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ARTIST : OMAR SOSA (piano, compose)
TITLE : AFREECANOS
JJazz.Net"VOICES"では毎回、様々なアーティストからの最新メッセージをお届けしています。今回は、独特な世界観で聴く人を魅了するピアニスト、OMAR SOSA(オマール・ソーサ)さん。新作『AFREECANOS』や3月の来日公演も話題の彼から、JJazz.Net THE PICK UPでもご紹介中の1曲にまつわるエピソードが届きました。
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『Tumborum from "AFREECANOS"』
『アフリーカノス』の10曲目「トゥンボラム」。
この曲のタイトルは「トゥンバオ」と「ルンバ」を組み合わせたもの。今は亡きパンチョ・キント - 最も影響力のあるルンベーロス（ルンバ演奏家）のひとり - に捧げた曲なんだ。パンチョ・キントは、偉大なる自由さをもったミュージシャンで、アフロ・キューバン・ルンバのコルトレーンとも言える存在だ。
トーキング・ドラムの音色が、パンチョのカホンやフリオ・バレットの類い稀なドラミングと混ざり合って、繰り返すメロディはダンソーン（キューバの伝統的なリズム）へと繋がっていく。ルンバの光景がまざまざと見えて来るんだ。パンチョもきっと気に入ってくれると思うよ。
(原文)
Track #10, Tumborum: The title combines the words tumbao and rumba, and is dedicated to the memory of the late Pancho Quinto, one of the most influential rumberos in recent times, a musician of great freedom, considered the Coltrane of Afro-Cuban rumba. Here the sound of the talking drums mixes with the cajon of the great Pancho Quinto and the exquisite drumming style of Julio Barreto, together with a repeated melody that evolves into a danzon, another traditional Cuban rhythm, showing us a vision of the rumba as effortless as Pancho Quinto would have loved it.
OMAR SOSA
[[[ OMAR SOSA PROFILE ]]]
OMAR SOSA / オマール・ソーサ
キューバ出身のピアニスト/音楽家。
アフロ・キューバンとクラシックからスタートし、自ら世界中を移動しながら多様な音楽を消化・演奏し、新しい世界を創造している。最近は、スペインに居を構えながら、ヨーロッパ〜カリブ〜USA〜ブラジル〜キューバに拡散したアフリカン・ディアスポラという視点でアフロ・スピリチュアル・ジャズとでも形容できる独創的な演奏をしている。
アフリカとフリー(自由)を造語にした18作目となる最新作『アフリーカノス』では、その探究の結果とでもいえる壮大で繊細なオマールの世界が開陳された力作だ。3月には名古屋、横浜、東京で来日公演が行われる。
→OMAR SOSA Web Site
[[[ WORKS ]]]
2008年2月3日
BG5050
MUSIC CAMP
⇒OMAR SOSA作品一覧→ こちら
[[[ LIVE INFORMATION ]]]
■■■ 3月14日(金)〜3月17日(月)
■■■ OMAR SOSA 来日公演！
出演：Omar Sosa(p,etc)、Mola Sylla(vo,per)
Childo Tomas(b,etc)、Baba Sissoko(per,etc)
日程：□3月14日(金) 名古屋ブルーノート (詳細＆ご予約)
□3月15日(土) motion blue yokohama (詳細＆ご予約)
□3月16日(日) ブルーノート東京 (詳細＆ご予約)
□3月17日(月) ブルーノート東京 (詳細＆ご予約)
[[[ OMAR SOSA 作品 ]]]
