Title : 『Charlie Parker with Strings』
Artist : Charlie Parker With Strings
ジャズピアニストの川上さとみです。
幼い頃から、いろんな音楽に触れさせてもらいました。
クラシック、ジャズ、オーケストラなども沢山の生音も聴く機会がありました。
今回の一枚は、現在もお気に入りのうちの、ひとつ。として
チャーリー・パーカーの
「Charlie Parker with Strings」
こちらを挙げさせていただきます。
この作品は、
本当に美しいストリングスが重なりあって、
その中で、チャーリー・パーカーが「彼の音」を重ねていき、深く心に残っていきます。
最近は特に、音楽をいろんな聴き方をしてしまうことが、また更に多くなり
このアルバムも、いくつもの録音時の状態の様子が、ますます、勝手に思い浮かんだりすることがあります。
どの様な録音の仕方によるにしても、彼が、たとえ、どの様な体調であったとしても。
あの美しいストリングスの響きの中で、影響を受けながら
「チャーリー・パーカーとしての、あの全ての音、を残していく。」
私なりに、とても彼という人間を感じます。
「音を聴くということは、人生にあらゆる影響がある」
という事を、今、また、改めて感じています。
今回の「Charlie Parker with Strings」
美しく、華やかで、穏やか・・・
心が落ち着きます。
川上さとみ
2023年9月13日、ダイレクトカッティングという、演奏を2chでステレオ録音しながら、同時にレコード用カッティングをする失敗の許されない録音現場を生配信。
途中機械トラブルによる中断をものともせず、その実力と度胸を見せつけた、ジャズピアニスト川上さとみ。
2024年1月ついに、そのアナログ盤が発売されたが、1週間で完売。
そんなファンから入手希望の多かった待望の音源が、SACDハイブリッド盤として登場。
DSD11.2MHz/1bit録音マスターからマスタリングされた、未公開の4曲を含む8曲を収録。
川上さとみ(pianist, composer)
2歳でピアノを弾き始め、6歳よりクラシックの英才教育を受ける。14歳で指導の経験、16歳でステージに立ち、18歳でTV・ラジオCMの作曲・演奏等、プロ活動を開始。その後ニューヨークでリッチー・バイラークに師事。 ルー・ソロフ、ルイス・ナッシュ、ピーター・ワシントン等、一流ジャズメンと共演。巨匠ハンク・ジョーンズからも絶賛される。
2005年アルバム「ティアラ」にてデビューを果たす。その後スイングジャーナル誌選定ゴールドディスク受賞作品、日本プロ音楽録音賞受賞作品を含む6枚のリーダーアルバムを発表している。 またNHK連続テレビ小説「あぐり」ジャズシーン音楽を担当し、テレビ東京、BSジャパン放送「美の巨人たち」では多くのアルバム収録楽曲が使用されるなど幅広い活動を行っている。
2024年1月17日、ダイレクトカッティングをした4曲を収録したLPを限定数にて発売。1週間で売切れとなる。
http://satomikawakami.com/
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