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笹久保伸『翼の種子』リリース コンサート

現代音楽やフォルクローレの世界を中心に、今じわじわと注目を集めている日本人ギタリスト、笹久保伸。


初の国内録音制作アルバムとなった
『翼の種子(Semilla de Alas)』の発売を記念したコンサートがサラヴァ東京にて行われます。

クラシック・ギターとペルー・ギターをマスターした彼の演奏は、
日本という文化もあいまったオリジナリティあふれるもので、即興性や実験性に富んだライブも唯一無二。
彼が"異能"と形容されるのも頷けます。

JJazz.Netでもワールドミュージックを中心とした番組「AIRPORET」、
静かなる音楽をお届けしている「sense of "Quiet"」、そして須永辰緒さんの「夜ジャズ.Net」で選曲されるなど、
そのジャンルを超えた良質なサウンドで人気です。

彼の音楽活動の原点であるペルーを中心とした「フォルクローレ」を
独自の解釈で見つめなおしたという新作を引っさげてのこのコンサート。
南米ファンならずとも要注目です。


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【笹久保伸『翼の種子』リリース コンサート】

異能のギタリスト笹久保伸、初の国内録音制作アルバム『翼の種子(Semilla de Alas)』発売を記念しておこなうコンサート第2弾。9月4日におこなわれたコンサートの大好評&大絶賛を受け、より多くの方に見ていただきたく追加公演が決定しました。もちろん、サウンド・エンジニアはアルバムでも担当した久保田麻琴。第1弾コンサートで大好評だった音響マジックも、よりパワーアップして再現されます。
笹久保の音楽的ルーツである、ペルーを中心とした南米アンデス地方の音楽=フォルクローレを、彼のこれまでの音楽体験を通し独自の解釈で見つめ直した成果をお聴きいただけるコンサートです。笹久保の深~いギターの音色、そして独特なリズム感を、生でじっくりご体験ください

<日時>
11月22日 (木)
18:30 open 19:30 start

<出演>
出演:笹久保 伸(G)
ゲスト:Irma Osno(Vo,Per)

<場所>
サラヴァ東京(東京都渋谷区松濤1丁目29-1 渋谷クロスロードビル B1)

<料金>
Adv. 3,500円(1drink付) Door. 4,000円(1drink付)

イベント詳細/予約フォーム(サラヴァ東京)


翼の種子


翼の種子 / 笹久保伸

リリース:2012年8月12日
BEANS RECORDS
製品番号:BNSDX-7001

異能のギタリスト笹久保伸、初の国内録音制作アルバム。彼の音楽活動の原点であるペルーを中心とした「フォルクローレ」を再度取り上げ、さらにこれまでの様々な音楽活動から養われた感性で創り上げた自作を交え、今の笹久保にしかなし得ない世界を表しています。一音一音を慈しむように発せられる笹久保の深いギターの音色、そして自由なリズム感、聞くものを自然にその世界に引き込んでしまう音の力を感じさせてくれる作品です。








【笹久保 伸】(ギタリスト/作曲家)

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東京に生まれその後1歳までペルーで過ごす。クラシックギターを学び内外のコンクールにて受賞多数。17歳の時にコスキン音楽祭(アルゼンチン)で演奏して以来世界各地で演奏活動を行う。2004年〜2007年はペルーに在住し、音楽とその人々の生活を学ぶ。Daniel Kirwayo、Manuelcha Prado、Raul Garcia Zarate、Jaime Guardia、Manuel Silva、Fredy Flores、Alberto Juscamaita、Oscar Aviles などの巨匠達と交流を深め彼らのもとで音楽を学びながら、アンデスの村々を旅し音楽採集を行い、その音源を基に数々のCDを発表。ICPNA国際ギターフェスティバル、アレキーパ国際ギターフェスティバル、クスコ国際ギターフェスティバル、フリアカ国際ギターフェスティバル、アリカ国際ギターフェスティバルなどで招待演奏を行う。これまでにイタリア、ドイツ、ギリシャ、ブルガリア、アルゼンチン、チリ、ボリビア、にて演奏。

2008年 来日したペルー大統領の前で演奏を行う。(ペルー大使館主催)
2010年「秩父前衛派」を組織し音楽や詩の活動を展開
2011年 イタリア・ミラノのアートスペース「スペース・シリン」およびローマ・カピトリーニ美術館(Campidoglio)にてリサイタルを行う。

CDはペルーのレーベルIEMPSA、TDV、XENDRA RECORDから13枚リリース。日本ではアオラコーポレーションよりリリースしている他、エイベックスから発売の「高橋悠治の肖像」にも1曲収録。作曲家の高橋悠治、杉山洋一、Sylvano Bussotti、Carlo Domeniconi、Elder Olaveらに新作を委嘱し世界初演を行っている。主に前衛的な現代作品やラテンアメリカ音楽、即興でギターを弾いているが、根本的には友人達と楽器で遊ぶ喜びがすべての活動のインスピレーション、モチベーションとなっている。

おもな受賞
・ アルゼンチンコスキン音楽祭日本代表審査会 1位(最年少)
・ 日本ギターコンクール高校生の部 1位
・ 埼玉ギターコンクール 1位
・ アムランコンクール(ラテンアメリカ音楽コンクール) 2位
・ 日本ギター音楽大賞2位
・ 日本J.Sバッハギターコンクール3位
・ J.Sバッハ国際ギターコンクール4位(ドイツ)


笹久保伸 オフィシャル・サイト

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