
PROGRAM CONCEPT

進化するジャズの姿を、リアルに体験する、Jazz Today。
拡張し混在するジャズのイメージをとらえる、ライブシリーズです。
セッションを繰り返し、アップデートし続けるジャズを、ライブならではの臨場感と共にお届けします。
- JAZZ
- CLASSIC
- POP
- SOUL
- GROOVE
- AMBIENT
- CONTEMPORARY
- IMPROVISATION
- VOCAL
- SSW
- BEAT MUSIC
- ELECTRONICS
- WORLD MUSIC
- FUNK JAZZ
- BOSSA NOVA
- BRAZILIAN MUSIC
- SOUNDTRACK
- LARGE ENSEMBLE
DETAILS
今回は、国と世代を超えた4人のミュージシャン、謝明諺(シェ・ミンイェン)、 山崎比呂志、大友良英、 須川崇志による、初共演ライブをご紹介します。謝明諺は台湾を代表するジャズ・サックス奏者。東京のジャズシーンと深くつながり、これまで、豊住芳三郎やスガダイロー、細井徳太郎、秋元修、市野元彦、津上研太、外山明といった、新旧さまざまな世代のミュージシャンとレコーディングを重ねてきました。
また近年はジャズにとどまらず、寺尾紗穂など多くの音楽家との活動も精力的に行なっています。今回お送りするのは、その謝明諺と、日本のフリージャズ・レジェンドのドラマー、山崎比呂志、劇伴からノイズまで変幻自在の活動を続ける鬼才、大友良英、そして、日本のジャズシーンを牽引するコントラバス奏者、須川崇志、この強力なカルテット編成での初演。
80代・60代・40代という三世代にまたがる、日本を代表する音楽家たちと繰り広げた、一期一会の、激しくも繊細なインプロヴィゼーションをご堪能ください。今回お送りした音源は7月2日にライブアルバム、『Punctum Visus-視角-』としてリリースされます。
録音は、大友良英。ミックスとマスタリングは台湾の有名エンジニア、楊大緯(Dave Yang)が担当。
またBandcampでは「encore piece」として1曲ボーナストラックが収録されます。そちらも是非チェックしてください。
アーティスト名:謝明諺 山崎比呂志 大友良英 須川崇志
アルバムタイトル:『Punctum Visus -視角-』
発売日:2025年7月2日(水)TEN-001 3,300円(税込)
メンバー:
謝明諺 Minyen Hsieh / Tenor & Soprano Sax
山崎比呂志 Hiroshi Yamazaki / Drums & Percussion
大友良英 Otomo Yoshihide / Guitar
須川崇志 Takashi Sugawa / Contrabass
配給元:ディスクユニオン
デジタルアルバム配給元:Bandcamp
【謝明諺 Invites The Japan Free Jazz Legends: 山崎比呂志, 大友良英 & 須川崇志】
Day1
日程:2025年6月23日月曜日
会場:新宿PIT INN 夜の部
開場:19:00/開演:19:30
チケット 前売り¥3,500 + Tax /当日¥4,000 +Tax(1ドリンク付)
幕間DJ:eno(from Bar地底)
http://pit-inn.com/
Day2
日程:2025年6月24日火曜日
会場:稲毛 Jazz Spot Candy
開場:19:00/開演:19:30
チャージ:ご予約¥4,000/当日¥4,500(1ドリンク付)
ご予約:jazz_candy-lj@infoseek.jp
Day3
日程:2025年6月25日水曜日
会場:代官山 晴れたら空に豆まいて
開場:18:15/開演:19:30
チケット 前売り¥3,800/当日¥4,500(ドリンク代別途 ¥700)
幕間DJ:DJ HOLIDAY
6/25(水)のみ 特別ゲスト:纐纈之雅代 Sax、永武幹子 Piano
https://haremame.com/
◼︎ツアー情報詳細リンク
https://linktr.ee/minyen_hsieh_japantour
FPROFILE

謝明諺 Minyen Hsiehサックス奏者/木管楽器奏者/作曲家
1981年台北生まれ。19歳でプロとして演奏活動を始め、2010年ブリュッセル王立音楽院にて修士号取得。ジョン・ルオッコ、ジェレン・ヴァン・ヘルツィエールに師事。卓越した即興演奏のスキルとクラッシックで学んだ豊かな音色により、ジャズ、ロック、フォーク、ヒップホップ、エレクトロニック、アヴァンギャルドから現代音楽まで、多様なジャンルで活躍。台湾だけではなく、日本、香港、東南アジア、西ヨーロッパで頻繁にツアーを行う。
日本の音楽家との親交も深く、これまでの音源録音数は国内外で100枚を越える。代表的な録音作品に、『Firry Path』(2014年)、『上善若水 As Good As Water』(2018年)、『爵士詩靈魂夜 A Soulful Night of Jazz Poetry』(2022年)、非/密閉空間『後設時空共構 Meta, Construct within’ Spaces』(2022年)、『Our Waning Love』(2023年)など。
2012年台中サックスコンペティション優勝、台湾のグラミー賞と言われる金音創作獎にて金曲奨を2回、金音創作奨を7回受賞。2019年7月 落日飛車 Sunset RollercoasterにてFuji Rock Festivalに出演、2024年12月 寺尾紗穂『しゅー・しゃいん』リリースツアー サントリーホール ブルーローズ公演へ出演。
Title : Punctum Visus - 視角 -
Artist : 謝明諺 山崎比呂志 大友良英 須川崇志
LABEL : Point
No : TEN001
RELEASE : 2025.7.2

山崎比呂志 Hiroshi Yamazaki
ドラマー/パーカッショニスト
1940年東京生まれ。1959年ジョージ川口&ビッグフォーのバンドボーイを経てプロデビュー。高柳昌行、金井英人をリーダーとする「新世紀音楽研究所」が設立され、中牟礼貞則、稲葉国光、日野皓正、山下洋輔らと共に活動。その後、阿部薫とのデュオでの活動や、高柳昌行「New Direction For the Arts」に参加、ドイツ メールス・ジャズフェスティバルへ出演など。以来、高柳昌行と20数年間を共にする。2000年東京から茨城県鹿嶋市に住まいを移し、2004年に「鹿島ジャズ」を立ち上げる。2016年11月には大友良英の誘いでヨーロッパツアーへ参加。本ツアーは後に『ライブ・イン・ヨーロッパ 2016』(2020年)として発売された。
現在は林栄一、井野信義、大友良英、今井和雄、纐纈雅代、須川崇志、永武幹子などと活動中。2025年4月、 DIWより山下洋輔、大友良英とのライブアルバムをリリース。

大友良英 Otomo Yoshihide
ギタリスト/ターンテーブリスト/作曲家/プロデューサー
1959年神奈川県生まれ。映画やテレビの音楽を山のように作りつつ、ノイズや即興の現場がホームの音楽家。活動は日本のみならず欧米、アジアと多方面にわたる。美術と音楽の中間領域のような展示作品や一般参加のプロジェクトやプロデュースワークも多数。3.11東日本大震災後は故郷の福島で「プロジェクト FUKUSHIMA ! 」を立ち上げ、現在に至るまで様々な活動を継続中。
2012年「プロジェクト FUKUSHIMA ! 」の活動で芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞、2013年にはNHK連続ドラマ『あまちゃん』の音楽他多岐にわたる活動で東京ドラマアウォード特別賞、レコード大賞作曲賞他数多くの賞を受賞。2017年札幌国際芸術祭の芸術監督。
直近ではNHK大河ドラマ『いだてん』、土井裕泰監督作品『花束みたいな恋をした』、湯浅政明監督作品『犬王』の音楽を担当。NHK FMラジオ「ジャズ・トゥナイト」のナビゲーターも務める。

須川崇志 Takashi Sugawa
ベーシスト/チェリスト/作曲家
群馬県伊勢崎市出身。11歳の頃にチェロを弾き始め、18歳でコントラバスを始める。2006年バークリー音楽大学を卒業。その直後に移住したニューヨークで菊地雅章氏に師事。2009年に帰国後、辛島文雄トリオを経て日野皓正バンド(2010年〜2016年)に加入。現在は自身主宰のトリオ、Banksia Trio(林正樹, 石若駿)をはじめ、渡辺貞夫カルテット、 峰厚介カルテット、本田珠也トリオ、八木美知依トリオ、 藤井郷子TOKYO TRIO、吉本章紘カルテット他多くのグループへ参加。これまでに東京ジャズ、デトロイト(米)、モントルー(スイス)、ブリスベン(豪),、メールス(独)、香港などの数多くの国際ジャズフェスティバルに出演。
近年は、Audi A5新車発表会での楽曲制作と演奏(2017年)、岡本太郎記念館の企画展「日本の原影」のためのソロ楽曲制作(2019年)や、俳優の金子あいの舞台『平家物語』に即興演奏で参加。米津玄師「ゆめうつつ」、YUKI「泣かない女はいない」(2021年)などレコーディング参加作品も多数。
2018年にデビューアルバム作品『Outgrowing』(レオ・ジェノヴェーゼ、 トム・レイニー)を、2020〜2023年にBanksia Trioで『Time Remembered』『Ancient Blue』、最新作として『MASKS』をリリース。