ARTIST : 安富祖貴子(vocal)
TITLE :『コミュニケーション、信頼、感謝』
JJazz.Net "SOMETHING SPECIAL" では毎回、様々なゲストの方に「大切なもの」について語って頂きます。今回は、2007年2月21日にセカンドアルバム『マブイのうた』をリリースされたシンガー、安富祖貴子(あふそ たかこ)さんにお話を伺いました。
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人とのコミュニケーション、その中から生まれる信頼関係。
そして感謝。
最近本土でのツアーも終り沖縄に戻った際に急に両親の顔を見たくなり、実家に帰りました。やはり帰る時は、いつも父の育てた野菜や母の作る料理が恋しくて、色々と甘えてしまいます。
この日は久しぶりに皆で会話を楽しんだり、笑ったりと賑わう中、いつも家族の心の中にいるオバァちゃんのお墓参りに行く事になりました。外はちょっと寒いけど、天気も良く、穏やかな日...。準備も整い、母と父と３人、手を合わせ「オバァ、会いに来たヨ−」と、思い出すオバァちゃんの笑顔に、たわいないおしゃべりや報告をしました。
とても...とても大切な思いと時間を過ごせました。
帰り際には、今は一面水だけの田んぼを眺めていたら、コスモスが揺れていました。「田んぼにコスモス？」と不思議に思っていたら、母が車を止めて教えてくれました。「同じところに、別のものを栽培すると土も生き返って活性化し、そこに稲を植えると、さらに美味しくなるんだってよ。」と教えてくれました。
とても穏やかな、何気ない日常の中の新しい発見でした。
このような普段の生活が、私のとってかけがえのない大切なものです。
安富祖貴子
[[[ 安富祖貴子(あふそ・たかこ) PROFILE ]]]
沖縄の魂をファンキーに謳いあげる。
4才よりクラシック・ピアノを習い始める。高校卒業後上京、尚美学園音楽短期大学・音楽学科ピアノ科でクラシックを専門的に学ぶ。卒業後、沖縄に戻り音楽アカデミーに所属しピアノ講師をつとめるかたわら、県内リゾートホテルのラウンジで弾き語りの演奏活動を始める。
2000年12月、沖縄No.1ラテン・ロック・バンド「ディアマンテス」にキーボード、バック・ヴォーカリストとして加入。数々のライヴの他、CD『リブレ』『アデランテ』『ビエントス』の3作品にも参加。
2004年1月より再びソロの音楽活動を始める中、県内一のリゾートホテル「ブセナテラス」のラウンジのレギュラーとして、アメリカでジャズ修業をして帰国したギタリスト、知念嘉哉とコンビを組みジャズ・スタンダードにも手を染める。
2005年3月、その歌唱力、フレイジングに目をとめたM&Iレーベルからジャズ・ヴォーカリストとしての道を提案され、相棒のギタリスト知念が師事を受けていたNYから帰国直後のベーシスト井上陽介に出会い、夢として培ってきたR&Bヴォーカルの魅力をあわせもつ新しいタイプのジャズ・ヴォーカリストを目指し、ジャズ・フィールドでの活動を誓う。
2006年3月、ファースト・アルバム『魂／Kon』を発売。その歌声から50年に１人のジャズ・ヴォーカルの逸材と言われ、デビュー作にもかかわらずスイング・ジャーナル誌選定ゴールドディスクを獲得。そして同誌選定の2006年「ジャズディスク大賞」において、〈制作企画賞〉〈ニュースター賞〉、さらにADLIB誌選定〈2006 国内ニュースター賞〉と、栄誉ある受賞を果たした安富祖貴子。
2007年2月21日にはさらにグレイドアップした第2作『マブイのうた』が発売された。今最も旬のジャズ・シンガーである。
→安富祖貴子 HP
[[[ WORKS ]]]
2007年4月8日
MYCJ30409
M&I
[[[ LIVE INFORMATION ]]]
□□安富祖貴子ライブ・ツアー・スケジュール□□
【5月1日(火)】
場所 ：銀座スウィング
問合せ：03-3563-3757(スウィング)
【5月2日(水)】
場所 ：メロディーライン
問合せ：03-5400-1153(メロディーライン)
【5月3日(木)】
さいこく・ジャズ・フェスティバル
場所 ：埼玉国際ゴルフ倶楽部
問合せ：0274-52-3000(埼玉国際ゴルフ倶楽部)
【5月4日(金)】
インストア・ミニライブ
場所 ：タワーレコード渋谷店5F/15時開始予定
問合せ：03-3496-3661(タワーレコード渋谷店)
【5月4日(金)】
場所 ：横浜バーバーバー
問合せ：045-662-0493(バーバーバー)
【5月6日(日)】
NHKセッション2007収録
詳細 ：こちら
