おがたたけろう (percussion, composer)
『MUNDO NOVO』
レーベル:究体音像製作所
リリース:2006年10月25日
製品番号:QSCJ2003
ARTIST : おがたたけろう (percussion, composer)
TITLE : こういうパーカッショニストに私はなりたい
JJazz.Net "Somebody" では毎回、色々な方に「大切な人」について語って頂きます。今回は、10月25日にアルバム『MUNDO NOVO』をMUNDO NOVO名義でリリースされた、おがたたけろうさんに伺いました。
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パーカッショニストとして憧れる奏者は、それこそ枚挙に暇がない。溢れる歌心、卓越した技術、的確な判断力、そして音楽への愛。いつそのプレイを聴いても、その度に目から鱗が落ちるばかりだ。そんな中で日頃強く意識している訳ではないけれども、よくよく考えると自分の目指す音楽スタイルの基盤になっているパーカッショニストがいる事を思い出す。名手ラルフ・マクドナルドだ。
辣腕スタジオ・プレイヤーとして幾多の名録音を残しているだけはない。ソングライターとして、プロデューサーとしてトータルに音楽に関わる彼の姿勢は、いち打楽器奏者の枠組を遥かに超えている。彼の様にサウンド全体に目を配り、必要あらば打楽器を「叩かない」という選択肢を持ち、そして人の心に確かに残る曲創りを行なう。
そんな懐の深いパーカッショニストに私はなりたいと思う。
おがたたけろう
[[[ MUNDO NOVO (a.k.a. Takero Ogata) PROFILE ]]]
90年代に竹村延和が率いた "Spiritual Vibes" にパーカッショニストとして参加した後、1999年にTakero Ogata名義で1stソロアルバム『Quiet Will』をリリース。
2003年にはアン・サリー(vo)をフィーチャーした楽曲を含むセカンド・アルバム『Perpetual Motion』を、2005年にはサード・アルバム『Texture(テクスチュール)』をそれぞれ同名義でリリースし、2006年10月にユニットMUNDO NOVO(ムンドノーヴォ)名義でNEWアルバム『MUNDO NOVO』をリリース。
いずれの作品でもジャズ、ブラジリアン、ラテン、ラウンジ等を交錯させたクロスオーバー・ミュージックを追及。
時に未来的、時にオーガニックでありながらも一貫した叙情性を醸し出す独自の作風で活動展開中。
[[[ WORKS ]]]
『MUNDO NOVO / MUNDO NOVO (a.k.a. Takero Ogata)』
2006年10月25日
QSCJ2003
究体音像製作所