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"TOUCH OF JAZZ"アルバム - ギラ・ジルカ セレクト

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。


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今回のゲストはジャズ・ヴォーカリストのギラ・ジルカさん。
バークリー音楽大学時代に購入したこの1枚をピックアップしてくれました。

ジャケットのインパクト強烈なこの作品。現在は手に入りにくい貴重盤です。
調べた所、A面はカリフォルニアのコンコード・ジャズ・フェスで、
B面はロンドンの名門ジャズクラブ、ロニー・スコットでのライヴ録音。
レーベル名にひっかけてCONCORDジャケットになったようです。


『Live From Concord To London / Ernestine Anderson』

「20歳前後、ボストンのTOWER RECORDSで買ったCDです。当時沢山買っていたのですが、このアルバムジャケットが面白くて見つけた時のことをよく憶えています(笑)彼女のファンキーさがとても良いんです。スイングジャズの時代を生きていらっしゃんたんだろうけどブルースも歌っていて、そのミックスした感じ、ソウルフルなジャズが私にばっちりはまったんです。特に「Love For Sale」がファンキーで大好き。ウッドベースもたまらないですね。ジャズミュージシャンが演奏するファンクというか、そういう感覚がたまらなく好きなんです。ハンク・ジョーンズやレイ・ブラウン等、客演も非常に豪華。」ギラ・ジルカ


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■タイトル:『Live From Concord To London 』
■アーティスト:アーネスティン・アンダーソン

[収録曲]
1. Don't Get Around Much Anymore
2. Days of Wine and Roses
3. Stormy Monday
4. Am I Blue
5. Take the "A" Train
6. My Romance
7. Solitude
8. I Got It Bad (And That Ain't Good)
9. Do Nothin' Till You Hear from Me
10. Take the "A" Train
11. Love for Sale


【Ernestine Anderson - Love For Sale】


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ギラ・ジルカ3rdアルバム 『デイ ドリーミング』

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■タイトル:『Day Dreaming』
■アーティスト:ギラ・ジルカ
■発売日:2013年7月24日
■レーベル: JUMP WORLD
■製品番号:DDCZ1881

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[収録曲]

1. Phoebe
2. Love For Sale
3. Come Fly With Me
4. Day Dreaming
5. My Funny Valentine
6. The First Time Ever I Saw Your Face
7. Summertime
8. Sleeping With An Angel Who Broke My Heart
9. Fate & Promises
10. Moonlight Serenade
11. What A Wonderful World
12. When The Party's Over


2010年に初のソロアルバムを発表して以来2年ぶり通算3枚目となる新作。サウンドプロデュースは前2作と同様に竹中俊二(Gt)が務め、多彩なミュージシャンを曲やアレンジにより配置。参加ミュージシャンは竹中をはじめ、古川初穂(Key)、野力奏一(Key)、深井克則(Pf )、中村健吾(B)、コモブチキイチロウ(B)、SOKUSAI (E.B)、八尋洋一(E.B)、加納樹麻 (Dr)、岩瀬立飛(Dr)、岡部洋一(Perc)と腕利きを揃えた。更にゲストとしてTOKU(F.Hr)と矢幅歩(Vo)も参加。 レコーディング全体を4つのセッションに分け、適材適所のミュージシャンを得たことでアレンジにも一層磨きが掛かり、 演奏も格段にパワーアップしている。 過去のアルバムでも人気を博しているギラのオリジナルソングは今回も魅力的なものばかりで全4曲を収録。 「Moonlight Serenade」、「Love For Sale」などのジャズスタンダードも、Roberta Flack「The First Time Ever I Saw Your Face」、Aretha Franklin「Day Dreaming」などのポップソングも斬新なアレンジで見事にギラ流に変貌している。


ソロ・デュオ ギラ・ジルカ&ヤハバアユム 「『ブリージング...』

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■タイトル:『breathing...』
■アーティスト:ギラ・ジルカ&矢幅歩
■発売日:2013年4月24日
■レーベル: JUMP WORLD
■製品番号:DDCZ1858

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[収録曲]

1. I Can Recall Spain
2. Overjoyed
3. You Raise Me Up
4. It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)
5. 上を向いて歩こう


ソロ・ヴォーカリストとして活躍するギラ・ジルカと矢幅歩。実力派男女ヴォーカルの二人が、デュエットのユニット【SOLO-DUO】として抜群のコンビネーションを聴かせる。 ライブでは、中島徹(ピアノ)と北村嘉一郎(ヴォイスパーカッション)をサポートに迎えた【SOLO-DUO TK】として、華やかでエ ンターテイメント性の高いステージで見るものをひきつけ、ジャズやポップス、R&B等ジャンルの垣根を越え、あらゆる音楽ファ ンに好評を博している。本作では【SOLO-DUO TK】とは別に、ギラと矢幅それぞれのソロ活動を長年サポートしている竹中俊二(ギター)と組んだ2 曲(M-1 & M-3)も収録。M-3の「You Raise Me Up」では、竹中アレンジによるストリングス・カルテットも加えられ、普段の 【SOLO-DUUO】のライブとは異なる色彩が加わっている。 また、収録曲にはファン待望の選りすぐりの曲ばかりをセレクト。ライブで特に人気があるにも関わらず、【SOLO-DUO】として も各自のソロアルバムにも未収録の曲ばかりを収録。
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【ギラ・ジルカ / Geila Zilkha】(ヴォーカリスト)
イスラエル人の父と日本人の母を持ち、神戸で産まれ育つ。保育園からハイスクールまで神戸のインターナショナルスクールに学んだ後、ボストンのバークリー音楽大学に留学。英語と日本語のバイリンガルで、ジャズ・ヴォーカルも本場仕込み。`91 年バークリーを卒業後、地元神戸に戻りタレントとしてTV やラジオの仕事を始めるが、`95 年阪神淡路大震災での被災をきっかけに東京に進出。ラジオのDJ、CM ソングなどの仕事をしながらジャズのライブを始める。`02 年からはソロ活動を控え、自ら率いるゴスペルスタイルグループ【voissalot choir】の活動を中心に行い、さらに`06 年からは男性ヴォーカリスト矢幅歩とのユニット【SOLO-DUO】でデュエットライブも開始。`09 年3 月に【voissalot choir】が念願のNY アポロシアターに出演したのを一区切りに、以降ソロでの活動に専念。`10 年5 月「第11 回神戸ジャズ・ヴォーカル・クイーンコンテスト」でグランプリを受賞。同年10 月には初ソロアルバム『all Me』をリリースし、これまでジャズの中心部ではあまりその存在を知られていなかっただけに多くのジャズ関係者・リスナーを驚かせ、[JAZZ JAPAN][JAZZ LIFE][ジャズ批評]等の専門誌をはじめ一般紙でも紹介され、朝日新聞では二度に渡って大きく取り上げられた。翌年9 月には2 枚目のアルバム『appearance』をリリースし、自身初のバンド編成での全国ツアーを敢行。全国各地にて大きな声援を浴び、ファイナルの渋谷JZ Brat は満員御礼の大盛況となった。`12 年2 月には六本木STB139 にてデビュー20 周年記念イベントを開催。竹中俊二、矢幅歩らのお馴染のメンバーに加え、かつての仲間【voissalot choir】やスペシャルゲストばんばひろふみ等を迎えて、これまでの集大成となるコンサートを行った。'13年4月24日、矢幅歩とのデュオ・ユニット『SOLO-DUO』としてミニ・アルバム「breathing...」をリリース。続いて`13年7月24日には、自身3枚目のソロ・アルバム「Day Dreaming」をリリースし、大きな反響を呼んでいる。ジャズにパワー溢れるソウルフルなエッセンスを加えたヴォーカルは聴く人を楽しく癒す。現在、神奈川県にある洗足学園音楽大学でジャズ・ヴォーカルの講師も務めている

ギラ・ジルカ オフィシャルサイト

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