Title : 『Four' & More - Recorded Live In Concert』
Artist : Miles Davis
ドラマー、パーカッショニストの小川慶太です。
僕の初めてのジャズアルバムは、Miles Davisの『Four' & More - Recorded Live In Concert』。
ジャズをやり始めた頃によく聴いていたアルバムです。
私が専門学校へ行っていた頃に、当時アルバイトをしていたジャズクラブで出会いました。
今はなくなってしまったのですが、神戸の芦屋にあったLeft aloneという老舗のジャズクラブです。たくさんのレコードがあって色々なジャズのレコードを聴く経験ができました。
このレコードを初めて聴いたときに、ドラムのTony Williamsの演奏に度肝を抜かれました。
彼がこの演奏をしたのがまだ19歳くらいかと思いますが、僕がこのレコードと出会ったのも18,19歳。同い年とは思えないほどの自由度の高い演奏でビックリしました。
このアルバムの魅力は、ライブ録音というところ。スリリングな当時の演奏がそのままレコードで聴けることです。
すごく影響を受けたアルバムです!
小川慶太
スナーキー・パピーのメンバーから成る気鋭トリオが初上陸!
2024年4月、インパートメントの新サブレーベル「森の響(ひびき)」がスタート。
第1弾は、スナーキー・パピーから派生したトリオ、ブロック・ランゼッティ・オガワによるアルバム『ドローイング・ソングス』。
ロックダウン時にスナーキー・パピーのツアーが全てキャンセル、それをきっかけにメンバー3人が立ち上げたというユニット。
ヴァイオリン、ギター、パーカッションが心地よく鳴り響く佳曲がならぶ。
小川慶太
82年生まれ長崎県佐世保市出身。
15歳のときにドラムをはじめる。
高校卒業後神戸にある甲陽音楽学院で2年間学ぶ。その後東京で2年活動した後2005年渡米。その年の秋にバークリー音楽学院に専攻をドラムセットからハンドパーカッションに変えて入学。バークリでは、ジェイミー・ハダッド、エギー・カストリオロ、ティト・デ・グラシア、デビッド・ロサード、マーク・ウォーカーなどに師事する。
そして2007年ブラジルのリオデジャネイロで3ヶ月、ブラジル音楽シーンにおいて重要なジョルジーニョ・ド・パンデーロ、セルシーニョ・シルバ、キコ・フレイタス、マルシオ・バイーアなどに師事する。
渡米後、ヨーヨーマをはじめ、アサド兄弟、チャーリー•ハンター、レ•ヌビアンズ、エリック・ハーランド、マリア・シュナイダージャズオーケストラ、ジャキス•モレレンバウム、ボストン・シンフォニーオーケストラなどジャンルを超えて現在の音楽シーンを代表する世界のトップアーティストたちと共演し続けている。
現在はスナーキーパピー、セシル•マクロレン•サルヴァント、バンダマグダ、ボカンテ、チャーリー•ハンタートリオ、カミラ•メーザ&ネクターオーケストラのメンバーで、
現在ニューヨークを拠点に、アメリカ国内、カナダ、ヨーロッパ、アジアなどで世界各国で活躍中。
https://keitaogawa.com/
【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
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