ARTIST : flatic (cos/mes)
TITLE : レコードっていう形状に刻まれた音
JJazz.Net "Something Special" は毎回、色々なゲストの方々に「大切なもの」について語って頂きます。世界初のラジカセ専門ショップTURBOSONICから発信されたコンピレーション・アルバム『TURBOSONIC VOL.1』が2006年4月19日にLUSTRUMよりリリースされました。参加されているcos/mesのflaticさんの大切なものとは。
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レコードをずーっと買って聴いています。
もう無意識的に買ってしまう。
以前中古レコード屋の仕事をしていたんだけど、その時の影響だと思う。
ロックからソウルからパンクからニューウェイヴから、端から聴いていく感じで。
そんな感じでずーっと買って、ある程度自分の趣味も定まってくるし、マニアックな領域にもたどり着いてしまう。
世の中はダウンロードの時代、当然i-podも所持。
だというのにレコードばかり買ってしまう。
ほんとによほど好きなんですよ。
かなりジャンルをななめに聴いていく感じなんで、ジャンルではなく、ある尺度で聴くようになりますね。
音質だったり、雰囲気だったり、世界観だったりと、、、
80sの12"シングルで45回転とか鳴り方が最高ですよ。
その中でも今はディープなアレンジのロックの12"をよく聴いています。
Genesisとか、rushとか。
80Sのデジタルロックでアレンジも凝っていてプログレッシヴ。
AORだったり、サイケだったり。
音が好きってのもあるし、ジャケも最高ですね。
不思議な世界観があって。
そんな感じで常に新鮮味を求めて、感覚を更新しての繰り返しです。
それって世の中的には完全なオタクなんですけど、DJに関しては、強烈なDJは皆すごいレコードオタクですね。
みんなレコードが大好きで、常にフロアを驚かせようとしていると思います。
レコードっていう形状に刻まれた音をずーっと探していますね。
それだけみんな熱狂できる、すごい音楽がたくさんある。
そんなこんなのフィードバックはかなりデカイなと思いますんで、レコードって大切ですね。
flatic (cos/mes)
[[[ FLATIC PROFILE ]]]
(cos/mes : iseneehihinee)
他社比社のdj、アーティスト。
v.a. / turbo sonic vol.1にテクノライト5とのユニットcos/mesで参加。
→TURBOSO NIC HP
[[[ WORKS ]]]
2006年04月14日
LACD0089
LUSTRUM