ハクエイ・キム (p) - 『大切な人、マイク・ノック(p)』

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ハクエイ・キム (piano, compose, arrange)


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Home Beyond The Cloud
 レーベル:DIW
 リリース:2006年10月20日
 製品番号:DIW633

ARTIST : ハクエイ・キム (piano, compose, arrange)
TITLE : 大切な人、マイク・ノック(p)


JJazz.Net "Somebody" では毎回、色々な方に「大切な人」について語って頂きます。今回は、10月20日リリースのアルバム『Home Beyond the Cloud』をリリースされた、ハクエイ・キムさん。


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僕が今までで最も影響を受けたアーティストはマイク・ノック(p)です。
彼はシドニー大学音楽院で僕が師と仰いだ人で、出身はニュージーランド。
若くして渡米した後デイブ・リーブマンやマイケル・ブレッカー等数々の名プレイヤー達との作品を残していますが僕が一番好きなのはエディ・ゴメスとヨン・クリステンセンとのECMからのトリオ作品`ONDAS`です。


サウンドはECMど真ん中ですがそこに見え隠れする彼の育ったオセアニアの広大な風景が何ともいえない暖かさを演出している名作です。


今でも僕は何か壁にぶつかるとこれを聴いてます。そこから得る答えは毎回違いますが気が付くと壁はいつも目の前から無くなっている様な気がします。
皆さんも是非聴いてみてください。


ハクエイ・キム




[[[ ハクエイ・キム PROFILE ]]]


1975年5月6日、京都市に生まれる。
5歳の頃からピアノを始める。


高校在学中にEmerson, Lake and Palmer等に影響を受けバンド活動を始め1994年にはティーンズミュージックフェスティバル札幌に於いて"ベストキーボーディスト"を受賞。


高校卒業後、オーストラリアへ向かいSydney Conservatorium of Music, the University of Sydneyに入学。  
シドニー大学音楽院ではECM等に作品を発表しているMike Nockに4年間師事し、氏の音楽観に多大な影響を受け同大学在学中には奨学金も受賞した。


11年に渡る滞在後帰国。2005年5月にデビューアルバム『Open the Green Door』(DIW 631)を発表しSwing Journal「2005年度 ジャズ・ディスク大賞候補作」になる。
フランスのジャズ専門誌「JAZZMAN」 の2005年12月号で同作が4つ星の評価を受ける。


"正真正銘の「新星」がリーダーを務めたファーストアルバム... 豊富なリズムのアイデアや、ダイナミクスと空白をプレイして動きと浮遊を交替させる身軽さは、Jacky Terrasson や Stephen Scott の登場時を思い出させる...。この若者は比類なき才能と、例外的に授けられた音楽の素質を持ち合わせている。 "
(Alex Dutilh 、JAZZMAN 誌、Paris, France, December, 2005)


2006年10月20日にオーストラリア、シドニー録音の第二作『Home Beyond the Cloud』を発表する。


→→Hakuei Kim HP




[[[ WORKS ]]]


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Home Beyond The Cloud / Hakuei Kim Trio


2006年10月20日
DIW633
DIW




[[[ LIVE INFORMATION ]]]


【12月7日(木)】
Hakuei Kim Trio
ハクエイ・キム(p)、ジェフ・カリー(b)、天倉正敬(ds)


場所:調布市グリーンホール
問合せ:042-481-7222(調布市グリーンホールチケットサービス)

<Special guests>
日比野則彦(sax, laptop)、羽毛田耕士(tp)

司会 バードマン幸田






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このページは、JJazz.Netが2006年11月14日 11:40に書いたブログ記事です。

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