて第1位を獲得、また、JazzPage人気投票サックス部門で第1位を獲得、「楽器店大賞2021」のサックス部門で大賞を受賞するなど、インストゥルメンタルアーティストとして類希な人気を集めている。


Latest Album

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Title ︓『Ambivalent』
Artist : ユッコ・ミラー
LABEL : キングレコード
NO : KICJ-867
RELEASE : 2023.11.1



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【SONG LIST】
01.Stormy Night
02.トウキョウ・シャンディ・ランデヴ
03.Melted Cheese
04.KICK BACK
05.Morning Breeze
06.事実は小説よりも奇なり
07.可愛くてごめん
08.Just the Two of Us
09.アイドル
10.やさしいかぜ
11.Hachi





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My First Jazz Vol.66-挾間美帆:My First Jazz

Title : 『A Windham Hill Retrospective』
Artist : Turtle Island String Quartet

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私のはじめてのジャズアルバムは
Turtle Island String Quartetの「A Windham Hill Retrospective」です。
このアルバムは私が中学一年生の時に、ひとつ上のバイオリンの先輩が
「クラシック以外の音楽も好きだったら、このアルバムも喜んでもらえると思う!」
と貸してくれたアルバムです。


まず、弦楽四重奏ってこんなことができるのか!と驚いた記憶があります。
特に印象に残っているのは「Thin Ice」という曲。バロックのような、ジャズのような、ボサノバのような・・・色々な音楽の要素を自由自在に行ったり来たりする曲です。
テンポ的にも弦楽四重奏だけで演奏するのは難しい曲なのですが、スタイリッシュに完成されています。


後から自分が作家になって思うことですが、彼らは自分たちで譜面を作っているんですよね。自分で演奏する楽器のために楽譜が書ける、ということの強さを痛感します。
それぞれのミュージシャンの手癖、旨味、裏技、までを理解して楽譜に書けるという事は、作曲家として羨ましくもあり、目指したいところです。


彼らは何度かメンバーチェンジをしていますが、初代のチェリストMark Summerの演奏が、今のチェロのインスピレーションの源となっています。
そして今現在、ヴィオラ奏者が私が留学していたニューヨークの大学院時代の同級生でもあることにも運命を感じています。


皆さんにもぜひTurtle Island String Quartetの音楽を楽しんでいただきたいです。


挾間美帆






My First Jazz

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Title : 『A Windham Hill Retrospective』
Artist : Turtle Island String Quartet
LABEL : Windham Hill Records
発売年 : 1997年



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【SONG LIST】
01.Who Do You Think You Are?
02.Blue In Green - Seven Steps To Heaven
03.Skylife
04.Stolen Moments
05.Ensenada
06.Thin Ice
07.Crossroads
08.Spider Dreams
09.A Night In Tunisia
10.Grant Wood
11.Jaco
12.Julie-O
13.Senor Mouse




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デビュー10周年記念アルバム「ビヨンド・オービット」発売!

2012年のメジャー・デビュー以来、ジャズ作曲家としてニューヨークを拠点にワールドワイドな活動を続ける挾間美帆。デンマークラジオ・ビッグバンド(DRBB)の首席指揮者、オランダの名門メトロポー
ル・オーケストラの常任客演指揮者を務めるなど、その活躍ぶりはまさに目を見張るばかり。
2021年にDRBBとのオリジナル・アルバム『イマジナリー・ヴィジョンズ』を発表、2022年11月にはDRBBを率いて日本ツアーを大成功させました。
その挾間の活動の中心となるのが、フレンチホルンやストリングスを含む13人編成のジャズ室内楽団"m_unit"。通常のビッグ・バンドとは一味違う、華やかでニュアンスに富んだサウンドが魅力です。
本作は、第62回グラミー賞「最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム部門」にノミネートされた『ダンサー・イン・ノーホエア』以来、5年ぶりとなるm_unitの第4弾。1曲(アース・ウインド&ファイアー「キャント・ハイド・ラヴ」)を除き、挾間美帆のオリジナル曲で構成。
クリスチャン・マクブライド、イマニュエル・ウィルキンスという強力なゲストも迎え、世界最先端のラージ・アンサンブル・ジャズを提示します。

 



メジャー・デビュー10周年&「ビヨンド・オービット」発売記念 挾間美帆m_unit日本ツアー


9月15日(金) 栃木・那須野が原ハーモニーホール
[問] 那須野が原ハーモニーホール TEL 0287-24-0880


9月17日(日) 金沢・北國新聞赤羽ホール 「金沢ジャズストリート」
[問] 金沢JAZZ STREET実行委員会 TEL 076-214-6810


9月18日(月・祝) 愛知・刈谷市総合文化センター アイリス
[問] 刈谷市総合文化センター TEL 0566-21-7430


9月23日(土・祝) 静岡・グランシップ中ホール・大地
[問] グランシップチケットセンター TEL 054-289-9000


9月24日(日) 新潟・長岡市立劇場・大ホール
[問] 長岡リリックホール TEL 0258-29-7715


9月29日(金) 東京・文京シビックホール・大ホール
[問] DISKGARAGE webフォーム https://info.diskgarage.com/


9月30日(土) 大阪・東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール
[問] キョードーインフォメーション TEL 0570-200-888


挾間美帆m_unit
挾間美帆(cond) 土井徳浩(as)* 庵原良司(ts) 竹村直哉(bs) 真砂陽地(tp) 林 育宏(hrn)
マレー飛鳥(vn)** 沖増菜摘(vn) 吉田篤貴(va)** 島津由美(vc) 香取良彦(vib) 佐藤浩一(p) 須川崇志(b) 伊吹文裕(ds)
*9月29日東京公演、30日大阪公演は、副田整歩(as)が出演。
**9月23日静岡公演、24日長岡公演は、梶谷裕子(vn)、三品芽生(va)が出演。


【総合問合せ】
ジャムライス TEL 03-3478-0331
https://www.jamrice.co.jp/miho/







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挾間美帆
国立音楽大学およびマンハッタン音楽院大学院卒業。これまでに山下洋輔、東京フィルハーモニー交響楽団、ヤマハ吹奏楽団、NHKドラマ「ランチのアッコちゃん」などに作曲作品を提供。また、坂本龍一、鷺巣詩郎、NHK交響楽団、テレビ朝日「題名のない音楽会」などへ多岐にわたり編曲作品を提供する。
2012年にジャズ作曲家としてメジャー・デビュー。これまでに自身のジャズ室内楽団"m_unit"で『ダンサー・イン・ノーホエア』など3枚のアルバムをリリース。2016年米ダウンビート誌「未来を担う25人のジャズアーティスト」にアジア人でただ1人選出、2019年ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100」に選ばれるなど高い評価を得る。3作目のアルバム『ダンサー・イン・ノーホエア』は、2019年米ニューヨーク・タイムズ「ジャズ・アルバム・ベストテン」に選ばれ、米グラミー賞ラージ・ジャズ・アンサンブル部門ノミネートを果たす。2021年9月、デンマークラジオ・ビッグバンドとの共演によるアルバム『イマジナリー・ヴィジョンズ』リリース。2022年、同ビッグバンドを率いて日本ツアー。2023年1月から共同通信加盟の新聞各紙で月1回連載「五線譜の向こう側」開始。4月からNHK-FM「挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ」スタート。
2011年、ASCAP ヤングジャズコンポーザーアワード受賞。2011年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。2014年、第24回出光音楽賞受賞。2020年、服部真二音楽賞Inspiring Coach、2022年には横浜文化賞文化芸術奨励賞受賞。
2017年からシエナ・ウインド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンス、2019年からデンマークラジオ・ビッグバンド首席指揮者、2020年にはオランダの名門メトロポール・オーケストラの常任客演指揮者に就任。





Latest Album

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Title ︓『Beyond Orbit』
Artist : 挾間美帆
LABEL : Edition Records/Universal Music
NO : UCCJ-2226
RELEASE : 2023.9.13



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【SONG LIST】
01.Abeam
02.A Monk in Ascending and Descending
03.Exoplanet Suite I - Elliptical Orbit
04.Exoplanet Suite II - Three Sunlights
05.Exoplanet Suite III - Planet Nine
06.Can't Hide Love
07.Portrait of Guess
08.From Life Comes Beauty





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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
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My First Jazz Vol.65-鈴木央紹:My First Jazz

Title : 『Somethin' Else』
Artist : Cannonball Adderley

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「私の初めてのジャズ・アルバムは、キャノンボール・アダレイの『Somethin' Else 』です。

このアルバムは実家にあったレコードのひとつです。
僕の父親はサックスプレイヤーで、ジャズのレコードが実家には沢山ありました。

父は特に、グレンミラー・オーケストラやマントヴァーニ・オーケストラといった、ビッグバンドやオーケストラの音楽をよく好んで聞いていました。
その中に、この『Somethin' Else 』が。

真っ黒いジャケットに、タイトルと参加メンバーが書いてある、文字だけのシンプルなジャケットで、この時僕はまだ小学生だったのですが「これはなんだ?」と、興味を持ちました。
オーケストラではない5人編成のコンボのジャズ。初めて聞いたときは衝撃でした。かっこよくて。

マイルス・デイヴィスが訥々とメロディーをクールに吹き、そのあと、パーン!とキャノンボール・アダレイのサックスが明るい音色で入ってくる。
この方はどんなに暗い曲を吹いても明るくしてしまう、そんなイメージを僕は持っています。それが魅力でもありますね。

今聴いてもモダンな音使いで、フレージングも斬新。よくこの時代にこのスタイルで演奏していたな、と感心します。
だいぶ影響を受けましたね。音使い、リズム、ニュアンス、、、全ての事に大きな影響を受けました。

マイルス・デイヴィス、ハンク・ジョーンズ、錚々たるメンバーがこのアルバムには参加しています。
このアルバムをきっかけにマイルスなどの他のメンバーのアルバムを買い漁るようになり、ジャズの世界を広げてくれたきっかけの一枚でもあります。」


鈴木央紹




My First Jazz

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Title : 『Somethin' Else』
Artist : Cannonball Adderley
LABEL : Blue Note
発売年 : 1958年



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【SONG LIST】
01.Autumn Leaves
02.Love For Sale
03.Somethin' Else
04.One For Daddy-O
05.Dancing In The Dark




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クラシカルなトリオ編成によるスタンダード名曲作品集・プレイヤー編!

日本を代表するサックス奏者、鈴木央紹が放つニューアルバム「Stars & Smiles, Vol.1 (Players)」。
T5Jazz Recordsにおけるスタジオ録音3作目となるニューアルバムは、サックス・ギター・ベースという激渋トリオ編成による極上のスタンダード集。
過去2作、ピアノ・ベース・ドラムを迎えてのカルテット作品「Standards++」ハモンドオルガン・ドラムとのトリオ作品「Favourites」いずれの作品とも異なり
ギター&ベースを迎えての、上品かつクラシカルなトリオ編成作品。
今を生きるミュージシャンが紡ぎ出す音、それは時代を反映した今を生きるサウンドでもある。
第二集として極上のシンガー作品集を今秋リリース予定!






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鈴木央紹
1972年11月22日大阪市生まれ。 サックス奏者である父親の影響を受け4歳よりピアノ、作曲を始め、10歳よりサックスを始める。 ジャズを独学で始め、16歳の時より演奏活動を開始、17歳の時「AXIA MUSIC AUDITION」においてAXIA賞Instrumental部門Grand Prixを受賞。大阪音楽大学音楽学部サックス科卒業、クラシックを前田昌宏氏に師事する傍ら、在学中もジャズでの演奏活動を行う。 現在、自己のリーダーグループで様々な編成にて精力的に活動を行う他、「ルパン三世」等の音楽作曲で有名なピアニスト大野雄二率いる「Yuji Ohno & Lupintic Six」を始め、土岐英史バンド、原大力グループ、原朋直グループ、TOKUグループ等に参加。セッション、コンサート、CMやTVドラマ劇判などのレコーディング、参加したアルバムは100枚を超えジャンル問わず幅広く活動中。 海外のミュージシャンとの共演も多く、Benny Green、Lonnie Plaxico、Rodney Green、Conrad Herwig、 Ron Carter、Salena Jones、Kenny Washington、Peter Washington、Lewis Nash等多数、その信頼も厚い。 その他、今井美樹、島谷ひとみ、ZARD、 noon、他多数のアーティストのアルバムにサックス奏者として、あるいはプロデューサー、サウンド・ディ レクションとしても参加、ジャンルを超え幅広く活動。「スタジオ協会録音賞」や「ゴールドディスク賞」を受賞するなど、高い評価を受けている。 2009年、大野雄二プロデュースによるデビュー・アルバム「Passage Of Day」をリリース。2014年には自己カルテットにて2ndアルバム「Standards++」をT5Jazz Recordsからリリース。そして前作から約5年、満を持してスタンダード集 第2弾「Favourites」を2019年5月22日リリース。楽曲の方向性は同じながらも、オルガンに宮川純を迎えたトリオ編成によるサウンドは、前作とは大きく異なるケミストリーを生み出している。今後の活躍が益々楽しみなミュージシャンの一人である。 2019年より大阪音楽大学特任准教授

Latest Album

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Title ︓『Stars & Smiles, Vol.1 (Players)』
Artist : 鈴木央紹
LABEL : T5Jazz Records
NO : T5J-1022
RELEASE : 2023.7.26



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【SONG LIST】
01.So Many Stars
02.Hallucinations
03.Ugly Beauty
04.My Little Brown Book
05.Little Willie Leaps
06.Dreamsville
07.Milestones
08.Waltz For Star People
09.Turn Out The Stars





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My First Jazz Vol.64-大江千里:My First Jazz

Title : 『Stone Flower』
Artist : Antonio Carlos Jobim

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僕の初めてのジャズアルバムはボサノバのアントニオ・カルロス・ジョビン『Stone Flower』です。

当時僕は15歳。大阪の南部にある実家から難波にあるヤマハの"なんばセンター"にシンガーソングライターの卵として色々習いに通ってました。帰り道にアメリカ村の三角公園の路地を少し入った2階に見つけたLP屋さんでこのアルバムを手に取りました。

錆色のアンバーがかったジャケットは、黒いスーツを着たオールバックの白人の男性が煙草を吹かしていて、実家の自分の部屋でプレイヤーに針を落として聴いた時、衝撃を受けました。
淡々とした声。ノンビブラート。ナチュラルなのになんだコレ、"この響き!" "このコード!" "転調もどうやらいっぱい行われているぞ!" そんな驚きの連続。

それから後に彼の「イパネマの娘」や「wave」といった名曲を知ることになるわけですが、このLP屋さんで買ってきたマイルス・デイヴィスやビル・エヴァンス、ウイントン・ケリー、セロニアス・モンク、そんな色んなレコードをプレイヤーに針を落としては「なんだこれは!」針を落としては「なんだこれは!」それを繰り返していたのを憶えています。

このジョビンの『Stone Flower』は、後から知ったのですが、アメリカのミュージシャン達と制作しているんですよね。ロン・カーターやジョー・ファレル、ヒューバート・ロウズ、そしてブラジルの仲間、アイアート・モレイラなんかも参加しているすごい作品。

そういう意味ではアメリカというフィルターを通したアルバムで、本来のアントニオの世界観とは少し違うんだけれど、ちゃんと彼自身の色濃い個性も携えてる不思議な調和のとれた作品。当時は非常に大人っぽい印象を持ちました。

このアルバムを聴きながら、遠い街の白壁のペンキが、風が吹いてポロポロと落ちるような、そういう光景を想像していました。そして会えない人に想いを募らせるような、そんな気持ちを膨らませていました。

僕は今も彼の背中を追って、曲を作る時にはメロディーと歌詞。目に映るそういう景色。 そこにいる人の何か。そんなイメージを言葉で書き落としながら曲を書く癖が今も続いています。


大江千里






My First Jazz

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Title : 『Stone Flower』
Artist : Antonio Carlos Jobim
LABEL : CTI Records
発売年 : 1970年



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【SONG LIST】
01.Tereza Meu Amor
02.Chovendo Na Roseira
03.Garoto
04.Aquarela Do Brasil
05.Quebra-Pedra (Stone Flower)
06.Olha Maria
07.Andorinha
08.Entre A Cruz E A Caldeirinha
09.Sabia







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大江千里デビュー40周年記念アルバムがリリース!

POP時代の名曲のJAZZリメイクと新曲で構成した
大江千里デビュー40周年記念アルバム『Class of '88』がリリース。
1983年5月21日にEPIC・ソニーよりシングル「ワラビーぬぎすてて」、アルバム『WAKU WAKU』でデビューしてから今年5月に40周年を迎える記念アルバムとして、POPS時代の名曲のセルフカバーと新曲で構成された"NEW SENRI JAZZ"アルバム。
Matt Clohesy (b)、Ross Pederson (ds)を迎えて、ブルックリンのThe Bunker Studioでレコーディングが行われた。





40th Anniversary Celebration
『大江千里 Premium Piano Concert "Door Number YOU"』



【8/29(火) 北海道・札幌】
時間︓開場 / 18:30 開演 / 19:00
会場︓ペニーレーン 24
〒063-0804 北海道札幌市西区二十四軒4条5丁目5-21 Tel 011-644-1911
主催︓WESS


【9/1(金) 東京】
時間︓[1st Stage] 開場 / 15:00 開演 / 15:30 [2nd Stage]開場 / 18:30 開演/19:00
会場︓紀尾井ホール
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町 6-5
主催︓RENAISSANCE CLASSICS
協力︓ディスクガレージ


【9/2(土) 兵庫・西宮】
時間︓開場 / 13:15 開演 / 14:00
会場︓兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール(西宮公演)
〒663-8204 兵庫県西宮市高松町 2-22
主催︓RENAISSANCE CLASSICS
協力︓夢番地


【9/3(日) 広島】
時間︓開場 / 17:30 開演 / 18:00
会場︓Blue Live 広島
〒734-0011 広島県広島市南区宇品海岸 3 丁目 12-69 Tel.082-250-5522


【9/5(火) 福岡】
時間︓開場 / 18:00 開演 / 18:30
会場︓電気ビルみらいホール
〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通2丁目1−82
主催︓BEA


追加公演 【9/6(水) 東京】
時間︓開場 / 18:30 開演/19:00
会場︓紀尾井ホール
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町 6-5
主催︓RENAISSANCE CLASSICS
協力︓ディスクガレージ





大江千里 2023年 40thA写.jpg


大江千里
1960 年生まれ。1983 年にシンガーソングライターとしてデビュー。
「十人十色」「格好悪いふられ方」「Rain」「ありがとう」などヒット曲が数々。
アルバム「APOLLO」でオリコン1位。渡辺美里「10 Years」 「すき」、松田聖子「Pearl-White Eve」、光 GENJI「太陽がいっ
ぱい」などの提供曲でも知られる。
2008 年ジャズピアニストを目指し渡米、NY の THE NEW SCHOOL FOR JAZZ AND CONTEMPORARY MUSIC に
入学。2012 年、大学卒業と同時に自身のレーベル「PND Records」を設立。
同年 1st アルバム「Boys Mature Slow」でジャズピアニストとしてデビュー。
2015 年、渡米からジャズ留学、大学卒業までを記した著書「9 番目の音を探して」(KADOKAWA)を発表。
2016 年夏、初のジャズヴォーカルアルバム『answer july』を発売。アトランタジャズフェステイバル、デトロイトジャズフェステイバル、
アルバニアジャズフェスティバルなどにソロピアニストとして参加。
2018 年には、デビュー35 周年記念として『Boys & Girls』を発売。
2019 年に「Hmmm」を Ari Hoenig[アリ・ホニック](Dr) Matt Clohesy[マット・クローへジー](B)とのトリオで制作。
このアルバムが全米ジャズラジオ局のオンエアチャートを示す「JAZZ WEEK」で 39 位(2020 年 3 月 9 日付)を記録。
2022 年 6 月、全米1の音楽フェステイバル「Summerfest2022」にトリオで参加。
2022 年 11 月、初のレシピ本「ブルックリンでソロめし︕」(KADOKAWA)を発売。
朝日新聞、ニューズウィーク日本版にてコラム連載中。NY ブルックリン在住。
2023 年 5 月 24 日に 40 周年記念アルバム『class of ʻ88』発売。
8 月 29 日からニューアルバムを引っ提げてのジャパン・ツアー40th Anniversary Celebration『大江千里 Premium Piano Concert "Door Number YOU"』を行う 







Latest Album

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Title ︓『Class of '88』
Artist : 大江千里
LABEL : ソニー・ミュージックレーベルズ
NO : MHCL-3035
RELEASE : 2023.5.24



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【SONG LIST】
01.APOLLO (Apollo)
02.竹林をぬけて (Bamboo Bamboo)
03.ポエティック・ジャスティス (Poetic Justice)
04.きみと生きたい (I Wanna Live with You)
05.GLORY DAYS (My Glory Days)
06.ラウロ・ジ・フレイタス (Lauro De Freitas)
07.STELLA'S COUGH (Stella's Cough)
08.CLASS NOTES (Class Notes) *新曲
09.コスモポリタン (Cosmopolitan)
10.魚になりたい (Time-bouncing Fish)
11.AVEC (Avec)
【日本盤 BONUS TRACK】
12.香港ぶるうす (Hong Kong Blues)






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My First Jazz Vol.63-安藤康平(MELRAW):My First Jazz

Title : 『Straight Ahead』
Artist : Count Basie

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「ジャズに触れた最初の1枚。厳密に言うといつ頃聞いたかというのは定かでありませんが、今回は僕が中学、高校、大学 と、ずっとビッグバンドの部活に参加していた中で、"これが ジャズ なんだ"という風に認知した、最初に出会った ビッグバンドのアルバムを紹介します。

それはカウント・ベイシー楽団の『Straight Ahead』です。基礎中の基礎と言いますか 、ビッグバンドをやってる人であれば誰でも触れるカウント・ベイシー楽団の1968年の作品です。

ベイシーといえば、ファンの中では"オールド・ベイシー"、"ニュー・ベイシー"なんて言われますが、50年代以降のベイシー楽団は、いろんな魅力的なアレンジャーが手がけた楽曲を演奏しています。

このアルバムは、"サミー・ネスティコ"という名作曲家のスコアを演奏しています。とにかくキャッチー。当時僕はまだビバップとかカルテットの作品を全然聴けなくて、そんな中ジャズ作品の中では珍しくキャッチーで、すっと聴くことができたのがこのアルバムでした。いろんな曲が入っていますが、マーシャル・ロイヤルの名演が楽しめる『Lonely Street』の渋いバラードは当時苦手であまり聴けなかったのですが、今聴くとめちゃくちゃいいですね。

いわゆる"ザ・ビッグバンド"みたいなものもあり、"ブルージー"なのもあり、"バラード"あり、"速い曲"あり、と何でもあり"全部のせ"、みたいなアルバムになっていますが、ビッグバンドというものにあんまり触れた事のない方にはここからビッグバンドの魅力にどっぷりはまってもらいたいオススメの1枚です。」

安藤康平






My First Jazz

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Title : 『Straight Ahead』
Artist : Count Basie
LABEL : Dot Records
発売年 : 1968年



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【SONG LIST】
01.Basie - Straight Ahead
02.It's Oh, So Nice
03.Lonely Street
04.Fun Time
05.Magic Flea
06.Switch In Time
07.Hay Burner
08.That Warm Feeling
09.The Queen Bee







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MELRAW(安藤康平)率いる新バンドの1stアルバム!!

KING GNU/millennium paradeなどでも活躍し、ソロプロジェクトMELRAWとしても活動する安藤康平を中心に日本のジャズシーン、ポップスシーンには欠かせない渡辺翔太、古木佳祐、橋本現輝というミュージシャンが集ったスーパーカルテットが待望のデビューアルバムをリリース!









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安藤康平(MELRAW)
Sax, Gt, MPCなどを中心に数多くの楽器を操るマルチインストゥルメンタリスト・プロデューサー。
ソロプロジェクト、日本ジャズシーンの最前線で活動する一方でKING GNU、Vaundy、Chara、KIRINJI、TENDREなど数多くのメジャーアーティストの制作、ライブに参加。
KING GNU常田大希が主宰する大型プロジェクト"millennium parade"のメンバーとして、オリコンランキング1位を記録。NHK紅白歌合戦への出演を成功させる。
またKANDYTOWN、唾奇、Shurkn Papなど数多くのHIPHOPアーティストともコラボレーションを実現しており、2023年には日本最大のHIPHOPフェス"POP YOURS"に出演。
またJAZZ回帰プロジェクトとして渡辺翔太、古木佳祐、橋本現輝らと"4Aces"を始動。
ジャンルを跨いでシーンを繋ぐそのサウンドは日本のミュージックシーンになくてはならない存在となりつつある。







Latest Album

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Title : 『4ACES』
Artist : 4ACES
LABEL : Brilliant Works
NO : BRWS-005
RELEASE : 2023.5.3



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【SONG LIST】
01. Introduction - 4Aces
02. Ascension
03. S.K.O.
04. あめのひ
05. Beer Like Water
06. Someday We'll All Be Free
07. Overdrive Heads
08. いつの日か、また会う日まで
09. 4ACESのテーマ
10. Prayer






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My First Jazz Vol.62-浅利史花:My First Jazz

Title : 『Green Street』
Artist : Grant Green

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「私の初めてのジャズアルバムはグラント・グリーンの『Green Street』です。

このアルバムとは 高校生の時に出会いました 。私は高校生の時にジャズを始めたのですが 当時サブスクリプションなどなかったので よく学校の近くの TSUTAYA で CD を借りていました 。

そこの TSUTAYA のジャズコーナーが充実していて、しかも1000円で5枚借り入れたので、しょっちゅう行っており、その中の1枚がこの『Green Street』だったわけです。

初めてのジャズアルバムと言いつつ、実はその前からウエス・モンゴメリー やジョー・パス、 ケニー・バレル、 ハーブ・エリス など聴いていて、彼らももちろん大好きなんですけれども グラント・グリーンのギターのトーンは他の誰とも違ういわゆる"ジャズギター"らしい温かくてまろやかな トーンとは全く違い、ソリッドで、ファンキーで、噛み付くようなサウンドがすごく衝撃的でした。

しかもこのアルバムはギター、ベース、ドラムというギタートリオの編成なのですが、グラント・グリーンはほとんどコードを弾いていないんです。それでも物足りない感じは全くなく、メンバー全員のグルーヴ感が素晴らしく、グラント・グリーンのギターもホーンライクでとてもかっこいい演奏です。

この作品はあらゆる面で私のそれまでのジャズギターのイメージを変えました。
当時、グラント・グリーンの影響を受けすぎてずっと単音でソロを弾いたり、全く伴奏しなかったり、そういう時期もありました。
でも だんだんコードを弾くのが下手になってきて、ハーモニーの知識も乏しく、それは後から勉強し直し、今はライブでコードはたくさん弾くんですけど、それでも根っこにはこのアルバムのサウンドがあります。
コードを弾けば ハーモニーを一発で表現でき厚みも生まれとても聴きやすいサウンドにはなるのですが、それに頼りすぎず、甘えすぎず、コードを弾いてる時もこのアルバムのようなグループ感を生み出せるように心がけて演奏しています。

またこのアルバムには「No. 1 Green Street」「Grant's Dimensions」「Green With Envy」など、グラント・グリーンのオリジナルも収録されています。いずれもシンプルなのですが個性的。それもこのアルバムの聴きどころの一つかなと思います。

この作品は私にとって教科書のようなアルバムです。」

浅利史花



My First Jazz

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Title : 『Grant Green』
Artist : Green Street
LABEL : Blue Note
発売年 : 1961年



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【SONG LIST】
01.No. 1 Green Street
02.'Round About Midnight
03.Grant's Dimensions
04.Green With Envy
05.Alone Together







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『Thanks For Emily /浅利史花』2023.4.19発売

新世代ジャズシーンを代表する人気女性ジャズギタリスト・浅利史花 待望のセカンドアルバムがリリース!2020年11月に発売された1stアルバム『Introducin'』はAmazon ジャズデイリーチャートで1週間以上1位ランクインするなど好セールスを記録し、各方面からも熱い注目を集め、ライブやイベント等でも人気の彼女のセカンドアルバムの発売が決定。今作では浅利が尊敬し、伝説の女性ジャズギタリスト、エミリー・レムラーにちなんだセットリストを録音。同世代の気鋭ジャズメンとともに、進化しつつもどこまでも王道なジャズを聴かせる、エミリーに捧げた渾身のオリジナル5曲にカバー4曲、全9曲を収録。


【2ndアルバムリリースツアー】
浅利史花g 壷阪健登p 三嶋大輝b 山崎隼d
ゲスト(6/21公演のみ)曽我部泰紀ts 片山士駿fl

6月9日(金)
静岡藤枝ボディーアンドソウル
open19:00 start20:00
¥4,500

6月10日(土)
愛知名古屋ミスターケニーズ
open18:00 start19:30
予約¥4,000 当日¥4,500

6月11日(日)
三重松阪ジャズ茶房サライ
open17:30 start18:00
¥4,000

6月12日(月)
大阪梅田ミスターケリーズ
open18:00 start19:30
予約¥4,000 当日¥4,500

6月21日(水)
東京丸の内コットンクラブ
open18:00 start19:00
¥5,800〜





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浅利史花 (guitar)
福島県福島市出身。5歳頃からクラシックピアノを習う。
中学生の時に、姉と兄の影響でロックに興味を持つ。進学した高校でジャズ研究部に入部。 そこでジャズと出会い、市内のジャズ喫茶『ミンガス』で聴いたグラント・グリーンやジム・ホールの演奏をきっかけにジャズにはまっていく。
2012年に大学進学に伴い上京。在学時より演奏活動を始める。
2015年にはギブソン・ジャズ・ギター・コンテスト決勝進出。2020年にデビューアルバム「Introducin'」(RBW-0018)をリリース。Amazonのジャズ・チャート上位にランクインするなど注目を浴びる。2ndアルバム「Thanks For Emily」(RBW-0026)を4月19日に発売。











Latest Album

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Title : 『Thanks For Emily』
Artist : 浅利史花
LABEL : リボーンウッド
NO : RBW0026
RELEASE : 2023.4.19



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【SONG LIST】
01. Thanks For Emily
02. How Insensitive
03. Lonely New Year
04. I Thought About You
05. Routine
06. Go To Bed
07. Samba De Ameijoa
08. Polkadots And Moonbeams
09. Blues For Herb






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