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"TOUCH OF JAZZ"アルバム - maiko セレクト

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。


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今回のゲストは活動開始15周年!ジャズ・ヴァイオリニストのmaikoさん。

maikoさんのジャズへの目覚めは、日本のジャズ・ヴァイオリンの第一人者、寺井尚子さん。

運命に"たられば"は無いのかもしれませんが、
あの時あそこにいなければ、ジャズ活動15周年は迎えていなかったかもしれませんね。


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『Thinking of You / 寺井尚子』

「ジャズに触れた作品はやっぱり寺井尚子さんのファーストアルバムかな。ジャズには大人っぽいサウンドの匂いがあるでしょう?私はそれまでジャズに触れたことがなかったから全体のサウンドの響きがとても大人っぽく感じて。しかもヴァイオリンでこう表現できるんだ!と衝撃を受けました。
ちなみに寺井さんとの出会いは偶然なんです。ちょうど大阪に遊びに行ってた時にHMVさんを覗いたら、たまたま寺井さんのインストアライブがあって。それまではジャズ・ヴァイオリンのことはよく知らなかったし正直そんなに良いイメージもなかった(笑)。でも実際聴いてみたらすごく良かったんです。」

maiko


■タイトル:『Thinking of You』
■アーティスト:寺井尚子

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【寺井尚子 / Donna Lee】




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maiko 5thアルバム

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■タイトル:『Donna Lee』
■アーティスト:maiko
■発売日:2015年2月25日
■レーベル:T-SUPPORT by T-TOC RECORDS
■製品番号:XQDN-1066

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[収録曲]

1 Donna Lee / Charlie Parker
2 You'd Be So Nice To Come Home To / Cole Porter
3 Cry Me A River / Arthur Hamilton
4 Daybreak Beat / maiko
5 There Will Never Be Another You / Harry Warren
6 Birth With You / maiko
7 It's Only A Paper Moon / Harold Arlen
8 Stillness Of The Forest / maiko
9 音光 / maiko
10 Let's Call This / Thelonious Monk
11 Shenandoh / P.D.


(メンバー)
maiko : violin
Jacob Koller : piano
Patrick Glynn : bass
Dennis Frehse : drums


maikoの通算5枚目となる"Donna Lee"は、オリジナル曲に定評のあるmaikoが、初めて挑んだスタンダードアルバムです。今までにリリースした4枚のアルバムは、いずれもオリジナル曲が中心で、ライブでもカバーよりもオリジナル曲の比率の高いmaikoが、15年間のジャズバイオリニストとしての活動の総括に、自らのルーツであるジャズ、スタンダード曲に正面から取り組んだアルバムです。pfジェイコブ・bパット・dsデニスとの息の合ったカルテットで、おなじみのジャズスタンダードナンバーを中心に、シャープで小気味よくスウィングするサウンドを作り上げました。まさにジャズバイオリニストとしての真価を発揮したスタンダード集です。


【Promotion video of maiko's new album "Donna Lee"】






maiko 6thアルバム

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■タイトル:『The Duo』
■アーティスト:maiko
■発売日:2015年3月25日
■レーベル:T-TOC RECORDS
■製品番号:XQDN-1068

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[収録曲]

1.月夜
2.Glowing Colors
3.Indigo Waltz
4.春風
5.Moon Bridge
6.月の裏側
7.雪の降る後に。
8.The Duo
9.Motion Blue
10.Birth With You
11.The Duo Improvisation [Bonus Track]


(メンバー)
maiko : violin
伊藤志宏 : piano


続く6枚目、"The Duo"は初めての全曲maikoのオリジナル曲のアルバム。コンポーザーとして高い評価を得ているmaikoの、15年の活動の中で生み出された名曲の数々を、長年の共演ですっかり息の合ったピアニスト伊藤志宏とのデュオで奏でる珠玉の作品集。また、初めてのソロバイオリンも披露。すでにCDに収録されている曲のセルフカバー、未発表曲に加え、本作のために書き下ろした新曲を含む、maikoスタイルの集大成です。繊細で抒情性豊かなバラードも、情熱的なラテンビートも。時に熱く、時に滑らかに、時に饒舌に、時に幽玄に。魂を込めて紡ぐ、癒しパワーを存分に含んだ、やわらかで豊かなサウンド。maikoの魅力をたっぷりと詰め込んだ1枚となりました。


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【maiko】(ジャズ・ヴァイオリニスト)
神戸市御影出身。3歳からバイオリンを始める。京都市立芸術大学音楽学部卒業。1999年4月、上京。ジャズ・バイオリニスト寺井尚子氏のライブに通いつめ、アドバイスを受けながらジャズ・バイオリンを独学で習得。1999年12月、第19回浅草Jazzコンテストでベストプレイヤー賞を受賞。自身のバンドを組みライブ活動を開始する。2001年10月、横濱ジャズプロムナード、ライブ・コンペティション本選大会で向井滋春賞を受賞。2001年12月~2003年1月まで吉川よしひろのザ・チェロアコースティックスに在籍、同時期フュージョン・バンドRed Lotusでエレキ・バイオリンを演奏。改めてジャズ理論をピアニストの福田重男氏に師事。そのリリカルでハートフルなプレイは、わが国ポピュラー・バイオリンの第一人者中西俊博氏も絶賛。パーカッションの横山達治バンドに2004年11月~2007年9月まで在籍。2001年からの8年間で2,000回を超えるライブ・パフォーマンスを行い、自己のスタイルを確立する。現在首都圏のライブハウスを中心に自身がリーダーのライブ活動をするとともに、Trump、じゃず撫子、SJS、Melody Cascade他、多くのバンドやセッションに参加。ウィリアムス浩子、青木カレンなど、ボーカルサポートでも活躍。須藤元気主催のダンスパフォーマンスチーム・World Orderでは、武道館公演やアルバムにストリングスチームを率いて参加。一部楽曲ではストリングスアレンジも担当。スタジオやCM、イベント・パーティ等での演奏、学校公演、病院・施設でのボランティア演奏等、表現者としてさまざまなシチュエーションでのパフォーマンスを精力的に行う。また、自身が阪神・淡路大震災を被災した経験から、気仙沼や陸前高田等、被災地へボランティア演奏に赴いている。ビバップ、スウィング、ECM、フュージョン、ラテンと幅広いジャンルにおいて、音色の美しさと熱い演奏が身上。歌心あふれるオリジナルナンバーも好評を博している。洗足学園音楽大学・ジャズコース 非常勤講師。


maiko オフィシャルサイト→http://www.jvmaiko.com/index.html

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