毎回こだわりのピアニストをお迎えする「PIANO LOVER」
今回の特集/インタビューは、アキコ・グレースさん!
2001年、SAVOY初の日本人アーティストとして契約。
2002年デビューということで、来年は10周年を迎えるアニバーサリー・イヤー。
また最近は信頼できるメンバーと結成したトリオユニット
"Akiko Grace Trio Collective"としても活動するなど、ますます目が離せません~。
アキコ・グレースさんとピアノとの深いつながり。
お母様はピアノの先生、そして子供たちは幼い頃から自然とピアノに親しむ。
お誕生日やお祝いの時にはファミリーコンサートが欠かせなかったそうです。
家族の真ん中にあったというピアノ。
当時の風景を思い出しながら教えて頂きました。
そんな音楽に囲まれた環境で育ったアキコ・グレースさん。
ずっと応援してくれていたというアキコさんの祖母は与謝野晶子さんの孫弟子だったそうで、
その晩年、アキコ・グレースさんに向けてこのような歌を詠まれたそうです。
「若き汝は 一生の夢を 音に賭けよ
祖母我は其を 幽界にて聴かん」
ご本人にとっても支えになっているという一首。
幼いころの環境も含め、表現者としてアキコ・グレースさんがジャズ・ピアニストとして活動されているのも納得です。
詳しくは番組をお聴き下さい~。
番組後半では、ピアノとアキコ・グレースさんについて。
一筆書きで描いていくような、そんな間合いを大事にされているという"ピアノ・ソロ"への想い。
言葉で伝えられないものをピアノで表現したい、という"音楽"への真摯な想いを感じることができます。
作曲のヒントやインスピレーションを受ける瞬間など、意外な?エピソードも教えて頂きました。
音楽をやられている方はきっと参考になる言葉がたくさんあるハズです!
そして、ヤマハのハイブリッド・ピアノ「AvantGrand N3」を使って生演奏もして頂きました。
はまっていることが沢山あるというアキコ・グレースさん。
意外だったのは、"SF"や"近未来映画"好き!
「いろんなアイデアが詰まっているし、小物を見るのも楽しくて、きっと制作スタッフも面白いと思う。」とのこと。
オススメは、イーサン・ホークやユマ・サーマンなどが出演している『Gattaca(ガタカ)』。
音楽はマイケル・ナイマンが担当していて、これがまた良いとのことです。
ちなみに四次元や五次元の世界を考えて、たまに夜眠れなくなるということもあるとか(笑)
流石、ジャズミュージシャン、発想力が豊かです。
アキコ・グレースさん、素敵な話を沢山お聞かせ頂き、どうもありがとうございました~。
『Graceful Vision / Akiko Grace』
リリース:2008年7月23日
日本コロムビア
製品番号:COCB-53723
→Akiko Grace Official Site
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What's ハイブリッドピアノ?
アコースティックピアノに使用されているピアノアクション機構を搭載し、
電子ピアノのようにデジタル音源をスピーカーから発音するシステムを搭載。
アコースティックピアノと電子ピアノの長所を採用することで、
鍵盤とアクションの連動から生まれるアコースティックピアノに限りなく近いタッチ感を実現し、
素早いトリルや細かい連打はもちろん、力強い表現や繊細な表現まで伝えることが可能。
生のピアノの演奏感を味わえ、自分がイメージする音を再現できる"AvantGrand"。
ヘッドフォンや音を小さくして演奏することも可能ですし、サイズもコンパクト。
日本の住空間にぴったりのピアノと言えますね。
ピアノがハイブリッドになるということ。
→AvantGrandサイト
■10月より、新たにN1(エヌワン)という機種が仲間入り。
必要にして十分。これからのピアノが目指す方向をシンプルに具現化しました。
→AvantGrand N1