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"TOUCH OF JAZZ"アルバム - 宮本貴奈セレクト

番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。


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今回は、ヴォーカリスト&フリューゲルホーンプレーヤー、TOKUさんのプロデュースでも知られる
日米を拠点に国際的に活動するピアニスト・作曲家、宮本貴奈さんのセレクションです。

1つには絞れないということで(笑)2作品ご紹介して頂きました。


『ザ・ケルン・コンサート / キース・ジャレット』

「キースの名盤中の名盤。高校の時に知人に聴かせてもらって衝撃を受けて以来、私のバイブル的アルバムです。劇場の透き通った空気感と、みずみずしいサウンド感。ソロピアノで全曲即興。ピアノ一台でこんなに表現できるなんて。「Less is more」とはまさにこのアルバムのことです。当時はコンセプトが新しすぎて、「ケルン(リクエスト)お断り」の張り紙があるジャズ喫茶もあったとか。」 宮本貴奈


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■タイトル:『ザ・ケルン・コンサート』
■アーティスト:キース・ジャレット

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『ガーシュイン・コネクション / デイブ・グルーシン』

「こちらも高校の時に毎日聴いていた、とってもゴキゲンなガーシュインの名曲集。最高のピアノプレイとアレンジ、選曲、音質、そしてピアノ鍵盤がお茶目なパッケージまでも、全てが素敵な作品。いつかこんなアルバムを作りたい、と思いました。映画音楽も手がけるGrusin氏だからこそのセンスとサウンドです。彼に憧れて、ジャズピアニスト/作曲家という道を目指すきっかけとなった一枚です。」 宮本貴奈


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■タイトル:『ガーシュイン・コネクション』
■アーティスト:デイブ・グルーシン

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宮本貴奈 日本デビューアルバム

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■タイトル:『On My Way』
■アーティスト:宮本貴奈
■発売日:2013年6月26日
■レーベル: Spice of Life
■製品番号:SOLJP-0013

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[収録曲]
01. On My Way /オン・マイ・ウェイ(宮本貴奈)
02. Night Walk /ナイト・ウォーク(Dave Grusin)
03. Elevation Of Love /エレヴェイション・オブ・ラブ(Esbjorn Svensson他)
04. Metamorphosis /メタモーフォシス(宮本貴奈)
05. A House is Not A Home /ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム(Burt Bacharach)
06. Peri's Scope /ペリズ・スコープ(Bill Evans)
07. Decision Time /ディシジョン・タイム(宮本貴奈)
08. On the Rocks /オン・ザ・ロック(宮本貴奈)
09. Parisian Thoroughfare /パリの目抜き通り(Bud Powell)
10. Wheatland /ウィートランド(Oscar Peterson)
11. この道 /Road Of Memory(山田耕筰)

しなやかな美しいタッチで軽快にスイングするピアノ
卓越したテクニックと斬新なアイデアに満ちた本作はまさに世界一級品
国際舞台で第一線を走り続ける宮本貴奈が待望の日本デビューを飾る!

■参加ミュージシャン
Takana Miyamoto / 宮本貴奈:ピアノ
Matt Penman / マット・ペンマン: ベース
Ulysses Owens Jr. / ユリシス・オーウェンズ・ジュニア: ドラムス

アルバム詳細(Spaice of Life)



【宮本貴奈】

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Photo by Kate Belle

日米を拠点に国際的に活動する、ピアニスト/作曲家/サウンドプロデューサー。
多数の著名アーティスト達と世界中でコラボレーションを重ね、作・編曲家/サウンドプロデューサーとしても幅広いジャンルで活動している。茨城県結城市出身。

幼少からエレクトーンを学び、14歳で作曲家になると決意、ピアノに転向。恩師達の導きで米バークリー音楽大学(映画音楽&ジャズ作曲学科)と、ジョージア州立大学ジャズ教育学科修士課程を学費免除で卒業、同大学講師。ボストン、ニューヨークでの活動を経て、2001年ジョージア州アトランタに拠点を移し、 2003年音楽界での実績により米国永住権取得。ジョージア日米協会名誉会員に任命される。ランディエドマンジャズピアノ大会(米)優勝、「ライジングスターピアニスト」「ジョージア州で最も影響力のある女性」や「アトランタベストジャズアーティスト」(2年連続)他、受賞。

1998年より5年間、ニーナ・フリーロン(Voc)のワールドツアーに参加、ピアニスト兼音楽監督を務め、ピアノ&編曲を担当したアルバム「Soulcall」は、2001年にグラミー賞ニ部門にノミネート。カーク・ウェイラム(Sax/グラミー賞受賞)と共同プロデュースの「ミレニアム・プロミス」アルバムは、2008年全米ビルボード5位にチャートイン。ダニエル・ホー(Voc/Ukl/グラミ-賞6回受賞)2010年日本ツアー音楽監督。Rene Marie、Lizz Wright, Allan Harris, Maya Hatch, 中西圭三、露崎春女他ボーカリストとのワークの他、マーティ・モレル(Dr)とビル・エバンス・トリビュート、クリスチャン・タンバー(Vib)、大坂昌彦(dr)、川嶋哲郎(sax)、小沼ようすけ(Guit)他、多数のアーティストとコラボレーションを展開。狩野泰一(篠笛)「しあわせに(2009年)」「竹のうた(2010年)」や、TOKU(Voc/Flghn) の「Dream a Dream(2013年)」「Sings & Plays Stevie Wonder(2011年)」「Love Again (2008年)、飯田さつき(voc)「I Thought About You (2011年/Jazz Life Best アルバム入賞)」他、国内外のアーティストの左サウンドプロデュースを担当、演奏、音楽監督、編曲、作詞・作曲も手がける。映画「空飛ぶ金魚と世界のひみつ」「種まく旅人~みのりの茶~」「ふるさとがえり」「Dear Willie」、人形劇「デューク・エリントンズ・キャット」(国際人形劇協会最優秀賞)、演劇「HIKOBAE project 2012」「Long X'mas Ride Home」中西圭三プロデュース「うたえほん1&2」(共作)他、NHK「日本の話芸」テーマ音楽担当(共作)。

地元結城市の「つむぎの郷サウンドフェスタ」「国民文化祭ジャズフェスティバル」「結城ジャズストリート」のスーパーバイザーとして国内外のゲストを招聘し共演。「ピアノ&トーク」ワークショップなど教育活動他、音楽によるまちづくりにも励んでいる。

2013年6月、日本デビューアルバム「On My Way」を発表、Matt Penman (bass) Ulysses Owens Jr (dr)とのニューヨーク録音。2013年8月には、録音メンバーとの日本ツアーを控えている。

宮本貴奈 Official Site

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