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FPMさん家でモノラル・オーディオを愉しむ

今回の「夜ジャズ.Net」は、出張企画。
題して(別に題さなくても良いけど)"FPMさん家でモノラル・オーディオを愉しむ"。


以前、この番組に出演頂いた時もおっしゃっていましたが、
FPMさんの最近のライフワークは、ヴィンテージのモノラル・オーディオ・システムで、
モノラルのジャズ盤(オリジナル)を聴くという事。

須永さんも様々な現場で会う度この話題になるので、前から気になりつつも、
今回FPMさんのラブコールもあり遂に実現。

FPMさんのご自宅に、須永さんが聴きたいモノラル盤を持参、
たっぷり堪能させていただいた後での収録となりました。

もちろん僕もこれだけのポテンシャルをもったシステムでモノラル音源を聴くのは初めて。
針を落とした瞬間、、、正直びびりました。。。いやーあの衝撃はトラウマになりそう。
詳しくは番組をお聴きください。

せっかくなので写真も、ということで、
このモノラル・オーディオ・システムと、当日聴いた音源をまとめてみました。
やはり、ジャズとオーディオは切っても切れない関係なんだなと改めて感じた次第でございます。


[Text:岡村誠樹]

fpm_audio1.jpg

FPMさんご自宅のヴィンテージのモノラル・オーディオ・システム


パワーアンプは1957年製 Western Electric
プリアンプはMcIntosh C-11
ターンテーブルはモノラルの王道、Garrardの301

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fpm_audio3.jpg

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そして注目はStephens Trusonicのスピーカー。
デザインはなんとイームズさん!これは超レア!

お洒落な室外機ちゃいますよ(笑)

fpm_audio5.jpg


上から見るとこんな感じです

fpm_audio6.jpg

そして、当日聴いた音源はこちら


fpm_audio7.jpg

→「Psychicemotus / Yusef Lateef」
AL『Psychicemotus / Yusef Lateef』

→「Swing 39 / Barney Wilen」
AL『Jazz Sur Seine / Barney Wilen』

→「Auful Mean / Paul Chambersmbers」
AL『Go / Paul Chambersmbers』

→「Soo-din-ese / CHAINO」
AL『Night Of The Spectre / CHAINO』

→「Valse En La Mineur / Zal 3」
AL『Jazz-Paraphrase Sur Des Theme De Frederic Chopin / Zal 3』

→「Violets For Your Furs / Jutta Hipp」
AL『Jutta Hipp With Zoot Sims / Jutta Hipp』

→「Sonia / Michel Sardaby」
AL『FIVE CATS BLUES / Michel Sardaby』

→「OPUS 5 / Bryce Rohde Quartet」
AL『STRAIGHT AHEAD / Bryce Rohde Quartet』

→「Caesar And Cleopatra Theme / Paul Horn」
AL『Cleopatra / Paul Horn』

→「I Remenber You」
AL『THE BEST OF CHET BAKER SINGS / Chet Baker』

そしてこちらはオリジナル盤はなんと4~50万円はくだらないというSAHIB SHIHABの音源。
→「Di-Da / Sahib Shihab and the Danish Radio Jazz Group」
AL『Sahib Shihab and the Danish Radio Jazz Group』

fpm_audio10.jpg

音が塊となって飛び出してくるような感じ。
番組内でもありましたが、本物のライブより臨場感がありました。
須永さん曰く"これぞキング オブ 趣味"。
贅沢な時間を過ごさせて頂きました。

FPMさんどうもありがとうございました。


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【FPMプロフィール】
DJ/プロデューサーとして国内外で活躍。ダンスミュージックに自身のルーツを散りばめた独自の音楽スタイルがワールドワイドに支持され、7枚のオリジナルアルバムのリリースの他、Chara、RIP SLYMEなど多数のアーティストのプロデュースも手掛ける。DJとしても国内はもとより、海外約50都市でのプレイ実績を持つ。またリミキサーとしても、現在まで80を数える楽曲を手掛けており、最近の作品としては くるり、UNICORN、THE BPA(FATBOY SLIMことノーマン・クックによるプロジェクト)、YOUNG PUNXなどがある。
最新作の7thアルバム『QLASSIX』は元々ユニクロが展開するWEBコンテンツ「UNIQLO CALENDAR」のBGMとして制作されたもので、ユーザーの間で音源化が熱望されていたこともあり、新録カバー1曲を加えてリリース。サティー、ド ビュッシー、ラヴェルなど誰もが一度は聞いた事があるクラシックの名曲をFPMが豪華客演陣とともにカバー。クラシック・ミュージックとエレクトロニッ ク・ミュージックの融合に、生楽器の音色を加えて全く新しい観点からクラシック音楽を捉えた、実験的かつ革命的な音楽集となっている。


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