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JJazz.Net Blog Title

My First Jazz Vol.76-秩父英里

Title : 『The Roar Of '74』
Artist : Buddy Rich

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こんにちは。作曲家・鍵盤奏者の秩父英里です。
私の初めてのジャズ・アルバムは、Buddy Rich の『The Roar Of '74』です。
初めてのアルバムかどうかは定かではないのですが、ジャズを聴き始めた頃に印象に残った一枚としてご紹介します。

このアルバムを初めて聴いたのは、確か中学生か高校生の頃だと思いますが、「うわー!かっこいい!」と思った記憶があります。
当時、音楽の細かいことはよく解っていないわけですが「なんか、とにかく、かっこいい!」と。

最初の曲『Nuttville』。
ドラムのフィルインがあり、ベースが入ってきて圧倒され、そして緊張感もあり、そこにホーンが「えいや!」と入ってくる感じに「わー!ようこそー!」と。。
そして、テーマ、ソロと疾走感がある中で進んでいき、シャウトコーラス(※ソロが終わった後やラストテーマ入る前に曲を盛り上げるパート)も複数のラインが同時に鳴っていて、お祭りのような華やかさがあります。

アルバムを通して、スウィング、ファンク、ロック、ラテンと色々なリズムがあるので、聴いていて楽しい。
そして、鍵盤楽器でエレピが登場するということが、当時の私はおもしろいと感じました。

冒頭の『Nuttville』そして『Waltz Of The Mushroom Hunters』のアレンジをしているのがトランペットの Greg Hopkins という方。
彼はバークリー音楽大学の教授もされていて、私が留学していた時も在籍していました。
彼のアレンジのクラスを履修した際、これらの曲の紹介をしてくれたこともあり、私はそれだけで感激しました。
アレンジや曲作りの背景も聞き、勉強にもなり発見もありました。私の人生に度々登場する、そんな影響のある一枚だと思います。

当時はロックバンドを聴いていて、そういった面を刺激されるような感覚もあってワクワクと聴いていました。

アルバムタイトル『The Roar Of '74』
"Roar"は、「吠える」「轟く」という意味ですが、まさに「うおーーー!」という感じ。
アルバムジャケットでは Buddy Rich がヘルメット姿で車に乗っていて、本当に引っ張ってくれるようなエネルギーに溢れた一枚。
今回紹介するにあたり聴き直しましたが、改めて発見もありました。
ぜひ、いろんな方に聴いていただけたらと思います!


秩父英里






My First Jazz

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Title : 『The Roar Of '74』
Artist : Buddy Rich
LABEL : Groove Merchant
発売年 : 1974年



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【SONG LIST】
01.Nuttville
02.Kilimanjaro Cookout
03.Big Mac
04.Backwoods Sideman
05.Time Check
06.Prelude To A Kiss
07.Waltz Of The Mushroom Hunters
08.Senator Sam




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ジャズ界の新星として評価をあげている作曲家・秩父英里
大絶賛されたデビューアルバム『Crossing Reality』待望のLP化!!!


ノネット編成をはじめ弦楽器やマリンバを取り入れたアンサンブル、小編成のバンドなど自己プロジェクトによる表現を行うほか、ビッグバンド等のジャズアンサンブル、TVCM や web ムービー、演劇、ゲーム、また、TV・ラジオ各局への楽曲・アレンジ提供や出演も行っているジャズ界の新星 "秩父英里"。
2022 年秋、デビューアルバムにも拘わらず外資系チェーンのジャズ売り場を中心に異例の好セールスを記録し、「第 15 回 CD ショップ大賞 2023」地域ブロック賞 / 東北ブロック賞受賞と大絶賛された作品『Crossing Reality』が待望のレコード化決定!
彼女自身の自然や心理学、経験からインスピレーションを受けて制作した 8 曲が NY と日本の先鋭ミュージシャンによるラージ・アンサンブルにより聴く者により壮大な風景を感じさせる。
2022 年に NEXCO 東日本の企業 CM「地域と未来をつなぐ道」に使われ一躍有名になった「green and winds」収録。










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秩父英里
作編曲家/鍵盤奏者。仙台二高、東北大学を卒業後、人生の転機を迎え、アメリカ・ボストンにあるバークリー音楽大学へ入学。ジャズ作曲科と映像音楽科の2つを主専攻、ゲーム音楽を副専攻で学び首席で卒業した。ASCAPやISJAC、JENなどが主催する欧米の作曲コンテストにて数々の賞を受賞し作品は国際的にも高く評価されている。
2022年9月、1stアルバム『Crossing Reality』をリリース。全曲秩父のオリジナル、日米のプレイヤーを集めて制作したラージアンサンブル 主体の同アルバムは注目度も高く、2023年CDショップ大賞/地域ブロック賞を受賞。自己プロジェクトとして、自身のラージアンサンブルをはじめ弦楽器を取り入れたアンサンブル、ソロや小編成バンド(Eri Chichibu Tiny Project)などによる表現、また、各メディアやゲーム、企業やイベント、ビッグバンド、学校や個人にむけた楽曲提供やパフォーマンスも行う。(NEXCO東日本企業CM、サンベンディング東北企業CM、全国都市緑化フェア 2023、G7科学技術大臣会合、日本郵政、日本テレビ『全日本大学女子駅伝』、朗読劇『バイオーム』、NHK『あの日、何をしていましたか?』、『小曽根真feat. No Name Horses』、Appゲーム『EGGRYPTO』、宮城県大河原産業高等学校校歌 など)。また、フラワーアートとのコラボやインスタレーションによる表現、能楽との共同プロジェクト、心理学・精神医学の学会で特別プログラムを実施するなど領域をまたぎ多彩な活動を行う気鋭の音楽家。
https://www.erichichibu.com/




Latest Album

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Title ︓『Crossing Reality』(Analog)
Artist : 秩父英里
LABEL : ReBorn Wood
RELEASE : 2024.8.3



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【SONG LIST】
【A面】
01.Crossing Reality
02.The Sea - Seven Years Voyage -
03.Kaeru 2022
04.Blackberry Winter (feat.Milena Casado)
【B面】
01.The Preconscious
02.dreams of the wind(feat.Remy Le Boeuf)
03.green and winds
04.THE VENDING MACHINE with DRINK music





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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。
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500以上のメジャー・ローカル音楽レーベル様や権利者様と提携し、9,000万曲の楽曲を配信。
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