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My First Jazzの最近のブログ記事

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My First Jazz Vol.48-金子雄太:My First Jazz

Title : 『Eddy Louiss Trio』
Artist : Eddy Louiss Trio

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「フランスのオルガニスト故Eddy Louissのデビュー盤。一曲目のNardisからぶっ飛びます。その後も、終始何かが乗り移ったようなトリオ演奏で、ある種の狂気のようなものすら感じます。オルガンという楽器にはこのような表現力も有るのか!と思わされました。

オルガン、特にハモンドオルガンを弾いている一人として僕が手本にしているのは、Larry YoungとElvin Jonesのコンビネーション、Chester Thompsonのファンクネス、Dr. Lonnie Smithのサウンドメイキング、そしてこのEddy Louissの狂気です。

ジャズオルガンのレジェンド達はどんどん故人となって行きますが、彼等の音源はいつまでも、人生の何倍もの年月を経てもこうやって遺って行く事でしょうね。僕も時々これらの『教科書』から闘魂を注入して貰っています。初めの衝撃から全く色褪せる事は無いです。正直な演奏家の音は時を超えると思います 。」

金子雄太

My First Jazz

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Title : 『Eddy Louiss Trio』
Artist : Eddy Louiss Trio
LABEL : Cy Records
発売年 : 1973年



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【SONG LIST】
01.No Smoking
02.You've Changed
03.Don't Want Nothin'
04.Nardis
05.Blue Tempo
06.Groovin' Hight





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金子雄太

東京都在住神奈川県出身。日本を代表するオルガニスト。1996年渡米をきっかけにハモンドオルガン研究を本格的に始め、ジャズオルガン奏者として活動。レスリースピーカーを使用した演奏に軸を置き、ハモンドオルガン演奏の普及に力を注いでいる。

オルガンユニット〝AQUAPIT〟で3枚のアルバムをリリースする他、akiko、アン・サリー、綾戸智恵、大野雄二、江藤良人、伊藤大輔、bird、平井堅、矢野沙織、大澤誉志幸、畠山美由紀等の作品に参加、ツアーサポート等を行う。

金子雄太 facebook

My First Jazz Vol.47-田中菜緒子:My First Jazz

Title : 『Kelly Blue』
Artist : Wynton Kelly

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「クラシックの音楽大学に通っていて、ほとんどJAZZに触れたことがなく、CDショップに行って何もわからずいくつか手に取った中で記憶に残っている1枚がWynton Kellyの『Kelly Blue』です。

"このかっこいい音楽がJAZZか"と感激したのを覚えています。
そんなJAZZの香りを出せるミュージシャンを目指しています 。」

田中菜緒子

My First Jazz

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Title : 『Kelly Blue』
Artist : Wynton Kelly
LABEL : Riverside Records
発売年 : 1959年



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【SONG LIST】
01.Kelly Blue
02.Softly, As In A Morning Sunrise
03.Green Dolphin Street
04.Willow Weep For Me
05.Keep It Moving
06.Old Clothes





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田中菜緒子

福岡県久留米市生まれ。
Jazz Pianist, Keyboard Player, Composer

幼少よりクラシックピアノを習い、ヤマハJOCにて活躍。様々なコンクールで賞を受賞。桐朋学園大学ピアノ科に進学し、在学中には、ブルガリア国際コンクールで1位を受賞。また、 桐朋学園大学卒業生の九州代表として、アクロス福岡シンフォニーホールで行われた卒業演奏会に出演。 卒業後、JAZZの勉強を始める。

2009年、Proteanを結成。都内を中心にライブ活動を開始。 1stアルバム『Protean』をリリース。

2013年9月〜2014年6月
自身のトリオで上海、台湾公演を成功させ、活動の場を海外まで広げる。
『Naoko Tanaka Jazz Standard Trio Live in Shang-Hai 2013』をリリース。

2015年リーダーアルバム『MEMORIES』をリリース。久留米ふるさと大使に就任。

2017年にキングレコードのネイティヴ DSD11.2MHzの超高音質録音による"ハイレゾ・ビューティー・ジャズ・シリーズ"よりメジャー初のスタンダード作品 『I Fall In Love Too Easily』をリリース。

2018年3月 地元久留米が詰まったアルバム『Home』をリリース。
レコーディングも久留米シティプラザ・Cボックスで行う。ジャズでアレンジした久留米出身のアーティストの曲と久留米への想いを表現したオリジナル曲をソロで演奏。アルバムのジャケットのデザイン、スタッフ、すべてがオール久留米で完成。

2018年12月8日 アクロス福岡シンフォニーホールで、九州交響楽団と『ラプソディ・イン・ブルー』を共演。

2019年久留米シティプラザ ・グランドホールで開催された福岡インターナショナル バレエフェスティバル ガラコンサートに出演。

2019年 ジャズユニット「村田中」で、キングレコードより、ハイレゾ・ビューティー・ジャズ・シリーズ 2枚目となるアルバム『SCHOOL OF JAZZ』をリリース。

また、POPSの分野では、GRAYのTERU&TAKUROミニライブでサポートメンバーとしてピアノで参加。桜井和寿(Mr.Children)、GAKU-MC、C&Kなど、多くのライブやレコーディングにキーボードプレイヤーとして参加。ジャンルを超え幅広く活動を続けている。

田中菜緒子 Official





Latest Album

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Title : 『Appreciation』
Artist : 田中菜緒子
LABEL : naop record
NO : NT0405
RELEASE : 2022.3.9



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【SONG LIST】
01.Hydrangea Flower
02.Monk's Birthday
03.M.T.
04.Appreciation
05.Aries
06.mine mine
07.A New Day
08.strength
09.konomichi


My First Jazz Vol.46-駒野逸美:My First Jazz

Title : 『Thinking About You』
Artist : Frank Rosolino

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「ジャズを勉強して間もない頃に見つけたこのアルバム。
初めてのFrank Rosolino、しかも2枚組。どんなCDか思い切って買ってみたところ当時の私に革命といいますか、トロンボーンカルテットでこんなジャズがあったんだ...!と衝撃だった事を覚えています。

ギタートリオ+トロンボーンの4人によって紡ぎ出されるサウンドが、まるで宇宙を浮遊している様で、静かに着実に内なるパッションを重なり合わせていく、そのインタープレイを聴いて私は一瞬でこのCDの虜になっていました。

まだジャズの事を何も知らない大学生になりたての私が聴いて好きになったので、音楽そのものが私の心に直に響いたのかなと思います。今も原点に帰りたい時に聴き直しますが、何度聞いても新鮮で、私が今までで最も影響を受けたアルバム。そして、これからも一生かけて憧れ続けるアルバムでしょう。」

駒野逸美

My First Jazz

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Title : 『Thinking About You』
Artist : Frank Rosolino
LABEL : Sackville Recordings
発売年 : 1984年



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【SONG LIST】
01.Sweet And Lovely
02.Who Can I Turn To
03.Round Midnight
04.I Thought About You





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駒野逸美 こまのいつみ(trombone)

1988年1月23日生まれ。 千葉県白井市出身。小学校ではCornetを吹き、中学校入学と共にTromboneを始める。尚美学園大学Jazz&Popsコースにて西山健治氏に師事。在学中にもライブやセッションに参加する。 2010年3月 尚美学園大学 芸術情報学部 音楽表現学科 J&Pコースを卒業。

今までに、Aaron Choulai Quintet、Mike Price Big Band、大山日出男セクステット、中路英明2Trombone、菊地成孔ダブセプテット、小杉敏カルテット、木村由紀夫スタンダードクインテット、原田イサムカルテット、Simon Cosgrove TokyoJazz7、内堀勝ビッグバンド、寺屋ナオグループ、村田中クインテット、三木俊雄フロントページオーケストラ、南青山6丁目楽団、などのグループで、都内を中心とするライブに参加。 2010年10月Aaron Choulai Quintetでオーストラリアのツアーに参加。2012年5月には香港でのSummer Jazz Festivalに参加。 2011年12月浅草JAZZコンテストでは駒野逸美Quartetでグランプリを受賞。2014年11月には、上杉優との2TbユニットThe BonBonesにて1stアルバムをリリース。 2016年10月スイスの2トロンボーン グループTwobonesに、上杉優と駒野逸美の2人でスイスツアーに参加。スイス各地9箇所でコンサートを行う。 翌年2017年7月TheBonBonesにて2ndアルバム"Celebration"をリリース。 2019年10月Allen Hermann(tb)氏との2トロンボーンで日本ツアーを行う。2020年2月ツアー中に録音したCD"A Beautiful Thing"をリリース。 2019年11月スイスのTwobonesのPaul Haag(tb)、Danilo Moccia(tb)2人をお呼びし今度は日本でツアーを行う。2020年7月"The Bon Bones meets Twobones"をリリース。

現在自己のカルテットにて都内を中心に活動中。
昭和音楽大学、ルーツ音楽院、山野楽器にてJazzTromboneの講師を務める。

駒野逸美 Official





Latest Album

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Title : 『Nearest and Dearest』
Artist : 駒野逸美カルテット
LABEL : SOMETHIN' COOL
NO : SCOL1060
RELEASE : 2021.12.15



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【SONG LIST】
01.Kayu Raja
02.Lemon Balm
03.Duke Ellington's Sound of Love
04.Le Buisson Ardent
05.Dear Sumi
06.In the Mind
07.Chikuzenni Dilemma
08.I Hear a Rhapsody
09.Pauly
10.はなのおか

My First Jazz Vol.45-市野元彦:My First Jazz

Title : 『Eden』
Artist : Everything But The Girl

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「ジャズのアルバムではないのですが、初めて"ジャズ"テイストの音楽に触れた一枚です。Everything But The Girlのファーストアルバム。

姉がレンタル屋だか友達だかにLPを借りて来てカセットテープにダビングしたものを聴かせてくれて、ジャジーなインスト曲でアルバムが始まるのが洒落ているなーと繰り返し聴いていました。マイナーセブンス・フラットファイブ(というコード)を初めて耳にしたアルバムかも知れない。その後ジャズに興味を持って色々と聴き始めたのでした。

ちなみにその10年後ぐらいにCD盤を入手して初めて分かったのですが、実はジャジーなインスト曲で始まるのはLPのB面で、私が聴いていたテープには何故だかA面B面が逆にダビングしてあったのでした。つまりインストはアルバムの中盤だった、ということでイメージがガラッと変わってしまいました。昭和エピソード、、、。」

市野元彦


市野元彦 Official



My First Jazz

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Title : 『Eden』
Artist : Everything But The Girl
LABEL : Blanco Y Negro
発売年 : 1984年



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【SONG LIST】
01.Each And Every One
02.Bittersweet
03.Tender Blue
04.Another Bridge
05.The Spice Of Life
06.The Dustbowl
07.Crabwalk
08.Even So
09.Frost And Fire
10.Fascination
11.I Must Confess
12.Soft Touch



My First Jazz Vol.44-織原良次:My First Jazz

Title : 『The Birthday Concert』
Artist : Jaco Pastorius

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「"最初に触れたジャズアルバムを自身の思い出とともに"とのことですが、正確な最初のジャズとの接触はMarcus Millerの『Live &More』 になります。
が、後述の流れで能動的な接触、という意味でこのアルバムを選ばせていただきました。

ジャズの定義にもよりますが、広義、そして自分にとっての、という観点の内容になります。
明らかにジャズ、という意味で初めて心から感動したものはVictor Feldmanの「The Arrival of Victor Feldman」のScott LaFaroのプレイでした。



話を本題に戻します。
1980年生まれの私がベースを始めたのは高校生の頃。当時はハードロックやメタルを愛聴していて、MR.BIGのBilly Sheehanに夢中でした。高校三年生の時に友人から借りたMarcus Millerの『Live &More』 が広義的JAZZとの遭遇でした。この時の私は...この音楽に全く興味が持てなかったのです!

貸主である友人は「マーカス・ミラーを聴いて興味が湧かないなら、ジャコ・パストリアスを聴いてみたらいいのでは?」と助言してくれました。1997年頃ですね。同じ時期にBilly Sheehanと John Myung (Dream Theater)が表紙の中古の「Player」誌を購入したところ、ジャコ・パストリアスが特集されていたのです。

おお、これが噂のジャコ・パストリアスか...と。この「Player」誌は95年のもので、当時の新譜だったのが 今回紹介する『バースデイ・コンサート(The Birthday Concert)/ジャコ・パストリアス』です。今思えば、この時の特集は81年に録音された未発表音源として95年に発売されたこの作品のプロモーションの一環だったのです。

現在の私はジャコ・パストリアスの熱狂的な愛好家です。ジャコ・パストリアスの活動の時系列を把握していない当時の私はなにも考えずにこの時新譜として扱われていたこのライブ盤を購入しました。

初めて聴く、ジャコ・パストリアスの音です。
緊張と共に再生しました。

...

何も感じなかったんです!!

ビリー・シーンの方がずっとかっこいいじゃないか。
と。

続けてファーストアルバム「ジャコ・パストリアスの肖像」を購入しました。

ジャコ・パストリアスにまつわるインタビューなどを読んでも、世界中のあらゆる世代のベーシストがこのファーストアルバムの一曲目に収録されている「Donna Lee」を聴いた感想を語っています。

「雷に打たれるような衝撃だった」
「アメイジング」
「エレクトリックベースから出ているトーンだとは信じられない」
「ベースを新しい次元に高めたのだ」
「世界中のベーシストがベースケースを閉じる音が聞こえたよ」
などなど...

CDをプレイヤーに置いて、その衝撃を味わおうと...再生しました。

...

世界中のベーシストの脳天に堕ちた衝撃はわたしには全く訪れませんでした。

ショックでした。
全く感動しませんでした。
関心すら...生まれませんでした。

何回聴いてもわからない。

...

その数年後、熱烈なジャコ・パストリアスのファンになる訳ですが、
初めての出会いは...
感受する力がないことへの失望が強烈に印象に残っています。」
織原良次

織原良次 Official


2021年12月7日(火)発売『VIRTUAL SILENCE』
ジャズボーカル西村知恵とフレットレスベース奏者織原良次によるデュオユニット、Virtual Silence。
ギタリスト井上銘とドラマー本田珠也を迎え、既存の文脈から解き放たれた表現がここに産まれた。ヴァーチャル・サイレンス。
'今'を描くドキュメント。






My First Jazz

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Title : 『The Birthday Concert』
Artist : Jaco Pastorius
LABEL : Warner Bros. Records
発売年 : 1995年



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【SONG LIST】
01.Soul Intro / The Chicken
02.Continuum
03.Invitation
04.Three Views Of A Secret
05.Liberty City
06.Punk Jazz
07.Happy Birthday
08.Reza
09.Domingo
10.Band Intros
11.Amerika



My First Jazz Vol.43-西山瞳:My First Jazz

Title : 『Now He Sings, Now He Sobs』
Artist : Chick Corea ‎

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「子供の頃からクラシック・ピアノを学んでいて、高校2年で挫折してやめ、ヘヴィメタルを聴くようになり、1年ほどピアノを全く弾いていませんでした。
アルバイトもしていて、ちょっと一瞬金銭的な余裕が出てきたところ、「何かジャズでも聴いてみるか」と思って手に取ったのがこのアルバム。帯に「名盤」と書いていたし、チック・コリアの名前ぐらいは聞いたことがあったからです。

子どもの頃から父親がジャズが好きで、よく家や車でジャズが流れてはいましたが、管楽器主体のもの、マイルスのマラソン・セッションのあたりなどで、あまりピアノの印象がなかったんです。そういうジャズしか知らなかったので、初めて触れるピアノ・トリオに興奮しました。

ピアノのジャズって、こんなに格好良くてソリッドで刺激的なものなのかと。アルバムを通して、とにかく何が起こっているかわからない。そのわからなさが格好良い。そんな感じで、当時の私にとって刺激物でした。

また、同時に買った『Undercurrent』ビル・エバンスで、内省的で繊細で情緒的なジャズに触れ、この2枚がきっかけでピアノに再度取り組むこととなり、現在に至ります。」西山瞳

西山瞳 Official









My First Jazz

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Title : 『Now He Sings, Now He Sobs』
Artist : Chick Corea ‎
LABEL : Solid State Records
発売年 : 1968年



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【SONG LIST】
01.Steps - What Was
02.Matrix
03.Now He Sings - Now He Sobs
04.Now He Beats The Drum - Now He Stops
05.The Law Of Falling And Catching Up





My First Jazz

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Title : 『Undercurrent』
Artist : Bill Evans / Jim Hall
LABEL : Cool Jazz
発売年 : 1962年



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【SONG LIST】
01.My Funny Valentine
02.I Hear A Rhapsody
03.Dream Gypsy
04.Romain
05.Skating In Central Park
06.Darn That Dream


My First Jazz Vol.42-広瀬未来:My First Jazz

Title : 『The Atomic Mr. Basie』
Artist : Count Basie

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「甲南中学に入学し先輩たちの素晴らしい演奏に感動、その先輩たちが追求しているカウント・ベイシーの音楽に興味が湧いた。近所のCD屋に唯一あったこの一枚。1曲目の「Kid From Red Bank」から心を鷲掴みにされた。キャッチーなメロディと独特なスイング感の絶妙なバランス。未だにこのアルバムを聞くとジャズを初めて聞いた頃のワクワク感を思い出す。

色々なジャンルの音楽を演奏するが、やはり僕の根底にはこのサウンドがあるような気がします。」
広瀬未来

広瀬未来 Official






My First Jazz

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Title : 『The Atomic Mr. Basie』
Artist : Count Basie ‎
LABEL : Columbia
発売年 : 1958年



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【SONG LIST】
01.The Kid From Red Bank
02.Duet
03.After Supper
04.Flight Of The Foo Birds
05.Double-O
06.Teddy The Toad
07.Whirly-Bird
08.Midnite Blue
09.Splanky
10.Fantail
11.Lil' Darlin'

My First Jazz Vol.41-荻原亮:My First Jazz

Title : 『Boss Guitar』
Artist : Wes Montgomery ‎

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「ギターに熱中し始めた中学生の頃、凄そうなギタリストを片っ端から聴いていた時に出会ったアルバムです。

Wes Montgomery ギター
Melvin Rhyne オルガン
Jimmy Cobb ドラム

と言うトリオ編成。このジャズの名門、River Sideからリリースされました。

いままで聴いた事がないあたたかなギターサウンドにオルガンとドラムの組み合わせ、繰り返し何度も再生して聴きました。そして一緒にギターを弾いて覚えました。

斬新なアレンジの「Besame Mucho」、「Fried Pies」と言うテーマがかっこ良いジャズブルース、疾走感溢れる「Trick Bag」、そして素敵すぎなスタンダード達。もう本当に夢心地でした。

今年になり、中学生の頃から憧れていたWesと同じGibson L-5を手にいれる事が出来ました!

この最高なギターと以前から僕の相棒であるGibson Es-345で上記と同じ編成のオルガントリオでレコーディングしました。曲は全てソウルの名曲ばかりを収録し、アルバムタイトルは『With My Soul』。2021年8月16日にリリースされたばかりです。沢山の人に聴いて頂けたら嬉しいです。」荻原亮

荻原亮 Official









My First Jazz

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Title : 『Boss Guitar』
Artist : Wes Montgomery ‎
LABEL : Riverside Records
発売年 : 1963年



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【SONG LIST】
01.Besame Mucho
02.Dearly Beloved
03.Days Of Wine And Roses
04.The Trick Bag
05.Canadian Sunset
06.Fried Pies
07.The Breeze And I
08.For Heaven's Sake

My First Jazz Vol.40-中島朱葉:My First Jazz

Title : 『Charlie Parker With Strings』
Artist : Charlie Parker With Strings

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「チャーリー・パーカーは、ジャズを始めた中学二年生の頃から今までずっと私のアイドルで、一番影響を受けたサックス奏者です。

沢山のアルバムを聴き漁りましたが、その中でも特別に好きだったのがこのアルバムです。「Just Friends」のイントロを聴いた瞬間衝撃を受けたのを覚えています。ストリングスをバックに、絹のように美しい音色で、羽ばたくような自由な演奏を繰り広げるパーカーの虜になった私。毎日学校が終わるとラジカセと楽器を背負い、自転車で家の近くの山の上にあるお寺に行きそこでパーカーのソロをひたすらコピーする、という少し変わった中学時代を過ごしました。(笑)

今でも迷ったときはこのアルバムを聴きます。美しい音楽とはこういうものだという一つの指標になっていますし、私は音楽が好きなんだ、という気持ちを再確認させてもらえる、とても大切なアルバムです。」中島朱葉

中島朱葉 Official






My First Jazz

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Title : 『Charlie Parker With Strings』
Artist : Charlie Parker With Strings
LABEL : Mercury‎
発売年 : 1950年



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【SONG LIST】
01.Just Friends
02.Everything Happens To Me
03.April In Paris
04.If I Should Lose You
05.Summertime
06.I Didn't Know What Time It Was

My First Jazz Vol.39-安ヵ川大樹:My First Jazz

Title : 『Sounds Of The Great Bands!』
Artist : Glen Gray And The Casa Loma Orchestra

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「僕の最初のジャズは、Glen Gray And The Casa Loma Orchestra(グレン・グレイ&ザ・カサ・ロマ・オーケストラ)でした。

まだ5歳くらいだったと思いますが、両親のレコードの中で、このレコードが特に好きで、いつも聴いていました。幼稚園児がスウィングジャズばかり聴いているので、両親も気味悪がってました(笑)。
あまりにも好きなので、小一の時、給食の時間に放送委員会の友達にかけてもらった事があります。今思えば、自然に身体が動き出す、アップビートで、ダンサブルなグルーブが、たまらなく好きだったのでしょう。

高校生になって、レッド・ガーランド・トリオのポール・チェンバース、オスカーピーターソン・トリオのレイ・ブラウンを聴いた時に幼少の時に聴いた強烈な深いグルーブを感じました。

今でも、Glen Gray And The Casa Loma Orchestraを聴いた時の昂揚感は何とも甘美な体験として思い出されます。」


安ヵ川大樹

安ヵ川大樹 Official






My First Jazz

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Title : 『Sounds Of The Great Bands!』
Artist : Glen Gray And The Casa Loma Orchestra
LABEL : Capitol Records ‎
発売年 : 1958年



【SONG LIST】
01.Symphony In Riffs
02.Begin The Beguine
03.One O'Clock Jump
04.Contrasts
05.Cherokee
06.Take The "A" Train
07.After Hours
08.Flying Home
09.Song Of India
10.Snowfall
11.Woodchopper's Ball
12.720 In The Books
13.Boogie Woogie On St. Louis Blues
14.String Of Pearls
15.Tenderly
16.Elks' Parade

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