何故このイベントをやりたいと思ったのか?
それは、(あくまで主観ですが)僕が思う"僕なりのジャズへの回答"のような気がします。
今日はイベントを開催するに至った、僕自身の、TOUCH OF JAZZ(=ジャズに触れる)経験や
ジャズへの想いを徒然なるままに綴ってみたいと思います。
一般的に言われるように、僕自身"ジャズ"への道のりは遠く険しいものでした(笑)。
理由は、「Aメロ、Bメロ、サビというお決まりの形でない(=アドリブの意味がよく分からない)」、
「ボーカルがない」、「オーソドックスなジャズに興味がもてない」等々、挙げればきりがない程。
でも、HIP HOPのサンプルソースや90年代のレア・グルーヴ/アシッド・ジャズ等、
所謂DJカルチャーの中で出会った"ダンスミュージックを通して見えてくるジャズ"や、
R&B/ソウルシンガーやシンガーソングライターと同じ感覚で心に沁みこむ"ボーカル・ジャズ"は
心の琴線にちょこちょこと触れ、いつの間にか"ジャズ"という言葉/存在は僕の中でとても大きなものに。
その結果、"クラブミュージック"と"ボーカル"という2つの言葉をキーワードに形成されていった
僕のミュージック・ツリーは、根っこへ繋がったかと思えば、徐々に枝分かれもし、
アヴァンギャルドなジャズや内省的なジャズ、はたまた民族音楽と融合するジャズ等々、
拡張し進化していくジャズの深淵なる世界にすっかり(きっとこれからもまだまだ)
魅了されまくり、という訳です。
その自身の経験を踏まえ、どうすればジャズに触れてもらえるのか?
よく議論され、取りざたされるこのテーマに、
プレイヤーでもない僕が提案するなんておこがましい事だと思っていたのですが、
ある時ふと思ったんです。
僕の経験や想いはとてもパーソナルなものだけれども、ジャズとの接点を考えた場合、
(世代も重要なポイントですが)僕の経験値は、もしかしたら一般的なのかもと。
だって、音楽という分母があるとして、その内ジャズファンの分子は?
その中でプレイヤーだった人は??ジャズを評論できる程理解し、論じられる人は???
きっと居るとは思いますが、そんなに多くないハズ。
もっと言うと、そんな理由など必要ないのかもしれません。
そう考えるとやはり、個人的にもひっかかった、
"クラブミュージック"と"ボーカル"が重要なキーポイントになるんじゃないかなと。
特に、"ジャズ・ボーカル"の世界は、
日々の生活や恋愛を綴るシンガーソングライターと同じ感覚。
日常に寄り添う音楽として、メロディも親しみやすく、すっと入ってきやすいと思うんです。
そこで!!!
まずはJAZZに触れて欲しい。
ここからジャズの敷居をまたいで欲しい。
TOUCH OF JAZZして欲しい。
そう思って企画したというのが、今回のイベント「TOUCH OF JAZZ ~ポップジャズの世界~」なのです。
僕自身がそこまで惹かれる存在になった"ジャズ"。
嗚呼、ジャズはなんて自由なのでしょう(恍惚)。
んー、なんだか長くなってしまいましたね。
あ、この他にもまだ理由はいくつかあるなぁ。
続きは後日更新する【このイベントをやりたいと思ったいくつかの理由 その弐】で(笑)
担当 O
twitterでもつぶやき中。皆さんの意見も聞かせてください~。
ハッシュタグ「#popjazz」
JJazz.Net presents 「TOUCH OF JAZZ」@ JZ Brat ~ポップジャズの世界~
ジャズをキーワードにした完全無料のインターネット・ミュージック・ステーションJJazz.Netで(4/4~)青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」がリアルなジャズイベントに!TSUTAYAとの連動企画"TOUCH OF JAZZ(ジャズに触れる)"というコンセプトはそのまま、サブテーマを"ポップ・ジャズの世界"とし、ジャズの魅力でもある"うた"や"歌詞"に焦点をあてお届け。青木カレン×クリヤ・マコト、牧野竜太郎×熊谷ヤスマサ、そしてakiko and more・・・というスペシャルな組み合わせでジャズとポップを繋ぐひとときを演出します。afternoon LIVEは着席でのSweet version、night LIVEはスタンディングでのBitter version!新緑の美しき季節、ポップで華やかなジャズライブはいかがですか?
【日時】
5/12(土)
1st:Open 15:00 Start 16:00
※お席はご予約順に見やすいお席からお取りしております。
2nd:Open 19:30 Start 20:30
【会場】
JZ Brat
【出演】
akiko(vo)、柴田敏孝(pf)、杉本智和(b)、石若駿(dr)/
青木カレン(vo,ナビゲーター)、クリヤ・マコト(p)/
牧野竜太郎(vo)、熊谷ヤスマサ(p)/
Kenichiro Nishihara(DJ)
【料金】
<入替制>
1st -Sweet Version- ¥5,250(完全指定席・食事可)※80名限定
2nd -Bitter Version- ¥3,150(スタンディング)
2ステージ通し券¥8,400