Title : 『Let's Get Lost』
Artist : Terence Blanchard
ピアニストの大林武司です。
My First Jazz、私のおすすめの一枚を紹介します。
高校生の頃に、当時まだジャズは難しい音楽かなと思っていた頃、高校の先生が貸してくれた
Terence Blanchard の「Let's Get Lost」というアルバムです。
このアルバムはトランペット奏者のTerence Blanchard が
グレイトアメリカンブックに数多くの名作を残したJimmy McHughの作品をアレンジし
多くの女性ヴォーカリストをフィーチャーして作られたアルバムです。
最初から最後まで様々な曲調が楽しめますし
各楽曲の構成や、テーマ後のかっこいいソロなど
初心者の方でもジャズの楽しさを存分に味わえる、そんな一枚だと思います。
Terenceの編曲も素晴らしいですが、やはりトランペットソロのアイデア
独特の柔らかくあたたかい音色が本当にかっこいいなと当時から思っていました。懐かしいですね。
是非皆さんもこのアルバムを聴いていただけたら嬉しいです。
ではまたライブ会場でお会いしましょう。
それでは、大林武司でした。
大林武司
世界的活躍をみせるピアニスト大林武司が、Live at Alfieシリーズに登場!
六本木の老舗ジャズクラブ、アルフィーが舞台の人気ライヴ録音シリーズ最新作。第5弾は、世界を飛び回りジャンルを超えて活躍をみせるピアニスト大林武司が登場。今年6月にはベン・ウィリアムス(ベース)とネイト・スミス(ドラムス)と結成した「TBNトリオ」での初アルバム『THE BIG NEWS』(EIRD-8007)リリースと日本ツアーを敢行し、大成功を収めたばかりだ。今作では2つのバンドのライヴ演奏を収録。ひとつはバークリー入学と渡米のきっかけとなった「北海道グルーブキャンプ」からの仲間である粟谷巧&石若駿による"原点回帰"のトリオ・スタンダード。そして数々の研鑽を積みながら辿り着いたジャズの歴史と現在を紡ぐバンド、小川晋平&中村雄二郎とのトリオ・ルネッサンス。ジャズの楽しさ、面白さを継承する両トリオを、極上のライヴ空間でお楽しみいただきたい。
大林武司
東京音楽大学作曲科在学中にジャズに傾倒し留学を決意、最高額の奨学金を受給してバークリー音楽院に入学し、グラミー賞受賞アーティストTerri Lyne Carringtonのバンドに加入しプロ活動を開始。卒業後はニューヨークに拠点を移し、自己のバンドを率いてBlue Note NYC, Jazz At Lincoln Center, Small'sなどの主要ジャズクラブに出演しながら、Takuya Kuroda, Jose James, Terri Lyne Carrington, Nate Smithなどの世界的ミュージシャンのバンドの中核を担い、これまでに世界30ヵ国以上のジャズクラブやフェスティバルに出演。2016年にはJacksonville Jazz Piano Competitionにおいて、日本人初優勝を飾る。日本においても東京JAZZ、フジロック、サマーソニックなどの主要フェスティバルに数多く出演しながら、テレビ朝日「報道ステーション」へJ-Squadの一員として楽曲提供、コロナ禍により一時帰国している2021年にはMISIAのバンドマスターを担うなどその活動は多岐にわたる。
【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
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