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ARTIST : 沖仁 (guitar)
TITLE : 大切な人達
JJazz.Net "Somebody" では毎回、色々な方に「大切な人」について語って頂きます。今回は日本とスペインを拠点に活躍するフラメンコ・ギタリスト、沖仁さん。新作 2nd Album『New day to be seen』をリリースされた沖仁さんの「大切な人」とは？
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僕はフラメンコギターを弾き始めてからちょうど１０年になるのですが、その中で自分にとってのキー・パーソンというか、この人がいなかったら今の自分はないだろう、という方は何人か存在します。
ただ、それは先生や師匠のような位置づけとは異なります。
僕には全面的に"この人のようになりたい"と思うような存在はいないし、だれかのまねをしたいわけでもありません。
僕にとって大切な人とは、自分の可能性を引き出してくれるような人です。
僕は一番自分に対して厳しい批評家は自分自身だと思っていますが、自分でも気づいていない僕の可能性を指摘して、背中を押してくれるような人達との出会いが何度かありました。
彼らに共通していたのは、僕自身が「そんな事できっこない」と思ってしまうような大きな話を提案してくれて、「だってできない理由がないじゃないか」という涼しい顔をしておきながら、かつ本気で僕に向き合って応援してくれる、といった感じでしょうか。
そうして後になって思うのは、「自分の可能性を狭めてしまうのは自分自身だったんだ」ということです。 逆に言えば「自分を信じる事でいくらでも夢を実現していけるんだ」ということを教えられる、そんな人達との出会いはかけがえのない財産です。
沖仁
[[[ 沖仁 (Jin Oki) PROFILE ]]]
1974年生まれ。14歳より独学でエレキギターを始める。
高校卒業後、カナダで一年間クラシックギターを学ぶ。
帰国後、フラメンコギターのソロを岡弘司、伊藤日出夫両氏に約一年間師事。
"Vertuoso Guitar Music"というタイトルのカセットを自作し、路上でも演奏販売する。同時にフラメンコの舞踊伴奏を関東学生フラメンコ連盟に参加しながら学ぶ。
その後スペインへ渡り通算３年半スペインに滞在。
始めはMadridでセラニートに師事したが、 ソロの前に伴奏ができなければいけないと気づき、アンダルシアへ南下する。 最終的にヘレスに落ち着き、2年間をすごす。
その間一時帰国中1997年度 日本フラメンコ協会主催新人公演において奨励賞を受賞。
2000年5月帰国。 同年、ヘレスでいろんな場面を共有した友人の歌い手、石塚隆充氏とフラメンコユニット Taka y Jin(タカ イ ジン） を結成。ヘレスでの生活とフラメンコを形に残しておこう、 というコンセプトからCD"Banco de santiago"を自主発表。2002年2月男性フラメンコ舞踊手二人と Taka y Jinでフラメンコグループ"クアトロ・カミーノ"を結成。 同年7月18日に初のソロCD"ボリビアの朝"を発表。
2003年春、グループクアトロ・カミーノの全 国ツアー第二弾を敢行。
2003年７月にはピアニスト川上ミネと共に 南米ツアーを行い、Cuba,Argentina,Boliviaの各国にて現地のミュージシャンと共演し、高い評価を得る。
現在スペインSEVILLA と東京在住。
日本とスペインを往復しながら レコーディング、グループでのステージ活動に加え
多くの国内、外のアーティストと共演活動をしている。
→沖仁 HP
[[[ WORKS ]]]
2005年04月20日
HRAD0003
TONE&CO.,LTD
[[[ LIVE INFOMATION ]]]
【6月4日(土)】
沖仁 2nd album 『New Day to be seen』 発売記念LIVE
出演：沖仁（flamenco g.）、島ゆうすけ(to)、高井亮士（b)、パブロ(djembe,vo)、 伊集院史朗（palma）、大儀見元(per)、吉田光一（palma)、他
開演：14:00
場所：鎌倉女子大学二階堂学舎
料金：前売\3,000 / 当日\3,500
問合せ：http://www.nypowerhouse.com/
【6月5日(日)】
OKI JIN IN CONCERT "New day to be seen"
ゲスト：畠山美由紀
場所：スパイラルホール
開場：17:30
開演：18:00
チケット：指定\4,200 / 立ち見\3,800
チケットぴあ：0570-02-9999
ローソンチケット：0570-063-003
e+ イープラス：eee.eplus.co.jp
問合せ：03-3470-9999(フリップサイド)
