糸魚健一 (PsysEx/track maker) - 『大切な曲に出会える瞬間』

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糸魚健一 (PsysEx/track maker)


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Polyrhythm_system Exclusive Message2
 レーベル:涼音堂茶舗
 リリース:2005年10月20日
 製品番号:DES024

ARTIST : 糸魚健一 (PsysEx / track maker)
TITLE : 大切な曲に出会える瞬間


JJazz.Net"THE SONG"では毎回、色々な方に「大切な曲」について語って頂きます。今回は、2005年10月20日『Polyrhythm_system Exclusive Message 2』をリリースされたPsysEx(サイセクス)こと糸魚健一さん。糸魚さんの大切な曲とは?


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小さな頃、曲単位でこの曲が好きで...あのアーティストが好きで...感じで聞く事があったのですが、
最近は、どんな曲でも、特に新しく録音されたものは、好き嫌いではなく聞いてみます。


細かい工夫を感じます。
その時、なるほど...と思います。
ただ、それがその曲を好きだなと思う事と間違うのですが...。


どうしても、アーティストの活躍するフィールドだったり、ルーツになるものだったり、悲しくも売り方的戦略だったりで、パターンやジャンルでくくられてしまいがちで、細かい工夫を感じると、うれしく思います。


僕たちの、まわりで活躍する方々(エレクトロニカ系アーティスト)は、新しいものを築こうとする意欲を持った人や、パターンやジャンルを壊そうとする人が多いです。


久しぶりに大切な曲に出会える瞬間です。


糸魚健一(PsysEx)


[[[ PsysEx PROFILE ]]]


エレクトロニカファンクネス。音楽にまつわるテクノロジー*の研究者糸魚健一氏のプロジェクト。
*(シンセシスからの発音理論、音楽から人が受ける生理的作用の関係など)


非常識なアルゴリズムと次のシンセシス理論を取り入れたパッチングアイディア。
自動生成シーケンスと独創的ライヴオペレーション。
生理的作用に裏づけられたフリケンシーバランスと非聴感帯域での錯覚。
それらを組み合わせたリズム構成と音響で、唯一無二なエレクトロニカを常に次世代へ構築する。


2000年5月:スイスエアーのノベルティとして日本の先鋭アーティストの作品を集めたコンピレーション「Destination TOKYO」に参加。「wheels warming before」収録。


7月:涼音堂茶舗のコンピレーション『ガーデン・パス』に参加。「coldsleep」収録。


2002年12月:涼音堂茶舗よりフルアルバム『Polyrhythm_system Exclusive Message』発表。リミキサーにso takahashi(carpark)を迎えた。


2003年8月:涼音堂茶舗の納涼コンピ『Water Green』に参加。「#471_ii」収録。


2003年10月:12kのコンピレーション『two point two』に参加。「#455」収録。KENNETHKIRSCHNER「JUNE 8, 2003」に素材提供。


2003年12月:クラブキングのコンピレーションCD付トートバッグ『sound dictionary tote』に「#417」収録。


2004年1月:firoの『paddle』(涼音堂茶舗)にリミックス曲を提供。「#505_ii(stereotape remix)」収録。


2004年5月:イマジンドレコーズの関西エレクトリックミュージックショウケースコンピ『ImaginedCommunities』に参加。「#511」収録。


2004年11月:portのコンピレーション『port doc. 1-5』に曲提供。「#529_ii」収録。


2005年2月:daisyworld discsよりフルアルバム『Polyrhythm_system Exclusive Message iii』発表。


10月:涼音堂茶舗よりフルアルバム『Polyrhythm_system Exclusive Message 2』発表。


11月:BULLET'Sのコンピレーション『SECOND BED』に曲提供。「#455_ii」収録。


1997年より、自らも京都を代表するエクスペリメンタルエレクトロニカレーベル、shrine.jpを主宰。
京都在住の若き実験的なアーティストの窓口になっている。
自身の作品は現在までCD-R10枚、12インチレコード1枚を発表している。


1996年よりライヴ活動をはじめる。
数々の海外のトップアーティストの日本公演の際のフロントアクトを勤めるほか、自らも古今来様々なイベント等をオーガナイズ、実験アーティストを紹介 している。
活動拠点はクラブやアートスペースに止まらず、延暦寺(98年8月)、知恩院(01年11月)、法然院(03年8月、04年8月、05年8月)、誓願寺(04年5月)、大覚寺(05年4月)にてラ イヴを行った。


ライブパフォーマンス以外の活動として、
2003年秋には、子供芸術大学の天守物語の音楽を担当。


2002年4月〜2005年3月、ラジオのコーナーでエレクトロニカを紹介(むさしのFM(毎月第4日曜)、京都ラジオカフェ(毎月第3金曜))。


2005年1月〜6月、店頭イベントでのトーク&ライブでエレクトロニカアーティストを紹介(apple store
shinsaobashi(毎月第四土曜))。
涼音堂茶舗 HP
PsysEx HP





[[[ WORKS ]]]


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Polyrhythm_system Exclusive Message 2 / PsysEx


2005年10月20日
DES024
涼音堂茶舗


2005年10月:涼音堂茶舗よりフルアルバム『PsysEx/Polyrhythm_system Exclusive Message 2』を発表。

「ポストエレクトロニカの真実。
絶頂期のシーンに一石を投じた"polyrhythm_system exclusive message"から
daisyworld discsからの2ndアルバム"polyrhythm_system exclusive message iii"、
その進化の過程を、豊富なライブ経験から自身がリエディット、リミックス(ゲストリミキサー:atom™)。
エレクトロニカを最前線で導いてきた記録といえる最新作"polyrhythm_system exclusive message 2"。」

『polyrhythm_system exclusive message』(涼音堂茶舗/'02年12月)
『polyrhythm_system exclusive message iii』(daisyworld discs/'05年2月)


競演時にPsysExのパフォーマンスに共感、daisyworld discsではレーベルメイトのatom™によるリミックス曲「#465_ii ~atom™ sysex remix」収録。12k(NY)のコンピレーション(two point two)に収録された「#455」のセルフリミックス曲「#455_iii」収録。daisyworld discsからの2ndアルバム(polyrhythm_system exclusive message iii)に収録曲「#550_ii」の原曲「#550」収録。涼音堂茶舗のコンピレーション(玉選)に収録された「#462」を収録。atom™がリミックス(「#465_ii ~atom™ sysex remix」)した「#465(原曲)」を自身もリミックス(「#571(#465_iii)」)。


カバーデザインに特殊紙、特色を使用した特殊仕様を泉雄一郎氏が手がけている。



[[[ LIVE INFORMATION ]]]


【12月28日(水)】
- Thomas Fehlmann live tour 2005 in Osaka -
場所:unagidani sunsui


【1月7日(土)】
- Terre Thaemlitz DJ in Kyoto -
場所:cabaret


【1月20日(金)】
- Weather in My Brain Sound-Visual Art Festival 2006(仮) -






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このページは、JJazz.Netが2005年12月21日 11:15に書いたブログ記事です。

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