
PROGRAM CONCEPT

進化するジャズの姿を、リアルに体験する、Jazz Today。
拡張し混在するジャズのイメージをとらえる、ライブシリーズです。
セッションを繰り返し、アップデートし続けるジャズを、ライブならではの臨場感と共にお届けします。
- JAZZ
- CLASSIC
- POP
- SOUL
- GROOVE
- AMBIENT
- CONTEMPORARY
- IMPROVISATION
- VOCAL
- SSW
- BEAT MUSIC
- ELECTRONICS
- WORLD MUSIC
- FUNK JAZZ
- BOSSA NOVA
- BRAZILIAN MUSIC
- SOUNDTRACK
- LARGE ENSEMBLE
DETAILS
今回は、独自の音楽性を持つ稀有な才能。
石田幹雄、須川崇志によるDUOライブをご紹介します。
石田幹雄は、西荻窪「アケタの店」や国立「NO TRUNKS」などで定期的に演奏を行い、フリーフォームな演奏で知られる、奇才ジャズ・ピアニスト。一方の須川崇志は、バークリー音楽大学を卒業後、ニューヨークで、「プーさん」の愛称で知られたジャズ・ピアニスト、菊地雅章に師事。
帰国後は、日野皓正クインテットに加入、その後も辛島文雄や峰厚介といった、日本のジャズシーンを支えてきたベテランと共演。
現代ジャズ・シーンの中でも最重要ベーシストの一人です。この稀有な才能を持つ2人の共演は数年前。
シンプルなフォーマットの上で、様々なダイナミクスのシェイプが立ち現れては消えていく。
そんな、情熱と繊細を行き来するDUO演奏が、徐々に注目を集めています。
また、このDUOでの作品はまだ録音されておらず、ライブでしか聴くことのできないスペシャルなセッションといえます。
今回お送りするのは、石田幹雄のオリジナルを中心に、ラストにセロニアス・モンクのナンバーを演奏。
石田の駆け抜けてゆく独特なメロディと共に、この2人ならではの、美しいダイナミクスのやりとりを、是非ご堪能ください。
FPROFILE

石田幹雄 Mikio Ishida (p)1981年生まれ。滋賀県にて育つ。 ピアノを3歳のころから始め、田所政人氏などに師事。 北海道大学進学と共にJazz研究会に入部。札幌市内のライブハウスなどに出入りしながら腕を磨き、2005年春卒業と共にプロとして活動し始める。 2006年瀬尾高志(b)、竹村一哲(ds)とのトリオで、横浜Jazzプロムナードコンペティションにて、グランプリ市民賞の2つを受賞。 2008年東京に活動の拠点を移す。 現在定期的に活動しているバンドは、安東昇(b)、藤井信雄(ds)との自己のトリオの他に 後藤篤(tb)4、松風鉱一(reeds)4、林栄一(as)3 、小山彰太(ds)とのデュオ、など。 これまでに4枚のピアノトリオのCDを、2018年には、初となるバラード中心のソロアルバムを発売。 その独特のスタイルから出る音は、種々様々な風景を醸しだす。Title : 4Beatなやつ
Artist : 石田幹雄
LABEL : INDEPENDENT
No : ISD01
RELEASE : 2022.10.30

須川崇志 Takashi Sugawa(b)
群馬県伊勢崎市出身。11歳の頃にチェロを弾き始め、18歳でコントラバスを始める。
2006年バークリー音楽大学を卒業。直後に移住したニューヨークで菊地雅章氏に師事する。
2009年に帰国後、日野皓正クインテットに加入(2010-16)現在は自身主宰のBanksia Trio(林正樹, 石若駿)をはじめ、渡辺貞夫, 峰厚介, 本田珠也, 八木美知依, 藤井郷子のトリオやカルテットにも参加。
これまでに東京ジャズ, デトロイト, モントルー, ブリスベン, メールス, タンペレ, 香港などの数多くの国際ジャズフェスティバルに出演。全3作のリーダーアルバムをリリースしている。
Title : Ancient Blue
Artist : Banksia Trio
LABEL : Days of Delight
No : DOD013
RELEASE : 2021.2.18