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GIRA MUNDO (producer) - 『出発点』

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GIRA MUNDO (producer)


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Ponto de partida ~Sao paulo~
 レーベル:New World Records
 リリース:2006年05月17日
 製品番号:NWR2010

ARTIST : GIRA MUNDO (producer)
TITLE : 出発点


JJazz.Net "Something Special" では毎回、色々なゲストの方々に「大切なもの」について語って頂きます。今回は、GIRA MUNDOさんに伺いました。現在、ブラジリアンミュージック・レーベル『GIRA MUNDO DISCOS』を設立、プロデューサーとして活動。2006年05月17日には、 『Ponto de partida ~Sao paulo~』、『 Ponto de partida ~Rio de janeiro~』を同時発売し、様々なジャンルから注目を集めています。


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初めまして、プロデューサーのGIRA MUNDOです。
5月に2枚同時発売になってる僕の1st アルバム『Ponto de partida~Rio de Janeiro』『Ponto de partida~Sao Paulo』はゲスト参加してくれた日本人ヴォーカリスト(akiko,Ann Sally,Saigenji 等)の録音以外の全てのレコーディング作業をブラジルで行いました。
ポルトガル語タイトル『Ponto de partida』(出発点)という意味合いにも乗っ取り制作当初のイメージに忠実にそれぞれの2都市でやはりその都市を象徴する素晴らしくも濃いミュージシャン達やエンジニアとのコラボレーション作品となりました。


リオ盤の方はブラジルサイドのゲストミュージシャンとしてパーカッショニスト、マルコス スザーノを中心にアフロ回帰的パーカッション アンサンブルとビートプログラミングのコラボレーションを軸にしつつ、トラックダウンでのRio独特なミックス感覚もあって結果ありがちな打ち込みクラブ系ブラジリアンとはそもそも異なるオーガニックな香りすら漂うプロダクションにできた思います。


変わってサンパウロ盤の方は以前別プロジェクトで録音した経験もあったのでブラジル音楽というくくりは在るにしろ、もう少し踏み込み今まで自分の中に蓄積されたあまりにプライヴェートなメロディー達をシコ ピニェイロ、エドゥ ヒベイロを中心とした同世代ブラジリアンジャズメンバーと共感共有するとこまでいけるか、そんな自分なりの挑戦的テーマをもったレコーディングでした。


今や巷ではあまり珍しくなくなったブラジルレコーディングですが自分なりのやり方で自分の音楽を作る事ができたので、是非今回の意欲作を聞いて貰えると嬉しいです。
とはいうものの、まだまだ『出発点』なので今後もGIRA MUNDO期待してて下さい。


GIRA MUNDO


[[[ GIRA MUNDO PROFILE ]]]


ブラジリアンミュージック・レーベル『GIRA MUNDO DISCOS』を2005年に設立し活動を開始。『過去の焼き直しではないニューヨーク、パリ、ロンドンに存在するような独自の解釈の加わった、活きているブラジル感』をコンセプトに、深い愛情と継承すべき伝統性をも消化した新しい音楽を創造していく。


本年5月にリリースされたGIRA MUNDO/ Ponto de partida (Sao Paulo, Rio de janeiro)の両盤は、現在世界的に活躍するブラジル人ミュージシャンとブラジルの各都市にてレコーディングを行った。現地の温度感から目を逸らさずもオリジナリティを兼ね備えたサウンドプロダクションはジャパニーズ・ブラジリアンミュージックの枠だけに収まらず、様々なジャンルから大きな注目を集めている。


GIRA MUNDO official blog


[[[ WORKS ]]]


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Ponto de partida ~Sao paulo~ / GIRA MUNDO


2006年05月17日
NWR2010
NEW WORLD RECORDS



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Ponto de partida ~Rio de janeiro~ / GIRA MUNDO


2006年05月17日
NWR2011
NEW WORLD RECORDS






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