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JJazz.Net Blog Title

2011年6月アーカイブ

PIANO LOVER Vol.10 ゲスト マグナス・ヨルト:PIANO LOVER

毎回こだわりのピアニストをお迎えする「PIANO LOVER」
今回の特集/インタビューは、北欧で今一番注目されている新世代のピアニストマグナス・ヨルトさん!

スウェーデン生まれ、そしてデンマークを拠点に活躍されているマグナスさん。
国によって異なるピアノ事情や感性の由来、そして世界的にも注目されつつある北欧のジャズ事情も教えてくれました。
ちなみに北欧でも"YAMAHA"ブランドは人気のようですよ。

実はまだお若く、1983年生まれの今年28歳。
笑顔がとてもチャーミングです。
ピアノ、ジャズ、そして笑顔は言葉が要りませんね。


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スタンダードからオリジナルまで取り上げ、独自の世界観を放つマグナスさん。
今年4月にリリースした新作『Gershwin.』は、敬愛するガーシュイン作品にストリングスを加えた、
ノスタルジックでありながらも新しい息吹を感じる良作。

番組ではこの新作からもお届けします。
もちろんAvantGrandによるピアノの生演奏も披露してくれていますよ~。

伝統を重んじながらも新しさを融合させる"AvantGrand"と"マグナスさん"。
共通するところがありますね。


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番組後半では、ピアノとマグナスさんに焦点をあてました。

「ピアノはリズムとハーモニーを感じることができるし、どちらも大事にできる楽器だと思う。
そんなピアノを通して僕は、自分が誰であるか表現したい。」
と答えてくれました。
そうですよね。特にジャズは自身を表現してこそ。
マグナスさんの演奏からはその人となりも感じられましたよ。


そして、ヤマハのハイブリッド・ピアノ「AvantGrand N3」を初めて体感して本当に驚かれたようで、
「本物のピアノのようだけど、どうすればこんな風にアコースティックのサウンドが出せるの?」
「中にハンマーが入ってるの?」と質問攻め(笑)
AvantGrandの中を見て、弦がないのにピアノのアクションがそのまま搭載されていることに感動しておりましたよ。

現在お住まいの家でもYAMAHAの電子ピアノを使っているそうですが、
「AvantGrandはそれ以上!鍵盤に重さも感じるし本物のピアノのようだね。調律の必要もないし。」と絶賛。

マグナスさんにこんなに興味を持ってもらったAvantGrand。
詳しくは番組をお聴きください。


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コペンハーゲンでフルマラソンを終えたばかりということで、
来日してからも各地でランニングをされたとか。
ちなみにベストタイムは3時間39分!
来年の東京マラソンには是非参加したいとのことですよ。

そんな日本びいきのマグナスさん。
京都も東京も好き。
北海道は行ったことがないので是非行ってみたい、と仰っておりました。

今回のJAPAN TOURは各地共大盛況。
また早く日本に戻ってきてもらいたいですね。


Magnus Hjorth Trioアルバム『Gershwin.』プレゼント
応募はこちらからどうぞ


『Body and Soul


Gershwin. / Magnus Hjorth Trio

リリース:2011年4月6日
Cloud
製品番号:DDCJ-4003



→Magnus Hjorth Myspace

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What's ハイブリッドピアノ?

アコースティックピアノに使用されているピアノアクション機構を搭載し、
電子ピアノのようにデジタル音源をスピーカーから発音するシステムを搭載。
アコースティックピアノと電子ピアノの長所を採用することで、
鍵盤とアクションの連動から生まれるアコースティックピアノに限りなく近いタッチ感を実現し、
素早いトリルや細かい連打はもちろん、力強い表現や繊細な表現まで伝えることが可能。


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生のピアノの演奏感を味わえ、自分がイメージする音を再現できる"AvantGrand"。
ヘッドフォンや音を小さくして演奏することも可能ですし、サイズもコンパクト。
日本の住空間にぴったりのピアノと言えますね。

ピアノがハイブリッドになるということ。


→AvantGrandサイト

寺久保エレナインタビュー ~『NEW YORK ATTITUDE』:インタビュー / INTERVIEW

昨年、デビュー作『NORTH BIRD』でデビューを果たし、衝撃を与えたサックス奏者、寺久保エレナ。
渡辺貞夫、日野皓正、山下洋輔、ロン・カーター、オマー・ハキムなどなど、
数々のビッグミュージシャンとの共演を経て、待望のセカンドアルバム『NEW YORK ATTITUDE』を発表しました!

19歳の女性へのインタビューは初めてでしたが、自分に厳しく、しっかりとした考えの持ち主でした。

ニューヨークで行われたレコーディングについてなどのインタビューをお届けします。



寺久保エレナ


寺久保エレナ インタビュー

■前作に続き、ニューヨークでのレコーディングですね。ニューヨークは好きですか?

大好きですね。あらゆるものの中心だという気がするので、いるだけでテンションが上がります。


■ライブも見に行ったりしたんですか?

時間がなくていけなかったんですが、、、震災を受けてのジャパン・ベネフィット・コンサートは見に行きました。


■どうでした?

いやー、すごかったです。ほんとに。いろんなスターが集まっていて、今回のレコーディングメンバーのロン・カーターやケニー・バロンはもちろんのこと、ミッシェル・カミロとか、みんなが知っている人が50人くらい同じステージに立っていて。おかしくなるくらい興奮しました。


■そのロン・カーターやケニー・バロンとレコーディングするきっかけとなったのは、やはり東京ジャズ2010での共演ですか?

そうですね。その時にロンさんから「またいつでもやってあげるよ」みたいなことを言ってもらえて。「じゃあ、レコーディングお願いします」って言ったら「はい」って(笑)決まったんです。


■東京ジャズでの演奏はいかがでした?

すごい感動しましたね。あれがジャズなんだなという感じでした。


■具体的には?

口では説明できなくて、聴いたらわかると思うんですけど、あの人が弾けば全部がジャズなんだと思わせる演奏とエネルギー。あと、私なんかのバックでやっているのに全力でやってくれたというのがスゴイことですよね。


■日本でも渡辺貞夫さんや日野皓正さん、山下洋輔さんなど、大御所と呼ばれている方々と共演されていますが、緊張はしないのですか?

お会いするまでは緊張します。でも演奏を一曲やったら全然緊張しないで、友達みたいに接することができますね。


■音でつながるという感じですか?

そうですね。お会いするまでは本当に緊張しますけど。(笑)


■レコーディング中のコミュニケーションはどうでしたか?

ジョークばっかり言われてずっと笑っていました。(笑)去年よりも私が英語を少し良く聞き取れるようになったこともあるかもしれないですけど。本当にアットホームで楽しいレコーディングでしたね。ずーーっと楽しい話をしていました。演奏中もロンがヘンな顔とかして。(笑)


■作業はスムースに進んだんですか?

いえ。私のオリジナル(アルバム8曲目「Fascination」)だけは手こずりましたね。
ベースとピアノのパートが難しいのを書いちゃったので。。。「え~、こんなんできないよ」(笑)って感じだったんですけど、「でも、私はこれをやって欲しいんだ」って伝えたら、練習を何回もしてきてくれて、、、


■笑

きっちりとやってくれましたね、最終的には。


■音楽的なところでもコミュニケーションがあって、さらにリーダーシップもとっているんですね。

そうですね。リーダーシップを取らなきゃ自分のアルバムにもならないんで、いくらケニー・バロンやロン・カーターがいても、もう一回やりたいとか、ダメなものはダメと言いますし、それでやっとむこうも本気になってくれますね。


■そういったところは前作のレコーディングの経験からですか?

前作でも、思ったことは全部伝えていたので全然悔いはないんです。
デビューする前に録音したアルバムがあるんですけど、その時に私は、すごい後悔をしたんですね。一番最初のアルバムで、レコーディングというものがどういうものか全く知らなくて、適当に行って適当に吹いたのがアルバムになって一生残っちゃったというのを一回経験しているんで、それをもう二度とやりたくないと思っているんです。
だから、もう一回やりなおして欲しいと思ったら、いくら嫌な顔をされても、絶対やり直してくださいとお願いするようになりました。(笑)


■収録曲の選曲はどのように進めたのですか?

これは全部自分で選んだんですけど、メンバーもメンバーなので、全部オリジナル曲ということではなくてスタンダードを中心にやりたいなと思いました。


■アルバムタイトルにもなっている「ニューヨーク・アティチュード」は?

ピアノのケニー・バロンの曲なんですけど、その演奏を聴いてかっこいいなと思っていて、一緒にやれるチャンスがあればこの曲をやろうと思っていました。だって、本人とやれることなんて滅多にないですもんね。


■アルバムにはのびのびと演奏している感じが出ていますね。

そうですね。やっぱりリラックスしないといいレコーディングができないと思っていたんですけど、みんながうまくそういう雰囲気を作ってくれました。ピリピリした空気はなかったです。


■アルバムレコーディング前にフランスとアフリカに行かれたそうですが、いかがでした?

いやもう、フランスは普通に良かったんですけど、アフリカはすっごいインパクトがありますね。


■アフリカ、行ったことがないんですよ。

絶対行ったほうがいいですよ。いろんな苦労はしますけど。(笑)考え方が全く変わっちゃいますね。食料とか電気とか生活の違いから自分の暮らしを考え直したり。現地の音楽、民族音楽を聴いたんですけど、生きている喜びだとか音楽をやる楽しさが伝わってきました。そういうのを、今回のアルバムに込めることができたらなと思っていました。


■このアルバムに影響を与える体験でしたね。

本当にそうですね。レコーディングの直前でしたし。


■演奏はしたんですよね?

はい。すごい喜んでもらえました。


■楽器は持っていったんですか?

持って行ってひどい感じになりましたけど。(笑)毎日気温が40度なんでね、そりゃあ当然ひどい状態になるんですけど、でも、持って行って演奏した甲斐はありました。


■アルバムが発売されてツアーをした後に、バークリーに留学されるんですよね?

はい。たぶん2、3年は行っていると思います。


■何を期待していますか?

アメリカで生活をしてみたいんですよね。むこうの同世代と音楽をやって、というような生活がしたいです。英語もうまくなりたいですし。


■同世代という言葉が出ましたが、エレナさんの世代がトライできる新しいジャズというものがあるとしたら、どういったものだと思いますか?

無理して新しいものをやろうやろうとしても、適当でしかなくなっちゃうと思うので、歴史をさかのぼって原点を確認して、その原点もちゃんとできるしバップもできるし、マイルスの後期とかも聴いているしとかいう人が新しいことをやって行くのであって、私が新しい音楽をこれからやるというのは、まだ早いと思います。だから、もっと全部できるようになってからそういう事は考えたいです。


■よくわかりました。留学までびっしりとツアースケジュールが入っていますが大丈夫ですか?(笑)

ぜんぜん大丈夫じゃないです。(笑)ほんとに大変です。(笑)でも、ツアーは楽しみです。アフリカとフランスで一緒に演奏したすごいメンバーなんですよ。いっぱいあるけど、全部最高の演奏ができるように頑張ります。


■最後になりますが、目標や夢は?

目標というのは特にないんですけど、やっぱりうまくなりたいですよね。無限に。なんか目標を立ててしまうとそこで終わっちゃうような気がして。だから目標はつくらずに、無限にうまくなっていきたいです。あとは、オーケストラのアレンジとかもしてみたいです。何でもできるようになりたいです。

[Interview:樋口亨]


NY Attitude


■タイトル:『NEW YORK ATTITUDE』
■アーティスト:寺久保エレナ
■発売日:2011年6月22日
■レーベル:キングレコード(Blue in Green)
■カタログ番号:KICJ−615
■価格:3,000円(税込)




寺久保エレナ プロフィール】
1992年札幌生まれ。2002年〜2007年(10才〜15才)札幌ジュニア・ジャズ・オーケストラに参加。
2005年(13才)最年少でボストン・バークリー・アワードを受賞。2007年、2008年ボストン・バークリー音楽院に奨学生としてサマープログラムに短期留学。2009年バークリー・サマー・ジャズ・ワークショップに日本人として初めて選抜される。
2010年3月高校在学中にニューヨークにてKenny Barron(p)、Christian Mcbride(b)といったジャズの巨匠たちを従えて1stアルバム『NORTH BIRD』をレコーディングし、6月キングレコードからメジャーデビュー。ジャズ専門誌Swing Journalのゴールドディスクにも選定される。
同年8月【札幌シティジャズ2010】ではオープニングライブを務め、9月には【東京ジャズ2010】に出演。Ron Carter(b)、Omar Hakim(ds)らと共演したステージは多くのジャズファンに衝撃を与えた。
10月【LAWSON JAZZ WEEK 大阪】(共演:Michel Camilo(p))出演。
11月【NAGOYA AKARI JAZZ】(共演:山下洋輔(p))出演。
12月【HTB朝日ジルベスターコンサート】(共演:札幌交響楽団)出演。
2011年3月札幌市内の高校を卒業。国際交流基金の主催によるフランス、ブルキナファソ(西アフリカ)での海外公演を行う。
4月NYにてジャズベースの巨匠Ron Carter(b)と2ndアルバムをレコーディング。秋からのボストン・バークリー音楽院留学を控え、2011年夏には全国ツアーが予定されている。


【ライブスケジュール】
【寺久保エレナ・カルテット・ライブツアー2011】
musicians
sax:寺久保エレナ
piano:大林武司
bass:井上陽介/中村健吾/坂崎拓也 *日程により異なります。
drums:マーク・ホイットフィールド・Jr

7/7(木)東京/調布グリーンホール
7/11(月)新宿 Pit Inn
7/12(火)山梨/甲府:Cotton Club
7/17(日)新潟/上越:多田金G&MCP
7/18(月)長野:Back Drop
7/20(水)広島:Speak Low
7/21(木)岡山:Cafe SOHO
7/22(金)名古屋:Blue Note
7/23(土)福岡/中間:なかまハーモニーホール
7/24(日)山口/岩国:周東パストラルホール
7/27(水)山形/新庄:Lexington Shinjo
7/28(木)福島:Mingus
8/1(月)、2(火)大阪:Mister Kelly's (2days)
8/4(木)北海道:大空町教育文化会館
8/5(金)北海道:函館市民会館
8/6(土)北海道:豊浦町地域交流センター とわにー
8/7(日)北海道:幕別町百年記念ホール


【Special Concert】
6/26(日)西東京市保谷こもれびホール
『Jazz Live 2011 produced by 笹路正徳』共演:笹路正徳、三好"3吉"巧郎、納浩一、本田珠也
6/29(水)苫小牧市民会館
『Fride Prideと仲間たち「THE PARTY」』共演:Fride Pride、日野晧正、coba


【Jazz Festival出演】
7/15(金)札幌シティジャズ2011
7/16(土)13thビッグバンドジャズフェスティバル with エリック・ミヤシロ EM BAND
7/30(土)22th南郷サマージャズフェスティバル
7/31(日)23thモントレージャズフェスティバルin能登


【東日本大震災復興支援コンサート"子どもたちが元気な未来へ"Bravo! Piano】
出演:寺久保エレナ、佐山雅弘、川嶋あい、木下航志、中園理沙

6/24(金)札幌コンサートホールKitara大ホール
6/28(火)中京大学文化市民会館 プルニエホール
6/30(木)大阪 新歌舞伎座
7/1(金)福岡国際会議場メインホール
7/8(金)東京国際フォーラム ホールC

*詳細は寺久保エレナOfficial Web Site をご覧下さい。

問合せ先:株式会社オフィスエム・ツー TEL03-5468-0662

7/6(水)、7(木) つるとかめプロデュース 青山民謡酒場 vol.3 @ 青山CAY:ライブ情報 / LIVE INFO

民謡と様々なジャンルがクラスオーバーするイベント、青山民謡酒場。
毎回、澤田勝秋(津軽三味線)と木津茂理(民謡歌手、太鼓奏者)によるユニット、
"つるとかめ"がさまざまなジャンルで活躍するミュージシャンをゲストに向かえてお届けしています。

これまでもパーカッショニスト、大儀見元さんやASA-CHANGが参加するなど、
意外な?セッションで、音楽の原点ともいえる民謡の魅力を伝える非常にユニークなイベントです。
今回はサックス奏者、坂田明さんとのセッションも!面白そうです。


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6日(水)はゲストに野太い大和魂を携えたJAZZの奇才、坂田明(SAX)と、
邦楽を源流に多彩なシーンで活躍する超絶技巧の仙波清彦(Drums/Percussion)を迎え、
"つるとかめ"と民謡で対峙する緊張と悦楽の一夜。

7日(木)は今年三月上旬、国際交流基金の事業で極東ロシア四都市をツアーした
メンバーによる凱旋帰国ライヴ。
"つるとかめ"と津軽三味線澤田流の精鋭、澤田勝司・澤田勝成・澤田勝春に民謡の若き担手、
澤瀉秋子が加わり精鋭五人がくりなす、躍動と安堵の一夜。
当日限定のスペシャルフード&ドリンク登場!

つるとかめプロデュース 青山民謡酒場 vol.3

<日時>
2011年7月6日(水)7(木) Open18:00/Start19:30

<出演>
6日(水) つるとかめ+坂田明+仙波清彦
7日(木) つるとかめ+澤田勝司・澤田勝成・澤田勝春・澤瀉秋子

<料金>
前売 ¥3,000 当日 ¥3,500
【飲食代別途 / 自由席or立見】

<チケット>
発売中≪プレイガイド≫ローソンチケット [Lコード78762]

<主催>
つるとかめ/CAY

<協力>
暮らしのリズム

<会場>
青山CAY

<問合せ>
CAY TEL: 03-3498-5790 (平日12:00~21:00)
*お食事、お飲物と一緒に、民謡の世界をお楽しみください。


◆プロフィール◆
【つるとかめ】
津軽三味線第一人者、澤田勝秋と民謡界屈指の視野を持つ木津茂理の絶妙なコンビネーションで繰り広げられる従来の民謡とは一味も二味も違う民謡の世界を提案。1999年にサックス奏者 坂田明氏と行ったライブで産声を上げる。その後のコンサート、ライブ活動を経て「弾きながら歌う、叩きながら歌う」スタイルを確立。少し前に先人達が表現した自由に歌う精神を現代に復活させるというユニットコンセプトをまとめ、全国の民謡を意外な流れで紹介する。


【仙波清彦】
邦楽囃子方仙波流家元・仙波宏祐の長男として生まれる。
3歳より父に師事、日本伝統打楽器(小鼓、太鼓)を学ぶ。
10歳で歌舞伎界に入り、数多くの舞台に出演。
東京芸術大学在学中には邦楽技能優秀者に与えられる安宅賞を受賞。
2005年、愛知万博『愛・地球博』で「世界民族楽器オーケストラ・LEEO」ゲスト参加、「森の中のパレード」の音楽監督兼HANIWA EXPOのリーダーとして出演。洋・邦楽の分野を問わず多彩な活動を行っている。 現在、総勢23名の打楽器を中心とした「仙波清彦とカルガモーズ」を率い、更に破壊派BAND「疑惑のイージーリスニング」で活動。 数多くのセッションやプロデュースを行う。

【坂田明】
(さかた・あきら)アルト・サックス、クラリネット、時々うた
1945年広島県呉市出身。
1980年、自己のトリオを結成、以来、様々なグル−プの結成、解体を繰り返しながら音楽シ−ンの最前線を目指す。現在のレギュラー・ユニットは2009年に新結成した「坂田明トリオ」。同時に、内外のミュージシャンとの交流も活発で、2005年春には、ジム・オルークとの共同プロジェクトをスタート、『およばれ』(2005年)、『かなしい』(2006年)、『ズボンで』(2007年)、『ハ行』(2008年)の四枚の作品を発表する。また2009年の春と秋にはヨーロッパとアメリカで公演を行い、シカゴ・ポストロックの最高峰トータスとのライヴが圧倒的な反響を呼んだ。
最新作は 「坂田明トリオ/チョット!」(2010年)


菊地成孔 PRESENTS 「HOT HOUSE」@ 日本橋三井ホール :ニュース / NEWS

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オフィシャルサイトが移転&新しくなり 、2011年後半戦も突っ走る菊地成孔がオーガナイズする
ダンスパーティー「HOT HOUSE」。
おしゃれな会場で、踊ったり、音楽聴いたり、勉強したり、口説いたりできますよ。

90年代以降にクラブで踊りまくっていた方や、その前から遊んでらっしゃる諸先輩方、
そしてもちろんジャズリスナーも。
多方面にアピールする、ありそうでなかった大人のパーティーですよ。

バンドのメンツが豪華でおもしろい!(特に、纐纈歩美さん)

何はともあれ、パーティーの様子がわかるPVをチェック!

[Text:樋口亨]



『NARUYOSHI KIKUCHI PRESENTS "HOT HOUSE" @ 日本橋三井ホール 』

ジャズミュージシャン菊地成孔が初めてオーガナイザー/プレゼンターを務めるダンス・パーティー。内容は至ってシンプルで、「オールドスクーラーのビーバップで踊る」とい­うものだが、DJカルチャーでも所謂クラブジャズ・カルチャーでもなく(パーティーのレジデントDJとして菊地成孔本人とNadjaが配され、今回は世界的な支持を集める­ジャズDJ沖野修也がゲストDJとして参加するが)、菊地の呼びかけで集まった東京ジャズシーンの一線級メインストリーマー達が、あくまでダンス・ミュージックとしてビバ­ップを演奏する。という点と、楽曲のBPMに沿って、ニューヨーク式のカップルダンサー(リンディ・ホッパー)と、ロンドン式のソロダンサー、更にはラテンのダンサーが同­一のフロアで一堂に会し、バトルにも似たせめぎ合いを見せる。というバリアフリーぶりがパーティーの要。

顧問として日本のジャズ&ダンスフロア文化の生き証人、瀬川昌久を擁し、「ジャズとダンスの歴史」レクチャーや、日本のNo.1 リンディホッパー・カップルであるアモーレ&­ルルによるステップレッスンが毎回コンテンツに組み込まれ、ジャズとダンスに関する歴史的/実体験的な教養も身に付くという側面もある。また、4〜50年代式ジャズ〜カッ­プルダンス文化の中枢であるドレスアップ(ドレスコードこそ無いが、フロアはダンサーズ・シックに溢れている)と、1曲ごとにパートナーを変える(選ぶ)という愉しみもパ­ーティーに艶を添える。踊らず鑑賞派の参加も大歓迎。進行役として、菊地と彼の盟友、大谷能生のコンビがヒップホップ式の2MCスタイルで登場するのも楽しい、21世紀の­オトナの社交文化、その最先端。


<日程>
2011年7月9日(土)
開場17:15 / 開演18:00

<会場>
日本橋三井ホール

<出演>
MC: 菊地成孔 & 大谷能生 (JAZZ DOMMUNE)
DJ: 沖野修也 (KYOTO JAZZ MASSIVE) / NADJA / 菊地成孔
BAND: REAL BOPPERS FROM TOKYO 1 & 2
坪口昌恭(pf)、平戸祐介(pf)、藤井信雄(ds)、服部正嗣(ds)、
大儀見元(perc)、須長和広(b)、永見寿久(b)、津上研太(sax)、
纐纈歩美(sax)、エリック・ミヤシロ(tp)、類家心平(tp)
LINDY HOP INSTRUCTOR: アモーレ & ルル (Swing Gigolo)
ADVISER: 瀬川昌久

<入場料>
5,000円 (スタンディング / ワンドリンク付き)

<チケット購入>
サンライズプロモーション東京 
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:133-373)
ローソンチケット 0570-084-003 (Lコード:76716)
CNプレイガイド 0570-08-9999 (オペレーター対応)
e+(イープラス)


企画制作: (株)イーストワークス エンタティンメント
お問い合わせ: サンライズプロモーション東京 0570-00-3337

WHISKY MODE Vol.22 ゲスト - JiLL-Decoy association:WHISKY MODE

今回の「WHISKY MODE」ゲストはJiLL-Decoy association
ボーカルのchihiRoさんとギターのkubotaさんがやってきてくれましたー。

ジルデコさんといえば須永辰緒さんやquasimodeさん、Jazzin' Parkさん・・・、
挙げればきりがないほどKAWASAKIさんと接点がありそうですが、実は今回が初対面。
JiLL-Decoy assoiciationというバンド名の由来から、音楽の話まで色々お伺いしました~。

お二人の気さくな人柄というのもありますが、ウイスキーを飲みつつということで終始リラックス。
やはり打ち解けるにはお酒と共にが良いですね~。

ということで、まずはかんぱーい。

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Photo by momokoogaki


■今回PICK UPしたウイスキー:響12年■
酒齢12年以上のモルト原酒に、じっくりと時を重ねた原酒の数々をブレンド。
最初にパイナップルやプラム、ラズベリーといった果実香が広がり、
続いて蜂蜜やカスタードクリームのような甘い香りが広がります。

番組ではペリエで割って楽しむ「響&ペリエ」をご紹介。ペリエと組み合わせることで、よりフルーティーさが際立ちますよ~。

響12年プレゼント:応募はこちらからどうぞ


■JiLL-Decoy association × 響12年■
「お~いし~。いいですね。絶対女の子も喜ぶと思う。」by chihiRo

「普段ロックで飲むことが多いですけど"響&ペリエ"はペリエの微炭酸がすっきり爽やか。
 すごいフルーティーで甘味も感じますね。」by kubota

"響&ペリエ"を飲みつつ、皆さん楽しそう~。

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Photo by momokoogaki


なんと今回、番組初!スタジオ生演奏も披露してくれました。

それにしてもchihiRoさん歌上手いですねー(当たり前です)。
そしてとてもお美しいです!!

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Photo by momokoogaki


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Photo by momokoogaki


kubotaさんのジャジーなギターも気持ち良いです。

そういえばkubotaさん、
「ギターとウイスキーは熟成感や木を使っているということで共通点が多い。」とおっしゃっていました。
確かに。そう言われるとそうですね。どちらも個性あります。


■響12年(響&ペリエ)の世界観に通じる楽曲■
→「Happy Ever After (生演奏) / JiLL-Decoy association」
「響&ペリエを一口飲んだ時のイメージは、フルーティーかつスムース。
ジュリア・フォーダムのこの曲のメロディーも華やかでいてスムース。
ジャジーなアレンジもそうですが、chihiRoの歌声もマッチしていると思います。」
by kubota(JiLL-Decoy association)

■今回のテーマ「Dramatic」に合う楽曲■
→「ドレスを着る前に(acoustic) / JiLL-Decoy association」
「この曲は結婚が決まっている男性と××、という内容なんです。
あなた結婚決めてるくせに、と思いながら結婚式の前なら。。。という、
ドラマでしか見たことがようなシチュエーションですが、誰もが願望はあると思うんです。」
by chihiRo(JiLL-Decoy association)

確かに今回のテーマ通り、ドラマティックです!!それにしても曲の内容を聞いてKAWASAKIさん動揺しまくり(笑)
グラス(笑)

2度3度繰り返し再生してお楽しみください。(笑)

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Photo by momokoogaki


ジルデコ4 ~ugly beauty~


ジルデコ4 ~ugly beauty~ / JiLL-Decoy association

リリース:2010年10月20日
Victor Entertainment
製品番号:VICJー61640



ジルデコmini 2


ジルデコmini 2 / JiLL-Decoy association

リリース:2011年4月29日
U'S MUSIC



■LIVE■

2011/07/21(Thu)
ジルデコフェスタ 2DAYS ~Jazzin' Blue~
会場 : 青山 CAY
2011/07/22(Fri)
ジルデコフェスタ 2DAYS ~Acoustic Green~
会場 : 青山 CAY
2011/08/21(Sun)
ワンマンライブ2011 ~ジルデコ・サマーフェスタ!~
会場 : 渋谷 CLUB QUATTRO

2011/08/10(Wed)
quasimode with Special Guest chihiRo (JiLL-Decoy association)
会場 : Blue Note NAGOYA
2011/08/07(Sun)
quasimode with Special Guest chihiRo (JiLL-Decoy association)
会場 : Billboard Live Tokyo
2011/08/06(Sat)
quasimode with Special Guest chihiRo (JiLL-Decoy association)
会場 : Billboard Live Osaka

LIVE詳細はこちら

JiLL-Decoy association




■quasimodeセレクション■
quasimodeのメンバーが入れ替わりで登場。
毎回テーマに沿った選曲でウイスキーの似合うシーンを演出してくれます。
今回はパーカッションのmatzzさんが登場!

quasimodePic2011-A.jpg

→「Children of the sun / 菱山正太」
→「Ready for Battle / 中塚武」
→「BRAND NEW OCEANS feat 松岡"matzz"高廣 / 13 souls」

今回のテーマ"Dramatic"に合う楽曲ということで、
"深みの中にある情熱"をキーワードにセレクトして頂きました。

matzzさんが聞かせてくれた"ドラマティックな話"。
ドラマティックかどうかはさておき(笑)面白いです。

quasimodeの8月の東名阪ツアーでは
今回のゲスト、JiLL-Decoy associationのchihiRoさんがスペシャルゲスト。
こちらも楽しみですね。


Magic Ensemble


Magic Ensemble / quasimode

リリース:2011年1月26日
EMI ミュージック
製品番号:TOCT90020



quasimode Official Site




【DJ KAWASAKI 待望の3rdアルバム『PARADISE』発売中!】

DJ KAWASAKIの最新モード=ロマンテック・ハウス!
(ロマンティック+テクノ)
叙情的にしてドラマティックなメロディーとデトロイト・テクノの影響を感じさせる
ギャラクティック(銀河的)なサウンドが見事に融合。
今、最も注目を集める女性アーティストCOMA-CHIをゲストに迎えた初の日本語曲、「Paradise」収録!!


PARADISE


PARADISE / DJ KAWASAKI

リリース:2010年9月1日
EMI ミュージック
製品番号:TOCT-26982



☆先行配信第一弾 "Galactic Love"現在配信中!
☆先行配信第二弾 "Paradise feat. COMA-CHI"現在配信中!
☆ESPECIAL RECORDSより、アナログリリース!


DJ KAWASAKI Official Site


【TEAM WHISKY MODE】
PHOTOGRAPHER : MOMOKO OGAKI
WRITTER : YASUO MURAO
NARRATOR : MAKI SUGIMOTO
ARTIST MANAGEMENT : ERI MORI
PROMOTER : TOSHIHIRO ASAI
DIRECTOR : SATOSHI HIROSHIMA

produced by JJazz.Net

Conguero Tres Hoofers session with 保育園児:ニュース / NEWS

以前に番組「PICK UP」のインタビューコーナーでお伝えしたことのある、
Conguero Tres Hoofersやthirdiqとして活躍中の渥美幸裕
保育園などに出向いて演奏している活動の模様がチェックできます!
子供たち、大盛り上がりです。(笑)
すぐに真似しだす素直さにハッとしますね。

[Text:樋口亨]





Conguero Tres Hoofers『Classics From The Parallel World』

Classics From The Parallel World

Amazon.co.jpで買う HMVジャパン

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