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New Essential Collection -ミューズと鍵盤の祝宴-

バックグラウンドの違う4人の鍵盤奏者が出演する、
デジタルピアノとオルガンの饗宴という、珍しいイベント。

当日は、先日行われたグラミーで「テクニカル賞」を受賞された
ローランド(浜松市)の創業者、梯郁太郎さんのスピーチもあります。

今では欠かせない世界標準規格「MIDI(ミディ)」を通じて
電子楽器の世界を広げたと評価される梯さんは、まさに電子楽器の懸け橋。
貴重な話もきけるこのチャンス、お見逃しなく。


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【New Essential Collection -ミューズと鍵盤の祝宴-】
ローランド創業者 梯 郁太郎「テクニカル・グラミー・アワード」受賞記念

「テクニカル・グラミー・アワード」を受賞したローランド創業者、梯 郁太郎によるスピーチのほか、各界を代表する4人のミューズによるデジタルピアノとオルガンの饗宴、そしてパーカッショニスト梯 郁夫も交えての豪華セッションをお楽しみください。

<日時>
2013年6月12日(水) 開場18:00 開演18:30

<出演>
加羽沢 美濃 (pf)
木住野 佳子 (pf)
高橋 多佳子 (pf)
橘 ゆり (org)

梯 郁夫 (perc)
梯 郁太郎 (ローランド創業者/公益財団法人ローランド芸術文化振興財団理事長)

司会:村松真貴子(元NHKキャスター/食生活・教育ジャーナリスト/エッセイスト)

<コンサート使用楽器>   
ローランド V-Piano GRAND2台、MUSIC ATELIER AT-900、デジタル・パーカッション、他

<会場>
渋谷区文化総合センター大和田伝承ホール
渋谷区桜丘町23-21-6階  ( JR渋谷駅西口より徒歩5分)
アクセスのみのお問合せに限り:TEL 03-3464-3251 渋谷区文化総合センター大和田ホール事務室
【会場には駐車場はございませんので、公共交通機関のご利用をおすすめいたします。】

<料金>
前売3,500円(記念品付/全席指定/税込/当日500円up)
JPMAフレンズ・クラブ会員先行予約受付:4月26日(金)〜5月2日(木)
一般発売日:5月3日(金)

チケット発売:
◎日本ポピュラー音楽協会 03-3585-3903(平日10時00分~18時00分)
◎Confetti (カンフェティ) 0120-240-540(10時00分~18時00分)
予約後すぐに、お近くのセブン-イレブンでチケットを受け取れます。
代金はチケット受け取りの際にセブン-イレブンでお支払いいただきます。

<主催>
公益財団法人ローランド芸術文化振興財団
一般社団法人日本ポピュラー音楽協会

<協力>
ローランド株式会社

<後援>
TOKYO FM、JJazz.Net

<問合せ>
一般社団法人日本ポピュラー音楽協会 (JPMA)
TEL 03-3585-3903 / FAX 03-3585-3915 
http://www.jpma-jazz.or.jp  E-MAIL info@jpma-jazz.or.jp
107-0052 東京都港区赤坂1-1-17-910

詳細(日本ポピュラー音楽協会)


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加羽沢 美濃 / Mino Kabasawa (ピアニスト)

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1997年、東京藝術大学大学院在学中に、コロムビアからCDデビュー。「題名のない音楽会」「名曲リサイタル」の司会をはじめ「紅白歌合戦」「トップランナー」など多数のテレビ、ラジオ番組に出演。これまでに作曲家として『チルソクの夏』『四日間の奇蹟』『ツレがうつになりまして。』等の映画音楽を手掛ける。舞台音楽では『黒部の太陽』など話題作を数多く担当。ピアニストとして、高嶋ちさ子とのユニット『Chisa & Mino』を始め、全国で演奏活動を行う。最新アルバムは、日本コロムビアより発売中の「24のプレリュード」。現在、NHK Eテレ「ららら♪クラシック」総合司会を務める等、活動は多岐に渡る。


木住野 佳子 / Yoshiko Kishino (ピアニスト)

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桐朋学園大学音楽学部卒業後、新たな方向性をジャズに求める。1995年、名門レーベルGRPよりアルバム『フェアリー・テイル』 で日本人初のインターナショナル・アーチストとして世界デビューを飾り、デビュー10周年の2005年にはクラシックを含むアルバム3枚をリリースするなど、ジャンルを拡げたその独自の音楽性は高い評価を得ている。2010年通算15枚目となる「The Premium Best -Portrait2 -」を発売。現在は、ソロ、ジャズトリオ、ボサノヴァユニット、withストリングスなど自身のグループの他、鈴木重子、noon、藤原道山、白鳥英美子、上松美香、千住真理子とのコラボレーションの他に映画音楽、TV-CMなど多様な音楽性で活動を展開している。


高橋 多佳子 / Takako Takahashi (ピアニスト)

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第12回ショパン国際ピアノ・コンクール第5位入賞。以後、内外で輝かしい賞歴を重ねる。桐朋学園大学卒業、国立ワルシャワ・ショパン音楽院研究科を最優秀で修了。国立ワルシャワ・フィルをはじめ、新日本フィル、日本フィル、東京フィルなどの主要オーケストラと数多く共演する。すでに17枚のCDをリリースし、その多くが "レコード芸術誌特選盤"となる。2010年3月より、浜離宮朝日ホールにて全4回に亘る《ショパンwithフレンズ》~奇跡の年~ シリーズを開催、各会ともに優れた企画と高い音楽性で絶賛を博した。ますます意欲的な活動で大きな注目を集めている。


橘 ゆり / Yuri Tachibana (オルガニスト)

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3歳からピアノを始め、その後電子オルガンへ転向後、コロムビアレコードよりリーダーアルバムを2枚リリース。テレビ出演、理論書や曲集の出版など、幅広いジャンルでの執筆やアレンジをこなす。2002年には、キングレコードから「Organ Chat」をリリース、そのユニークなアレンジと演奏で好評を博し、2005年に「Organ Chat 2」を、2009年に「Organ Chat 3」をリリース。現在、演奏活動は国内だけにとどまらず、アメリカ、ヨーロッパ、中国、東南アジアにもおよび、国際的な活動をするかたわら、キングレコードをはじめとするレコード会社にてレコーディングアレンジャーとしても活躍している。


梯 郁夫 / Ikuo Kakehashi (パーカッショニスト)

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東京音楽大学打楽器科卒業。民族音楽から現代音楽、ポップミュージックまでジャンル越えたパーカッショニストとして、数々のコンサート、スタジオワークに参加。ロック、ジャズ、ポップス、クラシック、邦楽等、あらゆる 分野のアーティスト、舞台、映画音楽からTV、CM音楽などに関わって来た。特にレコーディングに於ける斬新かつ的確なアプローチには、多くの作編曲家が厚い信頼を置いている。自身の活動の場として、1992年に青山円形劇場にてスタートした「PERCUSSIVE MOVEMENT」は自ら企画構成、作曲、演奏するコンサートとして、打楽器アンサンブルの新しいスタイルを提示。また2005年には初のソロアルバム「Percussive Graphics」発表。


梯 郁太郎 / Ikutaro Kakehashi

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公益財団法人ローランド芸術文化振興財団理事長。1930年大阪生まれ。'54年カケハシ無線(電器店)を開業。'60年に電子楽器製造会社のエース電子工業(株)を、'68年に米国ハモンド社との合弁会社を設立。'72年両社を退社し、ローランドを設立。世界初を含む革新的な電子楽器を次々と発表。'91年には米国バークリー音楽大学から名誉音楽博士号を授与される。'94年に(財)ローランド芸術文化振興財団を設立して、理事長に就任。'00年電子楽器の技術革新による音楽界への多大な貢献により、アメリカHollywood's RockWalkに手形と署名を残す。'02年世界各国の音楽/楽器専門誌で構成されるm.i.p.aの「Lifetime Achievement Award」を受賞。'05年には、電子楽器の開発で世界に貢献し、また中国国内の電子楽器の普及にも大きな影響を与えたその功績に対し、中国で最高の国立音楽学院である中央音楽学院より名誉教授称号を授与される。音楽家以外の人物に同校の名誉教授号が授与されるのは初めてであり、日本人としては指揮者の小澤征爾氏に次いで二人目の授与となった。'08年には、音楽業界と音楽教育への貢献が称えられ、英国グラモーガン大学より名誉教授の称号を授与される。著書「ライフワークは音楽~電子楽器の開発にかけた夢~」(音楽之友社)は、アメリカ、ドイツ、台湾、中国でも出版される。
メーカーを問わない電子楽器の世界共通規格としてMIDI(ミディ)の制定に尽力し、MIDI規格が、その後の音楽産業の発展に貢献したことが評価され、2013年、The Recording Academy®から「Technical GRAMMY® Award(テクニカル・グラミー・アワード)」を受賞。モットーは「シンプル&ストレート」。

Technical GRAMMY® Award」は、音楽産業の発展において、レコーディング分野で優れた技術で貢献した個人や企業を表彰する賞です。今回、梯郁太郎はMr. Dave Smith(元シーケンシャル・サーキット社 社長)と連名で受賞。この両氏は、メーカーを問わない電子楽器の世界共通規格として「MIDI(ミディ)」の制定に尽力し、MIDI規格が、その後の音楽産業の発展に貢献したことが評価されました。


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