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【THE PIANO ERA 2022】が開催されます!

JJazz.Netでも度々ご紹介してきたピアノに焦点を当てた贅沢なフェスティバル「THE PIANO ERA」。
コロナ禍の影響で開催が伸ばされていましたが、待望の開催決定です!


5 回目を迎える今回は、アメリカ、アルゼンチン、ブラジル、台湾、日本から、
ジャンルを超越した独自のピアノ音楽を創造するアーティスト 6 組が出演。
ずらり注目のラインナップです。


秋が深まっていく11月、ピアノの調べに思い切り浸ってみては如何でしょうか?


※以下、詳細をチェック!


【jpg】THE PIANO ERA 2022_main visual illustration.jpeg


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おかえりなさい、ピアノの世紀へ。
世界から日本から、ピアノ音楽の現在と未来に出会う二日間。
隔年開催しているピアノ世紀の到来を告げるフェスティバル、
コロナ禍の影響で3年ぶり5回目の開催決定。


誰もが親しみのあるもっともポピュラーな楽器のひとつ、『ピアノ』をキーワードに、
ジャンルでくくらずにオリジナリティ溢れるピアノ音楽を創造し演奏するピアニストたちを国内外から招聘し一挙に紹介
する "THE PIANO ERA(ザ・ピアノエラ)"。近年メキメキと拡張し躍動を続ける " 今聴くべき世界の「ピアノ音楽の
現在」" にフォーカスし、世界で多様に発展しているピアノ音楽の " 今 " を体感できるともに、ピアノから放たれる、
弾く者の音から染み出る音楽性や個性、生まれ育った文化や地域性までも感じ取ろうという画期的なフェスティバル。
5 回目を迎える今回は、アメリカ、アルゼンチン、ブラジル、台湾、日本から、
ジャンルを超越した独自のピアノ音楽を創造するアーティスト 6 組が出演します。
いま誰もが体感すべきピアノ音楽、ピアニストの魅力に出会える二日間です。


【日 時】
11月19日(土) 16:15開場/17:00開演 | 11月20日(日) 15:45開場/16:30開演


【出 演】
<11月19日(土)> 
タチアナ・パーハ&アンドレス・ベエウサエルト(ブラジル、アルゼンチン)
Cicada(台湾)
haruka nakamura(日本)

<11月20日(日)>
テリー・ライリー (USA)
ダン・テファー "Natural Machines"(USA)
高木正勝(日本)


【会 場】
めぐろパーシモンホール 大ホール


【チケット】
単日券:7,800 円/ 2 日通し券:14,800 円
先得 2 日通し券 (プログラム発表前に販売する 2 日通し券):12,000 円
(※学生(高校生以上)は 1,000 円、子供(中学生以下)は 3,000 円を当日会場にてキャッシュバックします。要学生証提示。単日券のみ対象。)


【プレイガイド】
イープラス eplus.jp|ローソンチケット l-tike.com 0570-084-003|チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999|めぐろパーシモンホール persimmon.or.jp 03-5701-2904 (10:00-19:00)
※めぐろパーシモンホールは単日券のみ取扱
※先得2日通し券・オフィシャル先行はディスクガレージチケットサイト『GET TICKET』にて取扱


【問い合わせ】
ディスクガレージ 050-5533-0888|ノーヴァスアクシス 03-6310-9553

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(以下、オフィシャルガイドより)

11 月19 日(土)day1 は『ピアノと声とアンサンブルの美しさに浸る一日』。


TatianaParra_AndresBeeuwsaert.jpg
タチアナ・パーハ&アンドレス・ベエウサエルトは現代ブラジル最高峰の知性派シンガーとアルゼンチン音楽シーンを代表するピアニストのデュオ。11年前に唯一のデュオ名義アルバム『Aqui』を発表。現代南米音楽シーンを象徴する傑作として、世界中の音楽家たちに影響を与え続けている。その後活動をしていなかった伝説のデュオがザ・ピアノエラ 2022で世界が注目する奇跡的な再会を果たします。


Cicada_1.jpg
台湾のCicada(シカーダ)。ピアノエラ史上日本以外のアジアから初出演となります。台湾の自然と文化をpf, Vn, Vc, G のアコースティックアンサンブルで表現、ポスト・クラシカルのクールさとアジアのウェットさが同居する魅力的な音楽世界が心に染み入り捉えます。今秋公開、平野啓一郎原作・石川慶監督の今秋公開の映画『ある男』の音楽を務めることも話題になりそうです。


harukanakamura.jpg
haruka nakamura は2015 年以来2度目の出演。長い間旅をしながら音楽を続けてきたが、昨年居を故郷の北国に移して新たな生活環境の中で創作を続ける。今回はザ・ピアノエラ2022 のための特別セットリストを披露。田辺玄(orbe) × Meadow の二人をフィーチャーして出演します。7 年前からどのような音楽変遷を経てきたのかを追想するのも楽しみです。


11 月20 日(日)day2 は『ピアノ表現の可能性と内から湧き出るエネルギーの洪水を浴びる奇跡の一日』。


TerryRiley.jpg
御歳87 歳、真のリビング・レジェンド、テリー・ライリーがいよいよピアノエラに降臨。2 年前から日本に居を移し幸せなことに演奏に触れる機会が増えましたが、ザ・ピアノエラ2022 では最近では珍しいグランドピアノを演奏、純正調ピアノのために書かれた楽曲の演奏を予定しています。ファンならずとも体験する全ての人の人生の宝になる貴重な機会となることは間違いありません。


dan tepfer-1.jpg
ダン・テファーはリー・コニッツとのコラボレーションやバッハ楽曲の表現者としても活躍していますが、ザ・ピアノエラ2022 ではピアノ表現の可能性を提示する自然の歩む道と機械の歩む道の" 交差点" を音楽で探る画期的プロジェクト「ナチュラル・マシーン」を披露します。演奏は全て即興。テファーが弾いた即興演奏を彼が作ったコンピュータープログラムがリアルタイムに感知し、独自のアルゴリズムで対話するように自動演奏ピアノDisklavier に演奏を促します。それを受けてダンがまた即興で音を重ねる、1 台のグランドピアノで表現される、幻の手との見たことのない連弾二重奏。加えて今演奏している即興連弾楽曲の骨組みを可視化してリアルタイムで映像投影、音程や強弱、リズムやハーモニーなど音楽のある側面を映像化して表現します。人間とテクノロジーの融合を通じて未来の音楽の可能性を提示する画期的プロジェクトです。


TakagiMasakatsu.jpg
高木正勝は唯一第1 回から連続出演。自分のマインドや生活環境に素直に音を出し表現を重ねる日々を続けながら、多数のサントラやCM 音楽を手がける。特に細田守監督作品『おおかみ子どもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』や昨年のNHK 連続テレビ小説『おかえりモネ』の音楽が強いインパクトと高い評価を得ていて今や彼の音楽を聴かない日はないほど。一昨年に父になった彼がピアノに向かい今どんな音を奏でるのか楽しみです。

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ザ・ピアノエラ 2022
http://www.thepianoera.com/

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