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JJazz.Net Blog Title

2018年12月アーカイブ

水谷浩章3DAYS 2019:Pit Inn Live Invitation

毎月新宿ピットイン注目のライブをピックアップしている"Pit Inn Live Invitation"。
今回は、水谷浩章3DAYS 2019をピックアップします。

2019年1月後半に控える、ベーシスト水谷浩章が描く世界がたっぷり堪能できる3日間。

1/25(金)「phonolite strings special」
1/26(土)「phonolite」
1/27(日)「Gush!」

各日とも素晴らしいゲストが登場します。


以下、ご本人による3daysの紹介文を掲載させて頂きます。


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この数年、務めて旅をしてきました。いろんな場所に立ち、たくさんの人と音を合わせながら、これから何をすべきか、進むべき方向を考えています。次のステージの準備は整いつつあるものの、そこに何があるのかは、まだわかりません。でも思い起こせば、これまでもずっと暗中模索だったのだから。その瞬間の閃きとハプニングを信じて生きましょう。


■1月25日(金)phonolite strings special
水谷浩章[cb]
梶谷裕子[vla]
平山織絵[vc]
関口将史[vc]
須川崇志[vc,cb]
Guest:太田恵資[vln]

太田さんご一緒する夢をみました。その幸せな時間が忘れられず、ソロライブを聴きにうかがい、あまりの素晴らしさにもうこれは「現実でもご一緒しなければ!」と。今回は、おもいきって弦楽器のみで、phonolite strings の真骨頂とも言える重心の低いアンサンブルと即興にフォーカスしたアレンジにて。


■1月26日(土)phonolite
水谷浩章[b]
太田朱美[fl]
小林豊美[fl]
竹野昌邦[reeds]
松風鉱一[reeds]
松本治[tb]
梶谷裕子[vla]
平山織絵[vc]
外山明[ds]
Guest:市野元彦[g] 相川瞳[per]

ある日、閃きました。あんな曲やこんな曲を市野さん、瞳さんと奏でる音。お二人ともそれぞれDUOなどで僕の曲を演奏してくださっています。3人で合わせたら、きっと素敵なはず。さらに妄想は進み、phonolite のゲストに。


■1月27日(日)Gush!
水谷浩章[b]
加藤崇之[g]
芳垣安洋[ds]
Guest:松風鉱一[sax]

奇跡的なハプニングが重なり、6月に『Gush! / Boléro』をリリース。そのCDがご好評をいただき、各所でのライブやツアーも企画中です。さらに転がってみましょう。加藤さんの曲を松風さんのサックスで。悪かろう筈もない。


(TEXT:水谷浩章)


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この公演から、今回は1/27(日)「Gush!」へ 1組2名様をご招待させて頂きます。

「Gush!」は2018年6月に『Boléro』というライブレコーディングアルバムをリリース。

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Gush! / Boléro [MZC-003](2018) 加藤崇之 (g) 水谷浩章 (b) 芳垣安洋 (ds)

このサウンドに 日本のエリック・ドルフィーとも呼ばれ、最近では『J-JAZZ - DEEP MODERN JAZZ FROM JAPAN 1969-1984』で過去作にもスポットが当てられているサックス奏者松風鉱一がフィーチャリングということでどのようなステージになるのか、期待が高まります。たくさんのご応募お待ちしております!


>>インビテーション応募ページはコチラ


新宿 PIT INN ⇒ オフィシャルサイト


My First Jazz Vol.9-Miyuki Hatakeyama:My First Jazz

Title : 『Burton For Certain / 雨の日と月曜日は』
Artist : ANN BURTON

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「控えめな歌唱、センスとソウルを感じさせるヴォーカルのフレージング、奥行きのある声、彼女の人生を滲み出しているような暖かくそしてメランコリックな歌声。バンドのアレンジも素敵です。」

畠山美由紀

畠山美由紀Official


【Ann Burton / Rainy Days And Mondays】



【畠山美由紀 / 愛はただここにある 】




My First Jazz

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Title : 『Burton For Certain / 雨の日と月曜日は』
Artist : ANN BURTON
LABEL : Trio Records
発売年 : 1977年



アマゾン詳細ページへ


【SONG LIST】
01. I Thought About You
02. If I Were a Bell
03. Desperado
04. You and Me Against the World
05. Laughing on the Outside
06. You'd Be So Nice to Come Home To
07. I Cover the Waterfront
08. Rainy Days and Mondays
09. Still Crazy After All These Years
10. I Won't Cry Anymore
11. Send in the Clowns



夜ジャズミーティング2018:スタッフの声 / FROM STAFF

ジャズアラウンドの重要人物が集いその年を振り返りつつベストディスクを発表するという年末恒例企画「夜ジャズミーティング」。

2018年は、原 雅明さんがやられているネットラジオ、dublab.jpとのコラボレートという事で普段生配信しているexite cafeにて収録を行いました。

■夜ジャズ.Net
//www.jjazz.net/programs/yorujazz/
(配信期間:2018年12月19日~2019年1月23日)


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今年はインターネットラジオと地上波のFM 局でDJを担当する3名、松浦俊夫(Gilles Peterson's Worldwide FM "WW TOKYO"/InterFM897 / Radio NEO "TOKYO MOON")、原 雅明(dublab.jp /Kiss FM KOBE"dublab.jp KOBE Collective"、須永辰緒(Jazz.Net""夜ジャズ.Net"/α-Station"YORUJAZZ.NET")でお送りします。

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詳しくは番組でお楽しみ頂くとしまして、ここでは皆さんの年間ベスト3作品をご紹介。

この模様は後日、webマガジン「excite ism(エキサイト・イズム)」で映像でもお楽しみいただけます!そちらもチェックしてみてください。

収録協力:excite / excite ism


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【2018年 年間BEST3アルバム】


selected by 原 雅明


今年は昨年以上にジャズで惹かれる作品がたくさんありました。ベストに挙げたい作品がどんどんリリースされてくるので困りものです(素晴らしいことなんですが)。いろいろある中から、「夜ジャズ.Net」ではこの3枚を選びました。

ドラマーとしてはもちろん、作曲家としても活躍するアントニオ・サンチェスは、昨年はドラムとエレクトロニクスだけのハードコアな『Bad Hombre』を、今年はヴィンス・メンドーサ&WDRビッグバンドとの『Channels of Energy』をリリースしてますます振れ幅が拡がってますが、『Lines In The Sand』は近年の活動の集大成的なスリリングで懐深い作品です。

シャイ・マエストロのトリオで今年来日もしたイスラエル出身のベーシスト、ノーム・ウィーゼンバーグのソロ・デビュー作は、ベーシストのソロというよりも、アレンジャー、作曲家としての彼の素晴らしさが、楽曲、演奏の至る所に伺えます。シャイも参加してますが、彼が弾くフェンダー・ローズがまるでレイ・ハラカミのように聞こえる瞬間があります。

手前味噌ですが、自分のレーベルringから紹介した一枚を。続々と新しい才能が登場するイスラエルのジャズ・シーンでこれから核になっていくであろうニタイ・ハーシュコビッツやアミール・ブレスラーらミュージシャンと、バターリング・トリオのプロデューサー、リジョイサーが進めるプロジェクトTime Groveのデビュー作『More Than One Thing』。



2018 Years Best-原 雅明-

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Title : 『Lines in the Sand』
Artist : Antonio Sanchez & Migration
LABEL : Camja
NO :
RELEASE : 2018.11.16

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Title : 『Roads Diverge』
Artist : NOAM WIESENBERG
LABEL : BJU RECORDS
NO : BJUR067
RELEASE : 2018.5.21





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Title : 『More Than One Thing』
Artist : TIME GROVE
LABEL : RINGS
NO : RINC44
RELEASE : 2018.10.24

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【原 雅明 プロフィール】

編集者を経て、音楽ジャーナリスト/ライターとして本格的な執筆活動を始める。HEADZの設立と雑誌FADERの創刊などを手がけ、Tortoiseをはじめとする海外アーティストの招聘、Low End Theoryなどの音楽イヴェント、ワークショップの開催も手がけてきた。現在は各種音楽雑誌、ライナーノーツ等に寄稿の傍ら、レーベルringsのプロデューサーを務め、rei harakamiの主要アルバムの再発なども実現している。Red Bull Radioの番組「Tokyo Tangents」の選曲/DJも担当。また、LAの非営利ネットラジオ局dublabの日本ブランチ dublab.jpの運営やDJ/選曲活動も通して、都市や街と音楽との新たなマッチングにも関心を寄せる。
近著:『Jazz Thing ジャズという何か----ジャズが追い求めたサウンドをめぐって 』(DU BOOKS)。

https://www.ringstokyo.com
https://dublab.jp


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selected by 松浦俊夫


2018年は私自身の30年の音楽キャリアとルーツを振る機会に溢れた思い出深い1年になりました。

私が10代半ばで出会った初めてのジャズ・アルバムマイルス・ディヴィス『Kind of Blue』がリリースされた翌年(1960年)に同アルバムの録音メンバーによって行われたヨーロッパ・ツアー。コルトレーンがグループを去る直前の貴重であり、また圧倒的な演奏が素晴らしい音質で聴けた感動は言葉になりません。
ノーマン・グランツのイントロダクションからSo Whatへ、深夜のナイトクラブに大音量で鳴り響く楽曲で無心でダンスする人々を眺めながら身体じゅうに熱いものがこみ上げてきた春の日はその中のまさにハイライトでした。ジャズの最前線で活躍するミュージシャンたちが集結した奇跡のスーパー・グループ、そして初の自己名義のアルバムを今年の3枚とさせてもらいます。



2018 Years Best-松浦俊夫-

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Title : 『The Final Tour』
Artist : Miles Davis & John Coltrane
LABEL : SONY MUSIC
NO : SIJP68
RELEASE : 2018.4.11

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Title : 『Collagically Speaking』
Artist : R+R=NOW ‎
LABEL : Blue Note
NO : B002836101
RELEASE : 2018.6.15

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Title : 『LOVEPLAYDANCE』
Artist : TOSHIO MATSUURA GROUP
LABEL : Universal Japan / Brownswood UK
NO : UCCJ-2153 / BWOOD0179LP
RELEASE : 2018.3.7

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【松浦俊夫 プロフィール】

1990年、United Future Organization (U.F.O.)を結成。日本におけるクラブカルチャー創世記の礎を築く。12年間で5枚のフルアルバムを世界32ヶ国で発売し、高い評価を得た。独立後も精力的に国内外のクラブやフェスティバルでDJ。さらにイベントのプロデュースやファッション・ブランドなどの音楽監修を手掛ける。2018年イギリスの若手ミュージシャンらをフィーチャーしたプロジェクトToshio Matsuura Groupのアルバムをワールドワイド・リリース。InterFM897"TOKYO MOON"(毎週水曜17:00)Gilles Peterson's Worldwide FM"WW TOKYO" (第1&3月曜19:00) 好評オンエア中。

松浦俊夫 Official Site  


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selected by 須永辰緒


『ASHLEY HENRY&The RE:ensemble / Easter EP 』
収録曲の「World is yours」はNasのトラックをピアノトリオで構築。今年一番多くプレイしたし、正直たまげた。ピアノトリオの可能性を広げてくれた気がします。J DILLによる影響下として最良のトラックがジャズのフィールドにまで浸透していることを確信。

『CHRIS DAVE AND THE DRUMHEDZ / ST』
昨今の新進気鋭のジャズアルバムでは高い確率でクレジットされることと、早くから将来を嘱望されていたドラマーの話題作だけど、その内容の濃さと構成の妙に、一枚を通して聴かせるアルバムでした。

『TOM MISCH/Geography』
20歳。自主レーベル。この若者はこの2018年に幾ら稼いだのだろうか?ビートメーカーという最近のキーワードはマルチプレイヤーを多く抱える日本にも波及していますが、UKフォークという言葉も浮上させましたし、そういった「フック」を融合させるアイディア溢れるプロデューサー的な手腕は来年以降も注目ですね。



2018 Years Best-須永辰緒-

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Title : 『EASTER EP』
Artist : ASHLEY HENRY & THE RE:ENSEMBLE
LABEL : SILVERTONE
NO : 19075810291
RELEASE : 2018.1.19

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Title : 『S.T.』
Artist : CHRIS DAVE AND THE DRUMHEDZ
LABEL : UNIVERSAL MUSIC
NO : UCCQ1078
RELEASE : 2018.1.26

アマゾン詳細ページへ




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Title : 『Geography』
Artist : Tom Misch
LABEL : Beyond the Groove
NO : BRC564
RELEASE : 2018.4.6

アマゾン詳細ページへ


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【須永辰緒 プロフィール】

Sunaga t experience =須永辰緒によるソロ・ユニット含むDJ/プロデューサー。 DJとして東京、大阪でレギュラー・パーティーを主宰 。DJプレイでは国内47都道府県を全て踏破。欧州からアジアまで海外公演も多数。MIX CDシリーズ『World Standard』は10作を数え、ライフ・ワークとも言うべきジャズ・コンピレーションアルバム 『須永辰緒の夜ジャズ』は15作以上を継続中。国内から海外レーベルのコンパイルCDも多数制作。多数のリミックスワークに加え自身のソロ・ユニット"Sunaga t experience"としてアルバム5作を発表。最新作『STE』はDJ生活30周年を記念。ゆかりのあるアーティストをジャンルや国境を超えてフィーチャーしBLUE NOTEよりリリース。多種コンピレーションの 監修やプロデュース・ワークス、海外リミックス作品含め関連する作品は延べ200作を超えた。日本一忙しい"レコード番長"の動向を各業界が注目している。

須永辰緒 Official Site  


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2018年12/13(木)「佐藤浩一trio + TRIOLA@新宿PIT INN」:Pit Inn Live Invitation

毎月新宿ピットイン注目のライブをピックアップしている"Pit Inn Live Invitation"。
今回は、佐藤浩一trio + TRIOLAをピックアップします。


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最近は伊藤ゴロー率いる新バンド「Sketch of Land」や原田知世「ルール・ブルー」のアルバムへの参加など多方面で活躍する佐藤さん。今回は、千葉広樹(B)山本達久(Ds)という強力なリズムセクションを擁するピアノトリオ+ストリングスという編成。緻密なコンポジションと大胆なインプロヴィゼーションを繰り広げる新プロジェクト「佐藤浩一ダブルトリオ」の続編でのライブです。
弦楽ユニットは須原杏(Vln)波多野敦子(Vla)による「TRIOLA」をフィーチャー。更に深化した世界を描きだす注目の公演となっています。

■公演名:『佐藤浩一trio + TRIOLA』
■メンバー:佐藤浩一(P)千葉広樹(B)山本達久(Ds)須原杏(Vln)波多野敦子(Vla)
■日時:12月13日(木) 開場19:30 開演20:00 前売(当日券共に)¥3,000+税(1DRINK付)
■会場:新宿PIT INN

>>インビテーション応募ページはコチラ

佐藤浩一 ⇒ オフィシャルサイト

新宿 PIT INN ⇒ オフィシャルサイト


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Koichi Sato Double Trio ▶︎ The Forehead

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