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"TOUCH OF JAZZ"アルバム - 大隅寿男 セレクト

青木カレンがナビゲートする番組「TOUCH OF JAZZ」では、毎回ゲストの方に
自身の「TOUCH OF JAZZした作品=ジャズに触れた作品」をご紹介いただいています。


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今回のゲストは今年活動45周年、70歳を迎えたベテラン・ドラマー、大隅寿男さん。
影響を受けたのはやはり同じくドラマーのあの方だったようです。
同世代の山本剛さんもTOUCH OF JAZZした作品としてこのバンドを挙げていましたし、
きっと当時の影響力は絶大だったのでしょうね。


『At Club Saint-Germain / ART BLAKEY & THE JAZZ-MESSENGERS』

「うちに下宿していた大学生のお兄さんが沢山ジャズのレコードを持っていて、そこで教えてもらった作品です。その時の衝撃が本当に凄くて、一発でジャズにのめり込みました。本当に毎日のように聴かせてもらいましたね。特に印象的だったのがやはり「モーニン」。その時はまだドラマーになることなんて考えてもいませんでしたが、兎に角そのサウンドは今まで日本で聴いた事の無い程異国情緒があってひかれたんですよね。クインテットで二管編成でね。テーマのハーモニーが本当に素晴らしかったんですよね。彼らが初めて来日した時、私は高校生だったのですが、親にせがんで行かせてもらいましたよ。メンバーも憶えてます。アート・ブレイキーはもちろん、ウェイン・ショーター、リー・モーガン、ジミー・メリット、そしてピアノがボビー・ティモンズ。もうしびれましたね。その時体験したジャズが僕の基礎になっています。」大隅寿男


■タイトル:『サンジェルマンのジャズ・メッセンジャーズ Vol.1-3』
■アーティスト:アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ

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[収録曲]
■DISC1
1. ポライトリー
2. ウィスパー・ノット
3. ナウズ・ザ・タイム
4. ファースト・テーマ


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■DISC2
1. モーニン
2. エヴィデンス
3. ブルース・マーチ
4. ライク・サムワン・イン・ラヴ


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■DISC3
1. アロング・ケイム・マノン
2. アウト・オブ・ザ・パースト
3. チュニジアの夜
4. テーマ


【Art Blakey & The Jazz Messengers - Moanin'】


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大隅寿男 新作 『Carry On』
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■タイトル:『Carry On』
■アーティスト:大隅寿男
■発売日:2014年4月16日
■レーベル:ポニーキャニオン(M&I)
■製品番号:MYCJ-30642

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[収録曲]

01.Exactly Like You/イグザクトリー・ライク・ユー
02.Left Alone/レフト・アローン
03.The Girl From Ipanema/イパネマの娘
04.When I Fall In Love/ホエン・アイ・フォール・イン・ラブ
05.A Hard Day's Night/ハード・デイズ・ナイト
06.The Wedding/ウエディング
07.Someday My Prince Will Come/いつか王子様が
08.Stella By Starlight/星影のステラ
09.The Surrey With The Fringe On Top/飾りのついた四輪馬車(
10.I Fall In Love Too Easily/アイ・フォール・イン・ラブ・トゥー・イージリー
11.Speak Low/スピーク・ロウ
12.The Look Of Love/ルック・オブ・ラブ

波瀾万丈の人生を送ってきたベテラン・ドラマーが、これまで共演してきた7人のピアニスト、3人のベーシストを迎え、自身の半生を振り返る。2014年=活動45周年+70才+ガン克服!これからもキャリー・オン(続けていく)あるのみ!

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【大隅寿男】(ドラムス)
福井県芦原温泉出身。明治大学政治経済学部卒。アートブレーキー&ジャズメッセンジャーズの来日公演(1961年)を観て感銘を受け、大学でジャズドラムを始める。1969年、大学卒業後、プロドラマーとして活動を開始。多くのミュージシャンとの共演で好評を得る。1978年、大隅寿男トリオを結成。リーダーとして活動を開始。国内外のアーティストと共演、アルバムレコーディングに数多く参加する。また作曲家、宇崎竜童のレコーディングにも参加、共演も多い。2005年1月、スイングジャーナル誌が主催する、日本ジャズ界に最も貢献した人物に贈られる「第30回 南里文雄賞」を受賞する。また、同誌の「日本ジャズメン読者人気投票」では、2006年より4年連続で「ドラム部門」で2位に選出されている。これまでにポニーキャニオン/M&I MUSICからアルバム「ジュビレーション」(2002年)、 「グレートフル」(2003年)、「リジョイス」(2004年)、「オンザロード」(2005年)、 「ニューディール」(2007年)を意欲的に発表している。2009年には、音楽生活40周年を迎えた記念盤として「Walk, Don't Run」を発表。
2014年4月16日には、45周年アニバーサリーとして「Carry On」を発売、これまでに共演してきた、7人のピアニスト、3人のベーシストを迎え、自身の半生を振り返る。スイングの明快さ・ビートの切れ味はもちろん、本人の温かい人柄は聴く人に感動を与え、多くの熱い支持を得ている。

大隅寿男 オフィシャルサイト

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