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THE BIG PAYBACK - 錬金術

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THE BIG PAYBACK


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The Big Payback
 レーベル:CIRCULATIONS
 リリース:2007年5月19日
 製品番号:CIRC002

ARTIST : THE BIG PAYBACK
TITLE : 錬金術


JJazz.Net"VOICES"では毎回、様々なアーティストからの最新メッセージをお届けしています。今回は、2007年5月19日にアルバム『The Big Payback』をリリースしたばかりの2人組ユニット「The Big Payback」から、トラックメイカーのONRA(オンラー)さんにお話を伺いました。


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 このプロジェクトを一言で表すとしたら、<錬金術>とでも言いましょうか。


 パートナーのバイロンと僕オンラーは、2005年にmyspaceを通じて知り合いました。ネット上のやり取りでコラボレーションして、曲を作るようになったんです。1ヶ月のうちに、10曲程度を完成させました。その後も一緒に曲を作っていくうちに、少しずつ周りの評判を得るようになっていったんです。


 バイロンはアラバマの若いピアニストで、からだから染み出るようなオーガニックなソウルでフェンダーローズを弾きます。僕がMPCで作るドラム・ビートに、フューチャリスティックなキーボードを被せていくのです。彼は僕が長年探していた音楽的タッチを与えてくれて、僕は彼にパンチのある強い構成を組んであげるのです。そうやってお互いの音楽が完成されていったのです。


 このプロジェクトでもうひとつ重要なことは、僕とバイロンが全く同じ音楽的感覚を持っていたことです。ふたりとも同じ音楽が好きでした。ヒップホップ、ニューソウル、ブロークンビーツといった影響が全て詰め込まれたこのユニークなサウンドが生まれたのは、そういう理由からでした。みなさんがこの音楽を楽しんでくれることを願っています!


ONRA / The Big Payback




[[[ The Big Payback PROFILE ]]]


 イケ面ヴェトナム系フランス人ビートメイカーOnra(オンラー)と、ソウルフル黒人キーボーディストByron The Aquarius(バイロン・ジ・アクエリアス)によるユニット。


 Byronは、弱冠18才とは思えないグルーヴのキーボードでアメリカの田舎アラバマから登場。無名にも関わらずウェスト・ロンドン・シーンを代表するマーク・デ・クライヴロウからビートを提供されるなど、インターネットで話題に。ジェイディの影響を強く受けるOnraは、トリビュートCDをリリースしてスマッシュ・ヒットを記録。ビートを聴いたByronが彼にコンタクトして意気投合、ユニットを結成した。


 結成後始めて作った「Cosmic Travelling」がBenji Bの耳に止まり、いきなりBBCにてパワープレイ。オランダの名門Rush Hour(ラッシュアワー)からリリースされる次世代ビートのカタログ的コンピ『Beat Dimensions』に収録された。


The Big Payback HP




[[[ WORKS ]]]


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The Big Payback / The Big Payback


2007年5月19日
CIRC002
CIRCULATIONS






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