JJazz.Netのブログで「Miya's London Diary」や「Miya presents Connecting People」を連載して、すっかりお馴染みのフルート奏者Miyaさん。
ロンドンでの出会いで衝撃を受けた即興音楽集団「London Improvisers Orchestra」の東京版、「The Tokyo Improvisers Orchestra」を立ち上げるなど、その活動の焦点が絞られてきています。
そんな彼女が今度は、コンテンポラリー・インディアン・ジャズユニットと共演します!
世界ツアーの一環で、日本でもライブが行われるそうなのでお知らせします。
お見逃しなく!
KENDRAKA feat. Miya and Benedict
インドを拠点に活動する、Bass・作曲担当のMainakをリーダーとしたコンテンポラリー・インディアン・ジャズユニットKENDRAKAが初来日します。KENDRAKAはインド全域はもとより、スイス、スロヴェニア、マレーシア、クロアチアなど、国際的に活動を展開しています。2012~13年、日本からフルート奏者のMiya、そしてイギリスからビオラ奏者のBenedictTaylorをゲストに迎え、インド、マレーシア、日本、スイスにて世界ツアーを行います。インド、イギリス、オーストラリア、日本と異異なる背景を持つ音楽家が「1000年の歴史を持つインド⾳楽を舞台に、現代の感覚をどう反映させるか」を試みるこのツアーは、ロードムービーとして、旅の全行行程(リハーサル、本番からプライベートな光景まで)が撮影されます。また、インドの地方、ローカルのローカルを旅し、学校の子供達のためのパフォーマンスをすると同時に、都市の著名なライブスポットでもパフォーマンスします。全編にわたって撮影された模様は、DVD/アルバムとして2013年1月に発売されます。
日本国内のツアーでは、ジャズ・即興のフルーティストとして最先端で活躍するMiyaがKENDRAKAを日本のジャズファンに初めてご紹介します。ライブは「新宿Pit Inn」をはじめ、「横浜エアジン」といった、日本のジャズ文化が息づく老舗ライブスポットで行われます。また新進気鋭の隠れ家的ライブ・スポットとして熱い注目を集めている「喫茶茶会記」では、現在Miyaがロンドンに学び東京にオーケストラを立ちあげるなどして活性化に取り組んでいる「即興演奏」にクローズアップし、即興演奏家であるBenedictとのライブを⾏行い、それにKENDRAKAも参加します。
詳しくは上のフライヤーをご参照下さい。
かつてはギタリストのジョン・マクラフリンが、インドのミュージシャンらと「シャクティ」を結成し時代を先行しました。その血潮が今日のKENDRAKAの音楽の中にも脈々と流れています。今回の日本でのライブで、彼らが日本で呼吸して演奏し、またMiyaとBenedictがリードする即興ライブにKENDRAKAが参加することで、彼らに日本の空気感を音楽に反映発展させ、新たな創作的エナジーとして持ち帰ってもらいます。今回のツアーは音楽の歴史にとって意義深いものになるでしょう。
KENDRAKA feat. Miya and Benedict に関するお問い合わせは、チームカノンまで、お願い致します。
Team Can On team.can-on@miya‒music.com 03‒6804-6675