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旧橋壮 (sax) - 『音楽ってとても良いきっかけになるのでは、、、』

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旧橋壮 (sax)


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Adosa - 無瞋 (むしん) -
 レーベル:おーらいレコード
 リリース:2005年12月18日
 製品番号:JMCK1022

ARTIST : 旧橋壮 (sax)
TITLE : T音楽ってとても良いきっかけになるのでは、、、


JJazz.Net "Somebody" では毎回、色々な方に「大切な人」について語って頂きます。今回は、アルバム『Adosa - 無瞋 (むしん) -』を12月18日にリリースされた、旧橋壮さんに伺いました。


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<その一>


1992年当時、音楽学校に通っていた頃、紹介からsaxの清水靖晃さんのマネージメントをしていた会社のお手伝いをすることになりました。


プロジェクトはへレンメリル、ビルラズウェル、マテリアル、ジュリークルーズ、細野晴臣etc。


皆強力な存在感と音楽性を放っていましたが、自然体で肩の力が抜けきっていて、スーパーマンのようなパフォーマンスを軽々とやってしまう清水さんは、凡人にはありえない天才の姿で20歳そこそこの若者には強烈。


芝浦のスタジオで、休憩の時、細野さんと清水さんが4ビートのブルースで少しだけ2人で遊んだ演奏のとてつもなく良かったことなども、思い出します。


当時のマネージャの東栄一氏が、仕事が押して
「旧橋もう電車間に合わないから、スタジオに泊まっていきなよ」
といってプリプロスタジオでごろ寝を。


するとソファの下におきっぱなしのテナーが...こっそり吹いてみると、轟音の様で、何か底抜けに明るいような、なんともすさまじい音が...


そんな体験から、まず音色、トーンが大切だと考えるようになりました。


<その二>


もう一つは12月20日発売のNEW ALBUMのタイトル『adosa (アドーサ:無瞋)』 ⇒ 認識する対象を否定しないことという意味にちなんで。


大切な人が恋人だったり、親友だったりするとすると、その他の大切じゃない人がたくさん存在することになってしまいます。


地球もすこし遠くから見れば1個の球体なので、自分の苦手な人、街で一瞬だけすれ違った人も含めて、全体を大切にするようにみんなで意識を変えていくと、きっと世の中が良くなるかな、と思います。


そのために音楽ってとても良いきっかけになれるのではと思います。


理想論ではありますけれど...。


旧橋壮


[[[ 旧橋壮 (Tsuyoshi Furuhashi) PROFILE ]]]


1969年2月14日生まれ。
村岡建、松本英彦に師事。
最初は作編曲家を目指していたが、偶然レッスンを見学していたときに出会った村岡建の勧めで、テナーを始める。

1997年頃よりドラマーの磯見博、ベースの海道雄高らと、自己名義のリーダーバンドを初め、
旧橋壮QUARTET、FlashStreamHat Trick <旧橋壮、富樫春生、西山克幸、小山彰太>
旧橋壮QUINTET <旧橋壮、増田ひろみ、久保島直樹、海道雄高、野村綾乃>
などで、首都圏近郊で活動する。


2001年 舞鶴赤煉瓦ジャズフェスティバルの全国公募選考でカルテットの演奏が最優秀に選ばれる。


2002年、STUDIOWEEよりアルバムFURUHASHI(SW 209)をリリース。


2003、4年『V.A.TwilightFlavor』(コロンビアCOCB-53362)
『FARFESTA SINGS STANDARD ON THE BOSSANOVA』(コロンビアCOBS-0001)
『CANDY BOSSA! Phonogenica』(MUSE-1002)
『V.A.BOSSA VIVACE SELLECTION I』(FLEN-0003)
等のアルバムにレコーディング参加。
GOMES THE HITMAN (サポート)、ナラカズヲ( サポート)、KILLINGFLOOR (メンバー)、東京オーケストラ (メンバー)、オノセイゲンプロデュース、Hommage a AUXBACCHANALES (ライブレコーディング)
白虎社の舞踏家、門輪成と横浜JAZZPROMNADE、野毛大道芸フェスティバルに出演。


2004年 風の人PRESENTS KOONIで「Jazzaholic」のメンバーとして参加、
2005年 沖至tpと共演、以後、旧橋壮QUINTET+HAB I SCREAM (SOUL SCREAM)JPCBAND、来門 (SMORGAS)WISE (TERIYAKI BOYZ)児玉真衣子 (MTV VJ)等、ジャズ以外のミュージシャンとも多く交流、、共演している。


旧橋壮 HP


[[[ WORKS ]]]


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Adosa - 無瞋 (むしん) - / 旧橋壮


2005年12月18日
JMCK1022
おーらいレコード


JAZZLIFE誌 2006年1月号 旧橋壮のインタビュー記事掲載


[[[ CD「ADOSA」発売記念 LIVE INFOMATION ]]]


【1月16日(月)】
出演:旧橋壮(ts)、増田ひろみ(as)、久保島直樹(p)、海道雄高(wb)、野村綾乃(ds)、斉藤良(ds)、西山克幸(stick)、角田亜人(tt、sampler)、内田勝(eg)、happybeautty(vo, poetryreading)
場所:PIT-INN(新宿)
*1ステージ目が即興、2ステージ目がJAZZの予定 


【1月17日(火)】
旧橋壮(ts)、増田ひろみ(as)、久保島直樹(p)、海道雄高(wb)、野村綾乃(ds)
場所:自由が丘マルティグラ






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