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JazzToday - 山口真文カルテットLIVE

2023.1.11update
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PROGRAM CONCEPT

進化するジャズの姿を、リアルに体験する、Jazz Today。
拡張し混在するジャズのイメージをとらえる、ライブシリーズです。
セッションを繰り返し、アップデートし続けるジャズを、ライブならではの臨場感と共にお届けします。

  • JAZZ
  • CLASSIC
  • POP
  • SOUL
  • GROOVE
  • AMBIENT
  • CONTEMPORARY
  • IMPROVISATION
  • VOCAL
  • SSW
  • BEAT MUSIC
  • ELECTRONICS
  • WORLD MUSIC
  • FUNK JAZZ
  • BOSSA NOVA
  • BRAZILIAN MUSIC
  • SOUNDTRACK
  • LARGE ENSEMBLE

DETAILS

今回は、日本を代表するサックス奏者、山口真文が、若手メンバーと行ったセッションライブをご紹介します。山口真文は1970年に川崎燎バンドでデビュー、翌71年にジョージ大塚クインテットに参加。
その後、半世紀にわたり日本のジャズ界を牽引してきたテナーサックスのマエストロです。彼は積極的に若手ミュージシャンを起用。長年ホームとしている名門ジャズクラブ、御茶ノ水〈NARU〉で定期的に行ってきたギグでは、片倉真由子や広瀬未来など、現在第一線で活躍する数多くのジャズミュージシャンとセッションを行ってきました。
今回お送りするのは、その御茶ノ水〈NARU〉でのセッションライブ。
メンバーは、シーンに彗星の如く現れた24歳のピアニスト、平倉初音。ベースは山口がもっとも信頼を寄せるベーシストのひとり、小牧良平、そして30代半ばという若さながら、大西順子やケイ赤城のレギュラーメンバーとして活躍する日本屈指のドラマー、吉良創太。

オープニングは山口が心からリスペクトするウェイン・ショーターの「Nefertiti」。そのあとに続くオリジナルではソプラノサックスをプレイします。
山口真文の音はシャープで精緻。無駄を削ぎ落とした研ぎ澄まされたプレイを聴かせます。

世代の離れた実力派ミュージシャンと共に繰りなす極上のセッションをお楽しみください。

【山口真文 最新作】
DOD-025 山口真文『Trinity』(2022.6,22発売)

山口真文にとって5年ぶりの新譜となる『Trinity』は、あえてピアノを排して臨んだ意欲作。信頼する小牧良平(b)と本田珠也(ds)が脇を固めるコードレス・トリオという編成。"コードレス"ゆえに立ち現れる広い空間に、山口真文の音像が造形されていく様はじつにスリリング。高純度かつ高濃度のサウンドが上質な緊張感を生み出す。

《演奏者》
山口真文 tenor & soprano sax
小牧良平 bass
本田珠也 drums

《収録曲》
1. Stella by Starlight
2. Round Midnight
3. Summertime
4. Someday My Prince Will Come
5. Solar
6. Everything Happens To Me
7. The Night Has a Thousand Eyes
8. Yearnin'
 (2021年12月11日東京録音)
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【平倉初音 最新作】
DOD-032 平倉初音『Wheel of Time』

2020年にバークリー音大を卒業したばかりの平倉初音はまだ24歳。しかし押しも押されもしない1級のプレイヤーとして、すでに誰もが認める存在です。初のスタジオ録音盤である本作は、池田篤(as)、井上陽介(b)という親子ほど歳の離れたふたりのマエストロを迎えて、戦前のアメリカン・スタンダードに取り組んだもの。若い感性と卓越した表現力をもって、独自の解釈でスタンダードに斬り込んでいきます。東京・南青山の岡本太郎のアトリエで収録しました。

【演奏者】
平倉初音 Hatsune Hirakura piano
池田篤  Atsushi Ikeda alto saxophone
井上陽介 Yosuke Inoue bass

【収録曲】
1. Embraceable You
2. Days of Wine and Roses
3. Softly as in a Morning Sunrise
4. I Got Rhythm
5. Body and Soul
6. Stardust
7. You Don't Know What Love Is
8. Invitation
9. Summertime
(2022年5月24日 東京・岡本太郎記念館にて収録)
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LIVE DATA

山口真文カルテットLIVE
@NARU 御茶ノ水
2022年11月18日

山口真文 (sax)
平倉初音 (p)
小牧良平 (b)
吉良創太 (d)


ライブファンズ

FPROFILE

山口真文 (sax) 1946年佐賀県生まれ。1970年に川崎暸バンドでデビューを果たし、翌71年にジョージ大塚クインテットに迎えられる。74年に退団すると自己のカルテットでの活動を開始し、76年に初リーダー作『アフター・ザ・レイン』を発表。同年、鈴木宏昌コルゲンバンド(のちの〈ザ・プレイヤーズ〉)に加入し、ジャズ・フュージョンシーンの最前線で活躍する。81年にはトニー・ウィリアムス、ミロスラフ・ヴィトウス、ケニー・カークランドを従えた3rdアルバム『MABUMI』を発表。世界の頂点に位置するミュージシャンと対峙しながら自身の世界観を表現した、みごとな手腕が高い評価を受ける。ながらく老舗ジャズクラブ・御茶ノ水〈NARU〉のレギュラー出演を務めるなど、日本のジャズシーンを牽引。2022年には、〈Days of Delight〉からコードレストリオによる『Trinity』をリリースした。Title : Trinity
Artist : 山口真文 (sax)
LABEL : Days of Delight
No : DOD025
RELEASE : 2022.6.22



平倉初音 (p) 4歳よりピアノを始める。

ウッドベースを演奏する父の影響でジャズを聴くようになり元岡衛氏に師事。小学生よりバンドを組み多数イベントに出演、2013年、神戸ネクストジャズコンペティション最年少ピアノで決勝ライブに出場。同年よりピアニストの大西順子氏に師事。

2016年夏にberklee jazz workshopに参加し学費全額免除を獲得。同奨学金でバークリー音楽大学へ進学。2019年4月にRalph PetersonとBern International jazz festivalに出演、同年5月にはサクソフォニスト、Melissa Aldanaとボストン、コネチカット、フィラデルフィア、ニューヨークでの演奏を果たす。同大学でJoanne Brackeen氏, Billy Kilson氏, Ralph Peterson氏などに師事。作曲、アレンジにも力を入れており、2021年のJEN young composer showcase にオリジナル曲、"Dear M"が選ばれる。2020年、帰国、拠点を日本に移し活動中。 Title : Wheel of Time
Artist : 平倉初音
LABEL : Days of Delight
No : DOD032
RELEASE : 2023.1.31


小牧良平 (b) 1981年鹿児島県出身。13歳の頃より父親の影響でギターを始める。
2001年長崎大学編入後、Swing Boat Jazz Orch.に所属、ベースを始める。同年より市内のジャズスポットにて演奏を始める。2003年大学卒業後、福岡にて本格的に演奏活動を開始する。
現在は福岡を中心に九州各地でライブ、ツアーサポート、イベント、レコーディング等を行っている。



吉良創太 (d) 高知県出身。東京音楽大学打楽器科を経て同大学院修士課程修了。大学院在籍中に給費奨学生に選ばれる。打楽器を菅原淳、岡田真理子、藤本隆文、明神あけみの各氏に師事。ドラムを岩瀬立飛、小松伸之、吉川英治の各氏に師事。
大学院在籍中に日本ジャズ界の巨匠、鈴木勲バンドへの加入で本格的なプロ活動を開始。その後、山口真文(ts)、西尾健一(tp)をはじめ様々なバンド、ミュージシャンのもとで多くの経験を積む。
近年の活動としては2019年よりマイルスデイビスとの共演で知られる世界的ピアニスト、ケイ赤城トリオに加入。2020年から大西順子トリオ、カルテット、sextet、the orchestraに参加する。STUTS band setのメンバーとしてフジロック2021やサマーソニックをはじめ大型フェスに出演。

サイドワークとして打楽器アンサンブル集団DA.DA.DOUNを主宰。日野皓正presents jazz for kids 世田谷ドリームジャズバンドでドラム講師を担当。ドラムヘッドaspr(アサプラ)エンドーサー。ジャズシーンを軸に幅広く活動している。