Title : 『Return Of The Brecker Brothers』
Artist : The Brecker Brothers
「僕の初めてのジャズアルバムはBrecker Brothers の『Return Of The Brecker Brothers』です。
このアルバムにたどり着いた経緯は、僕が小学生の頃、学校にスクールバンドがあり、そこの顧問の先生がジャズ・トランペットを吹いている方でした。スクールバンドで取り上げられる楽曲もジャズっぽい楽曲が多く、そこからジャズに興味を持つようになっていきました。
僕の父親は音楽好きな人で、クラシックやロックジャズ、プログレなど幅広く家にLP や CD があり、そこをあさっている時にこの『Return Of The Brecker Brothers』をみつけ、そこからジャズを聞くようになっていきました。
それまではあまり音楽をちゃんと聞くということはなく、家でかかっている曲を何となく聞き流していたんですが、このアルバムを聴いた時、こんなかっこいい音楽があるのかと衝撃を受けたのを今でもよく覚えています。
特にこのアルバムの7曲目「On The Backside」という曲をひたすら聴いていた記憶があります。その他「Song For Barry」や「King Of The Lobby」もよく聴いていました。
このBrecker Brothersはもちろん、スクールバンドではヘッドハンターズの「カメレオン」もやっていてハービー・ハンコックを聴くようになり、そこからマイルス・デイビス、クリフォード・ブラウンなど、ジャズトランペットを掘っていくようになりました。
でも自分の根幹には、やはりBrecker Brothersのフュージョンのサウンドがずっとあります。今の自分の作曲、演奏共にいきている気がします。」
佐瀬悠輔
【佐瀬悠輔ブルーノート東京公演決定】
2022年3月に行われたコットンクラブ公演はソールドアウト!気鋭トランペッター、佐瀬悠輔が初リーダー・アルバム『#1』の世界を豪華メンバーと繰り広げる。小学生の時にトランペットを始め、ブレッカー・ブラザーズやハービー・ハンコックを聴いてジャズの道へ。洗足学園音楽大学を主席で卒業後、ジャズを軸としてライヴ、CMレコーディング、アーティストのサポートなど多岐にわたり活動を続け、現在はGentle Forest Jazz Bandや石若駿率いるAnswer to Rememberの一員としても活動している。これまで数々のプロジェクトでブルーノート東京のステージに立った佐瀬がいよいよ自己名義で登場する本公演、ミュージック・シーン最前線に立つ同世代のプレイヤーを迎え、ジャズの現在を体現する。
公演名:佐瀬悠輔『#1』
日程:2023 2.13 mon.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
メンバー:佐瀬悠輔、小金丸慧、海堀弘太、新井和輝、秋元修
Guests:松丸契、中島朱葉、MELRAW
料金:¥6,000(税込)
公演詳細(ブルーノート東京)
佐瀬悠輔
北海道生まれ。
大学在学中よりプロ活動を始め、44th YBBJC最優秀ソリスト賞など数々のコンテストで賞を獲得。卒業後はジャズを中心にライブ、CMレコーディング等で活躍する。2021年に自身のリーダーアルバムとなる「#1」をリリース。
最近ではGENTLE FOREST JAZZ BANDや石若駿率いるAnswer To Remember、SuchmosのTAIHEIが結成したバンド'賽(SAI)'への参加、他にもJUJU、KID FRESINO、藤原さくら、MISIA、STUTS等のアーティストのサポートなど多岐にわたり活動している。
【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。
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