町田良夫 (steel pan) - 『屈託のない、真摯で、自然な人や音楽からの影響』

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町田良夫 (steel pan)


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Naada
 レーベル:amorfon
 リリース:2006年07月02日
 製品番号:AMORFON006

ARTIST : 町田良夫 (steel pan)
TITLE : 屈託のない、真摯で、自然な人や音楽からの影響


JJazz.Net "Somebody" では毎回、色々な方に「大切な人」について語って頂きます。今回は、7月2日にアルバム『ナーダ(Naada)』をリリースされた、町田良夫さんに伺いました。


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僕は、95年ごろから約10年間、国際協力の仕事で、様々な場所を訪れました。中国内陸部の少数民族の村々、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、バングラデシュ、タンザニア、ガーナ、ザンビア、メキシコ・・・。


現地では、地元の音楽に直接触れることができました。さっきまでカマを手にしていた人が今、楽器を手にして演奏する音楽です。でも音楽性が低いわけではなく、むしろ、かれらとの出会いは、いつも驚きの連続でした。


特にアフリカの国々で体験した地元の音楽は、衝撃でした。その生き生きとしたリズムは、「これが生グルーヴだ」と言わんばかりのものでした。この時まで、ジェームス・ブラウンの音楽に最高の生グルーヴ感を感じていたのですが、この現地の音楽を体験して以来、JBがとても洗練された、デジタル的なものに聞こえてしまったぐらいです。 (笑)


そんな屈託のない、真摯で、自然な人や音楽からの影響は、僕にとってかけがえのないものです。


町田良夫


[[[ 町田良夫 (Yoshio Machida) PROFILE ]]]


音楽家 / 美術家。多摩美術大学卒。スティールパンによる音楽の可能性を追求。
アルス・エレクトロニカ、ISEA2004、Sonar TokyoやMaerzMusik (ベルリン・現代音楽祭) など国内外の音楽祭に幅広く参加。


2005年、CD楽曲がフランスVisual社のTVCM曲に使用される。
また、ボーダレスな音楽レーベル、アモルフォンも主宰、国内外のユニークなアーティストを発掘し、リリース。7月にスティールパンのみで構成したソロ4枚目『Naada (ナーダ)』をアモルフォンよりリリース。


町田良夫 HP


[[[ WORKS ]]]


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Naada / 町田良夫


2006年07月02日
AMORFON006
amorfon


[[[ LIVE INFOMATION ]]]


【9月16日(土)】
町田良夫 スティールパン・ソロ
場所:青山ブックセンター(六本木)
開演:15:00 & 16:00
料金:無料






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このページは、JJazz.Netが2006年9月 5日 12:25に書いたブログ記事です。

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