三浦薫 (oak) - 『APHEX TWIN / On』

oak180.jpg

三浦薫 (oak)


Senti.jpg

ONE
 レーベル:POPGROUP Recordings
 リリース:2007年11月17日
 製品番号:POP108

ARTIST : 三浦薫 (oak)
TITLE : APHEX TWIN / On


JJazz.Net"THE SONG"では毎回、色々な方に「大切な曲」について語って頂きます。今回は、注目のエレクトロ・ロックユニット「oak」から三浦薫さんが登場。三浦さんの大切な曲は、oakの音楽が生まれるきっかけでもありました。


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


『APHEX TWIN / On』


 「ON」って言うAphex Twinの曲かな、なんかoakでエイフェックスの話ってばなんかちょっと恥ずかしいくらいなんだけどやっぱこれかなって思うんでしゃべります。


 この曲はオンタイムで聴いていたなら1993年、僕は20代前半だったんだけどその当時はまだ髭も生えそろわないバンド少年で、ロックしか聴いてなく、っていうか打ち込みの音楽はなんかリアルではないとすら感じていた。


 そんな僕にもRadioheadがOK Computerってアルバムを発表したころからやっと気にせずにはいられなくなりはじめた。そんで確かその年に当時やってたwalrusってバンドのマスタリングで行ったロンドンでMezzanineが出たばっかりのMassive Attackを見て、体感することにより始めて自分の音楽観とバンドスタイルに打ち込みをってのが結びついて、でしっかり取り入れたりもしてたんだけどなんか、、、、違ってて、他に何かある気がして今まで聴いたことのなかったものを聴き漁ったね、、、そこでエイフェックスに出会いRichard D. James Albumにやられてしまいました。


 それは今までの自分の人生も聴いてきた音楽もミュージシャンとしてのキャリアとか何もかもがそこに写しだすことが出来てしまう程に共感出来るものだった、


 でもなんでONが今でも大切な曲かっていうのは今でもホント初めて聴いて感じた時と変わらない心の動きと同時に感じるシンプルな楽曲の仕組み(ノリとメロディー)を心地よく受け入れられるからです。そしてその時、頭になり始めた音楽がoakの音楽だったんです。


 Aphex TwinのONを聴いて、そんでoakの『ONE』でも、是非そのグルーブと響きを楽しんでください。


三浦カオル




[[[ oak PROFILE ]]]


2002年結成。


三浦薫(プログラミング・ベース)と平井直樹(ドラム)によるエレクトロ・ロックユニット。ドラム+ベース+ラップトップ、そしてミキサーといった編成から放つサウンドからは味わい深い振動と浮遊、緊張感を作りだす。


oak-net




[[[ WORKS ]]]


Senti.jpg

oak / ONE


2007年11月17日
POP108
POPGROUP Recordings







[[[ LIVE INFORMATION ]]]


■■■ 2007年11月15日(木)
■■■ Bionic Pudding Night point.1
■■■ at SHIBUYA O-nest


出演:oak
   the Primrose
   avengers in sci-fi
   Head Like a Kite (Seattle, US)
   [Special Act] 千住宗臣(V∞REDOMS, PARA)
場所:O-nest (渋谷)
開場:18:30 / 開演:19:00
料金:前売¥2,500 / 当日¥3,000 (+1drink)
問合せ:03-3462-4420 (O-nest)






この記事のトップへ↑

このブログ記事について

このページは、JJazz.Netが2007年11月 1日 12:40に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Carlos Nino (dj, producer) - 『As a great lover of music』」です。

次のブログ記事は「【!! 発表 !!】11月の番組スケジュール」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.13-ja