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20th Anniversary JJazz.Net ARCHIVE#4

2020.7.22update
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PROGRAM CONCEPT

2000年に開局したJJazz.Net。
会員制から完全無料へと形を変えながらもインターネットラジオ黎明期からジャズをキーワードに数々の番組をお送りしてきました。

2020年は開局20周年のアニバサーリーイヤー!ということで特別企画「JJazz.Net ARCHIVE」として番組アーカイブを解放!過去20年間の中から厳選した番組を毎月紹介していきます。
メッセージはこちら

DETAILS

今回お送りするのは2011年5月にお送りした番組「AIRPORT」。
この番組は「世界各地の個性的な音楽と出会う旅」をコンセプトに、
ワールド・ミュージックを中心とする様々なジャンルの音楽を紹介。
来日に合わせ数多くの海外ミュージシャンのインタビューを行ってきました。

今回ピックアップしたのは、現代ブラジルが生んだ最高峰ピアニスト/作曲家として、
いまや世界中からラブコールを受けるアンドレ・メマーリ。

彼については今更説明不要ですが、クラシックとジャズをベースに、
現代の感覚で常にアップデートした音楽を生み出す天才的な音楽家として知られます。

南米のフォルクローレの人気やピアノの祭典「ザ・ピアノエラ」等で随分知られる
ようになりましたが、このインタビューは2011年4月、初の日本ツアーの時に収録。

2011年4月といえば、3.11に発生した東日本大震災の直後。
多くの公演がキャンセルとなる中、日本のファン、ひいては日本人の為に彼は来日。
その当時の状況は奇しくも今のコロナ禍と共通する部分もありますが、
インタビューの中で「日本のかたたちは困難を乗り越えられる」と語っています。

今や世界的な音楽家として知られるアンドレ・メマーリ。
(当時はアンドレ・メーマリと呼んでましたね)

このインタビューでは多大な影響を受けたエグベルト・ジスモンチや
エルメート・パスコアールについても語っています。

そんな彼の9年前の貴重なインタビューです。
音楽で旅をする番組「AIRPORT」の世界をお楽しみください。



アンドレ・メマーリも参加している興味深いコミュニティ型実験室、
【sense of quiet MUSIC LAB】が、<sense of quiet>や
<THE PIANO ERA>の主催で知られる、レーベルNRT代表プロデューサー、
成田佳洋さんの元、スタートしました。


【sense of quiet MUSIC LAB】


このプロジェクトは、ジャンルや国を越えた一流音楽家によるライブ・ワークショップや
インタビュー、交流を通して彼らの活動をサポートしよう、というもの。

すでにアンドレ・メマーリ、アントニオ・ロウレイロのマスタークラスは終了していますが
続々とプログラムが決まっています!

音楽家とメンバー、そしてンバー同士の出会い、情報交換や交流の場でもあります。
<sense of quiet>や<THE PIANO ERA>の音楽がお好きな方は是非ご参加ください。


詳しくは成田さんのnoteをご覧ください。
成田佳洋(note)

「JJazz.Net AIRPORT」は、世界中の音に出会う番組ということで
リスナーさんから届いた旅メッセージをご紹介していました。

改めていくつかご紹介させてください。
旅と音楽の記憶、素敵ですよね。

megumiさん(女性)・・・インド南部の一人旅・・・たどり着いたのは楽園・VARKALA!愛用のガイドブック○球の歩き方には載っていないリゾート地・VARKALA。トリヴァンドラムで、駅員さんや町の人たちに行き方を聞いて、いざ電車で1時間半。オフシーズンのバルカラは、静かでした。 そして、朝は崖に打ち寄せる海の轟きと共に目覚め、夜は海に映る月と共にビールとカレー。時計の要らない、最高に贅沢な時間でした。絶対にまた行きたい!!!!
おテルさん(男性)・・・1999年アメリカ・ミネソタに住む友人宅を訪ねました。その小さな町・グランラピッズはあの有名なジュディー・ガーランドの出身地。 その郊外の殆ど人も住んでいないような田舎。車で連れて行ってもらったのが、なんと、ギターとフラットマンドリンを製作しているおじさんの家。一家で待ち構えていて、たちまち始まるジャム・セッション。いつ終わるとも知れないジャムで、すっかり夢中になりました。 そして、私が弾いていたウッドベースが弾きやすく、その弦を入手できないか尋ねたところ、取り寄せないと無いとのこと。仕方なく入手できたら日本に送って欲しいと頼んでおいたのです。そして、その事を忘れていた数年後になって送って来てくれたのです。その時4弦ベース用の弦を張る楽器を持っていません。5弦ベースを使っていたのです。そこで、新たに4弦ベースを購入して、その弦を張って今でもそれを愛用しています。旅先で体験した音風景はイタリアのナポリからカプリ島に行く小さな船の中で聞いた、アコーディオンの「ララのテーマ」です。
aoba-machiさん(女性)・・・デュッセルドルフ在住中のある年の12月31日の出来事です。思い思いのおしゃれをした老若男女がどこからともなく旧市街の広場に集まってきたのです。ドイツ人はもちろんのこと、フランス人、アメリカ人、日本人の私たち、世界中の人々が母国語で「蛍の光」を歌いはじめたのです。ポンポンというシャンパンのコルクの音とともにカウントダウンが始まりました。言葉は異なっても新年を祝う気持ちはみんな同じ。世界中の人々の思いがひとつだった瞬間を忘れません。思い出すたびに胸がキュンとしますね。