PLAYA (KATOKUNNLEE)
『MONDO TRASH』
レーベル:DIW THE GARDEN
リリース:2005年10月21日
製品番号:DG19
ARTIST : PLAYA (KATOKUNNLEE)
TITLE : シンガー:サム・クック
JJazz.Net "Somebody" では毎回、色々な方に「大切な人」について語って頂きます。今回は、2005年10月21日にアルバム『MONDO TRASH』をリリースされたPLAYAさんに伺いました。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
初めまして、PLAYAのカトクンリ-です!
僕が大切な人について普通に考えられるのは、家族、恋人、友達というのが思いつくのですが。
音楽をやる動機となったミュージシャンもそのひとつに挙げられますよね。
僕は小学校の頃は絵を書くのが好きで、よくルパンとかアラレちゃんなんかを模写しては、友達や近所の子供達にプレゼントしていました。
つまりは、音楽よりも絵を書く事ばかりしていた子供だったのです。
その当時、音楽は聴くというよりも親が聴いていたハイファイセットや松山千春、サンタナ、ジミヘン、エリック・クラプトン、スタンリ-・クラークなどがBGMとして部屋でかかっていて、自然と耳に入って来たと言う感じだったのですが...小学生にしては随分とませた音楽を聴いていたと言えるでしょうね。
その後、中学生に入ってから、デヴィッド・ボウイやシャーデーが出演しているビギナーズって映画を見て黒人音楽や昔のアメリカンミュージックに影響されるようになりました。
そして、その頃に一番夢中になったのがサム・クックていう黒人のシンガーなので、彼が僕にとって音楽をやる動機となった人。
今回のテーマの大切な人ですね。
その後、ボブ・ディランを好きになりビートルズ、ストーンズ、ジェームス・ブラウンへと興味が移行していくのですが、音楽の年表どうりというか普通に現代までを辿って来ている感じです。
僕が過ごした80年代はニューウェイブが盛んだったのに、僕がその頃一番夢中だった音楽が、ニューウェイブのアーティスト達がリバイバルの元としていた50~60年代の音楽だったと言う事は、僕は僕なりにニューウェイブのアーティスト達の空気を感じ取っていたのかも知れませんね。
僕はプレイヤというバンドでモンド・トラッシュというアルバムをリリースしたばかりなのですが、今回のアルバムで僕が立ち返った場所はまぎれも無く、この頃の僕自信でした。流行の入れ代わるスピードが早くなって来ている近年、流行に取り残される心配や、何をやりたいのかわからなくなった時、結局自分の出所に戻るのが一番と考えたからです。かつて80年代のミュージシャンが60年代を振り返ったように、今、自分の青春時代の80年代を振り返る事は当然な事でもありますよね。
僕は、カイリ-・ミノーグやダフト・パンクがそうであるように、きっと先人達への尊敬の上に次の時代の音楽があるのだと信じています。
この文を読んで下さった方がプレイヤに興味を持ってモンド・トラッシュを聴いて貰えたら幸いです!
BY KATOKUNNLEE
[[[ PLAYA a.k.a KATOKUNNLEE PROFILE ]]]
結成は99年の暮れ。
93年頃から青山blueなどでDJ活動を行ってきた僕が、自分の周りのお気に入りのプレイヤー達を集め結成。
以後DJイベント、ファッションショーでのコラボレーションや、ダンスイベントでのコラボレーション、船上イベントやクラブ各所にてライブ活動をこなす。
過去参加メンバーとして:藤原大輔 (EX. PHAT)沼尚也(EX. PHAT)椎名純平、G.RINA、 刄田綴色(東京事変)、 浮雲(東京事変)、Marcellus Nealy、BOO、タブゾンビ(ソイル&ピンプセッションズ)などが挙げられる。
[[[ WORKS ]]]
2005年10月21日
DG19
DIW THE GARDEN
[[[ LIVE INFOMATION ]]]
【11月23日(水/祝)】
場所:pinknoise(二子玉川)
【12月2日(金)】
場所:oto(新宿)
【1月11日(水)】
場所:lush(渋谷)