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GoRo (didgeridoo) - 『息子、シャンティー』

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GoRo (didgeridoo)


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Dub SHANTI
 レーベル:Tri-Eight Recordings
 リリース:2005年04月29日
 製品番号:TERCD004

ARTIST : GoRo (didgeridoo)
TITLE : 息子、シャンティー


JJazz.Net "Somebody" では毎回、色々な方に「大切な人」について語って頂きます。今回は、2005年4月、『Dub SHANTI』を リリースされたGoRoさんに伺いました。GoRoさんの「大切な人」とは?


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大切な人は、もうすぐ2歳になる息子のシャンティーだ。
そして、俺のミュージシャン生活の中で、さも影響を受けたと思う。彼はバリの山の方にある田園の中で産まれた。産まれる前からおなかにカリンバをくっつけて弾いていたのだ(こうするとおなかの中で暴れて母体が休めないときに静かになるのだ)。
産まれた次の日、泣いてる彼の目の前で弾いてみた。すると静かになり不思議なことに目をぐるぐる動かすのだ(普通赤ん坊は目が見えてないというのだが)。以来、朝目覚めるとカリンバを弾き、寝る時は、だっこ紐に入れて踊りながらカリンバを弾く。気合いを入れて弾かないと眠ってくれない。100%の愛を音に込め、必死になって弾いた。


何となくやらされているように感じた。同時に俺の音を、彼に伝承しているんだなと思った。3ヶ月目には一緒に歌を歌うようになり、1歳すぎた頃には太鼓は5個ぐらい並べ叩きまくるは、ウクレレ弾きながら太鼓叩いて歌は歌うは。もうナチュラルボーン・ミュージシャンかと思ったのだが、最近ぴたっとやめて、今は、朝から晩まで電車に明け暮れる毎日。それでもおれの大切な人だから、一緒に一生懸命、電車を眺めつつ思う。きっと、そこからも音楽は産まれてくるのだろうと。なぜなら、愛がすべてだから。


GoRo


[[[ GoRo PROFILE ]]]


ディジュ リドゥ、カリンバ、太鼓や口琴など、自作の楽器で独自のスタイルを確立したストリートが生んだリアル・ミュージシャン。 和太鼓ユニットGOCOOへの参加の他、多くのDJ、ミュージシャンから世代を超えて支持されている。
ルイ・ヴィトンのオープニ ングセレモニー出演など多岐渡って活躍。


[[[ WORKS ]]]


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Dub SHANTI / GoRo


2005年04月29日
TERCD004
Tri-Eight Recordings






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