ARTIST : 鮪 (内田勝 / guitar)
TITLE : JOE PASS / How Long Has This Been Going On
JJazz.Net"THE SONG"では毎回、色々な方に「大切な曲」について語って頂きます。2006年3月23日に、1stミニアルバム『鮪』をリリースされる鮪の内田勝さんに伺いました。
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「鮪」の前進である「jazzaholic*」を結成した当時、ボストンのニューベリー・ストリートのタワーレコードでふいに手に取った1枚のアルバムがJOE PASS、『IRA, GEORGE, AND JOE』でした。
アルバム1枚を通しても素晴らしい内容で、1曲を選定するのは難しいのですが、僕が特に進めたいのは、2曲目に収録されている「How Long Has This Been Going On」です。
この曲を最初に聴いたときは、鮮烈な衝撃というよりも、まるで幼児に帰って大きな腕に抱かれるような抱擁感とあたたかさを感じました。
結果、それが強い印象となって、今でもリピートして聴く要因でもあります。
学校のトランスクライブの課題で、ついこの曲を選んでしまい、後々、大変な思いをしたこともありました。
普段はバーチュオーゾのソロイストとして高名なJOE PASS氏ですが、この曲はベースとのデュオにより、イタリア民謡を彷彿とさせる美しい演奏で、とても情感込み上げる作風です。
子供でも子守唄に聴ける優しさがこもった一曲であると思います。
内田勝
[[[ 鮪 PROFILE ]]]
近年まで「jazzaholic(ジャザホリック)」名義で活動。
94年、ボストンにてバークリー音楽院に留学中だったギターの内田勝と、ボーカル、ポエットのHappy Beauttyにより結成され、当時より98年に帰国するまでアメリカ・カナダを放浪。
ライブやセッションを重点に置いた活動を重ねる。
楽曲性の高いサウンドと詩的なリリックを兼ね備えたボーカルが繰り広げる世界感は甘い中にもしっかりとした歯ごたえで、聴き手を選ばないとの定評を呼んでいる。
また、アーティスト集団「風の人」のメンバーでもある。
恵比寿「みるく」で行われる各月の一大人気イベント'KOONI'では毎回大きな反響を呼んでいる。
03年にはHabiscream(SoulScream)のソロアルバム『The Circle』、CHEMISTRY「アシタヘカエル(remix)」などに参加。
05年、富樫春生氏との出逢いをきっかけに、06年春「鮪」(まぐろ)へと転身する。
→鮪← jazzaholic* official HP
[[[ WORKS ]]]
『鮪 / 鮪 』
2006年3月23日
DDCZ1245
SPRING
[[[ LIVE INFORMATION ]]]
【2006年3月19日(日)】
~kenta & nururock presents~
場所:GoodWood Terrace
時間:15:00~22:00
料金:¥500(1drink)
※以後、Drink・Food料金は通常営業
[[[ DJ ]]]
・DENNO(風の人)
・KENTA(風の人,GoodWood Terrace)
・RYOTA(underslowjams,LOWTEX)
・渋谷航介(Cookin')
・NOBUSHIROCK(IN THE 家!)
・NURUROCK(IN THE 家!)
[[[ MC ]]]
・TAKUTO(風の人)
[[[ LIVE ]]]
・鮪(2ステージ!!)
問合せ:GoodWood Terrace:
住所:〒171-0021
豊島区西池袋3-33-17 東武西池袋ビル1F
TEL:03-3984-0200